結露が軽減すると人気の窓用断熱シート、ニトムズ WINDOW SHEET。「寒さを防げる」と評判です。しかし、「貼り方にコツがいる」という気になる口コミも存在するため、購入を迷っている人もいるのではないでしょうか。
今回はその実力を確かめるため、以下の4つの観点で検証した結果をふまえたレビューをご紹介します。
さらに、各メーカーの新商品や売れ筋上位など人気の窓用断熱シートとも比較。検証したからこそわかった、本当のメリット・デメリットを詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較も行いましたので、窓用断熱シート選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。
掃除用品・衛生器具などの日用品から文房具・ファッション用品など身近な生活で使う幅広い商材のコンテンツ制作を3,000本以上担当。トイレットペーパーやスーツケースなど日常生活に関わる商材を比較検証してきた。「こだわって選ぶものではない生活雑貨こそ、実際に検証しなければわからない情報を届けること」を心がけ情報発信を行っている。
すべての検証は
マイベストが行っています
ニトムズ WINDOW SHEETは、窓からの冷気を軽減したい人におすすめです。断熱シートを貼ったガラスに箱を取り付けて冷風機を当てたところ、箱の中の温度はわずか1.6℃の低下に抑えられました。比較したなかには貼っていないときとほとんど効果が変わらない商品もあるのに対し、冬場を想定した断熱性は高評価。室内の暖かい空気が逃げにくく、寒い時期に活躍するでしょう。
夏を想定した断熱性にも期待できます。箱の外から白熱電球を当てた検証では、ガラスのみの場合と比べて箱内の温度を約4℃抑えられました。比較した半数近くの商品がほとんど効果を得られなかったのに対し、夏のエアコンも効きやすくなる印象です。
説明書はわかりやすく、プチプチタイプのためまっすぐカットしやすいのもメリット。ただし粘着性があり、やや貼り直ししづらいのが惜しいところです。比較したなかには微調整しやすい水貼りタイプの商品もあるため、1人での作業にはそちらもよいでしょう。
また、光の入りやすさはいまひとつ。白熱灯を点灯させ照度計で測定したところ、290ルクスと比較したなかでは暗めでした。オシャレな柄入りの商品ですが、日の光を遮ってしまう点に注意しましょう。
やや自然光の入りづらさはありますが、断熱性の高い魅力的な商品です。暖房効率を高めたい人は、ぜひチェックしてみてください。
そもそも窓用断熱シートとは、窓に貼ることで室内の暑さ・寒さ対策になるアイテムです。熱・冷気の流入を防ぎ、室内から室外への冷気・熱漏れの軽減も期待できます。
今回は、粘着カーペットクリーナーやテーピングなどの商品を手がけるニトムズから、WINDOW SHEETをご紹介。厚み約3.5mmの3層構造のシートにより窓からの熱の逃げを抑え、結露を防ぐと謳われています。粘着シールタイプのため、凹凸がある窓にも使用可能です。
サイズは90cm×180cm。デザインは幾何学柄・レース柄・ボタニカル柄の3種類あり、部屋の雰囲気に合わせて選べます。
今回はニトムズ WINDOW SHEETを含む、窓用断熱シート全22商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
断熱シートを貼り付けたガラスを温度計入りの箱に取り付け、正面に冷風機・白熱電球をそれぞれ作動させて20分放置。ガラスに何も貼っていない場合との温度差が大きいものほど、おすすめとしました。
夏場を想定した断熱性は良好です。シートを貼りつけた箱の中は20分で26.4℃から37.3℃まで上昇し、温度変化は10.9℃。ガラスのみの場合だと14.1℃上昇したのに対し、4℃近く抑えられました。
比較した半数近くの商品が、ガラスのみの場合とほとんど変わらなかったのに対し、外からの熱をある程度カットできるといえます。
冬場を想定した断熱性はさらに高く、高評価を獲得。20分後の箱内の温度は24.7℃から23.1℃と、1.6℃の低下に抑えられました。ガラスのみの場合が2.4℃の低下だったなか、窓から熱が逃げるのを軽減する効果が期待できます。
検証の結果、気泡緩衝材タイプは断熱効果が高く、箱内の温度低下を軽減しやすいことがわかりました。さらに本商品は、比較した気泡緩衝材のなかでも厚み3.5mmとしっかりしたシートなのもポイント。窓からの冷気が気になるという人にもぴったりですよ。
シートの貼りやすさも悪くありません。イラスト付きの説明書はシンプルで作業手順がわかりやすく、シートもゆるく巻かれているためクセもそこまで気になりませんでした。シートは厚めなものの刃を滑らせやすく、プチプチに沿ってまっすぐ切ることができます。
粘着タイプのため、やや貼り直しづらさはあるものの、比較した同タイプのなかでは貼りやすい印象です。
なお、貼ったあとに位置を調整したり貼り直したりしやすかったのは、水貼りタイプの商品でした。1人で作業する場合は、水貼りタイプも検討してみましょう。
計測した結果、照度は平均290ルクスと暗く、光の入りやすさはいまひとつ。全体的に柄が入っているため、比較した無地のものと比べて自然光の入りにくさを感じました。
リビングの掃き出し窓のような大きな窓に貼りつけたい場合は、注意してくださいね。
ニトムズ WINDOW SHEETは、楽天市場・Yahoo!ショッピングといったECサイトで販売が確認できました。ショップによって価格が異なっていたので、利用しやすいショップをチェックしてみてくださいね。
最後に、断熱性で優れていた商品をご紹介します。
宝舟JAPAN 窓断熱シートは、マジックミラータイプの商品です。断熱性(夏場)の検証では、ガラスに何も貼っていない場合と比べて、9℃も低い温度になりました。冷房も早く効くでしょう。また、貼り直しも可能なので、はじめての人でも貼りやすいですよ。
冬に使うなら、アール マドピタシート ステンドガラスがおすすめです。冬場を想定して検証したところ、何も貼っていないガラスと比べて、約1.2℃高い状態に保ちました。室外からの冷気をしっかり防げ、寒い時期の使用にぴったりです。光もしっかり入るので、室内を明るくして過ごせますよ。
幅 | 90cm |
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幅 | 90cm |
長さ | 200cm |
長さ | 200cm |
厚さ | 0.50mm |
防炎加工 | |
フィルム種類 | フィルム |
付属品 | 不明 |
遮熱・断熱機能 | |
説明書付き | |
接着方法 | 水貼り |
飛散防止機能 | |
UVカット機能 | |
表面加工 | 不明 |
UVカット率 | 99% |
夏場の断熱効果(実測値) | 不明 |
冬場の断熱効果(実測値) | 不明 |
デザイン | 無地 |
takarafune 窓断熱シートをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
幅 | 90cm |
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幅 | 90cm |
長さ | 180cm |
長さ | 180cm |
厚さ | 4.00mm |
防炎加工 | |
フィルム種類 | デザイン加工 |
付属品 | 不明 |
遮熱・断熱機能 | |
遮光性あり | 不明 |
説明書付き | |
接着方法 | シール |
飛散防止機能 | |
結露防止機能 | 不明 |
ガイドあり | 不明 |
UVカット機能 | |
表面加工 | 不明 |
UVカット率 | 約90% |
夏場の断熱効果(実測値) | 不明 |
冬場の断熱効果(実測値) | 不明 |
デザイン | ステンドガラス風 |
アール マドピタシート ステンドガラスをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
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