カインズ 貼ってはがせる窓フィルムをレビュー！クチコミ・評判をもとに徹底検証
繰り返し貼り替えられる、すりガラスタイプのカインズ 貼ってはがせる窓フィルム。インターネット上の口コミや評判が少なく、「部屋が暗くならないか」「貼りにくくないか」など、実際はどうなのか不安という人も多いのではないでしょうか？
そこで今回は、カインズの貼ってはがせる窓フィルムを含む窓用目隠しシート全21商品を実際に使ってみて、外からの見えにくさ・光の入りやすさ・貼りやすさを比較してレビューしました。購入を検討中の人はぜひ参考にしてみてくださいね！
掃除用品・衛生器具などの日用品から文房具・ファッション用品など身近な生活で使う幅広い商材のコンテンツ制作を3,000本以上担当。トイレットペーパーやスーツケースなど日常生活に関わる商材を比較検証してきた。「こだわって選ぶものではない生活雑貨こそ、実際に検証しなければわからない情報を届けること」を心がけ情報発信を行っている。
すべての検証は
マイベストが行っています
【総評】昼間は外から見えにくく室内も明るい。水なしで貼れて貼り直しも可能
カインズの貼ってはがせる窓フィルムは、水を使わず気軽に貼りたい人に向いています。工具なしで吸盤効果で静電気のように貼り付き、何度も貼り直しが可能です。水貼りでもシールでもないシートは珍しく、比較内でも数点のみでした。
しかし、くっつく力が強いため、ガラス上での調整に少し時間がかかりました。1人より複数名で作業したほうがコントロールしやすいでしょう。
外からの見えにくさも、昼間はほぼ問題ありません。ガラスから10cmの至近距離では多少シルエットが写りますが、30cmの距離をとればほぼ見えませんでした。
光の入りやすさも高水準です。すりガラスタイプで、室内の明るさは外と比べて7割程度のルクス数を記録。適度な明るさを保てることがわかりました。夜は昼間より見えやすいので、窓際のものを見られたくないという場合は、カーテンをつけるなど工夫するとよいでしょう。
カインズ 貼ってはがせる窓フィルムとは
日用品からインテリアまで幅広い商品を展開するホームセンター、カインズ。DIYグッズも多数取り扱っています。
今回ご紹介する貼ってはがせる窓フィルムは、すりガラスタイプの商品。吸盤効果で貼り付くため、何度でも貼り直せます。接着剤も使っていないため、はがしたあとにのりのあともつきません。
実際に使ってみてわかったカインズ 貼ってはがせる窓フィルムの本当の実力！
今回はカインズの貼ってはがせる窓フィルムを含む窓用目隠しシート全21商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
検証①：外からの見えにくさ
検証②：光の入りやすさ
検証③：貼りやすさ
検証① 外からの見えにくさ
まずは、外からの見えにくさを検証しました。
ガラス板にシートを貼り、部屋の窓に見立てます。部屋の中で手をかざし、外からどれくらい見えるかをチェックしました。
手をかざす位置はガラスから30cmと10cmの距離で調査しています。検証条件は以下のとおりです。
- ガラス板は透明で凹凸のないもの
- 検証部屋の外の光を黒い幕で完全に遮断し、ほかの明るさに影響されない状態にする
- 昼の室内は、部屋の照明をすべてつけて再現する
- 昼の屋外は、ガラス板の外側の照度を約14,000ルクスに設定し、LEDライト2台をガラス板に照射して再現する
- 夜の室内は、部屋の照明をすべて消し、LEDライト1台をつけて再現する
- 夜の屋外は、ガラス板の外側の照度を約150ルクスに設定する
夜はシルエットがうつるが、昼間は30cmほど離れれば見えにくい
外から見ると、昼間なら窓から30cmほど離れていれば、中の様子はほとんどわかりません。
比較内では、まったく見えないものから透けてしまうものまであり、こちらの商品の見えにくさは中程度でした。
夜の検証では、ほかの商品同様、昼よりも見えやすいという結果に。30cm離れていても、ものがあることがわかります。
さらに、夜、窓から10cmの距離にものを置くと、かなり輪郭が見えました。完全に目隠ししたい場合は、やや物足りなさを感じます。
小窓など、ある程度隠せればよいという場所に貼るか、カーテンをつけるなど工夫するとよいでしょう。
検証② 光の入りやすさ
つぎに、光の入りやすさを検証しました。
ガラス板にシートを貼り、部屋の中の明るさを照度計で測定します。外の明るさに比べてルクス数の割合が高いほど光を通しやすいとし、高く評価しました。検証条件は以下のとおりです。
- ガラス板は透明で凹凸のないもの
- シートのサイズは25×70cm
- 照度計による測定値は、ガラス板に貼ったシートの四隅の数値を平均したものとする
- 検証部屋の外の光を黒い幕で完全に遮断し、ほかの明るさに影響されない状態にする
- 昼の室内は、部屋の照明をすべてつけて再現する
- 昼の屋外は、ガラス板の外側の照度を約14,000ルクスに設定し、LEDライト2台をガラス板に照射して再現する
室内は明るく、適度に光が入る
部屋の中のルクス数は外の70％以上あり、明るさは良好です。比較内には、室内が薄暗くなるシートもあるなか、光の入りやすさは高水準といえます。
検証③ 貼りやすさ
実際に窓ガラスにシートを貼ってみて、以下の5項目をチェックし、評価しました。
- 巻きグセは残らないか
- 説明書はわかりやすいか
- 罫線やドットなど切りやすい工夫があるか
- カットしやすい素材か
- 貼るときに調節しやすいか
カットしやすさは問題ないが、くっつきやすく調整に時間がかかる
接着剤はなく、静電気で貼り付く商品です。広げると端に巻きグセが多少ありましたが、比較したほとんどの商品も同様でした。
説明書はわかりやすく、素材の切りやすさも良好です。罫線やドットなどの目印はないものの、1～2回でするするとカットできました。
ただ、ガラスに強く貼り付くので、調整しやすさはいまひとつ。やや時間がかかり、評価の足を引っ張りました。
外からは見えにくく、室内は明るい目隠しシートなら、こちらもおすすめ
最後に、防視性が高いのに、室内は明るく保てる商品をご紹介します。
見えにくさ重視なら、BACKYARD FAMILYの窓用ガラスフィルム タイプ002がおすすめです。比較内では、夜間に室内が見えやすい商品が多いなか、昼夜問わず優れた防視性を発揮。また、外から見えにくいシートは、室内が暗くなる傾向がありましたが、こちらは光の入りやすさも良好でした。
コスパ優先なら、ダイソーのUVカット窓ガラス目隠しシートを要チェックです。110円ながら外からは見えにくく、部屋の様子はほとんどわかりませんでした。室内も明るく、光の入りやすさも高水準です。筒状ではなく折りたたんであるので、巻きグセがないのもメリットといえます。
| 幅 | 90cm |
|---|---|
| 幅 | 90cm |
| 長さ | 200cm |
| 長さ | 200cm |
| 厚さ | 不明 |
| 防炎加工 | 不明 |
| 付属品 | 不明 |
| フィルム種類 | すりガラス |
| 遮熱・断熱機能 | 不明 |
| 接着方法 | 水貼り |
| 結露防止機能 | 不明 |
| 遮光性あり | 不明 |
| 飛散防止機能 | 不明 |
| 表面加工 | 不明 |
| ガイドあり | 不明 |
| 説明書付き | 不明 |
| デザイン | すりガラス |
| UVカット機能 | 不明 |
| UVカット率 | 不明 |
| 夏場の断熱効果（実測値） | 不明 |
| 冬場の断熱効果（実測値） | 不明 |
BACKYARD FAMILY 窓用ガラスフィルム 002をレビュー！クチコミ・評判をもとに徹底検証
| 幅 | 90cm |
|---|---|
| 幅 | 90cm |
| 長さ | 45cm |
| 長さ | 45cm |
| 厚さ | 不明 |
| 防炎加工 | 不明 |
| 付属品 | 不明 |
| フィルム種類 | すりガラス |
| 遮熱・断熱機能 | 不明 |
| 接着方法 | 水貼り |
| 結露防止機能 | 不明 |
| 遮光性あり | 不明 |
| 飛散防止機能 | 不明 |
| 表面加工 | 不明 |
| ガイドあり | 不明 |
| 説明書付き | 不明 |
| デザイン | 半透明 |
| UVカット機能 | |
| UVカット率 | 91%以上 |
| 夏場の断熱効果（実測値） | 不明 |
| 冬場の断熱効果（実測値） | 不明 |
ダイソー UVカット窓ガラス目隠しシートをレビュー！クチコミ・評判をもとに徹底検証
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