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Anker?CIO?私のモバイルバッテリー弱過ぎ…って感じてる人、絶対こっちの方が最強だから使って欲しい【10,000mAhの64商品比較】

Anker?CIO?私のモバイルバッテリー弱過ぎ…って感じてる人、絶対こっちの方が最強だから使って欲しい【10,000mAhの64商品比較】

「世にあふれる数々の商品のなかから一体どれを選べばいいの?」という疑問に答えるべく、"1番いいもの"を探して日々検証している『マイベスト』。のべ3万2000点もの商品を使い比べたなかから、テーマ別にベストバイ・アイテムを紹介していくのが本特集です。

今回は「#新生活」をテーマに、10,000mAhのモバイルバッテリー64商品の比較検証で上位になったものをピックアップ。スマホの充電用に買い替えや初購入を考えているけれど「テキトーに安い商品を買っている」「全然充電できん」「そろそろ買い替えたい」「100均モバイルバッテリーじゃダメ?」……そんな悩みを解決したい全ての人にぜひ使ってほしいアイテムです。


iPhone派、Android派問わず、ぜひご注目を!


本コンテンツの情報は公開時点(2025年5月16日)のマイベストの情報をもとに執筆しております。また、本コンテンツ内の価格情報はすべて税込みで表記しております。
2025.05.20
マイベマガジン編集部
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世の中には「まだ知らない良いもの」がたくさん。マイベマガジン編集部は、商品比較サービス「マイベスト」の情報をベースに、知ると暮らしがより便利になるアイテムや情報をお届けしていきます。

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10,000mAhモバイルバッテリー64商品を集めて徹底検証しました!

10,000mAhモバイルバッテリー64商品を集めて徹底検証しました!

外出や旅行時の「スマホの充電切れ」。そんな時に活躍するのが、コンセントがなくてもその場でスマホの充電ができるモバイルバッテリーです。


ただあまりに数が多いので、わからないまま何となく容量が多そうなものを選び、何となく安いものを買っちゃうなんてことが多いはず。しかも使ったら「充電遅すぎ(涙)」「すぐ充電が切れる……」「持ち運ぶのめんどくさっ」など、不便に感じることもしばしば。


そんな悩みを解決すべく『マイベスト』では数あるモバイルバッテリーの中でも容量が10,000mAhの64商品を集めて、「充電できる量の多さ(変換ロスの少なさ)」「充電の速さ(出力の高さ)」「持ち運びやすさ」「使いやすさ」の4項目で比較しました。


ここからは「なんであれこれ容量がある中で10,000mAhなの?」ということも含め、検証でわかった10,000mAhモバイルバッテリーの選び方をお届けします。

【ポイント①】10,000mAhは「充電できる量が十分」×「持ちやすいサイズ」で便利すぎ!!

【ポイント①】10,000mAhは「充電できる量が十分」×「持ちやすいサイズ」で便利すぎ!!

モバイルバッテリーの容量はmAh(ミリアンペアアワー)という単位で表記され、コレが大きいほど充電できる回数が多くなります。


では、なぜ今回は「10,000mAh」なのか? それは10,000mAhが「充電できる量がそこそこ多い」&「持ち運びやすさ」を兼ね備えているから!! 要は容量とサイズのバランスがよく、場面を問わず使いやすくてオススメだからなんです。


10,000mAh商品であれば、スマホの機種にもよりますが、2回はフル充電可能なので「もう充電がない!?」がなく、外出はもちろん遠出や旅行時にもピッタリ。


それでいてある程度コンパクトなので、重ね持ちで充電しながらのスマホ操作もラク。収納がしやすくかさばらないのも大きな魅力で、「とりあえず」や「初めて」なら、10,000mAhで困ることはありません!!


ただ目的によってはほかの容量もアリ。例えば5,000mAhは充電できる量こそ少ないけれど、コンパクトな商品が多め。持ち運びやすさ優先ならオススメできます。


「とにかくたくさん充電したい!」という人は20,000mAhを。サイズが大きめですが、スマホによっては約4回は充電できるほど容量たっぷりです。


ただ注意してほしいのが「PSEマーク」が記載されている商品を買うこと。「PSE」は電化製品に関する国の安全基準で、現在販売されているモバイルバッテリーにはこのマークの表示が義務付けられています。


またPSEマークが偽物という商品も。そこに関してはマークと一緒に届出事業者名が記載されているか、その事業者名が正しいかで確認できるのでチェックしましょう。

【ポイント②】同じ10,000mAhでも「実際に充電できる量」や「スピード」は大違い!

【ポイント②】同じ10,000mAhでも「実際に充電できる量」や「スピード」は大違い!

さて、ここからはもっと詳しい選び方をご紹介!!


まず「実際に充電に使える量(実容量)が多い」商品を選びましょう。「いや、同じ10,000mAhだから一緒でしょ」となる気持ちはわかります。が、それは間違い。実はさまざまな理由で電力のロスがあり「10,000mAh」表記でも、そのすべてを充電で使えるわけではないんです


つまり「10,000mAh -電力ロス=実際に充電に使える量(実容量)」ということ。要は「電力ロスが少ない=実際に充電に使える量が多い→便利な商品」でオッケーです。


ちなみに今回の検証では優秀な商品で実容量が6,000~7,000mAhほどだった一方、なかには記載容量の半分ほどの商品も。同じ表記だからと何となくで買うと、「すぐ充電がゼロに(泣)」となるので、必ずチェックを。


次に大切なのが「充電スピードの速さ」。速ければ短時間でぱぱっと充電ができて快適なので、実容量の多さと同じくらい重視したいところ。


これについては「出力が大きい」つまり「W(ワット)の数が大きいほど充電スピードが速い」という風に思っておけばよし! 「待てども待てども充電が終わらん」という心配をせずにすみます。


ただ基準としては、スマホ充電に使うなら20W以上の出力の商品を選ぶのがオススメです。20W以上の出力であればスマホの急速充電に対応しているので、簡単にいうと充電がスピーディで快適。実際の検証では残量が0%のiPhone 14が、30分間で約60%まで充電できました。


「安いから」という理由だけでW数が小さいものを買ってもノロノロとしか充電できずストレスなので、選ぶ際のポイントとして忘れずに!

【ポイント③】「軽くて薄い」と便利! ケーブルなしで充電できるともっと快適!!

【ポイント③】「軽くて薄い」と便利! ケーブルなしで充電できるともっと快適!!

外出中などに何かを調べたいとなったら、重ね持ちで充電しつつスマホを操作することもあるはず。ということで「持ち運びやすさ」も選ぶ際には要注目!!


これはシンプルに重さが軽く、厚みが薄くて面積が少ないものほど持ち運びやすいです。コンパクトであれば手が小さくても持ちやすいのはもちろん、ポーチやバッグの内ポケットなどにも入れやすく、荷物になりにくいのもメリット。


また最近はさまざまな便利機能が使える商品も。気になる人は購入の時にチェックしましょう。例えばケーブル一体型の商品だと、バッテリーにケーブルが組み合わさっているので、別に準備する必要なし。「ケーブルが行方不明……」の面倒がなく、素早く充電ができます。


ケーブルすら使わず、ワイヤレス充電ができる商品もたくさん!! iPhoneであればiPhone 8以上のモデルが対応、Androidスマホはモデルによって変わりますが、モバイルバッテリーの上にスマホをサッと重ねるだけで充電できるのが快適です。ただ充電スピードが遅めなのと、位置がずれると充電できない点には注意したいところ。


そんなワイヤレスの悩みを解決できるのがiPhoneの12シリーズ以降のモデルで使えるMagSafe機能や、2024年頃より登場したQi2規格。これは進化版ワイヤレス充電といった感じのもので、モバイルバッテリーとスマホが磁石でくっつくのでズレがなく手持ちも便利。iPhoneを使っているなら、ぜひ選択肢にどうぞ。


さて、以上のポイントをもとにここからは64商品の中から厳選された「充電できる量が多くてスピードも早め、さらに持ち運びしやすくて使い勝手もいい」4商品を紹介していきます!!

【総合力No.1】UGREEN「Uno 10000mAh ケーブル内蔵型モバイルバッテリー 35603」(販売価格:6,980円)

【総合力No.1】UGREEN「Uno 10000mAh ケーブル内蔵型モバイルバッテリー  35603」(販売価格:6,980円)
  1. おすすめスコア:★4.84(1位/64商品中)
    1. 変換ロスの少なさ:★4.98(7位)
    2. 充電の速さ:★4.92(14位)
    3. 持ち運びやすさ:★4.54(33位)
    4. 使いやすさ:★4.67(7位)

充電できる量が多く、スピードも速め。しかもケーブル内蔵タイプで使いやすさもバツグンなのがUGREEN「Uno 10000mAh ケーブル内蔵型モバイルバッテリー 35603」。


実容量は6,985mAh(実測)とiPhone 14なら2回フル充電できるほどなので、普段の外出レベルなら「すぐに容量がなくなって充電ができない!」なんてことはなし。ちょっとした遠出はもちろん、1泊2日の旅行などでも使えそうです。


出力が28.31W(Type-Cポート・実測)と高いので、スマホをかなり素早く充電できるのもうれしいところ。またこれだけの高出力なので、タブレットの充電にも活躍します。どちらにも使いたい人にはかなりオススメ!


持ち運びやすさについては重さは約200gと軽量な一方、厚みが22mmあるので人によっては大きい印象を受けるかも。ただ、Type-Cケーブルが内蔵されているのは魅力的!! 別にケーブルを準備しなくていいので、「うっかり忘れて充電できない……」の心配がありませんし、荷物を少しでも減らしたい人にもピッタリです。


他には同時に3台の機器を充電したり(Type-Cケーブルが1つ、Type-CとType-Aのポートがそれぞれ1つずつ)、バッテリー本体を充電しながらスマホの充電なんてこともできます。残量が数字で表示されるので、充電し忘れが減らせるのも地味に助かるポイント。


MagSafeこそ使えませんが、「大容量で充電が早くケーブル内蔵でかさばらない」総合的に優秀な一台。「どれを買えばいいかわからない」「買ったはいいけれど、充電が少ないはスピードが遅いはで散々……」という人は、これを買っておけば間違いなしです!!

    【充電の速さNo.1】CIO「SMARTCOBY Pro SLIM CIO-MB35W2C1A-10000-S」(販売価格:4,280円)

    【充電の速さNo.1】CIO「SMARTCOBY Pro SLIM CIO-MB35W2C1A-10000-S」(販売価格:4,280円)
    1. おすすめスコア:★4.83(2位)
      1. 変換ロスの少なさ:★4.67(15位)
      2. 充電の速さ:★5.00(1位)
      3. 持ち運びやすさ:★4.99(3位)
      4. 使いやすさ:★4.67(7位)

    薄型で持ち運びやすいのに、充電スピードがめちゃくちゃ速いのがCIO「SMARTCOBY Pro SLIM CIO-MB35W2C1A-10000-S」です。


    実容量は6,771mAh(実測)とiPhone 14なら2回はフル充電可能。何よりの魅力は充電スピードの速さで、出力が33.55W(Type-Cポート・実測)とトップクラスで高いこともあり、スマホはもちろんタブレットの高速充電だってできちゃいます。仕事などで毎日タブレットを使う人にとっては、心強い味方になってくれるはず!


    また重量は約180gと軽く、本体の厚さは16.2mmと超薄型で面積が67.34cm2と小さいためスマホと重ね持ちしても、邪魔になっている感じがゼロ。充電しつつ快適にスマホの操作がしたい人や、荷物をあまり持ち歩かない人ほど便利に使えます。


    3台の機器を同時に充電できたり(ポート数:Type-Cが2つ、Type-Aが1つ)、バッテリー本体を充電しつつスマホの充電ができるパススルー充電など機能も十分。バッテリー残量がドットの数字で表示されるので、充電し忘れの防止に役立ちます。


    充電しながらスマホを快適に使いたい人、ちょっとの時間でしっかり機器を充電したい人はぜひこちらをどうぞ!

    【ワイヤレス対応No.1】Anker「Anker MagGo Power Bank 10000mAh Slim A1664N21」(販売価格:8,490円)

    【ワイヤレス対応No.1】Anker「Anker MagGo Power Bank 10000mAh Slim A1664N21」(販売価格:8,490円)
    1. おすすめスコア:★4.79(4位)
      1. 変換ロスの少なさ:★4.69(13位)
      2. 充電の速さ:★4.90(17位)
      3. 持ち運びやすさ:★4.89(7位)
      4. 使いやすさ:★4.67(7位)

    iPhoneを使っていて、12以降のシリーズをお持ちならオススメなのがこちら。Qi2規格に対応&充電できる容量や持ち運びやすさも優秀な一台です。


    最大の魅力はやはりQi2のワイヤレス充電に対応している、つまり「ケーブルなしで充電できて、ズレなどで中断する心配が少ない」というところ。くっつけるだけで充電ができるので、ケーブルを探したり差したりがなく、めんどくさがりな人にももってこい! 


    ちなみにケーブルを使っての充電も可能で、出力は27.9W(Type-Cポート・実測)あるので充電速度は結構速めです。なので「快適さ優先ならワイヤレス」「急ぎで充電したいならケーブル」で使い分けるのもアリ。ワイヤレスとケーブルを合わせて、2台同時充電もできちゃいます。


    また重さが約207g、サイズが面積73.84cm2・厚さ15mmとスリムなこともあり、スマホとの重ね持ちも問題なし。それでいて実容量が6,787mAh(実測)と大容量なので、外出時に使った時の快適さはかなりのものです!


    ワイヤレスでありながらスリムさと、十分な充電できる量を備えた一台。iPhoneユーザーかつ仕事の外回りや旅行など出先でスマホを使うことが多い人が使えば、スマホライフの快適度が爆上がりすること確実です!!

    【AC内蔵型No.1】Anker「Anker 733 Power Bank(GaNPrime PowerCore 65W) A1651111」(販売価格:13,990円)

    【AC内蔵型No.1】Anker「Anker 733 Power Bank(GaNPrime PowerCore 65W) A1651111」(販売価格:13,990円)
    1. おすすめスコア:★4.58(15位)
      1. 変換ロスの少なさ:★5.00(1位)
      2. 充電の速さ:★4.85(19位)
      3. 持ち運びやすさ:★3.78(63位)
      4. 使いやすさ:★4.34(34位)

    Anker「733 Power Bank(GaNPrime PowerCore 65W) A1651111」はACプラグが内蔵されているのでモバイルバッテリーとしてはもちろん、コンセントに差してAC充電器としても使える優れもの。


    AC充電器として使用中は最大65W出力(公称)に対応しているのでスマホはおろか、ノートPCの急速充電にも対応。複数のガジェットを普段から持ち歩いていて、それぞれで充電器を用意するのが面倒な人にはかなり便利な一台です。


    実容量は7,287mAh(実測)と圧倒的なのもうれしく、iPhone 14を2回フル充電しても余るほどたっぷり。「充電が足りないよ(泣)」という悩みとは無縁でいられます。また、モバイルバッテリーとしても26.89W(Type-Cポート・実測)と高出力で充電スピードは十分早く、最大3台まで同時に充電もできます(ポート数:Type-Cが2つ、Type-Aが1つ)。


    ただACプラグ内蔵の商品全般に言えることですが、サイズや重量が大きくスマホとの重ね持ちには不向き。本商品も面積は約69.93cm2と小さいものの、厚さは約31mmとかなり分厚く重量も約320gと重めで、手持ちにはややしんどいサイズかもしれません。


    スマホ専用のモバイルバッテリーとして使うよりも、ガジェットをたくさん持ち歩いていて「一台で色々な機器に使える給電アイテムがほしい!」人、ノートPCを使うことが多い人ほど活用できるモバイルバッテリーと言えます。

    全64商品を使い比べた検証コンテンツも要チェック!

    全64商品を使い比べた検証コンテンツも要チェック!

    以上、10,000mAhモバイルバッテリーのガチ比較でわかったオススメの4商品を紹介しました。他にも「MagSafe以外のワイヤレス充電ができる商品はどうなの?」「もっとコンパクトなのが知りたい!」という人は、検証コンテンツも要チェック。全64商品を徹底的に比べたランキングも読めちゃいます!!

    (執筆/マイべマガジン編集部)

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