変換ロスの割合や充電の速さ、持ち運びやすさが気になるAnker 621 Magnetic Battery(MagGo) A1610012。実際に購入しないとわからず、迷っている人もいるのではないでしょうか?
そこで今回は、実際にAnker 621 Magnetic Battery(MagGo) A1610012を徹底検証しました。5000mAhモバイルバッテリー125商品の中で比較してわかったAnker 621 Magnetic Battery(MagGo) A1610012の実力をレビューしていきます。5000mAhモバイルバッテリーの選び方も紹介しているので、購入を検討中の人はぜひ参考にしてみてくださいね!
新卒でPC周辺機器・スマホアクセサリー・カーアクセサリーを取り扱うメーカーに入社。法人営業・広報を担当し、商品開発にも携わる。2023年2月にマイベストに入社し、モバイルバッテリーやビデオカメラなどガジェットやカメラの比較・コンテンツ制作を経験。現在では、家電・カーバイク用品など幅広いジャンルのコンテンツ制作に携わる。「専門性をもとにした調査・検証を通じ、一人ひとりに合った選択肢を分かりやすく提案すること」を心がけて、コンテンツ制作を行っている。
すべての検証は
マイベストが行っています
目次
良い
気になる
スマホ向けの小型なものからアウトドア・災害向けの大型商品まで販売する、Ankerの「Anker 621 Magnetic Battery(MagGo)」。Anker独自の新しい体験に注目したシリーズ6のモバイルバッテリーです。
実容量は3,307mAhで表記の5,000mAhに対して変換ロスは33.86%でした。変換ロスは少なく、iPhone14なら1回分のフル充電が可能です。
充電の速さの検証では、Type-Cポートから11.68Wを記録。急速充電はできませんが、スマホの充電をするには十分な出力でしょう。
重さは約132gとやや軽量。面積が73.26cm2で厚さは11.5mmと薄型のためスマホと重ねて持ちやすく長時間片手で持っていても腕は疲れませんでした。
MagSafeでの充電に対応しており、iPhoneであれば最大7.5W出力でワイヤレス充電が可能です。スマホ1回分の容量があり、MagSafe充電にも対応したコンパクトで使いやすいモバイルバッテリーです。
実際にAnker 621 Magnetic Battery(MagGo)と比較検証を行った商品のなかで、総合評価1位を獲得したベストバイ5,000mAhモバイルバッテリーと、各検証でNo.1を獲得した商品をピックアップしました!
Anker 621 Magnetic Battery(MagGo)のデメリットが気になる人は、ぜひこちらも検討してみてくださいね!
CIO
高出力でコンパクト。Apple製品を複数充電する人に
UGREEN
スマホとぴったりくっつく!ロスも少なく急速充電が可能
マイベストが検証してわかったAnker 621 Magnetic Battery(MagGo) A1610012の特徴は、ひとことでまとめると「薄型でスマホと重ねて持ちやすい。MagSafeにも対応」です。
実際、たくさんある5000mAhモバイルバッテリーの中で、変換ロスの割合や充電の速さ、持ち運びやすさは商品によってどのくらい差があるのか気になりますよね。ここからは、Anker 621 Magnetic Battery(MagGo) A1610012を含む5000mAhモバイルバッテリーの検証方法や、自分に合った5000mAhモバイルバッテリーを選ぶためのポイント、検証で高評価を獲得した商品を紹介していきます。
622 Magnetic Battery(MagGo)は本品のアップグレード版と謳っており、機能がより充実しています。例えば、621には対応していないパススルー充電ができるのは大きな強み。バッテリーをコンセントにつなぎ、そこにスマートフォンを接続しておけば、両方の充電が完了します。
また折りたたみ式スタンドを搭載しているので、置き型の充電スタンドのように使用可能。動画など画面を見ながらワイヤレス充電ができますよ。カラー展開が5色と豊富で、スマホの色に合ったものを選びやすいのもうれしいポイントです。
今回は、Anker 621 Magnetic Battery(MagGo) A1610012を含む5000mAhモバイルバッテリー125商品を実際に用意して、比較検証を行いました。
以下のコンテンツで行われた具体的な比較検証のポイントはこちらです。
検証①:変換ロスの割合
検証②:充電の速さ
検証③:持ち運びやすさ
検証④:使いやすさ
マイベストでは「変換ロスが少なくたくさん充電できる」ものをユーザーが満足できる商品とし、その基準を変換ロス率が30%以下の商品と定めて以下の方法で検証を行いました。
1.検証商品のモバイルバッテリーを満充電にする
2.電子負荷抵抗器と電圧電流チェッカーを検証商品に繋ぐ
3.電子負荷抵抗器を起動し、検証商品の容量が0になるまで減らしていく
4.検証商品の容量が0%になった段階で電圧電流チェッカーで消費した容量を確認する
5.表記容量に対する消費した容量の割合を計算する
リチウム電池からスマホを充電する際に変換できる70%を最高スコアとし、パッケージに記載されている表記容量に近い数値であるものほどおすすめとしておすすめ度をスコア化しました。
マイベストでは「出力が高く充電が速い」ものをユーザーが満足できる商品とし、その基準をスマホを急速充電可能な20W以上の出力ができる商品と定めて、以下の方法で検証を行いました。
1.MacBook Pro 16インチの電池残量を30%にする
2.MacBook Pro 16インチと電流電圧チェッカーと検証商品を繋ぐ
3.検証商品の電源を入れ、MacBook Pro 16インチを電池残量を30%から60%まで充電する
4.充電時の最高出力を電圧電流チェッカーで測定
スマホを急速充電可能な20Wを最高スコアとし、出力が高いものほどおすすめ度をスコア化しました。
マイベストでは「充電しながらスマホと重ねて持てて、カバンやポケットに仕舞っても邪魔に感じない」ものをユーザーが満足できる商品とし、以下の方法で検証を行いました。
各商品をチェックし、以下のポイントごとに点数づけをして、各商品のおすすめ度をスコア化しました。
マイベストでは「充電残量が確認でき、同時に2台以上充電が可能でバッテリー本体へPD入力で充電できる」ものをユーザーが満足できる商品とし、以下の方法で検証を行いました。
各商品をチェックし、以下のポイントごとに点数づけをして、各商品のおすすめ度をスコア化しました。
実容量 | 3,307mAh |
---|---|
最大出力(実測値) | 11.68W |
良い
気になる
バッテリー容量 | 5,000mAh |
---|---|
入力端子 | USB Type-C×1 |
出力端子 | USB Type-C×1 |
最大入力 | 12W |
最大出力(公称値) | 12W |
ワイヤレス時の最大出力(公称値) | 7.5W |
残量表示方法 | インジケーター |
USB PD対応 | |
ケーブル内蔵 | |
ACプラグ内蔵 | |
ワイヤレス充電(Qi)対応 | |
スタンド付き | |
付属品 | USB Type-C to Type-Cケーブル、取扱説明書 |
保証期間 | 24か月+6か月(会員登録後) |
幅 | 6.6cm |
奥行 | 11.1cm |
高さ | 1.15cm |
重量 | 約132g |
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モバイルバッテリーの容量はmAh(ミリアンペアアワー)という単位で表記され、数字が大きいほど機器を充電できる容量が多くなります。
しかし、パッケージに「5,000mAh」と表記されていても、5,000mAhの容量すべてを充電で使用できるわけではありません。バッテリーとスマホには電圧の差があり、充電する際に差を埋めるための電圧変換が行われます。この変換によって電力ロスが生まれ、表記よりも少ない容量しか充電で使用できません。
実際に検証してみると、充電できた容量は多いもので表記の60~70%。なかには、スマホ1回分の充電に満たないものもありました。容量は充電できる回数に直結するので、できるだけ実容量が大きいものを選びましょう。
5,000mAhのモバイルバッテリーには薄型とスティック型の2種類があります。どちらもコンパクトですが、充電しながらスマホを操作したい人には薄型がおすすめです。
薄型はポケットやカバンのちょっとした隙間にも仕舞いやすく、充電しながらスマホと重ねて持っても邪魔になりません。スマホと重ねて持てることにより、ケーブルの長さに可動域を制限されないのもメリットです。
一方、スティック型はスマホと重ねると持ちにくいのがデメリット。充電する際はポケットやカバンに入れてケーブルをスマホまで伸ばすので、スマホの取り回しに影響が出ます。
5,000mAhのバッテリーを買うなら、スマホと重ねて持ちやすい薄型を選びましょう。
モバイルバッテリーを選ぶ際は、充電出力の数値も確認しましょう。充電出力はW(ワット)で表記され、機器の充電時間に関わります。出力が大きいものほど充電スピードが速いので、短い時間で機器を充電可能です。
スマホを急速充電する場合は18W以上の出力が必要。しかし、18W以上の出力が可能なモデルは5,000mAhのモバイルバッテリーのなかでもサイズが大きい傾向があります。
充電の速さと持ちやすさを両立させたい人には、12W出力のものがおすすめです。iPhone14を30分間充電したところ、約40%まで充電できました。サイズもコンパクトで持ちやすいものが多いので、出力は12Wのものを選びましょう。
有線充電の場合、ケーブルを挿す手間があるほか、充電しながらスマホを操作したときにケーブルのわずらわしさを感じることもあります。そういった不満を解消したい人は、MagSafe対応のものを選びましょう。
MagSafeはAppleが開発したマグネットを利用した充電技術。ワイヤレスで充電できるため、断線してしまって充電できないことがないのも大きな魅力です。
MagSafe対応モバイルバッテリーについて知りたい人は、選び方を詳しく紹介しているコンテンツもありますのでチェックしてくださいね。
MagSafeは有線充電と比べると、充電速度が遅いという欠点があります。また、対応機種がiPhone12以降のシリーズに限られてしまうので、購入の際は注意しましょう。
モバイルバッテリーのなかには、コンセントに挿し込めるACプラグが一体になった商品があります。バッテリーとしては勿論のこと、AC充電器としても使えるのが特徴です。コンセントにそのまま挿してバッテリー本体の充電ができるため、バッテリー充電用のAC充電器とケーブルを別で用意する必要がありません。
一方で、ACプラグ一体型のモバイルバッテリーは、同じ5,000mAhのなかでも大きく重い傾向があります。コンセントがないものと比較しても2倍近い重量があり、大きさは10,000mAhのバッテリーとほとんど変わりません。
5,000mAhのバッテリーを選ぶなら、コンパクトで持ち運びやすいコンセントがないものを選びましょう。
最近では、ACプラグ一体型のほかにケーブルや充電端子が一体型の商品も人気を集めています。別途充電ケーブルを用意する必要がないため、荷物を減らしたりケーブル忘れを防いだりできて便利です。
しかし、一体型のケーブルが断線したり端子が壊れたりすると、充電できなくなるといったリスクも。万が一の場合に備えて、別途ケーブルも用意するのが良いでしょう。
どのケーブルを選べば良いかわからない人は、充電用のケーブルを紹介しているコンテンツもあるのでチェックしてくださいね。14シリーズまでのiPhoneを使っている人は「ライトニングケーブル」を、iPhone 15シリーズ・Androidスマホを使っている人は「USBタイプCケーブル」を確認しましょう。
5000mAhモバイルバッテリーの検証で上位を獲得した商品をご紹介します。Anker 621 Magnetic Battery(MagGo) A1610012以外にも、ぜひ以下のおすすめ商品も検討してみてくださいね。
実容量 | 3,321mAh |
---|---|
最大出力(実測値) | 19.61W |
良い
気になる
バッテリー容量 | 5,000mAh |
---|---|
入力端子 | USB Type-C×1 |
出力端子 | USB Type-C×1 |
最大入力 | 18W |
最大出力(公称値) | 22W |
ワイヤレス時の最大出力(公称値) | 15W |
残量表示方法 | 数字 |
USB PD対応 | |
ケーブル内蔵 | |
ACプラグ内蔵 | |
ワイヤレス充電(Qi)対応 | |
スタンド付き | |
付属品 | USB Type-A to Type-Cケーブル、取扱説明書 |
保証期間 | 12か月 |
幅 | 9.3cm |
奥行 | 6.3cm |
高さ | 1.56cm |
重量 | 約139g |
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実容量 | 3,349mAh |
---|---|
最大出力(実測値) | 16.79W |
良い
気になる
バッテリー容量 | 5,000mAh |
---|---|
入力端子 | USB Type-C×1 |
出力端子 | USB Type-C×1 |
最大入力 | 20W |
最大出力(公称値) | 18W |
ワイヤレス時の最大出力(公称値) | 7.5W |
残量表示方法 | インジケーター |
USB PD対応 | |
ケーブル内蔵 | |
ACプラグ内蔵 | |
ワイヤレス充電(Qi)対応 | |
スタンド付き | |
付属品 | USB Type-C to Type-Cケーブル、取扱説明書 |
保証期間 | 12か月 |
幅 | 10.37cm |
奥行 | 6.83cm |
高さ | 1.2cm |
重量 | 約136g |
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