【ガジェット界の新星メーカー!】今、モバイルバッテリーは“CIO”がおすすめな理由【48商品比較】
「バッテリー切れそうでやばい。どこか充電できるところは……」。誰もが経験したであろう、出先でのスマホやイヤホンの充電問題。
まあ普通に考えればモバイルバッテリー持っていけばいいんだけど、5,000mAhだと頼りないし、10,000mAhだとでかくて重い。そんなジレンマを感じたことはありませんでしょうか。
しかし、今回、48商品の10,000mAhモバイルバッテリーを比較検証したなかで、そのジレンマを解決するCIO「SMARTCOBY Pro SLIM 」を見つけました。
とにかくコンパクトで出力も十分。通勤カバンやボディバッグの隙間に忍ばせておけば、普段は目立たず、いざという場面で現れてピンチを救ってくれる。新生活の相棒にピッタリなその実力を、じっくりご紹介します。
本コンテンツの情報は公開時点(2024年4月9日)のマイベストの情報をもとに執筆しております。また、本コンテンツ内の価格情報はすべて税込で表記しております。

学生時代から写真撮影が趣味で、写真業界で働きたいと新卒で大手家電量販店に入社。カメラの専門販売員として国内最大級のカメラ売り場にてソニーやキヤノンなど様々なメーカーのデジタル一眼・コンパクトカメラ・双眼鏡・撮影用機材などの販売を取り扱う。カメラのセミナー講師も担当しており、ジンバル・三脚などの動画撮影機材に関する知識・経験も豊富。カメラ専門誌・テレビ番組の出演歴もあり、フォトマスター準1級を保有、カメラ歴は16年。 その後2021年にマイベストへ入社、カメラの専門ガイドのほかスマートウォッチやスマートスピーカーなどのガジェットのガイドも担当しており、「多角的な比較・正しい情報発信」をモットーに商品の比較検証を日々行っている。
モバイルバッテリーのマストバイ:CIO「SMARTCOBY Pro SLIM」
今回のマストバイは、CIO「SMARTCOBY Pro SLIM|CIO-MB35W2C1A-10000-S」。2023年9月にクラウドファンディングが行われた商品で、同シリーズのフラッグシップモデルです。
この商品、サイズ感とパワーと価格の組み合わせがとにかくやばいんです。「今はコレ買っておけば間違いない」と老若男女、どんな人にでもおすすめできる一台なんです。
なぜなら、その辺の5,000mAhクラスのサイズ感でありながら、スマホ2回分程度の容量とタブレットにも充電できるパワーを持ち、それで5,000円を切るというのは、ガチで高次元なバランスだから。ちなみに、筆者こと私も即購入しました。
特に持ち運びやすさの評価は全48商品中No.1。カバンのサイドポケットや隅っこに入れておくだけで、邪魔にならず、常備してよし、1泊2日の旅行に持って行ってよし! と「こういうの欲しかった」というツボを突いた商品だと言えます。
ちなみに、今回の検証を通じて、CIOという国産メーカーが「モバイルバッテリーはAnker一強」という状況を変えつつあると感じさせてくれました。Ankerは「使い勝手」で革命を起こし、未だに比較検証をしてみても充電ロスの少なさや使いやすさはトップを走っているメーカー。その王者に対してCIOは出力などをスペックを落とさないまま、軽量化や価格帯など「手軽さ」で、ユーザーにアプローチしています。
モバイルバッテリーはもちろん、今、デジタルガジェットに「安くて手軽で性能も良し!」を求めるなら、CIOは絶対注目です。

外出時にある程度の安心感が欲しいとなると10,000mAhですが、デカイし邪魔な部分がありました。必要なのに邪魔くさい。ですが、この商品だと、その問題をコンパクトさで解消。生活の負担を減らしてくれる商品だと言えます。
ちなみに、最近のAnkerは最新技術や超高スペック商品を出すのが中心になっています。価格も高めでユーザーが求めている商品というよりは、充電器の上限を常に追っている印象です。
一方で、CIOは超高スペック商品は出していませんが、15cmのケーブルやケーブル用のストラップホルダーなど、ユーザーの「こんなのあったらいいな」を追求しているイメージです。
48商品を使ってみてわかったCIO「SMARTCOBY Pro SLIM 」がマストバイだった3つの理由
ここからは48商品を「変換ロスの少なさ」から「充電の速さ」「持ち運びやすさ」まで4項目で徹底検証してわかったCIO「SMARTCOBY Pro SLIM 」のおすすめの理由3つを深堀りして紹介します。
①こんなに小ちゃくていいの?10,000mAhの常識が変わった!
②充電スピードが半端ない!実容量も問題なしです
③手軽でパワフルでこの価格!コスパが高いと言わざるを得ない
もっと詳しく検証方法&結果が読みたい、また、他のおすすめも知りたい、そんな人はマイベストの10,000mAhモバイルバッテリー比較コンテンツもチェックしてみてください!
理由①:こんなに小ちゃくていいの?10,000mAhの常識が変わった!
スマホ充電1回くらいの軽くて小さい5,000mAhか、スマホ2回はいけるけど邪魔な10,000mAhか。その選択肢を「SMARTCOBY Pro SLIM 」がくつがえしました。
比較した商品には厚みが20mm以上のものも多かった中で、厚さ16.2mm、重量180gと、スマホと重ねて持っても操作できるサイズ感。
凸凹したパーツも少ないので、小さなバッグに入れても邪魔にならないし、ズシッとくる重量感もない。5,000mAhみたいな手軽さで10,000mAhの性能。なら選ばない手はない!
検証時の持ち運びやすさ評価では★4.99を叩き出し、現場では「想定していたスペックを超えてきている。ちょっと意味がわからない!」との驚きが出るほどでした。
スマホヘビーユーザー派にとっては、充電しながらでも扱える日々の相棒として。カバンに入れっぱなし派は5,000mAhよりいざという時の安心感がずっと高まる保険として。新生活を快適にする必携アイテムです。

サイズがとにかく小さい・薄いのが強み。他の10,000mAh商品はもっと大きいのですが、この商品はiPhoneと比べてもそんなに大きくなく、サイズ感は5,000mAhぐらいに感じます。
パッと見、横幅がそれなりにあるように見えますが、実際にスマホと重ねてみるとiPhone 15より少し細身。数年前のモバイルバッテリーからは考えられないほど小さくなっています。
小さくてもポートはしっかり。急速充電にも対応しています
急速充電のPDに対応したType-Cポート×2、Type-Aポート×1を搭載。
最大出力を考えると、スマホに加えてイヤホンやPCを急速充電できるからこそCポートは2つほしい。かといって、スマートウォッチの充電ケーブルの多くはUSB Aタイプを使っていたりします。Aポートはまだ捨てられません。
ゆえに、このサイズ感で3ポート搭載しているのは何気にすごいことなんです。頑張ってくれてる感じがあります。
充電残量は数字で表記されるため、バッテリー残量を細かく把握できるのもうれしいところ。
理由②:充電スピードが半端ない!実容量も問題なしです
出力が高いので、短時間で素早く充電できる点も大きなメリットです。
充電時の最高出力を電圧電流チェッカーで測定した結果、33.55Wを記録。全48商品中、最高評価の★5.00を獲得しています。ちなみに、比較した商品の中では、最高出力が20Wを超えていたのはわずか1割程度でした。
ちなみに、この出力だとバッテリー残量0%のiPhone 14に接続した場合、30分間で60%まで復活させられます。そのうえスマホだけでなく、タブレットも充電できる!
また、変換ロスが少なく、たっぷり充電できるのもポイントです。
検証でバッテリーの実容量を測定した結果は、6,771mAh。実はモバイルバッテリーは電力を変換するときにロスが発生し「実際に使える容量」が表記と異なるんですが、この商品のロス率は、わずか32.29%で評価も★4,67と高水準。iPhone 14なら2回フル充電できる数値です。
比較したなかには変換ロス率が40~59%に達し、公称値の10,000mAhに対して半分以下しか使えないものもありました。
さらに! バッテリー本体を充電しながら、同時にスマホの充電もできます
パススルー充電に対応しているので、本体への充電を行いつつ、ほかのデバイスへ充電することができます。
聞き慣れないかもしれませんが、この「パススルー」に対応しているだけで日々の使い勝手が大きく変わります。自宅でスマホを充電する際に「SMARTCOBY Pro SLIM 」を挟んでおけば、充電のし忘れも防げるんです。
理由③:手軽でパワフルでこの価格!コスパが高いと言わざるを得ない
ここまでお伝えしたとおり、「SMARTCOBY Pro SLIM 」は手軽さも性能も非常に高い!それでありながら5,000円を切る価格は、コスパが良いとしか言えません。
ちなみに、検証した48製品中ではちょうど中間くらいの価格帯です。
ただ、この価格を実現するためか、ワイヤレス充電機能は非搭載です。同時にMagSafeも非対応。充電時にはケーブルが必須なので、その点はご注意ください。

CIO商品のコスパの高さは、Makuakeでの先行販売で開発コストを賄っていることが理由でしょう。
Makuakeで開発コストだけでも賄えれば、通常販売でいくらこけても赤字になることはありません。また、先行販売の予約で一定の在庫がはけることは確定するので、工場とのMOQ(発注できる最低数量)のやり取りもやりやすくなります。
さらに、Makuakeの話題性で通常販売でも一定数の売り上げが見込めるので、次の開発にスムーズにお金を投資できるようになります。
まとめ:今、モバイルバッテリー買うならコレ一択!全方位ストレスなしでコスパが高すぎる
ワイヤレス充電はやっぱり欲しい!ギリギリ安いところを狙いたい!という方は、ぜひこちらも併せてご覧ください!
(執筆/マイべマガジン編集部・浅沼伊織)