薄手ながら外からの視界をしっかり遮れると評判の窓用目隠しシート、PROTEALL 窓用フィルム。インターネット上では高く評価される一方で、「丸まってうまく貼れない」といった気になる口コミもあり、購入を迷っている人もいるのではないでしょうか?
そこで今回は、PROTEALL 窓用フィルムを含む窓用目隠しシート全31商品を実際に用意して、外からの見えにくさ・光の入りやすさ・貼りやすさを比較してレビューしました。購入を検討中の人はぜひ参考にしてみてくださいね!
掃除用品・衛生器具などの日用品から文房具・ファッション用品など身近な生活で使う幅広い商材のコンテンツ制作を3,000本以上担当。トイレットペーパーやスーツケースなど日常生活に関わる商材を比較検証してきた。「こだわって選ぶものではない生活雑貨こそ、実際に検証しなければわからない情報を届けること」を心がけ情報発信を行っている。
すべての検証は
マイベストが行っています
目次
1,853円
PROTEALLの窓用フィルムは、日中に室内で過ごすことが多い人におすすめです。実際にシートを貼ったところ、室内の明るさは10,355ルクスと外の光の80%近くを取り込めていました。比較した全商品の平均である9,250ルクス(※執筆時点)を上回る明るさだったため、シートを貼っても部屋が暗くなりません。
すりガラス調のデザインにより、外からの見えにくさも高評価。実際に日中を再現した環境下では、手を動かすまで室内の様子はまったくわかりませんでした。比較したほかの商品には、10cmの距離まで近づくと目が合うほど見えるものもありましたが、本品はカーテンなしでも視線を遮れます。
日中に比べると夜間ではややシルエットが見えてしまったものの、手と認識できるほどではありませんでした。昼夜問わず防視性は良好といえます。外からの視線をしっかりカットできるため、目隠しとしてはもちろん、防犯効果にも期待がもてるでしょう。
貼りやすさもまずまず良好。梱包時は丸まっていますが、口コミで指摘されているほど巻きグセは強くありません。糊がついていない水貼りタイプのため、位置の調整をしながらきれいに仕上げられました。周囲が水で濡れないよう対策は必要ですが、ゴムベラを使って気泡を抜きやすかったのも利点です。
サイズが最大90×400cmまで全部で16種類展開されており、窓の大きさに合うものを選びやすいのも魅力。大きな窓があるオフィスでも活躍します。ただし上位商品には、夜間の防視性・貼りやすさにより優れるものもあったため、気になる人はほかの商品もチェックしてみてください。
そもそも窓用目隠しシートとは、窓に貼るだけで外からの視線をカットできるアイテムのこと。カーテンよりも手頃な価格で購入できるうえに、スペースを取らないというメリットがあります。
今回ご紹介するPROTEALLの窓用フィルムは、乳白色に仕上げたすりガラス調のデザインが特徴です。目隠しはもちろん、UVカット・断熱・ガラスの飛散防止にも効果が期待できると謳っています。
貼りつけが可能なのは、フロートガラス・網入りガラスといった表面がなめらかな窓ガラスのみ。すりガラス・複層ガラス・型板ガラスなど、凹凸のあるガラスには対応していないため注意が必要です。
検証では幅90×長さ200cmのサイズを使用しましたが、シリーズには幅30〜90cm・長さ200〜400cmまでの全16種類が展開されています。住宅やオフィスなど、幅広い場所で活用できるのがうれしいポイントです。
<サイズ展開>
まずは、外からの見えにくさの検証です。
外の光を完全に遮断した環境下でLEDライトを使用し、昼・夜の明るさを再現。各商品を貼ったガラス板を挟んで外側と内側に1人ずつ立ち、ガラス板から10cm・30cmの位置で手をかざします。外側からどの程度見えるかチェックしました。
総合的な見えにくさは高評価を獲得。日中を再現した環境下では、ガラスから10cm・30cmどちらの距離でも手を動かすまで外からまったく見えませんでした。
比較した商品内では、外側に立つ人と目が合うほど見えてしまうものもあったなか、すりガラスタイプのためぼんやりと様子がわかる程度です。明るい状況でも、カーテンなしで外部からの視線を遮れますよ。
夜を再現した環境下でも、防視性は十分です。比較した商品のなかでは、本品のようなすりガラスタイプや真っ黒なタイプほど夜間の視界をカットできる傾向がありました。本品も同様に、手が静止した状態ではシルエットすらわからないほどです。
昼夜問わず外側から見えにくかったため、室内でのんびり過ごしたい人に向いています。
続いて、光の入りやすさの検証です。
先ほどの検証同様に、外の光を完全に遮断した環境下でLEDライトをガラス板の外側から照射し、昼の明るさを再現します。照度計を使ってガラス板の内側(部屋側)の明るさを測定し、外側に明るさに近いものほど高評価としました。
外の光の80%近くを取り込め、光の入りやすさは申し分ありません。実際に室内の照度を測定したところ、10,355ルクスをマーク。比較した全商品の平均である9,250ルクス(※執筆時点)を大きく上回りました。
シートを貼った状態でも明るさをしっかりキープできるため、日中は自然光で過ごしたいという人におすすめです。
最後は、貼りやすさの検証です。窓用目隠しシートは目につく場所に貼るものなので、できるだけきれいに仕上げたいですよね。
そこで実際に窓ガラスに貼ったところ、スムーズに作業を進められました。筒状に梱包されていますが、口コミに反して巻きグセは強すぎず、端部分が少し折れている程度です。説明書の記載も丁寧なため、窓用目隠しシートの扱いに慣れていない人でも迷わず貼れるでしょう。
比較したなかでは接着方法がシールタイプだと窓に貼りつきやすく、位置の調整や気泡を抜くのが難しい傾向がありました。
対して本品は水貼りタイプのため、すぐには貼りつきません。窓に吹きつける水で部屋が濡れないよう、タオルなどで対策が必要。ただ比較したシールタイプと異なり、端など細かい部分にも合わせやすく、ゴムベラを使えば気泡もきれいに押し出せのはよい点です。
シートをカットする際の目印がなかったのも惜しいところ。カット自体は簡単ですが、まっすぐ切るには定規を使う必要があります。シリーズにはサイズが16種類展開されているため、カットの手間を減らせるよう、窓のサイズに合うものを購入してくださいね。
※ランキングは、購入時に取得できるポイントを考慮した実質価格で作成しています。
PROTEALLの窓用フィルムは、Yahoo!ショッピング・AmazonといったECサイトで購入が可能です。外からの光を取り込みつつ視線をカットできるため、ぜひ検討してみてください。
PROTEALLの窓用フィルムをきれいに貼るには、石けん水をたっぷり使うのがポイントです。シートにゴムベラを押し当てながら貼ると、空気や水を抜きやすくなりますよ。貼るまでの詳しい手順は、以下のとおりです。
<貼り方>
1.窓ガラスの縦・横のサイズに合わせて、シートをカットする最後に、また違った特徴をもつほかの商品をご紹介します。
夜間の見えにくさを重視する人には、Globegouの窓ガラスフィルムがおすすめです。すりガラスタイプのため、昼夜ともにガラスから10cm離れたところでもシルエットがうっすらわかる程度でした。外の光の90%以上を取り込め、貼る前の明るさをキープできたのも利点。リビングにも適しています。
ニトリの紫外線をカットする すりガラスシート MT-02は、簡単に貼り直せるのが魅力。静電気で貼りつけられるため剥がしやすく、きれいに仕上げられました。窓が大きな家やオフィスでも、手間なく貼りつけられます。肝心の防視性にも優れており、外からの視線が気になる場所にも役立ちますよ。
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