【徹底比較】Ankerの20,000mAhモバイルバッテリーのおすすめ人気ランキング【2025年11月】

モバイルバッテリーを主に扱う電化製品メーカー、Ankerの「Anker Nano Power Bank (20000mAh, 30W, Built-In USB-C ケーブル)」。とにかく実容量が大きいものを求めている人におすすめです。

変換ロスの少なさの検証では、実容量が13,991mAhと優れた結果に。表記の20,000mAhに対して変換ロスは30.05％と小さく、iPhone14なら4回は充電できます。

充電の速さの検証では、Type-Cの出力を測定すると28.94Wで、スマホ・タブレットなら急速充電できるレベル。一方で、2ポート使用時の充電速度はやや遅く、それぞれのポートの出力を測るとType-Cポートは7.156W・Type-Aポートは6.808Wを記録しました。2台同時に充電すると、単ポート時より充電に時間がかかるでしょう。

重量が約385gと重すぎず、持ち運びやすいのは魅力。面積は126.92cm2と大きめなものの、厚さは20mmとスマホと重ねて持ちやすい薄さです。

出力ポートはType-C×2・Type-A×1を搭載し、同時に3台充電できます。MagSafeには非対応ですが、本体への充電はType-Cポートからでき、PD対応で本体への急速充電が可能。バッテリー残量は数字表記で、充電残量を簡単に把握できます。本体と充電したいデバイスを同時に充電するパススルー機能の記載はありませんが、実機動作上は同時に充電できました。十分に使いやすく、実容量重視の人の有力候補になります。

Ankerの「Anker Power Bank (20000mAh, 87W, Built-In USB-C ケーブル) 」は、USB-Cケーブル一体型のモバイルバッテリー。別途ケーブルを用意する必要がなく、スマホやノートPCを充電したい人におすすめです。

実容量は12,148mAhで、表記の20,000mAhに対して変換ロス率は39.26%と少なめ。iPhone14を3回分フル充電できます。一体型のType-Cケーブル・Type-Cポート・Type-Aポート搭載で、同時に3台の充電が可能です。

充電の速さの検証では、Type-C単ポート使用時は62.82Wを記録。MacBook Proのような高性能なノートPCも高速充電が可能な高出力です。2ポート同時使用時も43.05Wと21.19Wを記録。スマホやタブレットを充電しながら、ノートPCも同時に充電できます。

厚さは26mm、天面部の面積は116.92cm2。重さは約440gと500mLペットボトルより軽量です。今回検証したなかでは、とりわけコンパクトというわけではないものの、大きめのカバンやパソコンバッグに入れれば気にならないサイズといえます。

総合的にバランスがよく、大きな弱点は見られません。ノートPCも充電できるケーブル一体型のモバイルバッテリーを探している人におすすめです。

スタンダードなものから高性能のものまでさまざまなモバイルバッテリーを販売する、Ankerの「Power Bank (20000mAh, 15W)」。カラーはブラック・ホワイト・パープル・ピンク・グリーンの5色展開です。

変換ロスの少なさの検証では、実容量は13,082mAhで表記の20,000mAhに対して変換ロスは34.59%と少なめ。バッテリー0%のiPhone14を充電する場合、約4回フル充電ができます。

充電の速さの検証では、単ポート使用時にType-Cポートから14.63W出力を記録。スマホの充電には十分な出力ですが、急速充電をするには少し物足りません。2ポート同時使用時はType-Cポートから10.44W、Type-Aポートからは4.03Wと合計出力は単ポート使用時の出力よりも落ちました。2台同時に充電すると急速充電ができなくなるので注意が必要です。

持ち運びやすさの検証では、厚さは24mmと薄めですが、面積が132.03cm2と大きめ。重量も約475gと非常に重く、片手で持つとかなり負担を感じる商品といえます。旅行や出張などには便利ですが、毎日持ち運ぶには負担に感じるでしょう。

出力ポートはType-CとType-Aがそれぞれ1つずつの合計2ポートを搭載。最大2台の機器を同時に充電可能です。本体への充電はType-Cポートから15W行えますが、容量に対して入力値が低いため0%から100%まで充電するには時間がかかるでしょう。

コンパクトなものから大容量のものまでさまざまなモバイルバッテリーを販売する、Ankerの「Prime Power Bank (20000mAh, 200W)」。カラーはブラックの1色のみで、USB Type-C to Type-Cケーブルと専用ポーチが付属しています。

変換ロスの少なさの検証では、実容量は11,391mAhで表記の20,000mAhに対して変換ロスは43.05%と多め。なお、バッテリー0%のiPhone14を充電する場合、約3回フル充電ができます。

充電の速さの検証では、単ポート使用時にType-Cポートから92.91W出力を記録。超高出力でMacBook Proのような高性能ノートPCの急速充電が可能です。2ポート同時使用時でも2つのType-Cから94.97Wと59.81Wを記録。どちらも高出力でスマホからノートPCまでほとんどの機器を2台同時に急速充電できます。

本体の面積は69.85cm2とかなり小さめな一方で、厚さは50mmと缶コーヒーほどの分厚さ。ポケットに入れるのは難しく、カバンに仕舞ってもかなり存在感があります。自宅やオフィスに置いておくと便利ですが、持ち運びには不向きといえるでしょう。

出力ポートはType-Cが2つとType-Aが1つの合計3ポートを搭載。最大3台の機器を同時に充電可能です。本体への充電はType-Cポートから、出力と同じく入力も100Wの高電力で行えるため、0%からわずか75分でフル充電できます。別売りの専用充電スタンドを使用すれば、バッテリー本体をスタンドに置くだけで充電可能です。天面部の液晶画面では、バッテリー残量と各ポートの入出力状況を数字で細かく把握できます。

Ankerの「Anker Power Bank (20000mAh, 30W) 」は、Type-Cで充電するAndroidやiPhone15シリーズを使っている人の候補になる商品。ストラップとして取りつけができるUSB Type-C to Type-Cケーブルが付属しており、ケーブルを忘れる心配がありません。重量は約485gと重いものの、サイズは比較的コンパクトなので携帯時もそこまで負担にならないでしょう。

出力ポートはType-Cが2つとType-Aが1つあり、最大3台まで同時充電可能。バッテリーの残量を数字で把握できるのもうれしいポイントです。しかし、パススルー充電には非対応なので、バッテリー本体と充電したい機器を同時に充電できません。

Type-Cポートからの出力は28.7Wを記録し、スマホ・タブレットを急速充電するには十分な出力。ただし2ポート同時使用時は、それぞれのポートの出力が14.2W・10.4Wと半減しました。急いで充電したいときは、1台のみ充電するのがよいでしょう。

また、公称値が20,000mAhに対して実容量は11,623mAhで変換ロス率は41.89%と大きめ。iPhone14であれば約3回フル充電できますが、旅行先や出張先で使いたい場合は物足りないかもしれません。

バッテリーの実容量は少ないものの、ケーブルと本体をセットで持ち運べるので、ケーブルの紛失を防ぎたい人は検討してみましょう。

充電器やイヤホンなどのスマホアクセサリーを販売するメーカー、Ankerの「PowerCore Essential 20000」。カラーはブラック・ホワイトの2色展開で、USB Type-A to microUSBケーブルが付属しています。

変換ロスの検証では、実容量は14,313mAhで変換ロスは28.43%でした。変換ロスは非常に少なく、iPhone14を充電する場合は4回フル充電が可能です。

充電の速さの検証では、単ポート使用時に4.42Wを記録。スマホの充電は可能なものの出力が低く、充電には時間がかかってしまいます。2ポート同時使用時では、2つのType-Aポートからそれぞれ4.5Wを記録。単ポート使用時同様に出力が低く、短時間のスマホの充電には不向きです。

持ち運びやすさは、面積が116.92cm2とやや大きいものの、厚さは19mmと薄く重量も約343gと軽量。持ち運びの際に負担に感じることはほとんどないでしょう。

出力ポートはType-Aが2つあり2台の機器を同時に充電可能です。バッテリー本体への充電はType-C・microUSBのどちらからでもできます。ただし、付属のケーブルがUSB Type-A to microUSBのため、Type-Cから充電する場合は別途ケーブルを用意しましょう。

スマホ向けの充電器やオーディオ機器を販売する、Ankerの「Anker PowerCore 20100」。カラーはブラック・ホワイト・ブルー・レッドの4色展開で、USB Type-A to microUSBケーブルが付属しています。

実容量は11,734mAhで表記の20,100mAhに対して変化ロスは41.62%でした。40%を超える大きなロス率で、iPhone14では2回しかフル充電ができません。

充電の速さの検証では、Type-Aポートから7.24Wを記録。スマホの充電は可能ですが出力が弱く十分に充電をしたい場合は時間がかかるでしょう。2ポート同時使用時は、2つのType-Aポートからそれぞれ4.43Wと7.24Wを記録しました。単ポート使用時と同様に出力が弱くスマホの充電には時間がかかります。

厚さは22mm、面積が96.28cm2とスリムで、カバンやポケットに仕舞いやすいサイズ。重さは約356gと軽量で片手でも持ちやすい重量です。

本体への充電はmicroUSBポートから行えますが10Wと電力が低く、空のバッテリーをフル充電するには長い時間がかかります。