【徹底比較】10,000mAhのコンセント付きモバイルバッテリーのおすすめ人気ランキング【2025年10月】

スマホ関連機器を多く手掛けるハードウェアブランド、Ankerの「Anker 733 Power Bank（GaNPrime PowerCore 65W）」。カラーはブラックとホワイト、ゴールドの3色展開でUSB Type-C to Type-Cケーブルが付属しています。

実容量は7,287mAhでロス率は27.13%と、今回検証したなかでは変換ロスが少ない商品です。iPhone14を2回フル充電しても余るほど実容量に余裕がありました。

充電の速さの検証では、Type-Cポートから26.89Wと高出力で、スマホだけでなくタブレットも急速充電できるほど十分な出力でした。2つのType-Cポートと1つのType-Aポートの合計3ポートを搭載しており、最大3台まで同時に充電が可能です。

面積は約69.93cm2と小さく優秀でした。一方で、厚さは約31mmとかなり分厚く、重量も約320gと重め。充電しながらスマホと重ねて持つには不向きな大きさです。

ACプラグが内蔵されており、モバイルバッテリーだけでなくAC充電器としても使用できます。AC充電器として使用中は最大65W出力に対応しており、ノートPCの急速充電も可能。多機能のためサイズが大きく持ち運びに不向きですが、ノートPCも充電したい人にはおすすめのモバイルバッテリーです。

大手家電量販店ヨドバシカメラのプライベートブランド商品「パワーバンク A100 10000mAh」。ヨドバシカメラ実店舗と公式オンラインストアで購入できます。カラーはブラック・ホワイトの2色展開です。

変換ロスの少なさの検証では、公称値10,000mAhに対して変換ロス率は32.97%で実容量は6,703mAhでした。変換ロスは少なく、iPhone14を2回フル充電可能です。

充電の速さの検証では、Type-Cポートから13.79Wを記録しました。急速充電はできませんが、スマホの充電に十分な出力です。Type-CポートのほかにType-Aポートが1つ搭載されており、2台の機器を同時に充電できます。

本体サイズは厚さが24mmと厚めですが、面積は65.88cm2と小さく片手で握りやすい大きさです。重さは約218gと軽量でポケットやカバンに仕舞って持ち運びやすい商品でしょう。

ACプラグ一体型でモバイルバッテリーだけでなくAC充電器としても使用できます。バッテリー本体への充電はコンセントに直接挿して行えるので、バッテリー充電用のケーブルやAC充電器を別途用意する必要はありません。

スマホ向けの充電器やケーブルを販売する、CIOの「SMARTCOBY Pro PLUG」。ブラックとホワイトの2色展開で、表面が傷つきにくい加工が施されています。

変換ロスの少なさの検証では、変換ロスが43.68%と多く実容量は5,632mAhでした。iPhone14の場合、1回しかフル充電ができません。

充電の速さの検証では、Type-Cポートからは28.3Wと高出力でスマホだけでなくタブレットを急速充電するのに十分な出力でした。Type-CポートとType-Aポートを1つずつ搭載しており、最大2台まで同時に充電が可能です。

厚さは約26mmとかなり厚めで、重量も約265gと重さがあります。面積は62.41cm2と小さめではあるものの、形が正方形で持ちにくく、カバンやポケットにも仕舞いにくい大きさです。

ACプラグが内蔵されており、モバイルバッテリーだけでなくAC充電器としても使用できます。残量表示のLEDは1つで残量に応じて4段階で色が変わる仕様ですが、ひと目で残量がわからず使いにくさを感じました。AC一体型で充電器としても使用できますが、サイズが大きく使いにくいモバイルバッテリーです。

充電器や掃除機などの幅広い家電を販売する、Ankerの「PowerCore Fusion 10000」。カラーはブラック・ホワイト・レッドの3色展開で、USB Type-A to Type-Cケーブルと専用ポーチが付属しています。

変換ロスは40.41%とやや多めで表記容量9,700mAhに対して実容量は5,780mAh。実容量は少なめでiPhone14を1回しかフル充電できません。

充電の速さの検証では、Type-Cポートから18.79Wを記録しました。スマホ・タブレットを充電するのに十分な出力です。出力ポートはType-CとType-Aを1つずつ搭載しており、2台の機器を同時に充電できます。

本体の面積は67.24cm2と小さめですが厚さは35mmとかなりの厚みがあり、充電しながらスマホと重ねて持つのは困難でしょう。重量も約278gとやや重たく持ち運びには不向きといえます。

ACプラグ一体型でモバイルバッテリーとしてもAC充電器としても使用可能です。本体への充電はACプラグをコンセントに直接挿してできます。付属品にはケーブルのほかに専用ポーチがあるので、持ち運びの際に本体を傷つける心配はありません。