AUKEY 20W PD対応10000MAHモバイルバッテリー
Aukey 10000mAh モバイルバッテリー PB-WL02Iは、使いやすさを重視する人におすすめです。USB Type-A・USB Type-Cの出力ポート2口・最大10Wのワイヤレス充電機能を搭載し、同時に3台まで充電できます。比較した全商品のおよそ2割にしかない、マグネットも内蔵(※)。MagSafe対応のiPhoneであれば、充電時に密着させられます。2口の出力ポートは急速充電規格に対応し、充電速度もスピーディです。実際にMacBook Pro 16インチを充電した際のType-Cポートからの最高出力は17.86Wを記録。30Wを超えた上位商品に比べると物足りないものの、スマホを短時間で充電するだけのパワーは備えていました。バッテリー残量は画面に表示されるため、充電のタイミングを逃しにくいでしょう。本体サイズは幅6.83×奥行14.6×厚さ1.95cmとコンパクトで、スマホと一緒に難なく持てます。「ちょっと重い」との口コミに反して重量も241gと、比較した商品のなかでもそれほど重さは感じません(※)。ポケットやカバンの隙間に入れやすいサイズのため、外出先へ手軽に持ち運べますよ。一方で、実容量が少ないのはネックです。実際に電子負荷抵抗器と電圧電流チェッカーを使って測定したところ、公称値の10,000mAhに対して実容量は5,981mAhでした。変換ロス率は40.19%と、比較した全商品の平均である37%を上回る数値です(※)。iPhone14をつないだ場合、1回しかフル充電にできません。有線・ワイヤレス充電の両方に対応していて使い勝手がよいのは魅力ですが、変換ロスが大きいのは気になります。1日にスマホを複数回充電したい人は、ほかの商品もチェックしてみてください。2025年2月時点<おすすめの人>複数のデバイスを同時に充電したい人スマホを急速充電したい人ポケットやカバンに入れて手軽に持ち運びたい人<おすすめできない人>1日にスマホを複数回充電したい人
Xiaomi 7.5W Magnetic Power Bank 5000mAh
Xiaomi 7.5W Magnetic Power Bank 5000mAhは、有線充電・ワイヤレス充電の両機能がほしい人におすすめです。比較した全商品のおよそ5割にしかなかったワイヤレス充電機能を搭載(※2025年2月時点)しており、USB-Cポートと併用すれば同時に2台のデバイスを充電できます。ケーブル不要で使えるのは便利ですね。マグネットを使うAppleの充電技術である、MagSafeにも対応。iPhone12以降のシリーズであれば、マグネットでぴったりくっつけて充電が可能です。本体の充電・外部機器への出力を同時に行えるパススルー充電機能を搭載かつ入力・出力ともに急速充電対応なので、本体の充電も効率よく進められます。電力の変換ロスも抑えられていました。実際に測定した実容量は3,349mAhと高く、スマホを1回フル充電にできます。充電時の最高出力は実測値で16.79Wと、メーカー公称値の最大18Wと近い結果に。比較した商品内には7Wほどしか出ないものがあったことをふまえると、スピーディに充電できるでしょう。持ち運びにも困りません。比較したなかには厚さが3cm以上の商品もありましたが、本品は1.2cmと薄型です。スマホと重ねて持ちやすく、充電しながらの操作もしやすいといえます。重量も136gと軽いため、カバンに入れてもかさばりにくいですよ。ワイヤレス充電・MagSafe対応など便利な機能や十分な実容量・充電速度を備えていながら、ECサイトでの販売価格が3,000円弱と手頃(※2025年2月時点)なのも魅力です。使いやすさは大事だけどコスパも重視したいという人は、この機会にぜひ購入を検討してみてください。<おすすめの人>ワイヤレス充電パッドとしても使いたい人スマホ・本体ともに急速充電したい人MagSafe対応のiPhoneを使っている人<おすすめできない人>なし
CIO NovaPort DUOⅡは、充電の速さを重視する人におすすめです。単ポート使用時の最高出力は実測値で44.98Wと、比較した全商品の平均である30.54W(※2025年3月時点)を大きく上回るパワフルさでした。スマホ・タブレットの充電には30Wで十分ですが、本品であればMacBook Airなどの小型ノートPCもスピーディに充電できます。急速充電規格に対応したUSB Type-Cポートを2口搭載しており、同時充電可能台数が2台と多いのも魅力です。2口のポートを同時に使う場合、出力は「30W +15W」「20W +20W」のどちらかに自動で分配されるため設定に迷いません。2台充電時も高い出力を維持して充電を行えます。コンパクトなサイズでコンセントや電源タップに挿しやすいのも利点です。比較した商品内では,プラグの中心部から底面までが17mm以下だと挿した際に隣の穴の邪魔になりにくい傾向があったのに対し、16mmと短め。壁面コンセントや電源タップで試すと、MacBookやGoogle next Hubに付属する大型の充電器とも一緒に挿せました。持ち運び時にも負担はほぼ感じません。高出力ながら小型なうえに、重さは69gと旧モデルの「NovaPort DUO 45W」より10gほど軽量に作られています。カバンに入れて手軽に持ち運べるため、外出先で充電したい人にぴったりです。しかし「発熱がすごい」との口コミどおり、熱を持ちやすいのは気になります。実際に使うと、30W出力時は57℃、最大である45W出力時には74.2℃まで上昇しました。充電中は触れないよう注意が必要です。とはいえ、コンパクトながら高出力でさまざまな機器を短時間で充電できるので、この機会にぜひ購入を検討してみてください。<おすすめの人>タブレットや小型のノートPCを充電したい人同時に2つの機器を急速充電したい人大型の充電器と一緒にコンセントに挿したい人<おすすめできない人>なし
SMARTCOBY Ex02 Wireless Charger
CIO SMARTCOBY Ex02 Wireless Charger(Magnet & Watch) plus Standは、Apple製品を愛用している人におすすめです。iPhoneだけでなく、Airpods・Apple Watchも充電できます。公称容量5,000mAhに対して、実容量は66.42%の3,321mAhでした。比較したなかには実容量が公称容量の60%に満たない商品もありましたが、本商品はiPhone14を1回フル充電できます。口コミに反して充電速度はスピーディです。充電時の出力を測定すると、7.2Wでした。iPhoneのQi対応上限である7.5Wに近く、30分間でiPhone14を20%近くまで充電できます。Type-Cポートからの有線充電にも対応しており、出力の公称値は最大20Wなので、より速く充電したいときにも便利です。スマホと重ねて持ちやすいのも魅力。厚さは1.56cmとそれほど分厚くなく、重量も139.3gと軽量です。比較したなかには重量200g以上のものも多かったので、口コミに反して重さは気になりにくいといえます。本体にはリングスタンドが付いており、指をとおして持てるので落とす心配も少ないでしょう。スタンドは角度調整でき、縦置き・横置きにして動画などを楽しめます。比較した商品内にはバッテリー残量がインジケーターでしか表示されないものもあったなか、数字で細かく表示されるので、突然のバッテリー切れも防げるでしょう。パススルー充電に対応しているので、ケーブル1本で本体とスマホへ同時に充電可能です。公式価格は5,980円(※2025年1月時点)。実容量・充電スピードともに申し分なく、機能も充実した使い勝手のよいMagSafe対応モバイルバッテリーなので、ぜひこの機会にチェックしてみてくださいね!<おすすめな人>iPhone・Airpods・Apple Watchへ充電したい人スピーディに充電したい人スタンド付きで使い勝手がよいものをほしい人<おすすめできない人>とくになし
Anker Prime Power Bank (9600mAh, 65W, Fusion)
Anker Prime Power Bank (9600mAh, 65W, Fusion) A1339N11は、高出力でスピーディに充電できるのが魅力です。比較した商品内では出力が20W以下のものが多かったのに対し、本品は実測値で58.623Wを記録。充電の速さではトップクラスの評価を獲得しました。スマホやタブレットだけでなく、ノートPCも急速充電できます。本体にはコンセントプラグがついているため、モバイルバッテリー・急速充電器と2wayで使えるのも特徴です。出力ポートはUSB Type-Cが2口あり、同時に2台まで接続できます。本体の充電をしながら外部機器へ給電する、パススルー充電機能も備えていました。バッテリー残量はディスプレイに数字と円で表示されるので、ひと目でわかりますよ。一方で、変換ロス率は実測値で40.19%と多めでした。容量で考えると公称値9,600mAhのうち、実容量は5,742mAhになる計算です。比較した全商品の変換ロス率の平均である38%(※2024年10月時点)を超えており、iPhone14の場合は1回しかフル充電にできません。スマホを2回以上充電したい人には物足りないでしょう。コンセントプラグつきで便利な反面、持ち運びやすさはいまひとつです。サイズは幅4.4×奥行11.5×高さ4.2cmと分厚く、重量も308gと重め。比較したほかの商品には、スマホと一緒に持てるほど小型なものや重量が200gほどと軽いものがあったことから、「サイズが大きて重い」との口コミどおりといえます。また公式サイトでの販売価格は税込14,990円(※2024年10月時点)と、比較した商品のなかでも高めでした。はじめの1台としては購入しづらい価格帯です。ノートPCの充電にも使えるほどパワフルな出力や機能性の高さはよい点ですが、実容量の多さや持ち運びやすさを求める人はほかの商品もチェックしてみてください。<おすすめな人>スピーディに充電したい人急速充電器としても使いたい人<おすすめできない人>スマホを複数回充電したい人持ち運びやすさを求める人
Magnetic Wireless モバイルバッテリー
UGREEN 10000mAh マグネット式ワイヤレス充電対応モバイルバッテリーは、iPhone12以降を使用している人におすすめです。比較したほとんどの商品が非対応だったMagSafeに対応しているのが特徴。iPhone12~15シリーズであれば、ワイヤレス充電中にマグネットでくっつきます。ケーブルを持ち運ぶ必要がないうえに、位置ズレを防止できるのがうれしいところです。肝心の実容量は7,053mAhと多く、iPhone14なら2回フル充電できます。比較したなかで実容量が表記容量に対して70%以上あるのは、本商品を含めてわずか5商品のみ(※執筆時点)でした。変換ロス率も29.47%にとどまり、たくさん充電できるのでスマホの使用頻度が高い人にもぴったりです。19.11Wの高出力で素早く充電できるのも利点。比較した出力10W前後の商品は、電池残量0%のiPhone14を30分で30%しか充電できませんでしたが、本商品は60%近くまで回復しました。また、有線とワイヤレス充電を併用すれば、同時に2台の機器を充電可能。本商品とスマホの同時充電も可能で、利便性に秀でています。スマホよりやや厚みはあるものの、スマホと重ねて持っても操作しやすいサイズです。比較したなかには厚さ30mm以上・重量300g以上の商品もあるなか、厚さは19.35mm・重量は約220gでした。「重量がある」という口コミに反し、軽くて持ち運びやすく、外出時の負担になりにくい商品といえます。ECサイトの価格は執筆時点で6,000円前後とやや高価であるものの、実容量・充電速度・機能性・持ち運びやすさなどあらゆる面で隙のない1台です。低電流モードを搭載しており、イヤホンなども充電できますよ。モバイルバッテリー選びで迷ったら、ぜひ選択肢に入れてみてくださいね!