【徹底比較】20,000mAhモバイルバッテリーのおすすめ人気ランキング【2025年6月】

クラウドファンディングで人気を集める大阪のガジェットメーカー、CIOの「SMARTCOBY TRIO」。2023年9月にクラウドファンディングが行われた商品で、前モデルにはなかった機能が追加されたほか、本体表面には傷がつきにくい「シボ加工」が施されています。持ち運びやすく機能性も豊富で、スマホ用はもちろんノートPC用のモバイルバッテリーがほしい人にもおすすめの商品です。

変換ロスの少なさの検証では、実容量は13,005mAhで表記の20,000mAhに対して変換ロスは34.98%。ロスは少なめでバッテリー0%のiPhone14を充電する場合、4回フル充電ができます。数日分のスマホの充電を賄えるうえ、旅行や外出先では家族や友人のスマホも充電可能です。

充電の速さの検証では、単ポート使用時にType-Cポートから66.2Wを記録しました。スマホ・タブレットはもちろんのこと、Mac Book Proのような高性能ノートPCまで急速充電できるほどの超高出力です。2ポート同時使用時は2つのType-Cポートからそれぞれ43.38Wと17.05Wを出力。ノートPCとスマホを同時に繋いでも、十分なスピードで充電できる商品といえます。

本体の厚さは29.5mmと分厚めで充電しながらスマホと重ねて持ったり、ポケットに仕舞ったりするには不向きな大きさです。一方で、面積は65.55cm2と今回検証した商品のなかでもトップクラスに小さく、重さも約333gと軽量。小さめのショルダーバッグにもサッと仕舞えるので、旅行はもちろんちょっとした外出にも気軽に持ち出せます。

出力ポートはType-Cを2つとType-Aを1つの合計3つを搭載。スマホやタブレット、スマートウォッチなど合計3台の機器を同時に充電できます。バッテリー本体への充電はType-Cポートから最大67Wで可能。また、バッテリー本体と充電したい機器を同時に充電できるパススルー機能を搭載しているため、コンセントや充電器が1つしかない環境でも活躍します。充電ポート面にはバッテリー残量が数字で表示されるため、充電状況を細かく把握できますよ。

フラッシュメモリやスマホ充電器を販売する、シリコンパワージャパンの「C20QC」。カラーはブラック・ホワイトの2色展開で、USB Type-C to Type-CケーブルとUSB Type-A toType-Cケーブルが付属しています。コンパクトで持ち運びやすいモバイルバッテリーがほしい人におすすめの商品です。

変換ロスの検証では、実容量は14,027mAhで表記の20,000mAhに対して変換ロスは29.86%でした。変換ロスは非常に小さく、iPhone14なら4回フル充電が可能です。

充電の速さの検証では、単ポート使用時は18.21W出力でスマホやタブレットの急速充電が可能な高出力。一方、2ポート同時使用時はType-Cポートから10.27W、Type-Aポートからは4.12Wと単ポート接続時よりも出力が落ちてしまいました。複数接続時の充電スピードはやや物足りないといえます。

本体サイズは厚さ23.5mmで面積85.37cm2と今回検証した商品のなかでも非常にコンパクトでした。重さも約324gと軽量で、持ち運びの際に負担を感じることはほとんどないでしょう。

Type-Aポートが2つとType-Cポートが1つの合計3つの出力ポートを搭載しており、3台の機器を同時に充電可能です。入力ポートはType-CとmicroUSBの2つがあり、ケーブルに合わせてバッテリー本体の充電ができます。

大型のポータブル電源やスマホ用の小型充電器を販売している中国のメーカー、VOLTMEの「Hypercore 20K Power Bank」。薄型のモバイルバッテリーで、充電しながらスマホと重ねて持ちたい人におすすめの商品です。

実容量は14,039mAhで、表記の20,000mAhに対して変換ロス率は29.81%でした。変換ロスが少なく実容量は十分で、iPhone14を4回フル充電できます。

充電の速さの検証では、19.39Wを記録しました。スマホやタブレットを急速充電するのに十分な出力です。一方、2ポート同時使用時はType-Cポートは12.66W、Type-Aポートは3.06Wと出力が低く、機器の充電に時間がかかるでしょう。

持ち運びやすさは、面積が116.92cm2とやや大きいものの厚さは19mmと薄く、重さも約328gと軽量。薄型で充電中にスマホと重ねて持っても負担に感じませんでした。

出力ポートはType-Cが1つ、Type-Aが1つで2台の機器を同時に充電できます。バッテリー本体への充電はType-Cポートから最大18Wで可能です。

モバイルバッテリーを主に扱う電化製品メーカー、Ankerの「Anker Nano Power Bank (20000mAh, 30W, Built-In USB-C ケーブル)」。とにかく実容量が大きいものを求めている人におすすめです。

変換ロスの少なさの検証では、実容量が13,991mAhと優れた結果に。表記の20,000mAhに対して変換ロスは30.05％と小さく、iPhone14なら4回は充電できます。

充電の速さの検証では、Type-Cの出力を測定すると28.94Wで、スマホ・タブレットなら急速充電できるレベル。一方で、2ポート使用時の充電速度はやや遅く、それぞれのポートの出力を測るとType-Cポートは7.156W・Type-Aポートは6.808Wを記録しました。2台同時に充電すると、単ポート時より充電に時間がかかるでしょう。

重量が約385gと重すぎず、持ち運びやすいのは魅力。面積は126.92cm2と大きめなものの、厚さは20mmとスマホと重ねて持ちやすい薄さです。

出力ポートはType-C×2・Type-A×1を搭載し、同時に3台充電できます。MagSafeには非対応ですが、本体への充電はType-Cポートからでき、PD対応で本体への急速充電が可能。バッテリー残量は数字表記で、充電残量を簡単に把握できます。本体と充電したいデバイスを同時に充電するパススルー機能の記載はありませんが、実機動作上は同時に充電できました。十分に使いやすく、実容量重視の人の有力候補になります。

AmazonをはじめとするECサイトでスマホ向け充電器を販売する中国メーカー、INIU「モバイルバッテリー 20000mAh」。カラーはブラック・ホワイトの2色で、USB Type-A to Type-Cケーブルが付属しています。

実容量は14,473mAhで表記の20,000mAhに対して変換ロス率は27.64%でした。今回検証したなかでも変換ロスは少なく、iPhone14であればフル充電が4回可能です。

充電の速さの検証では、単ポート使用時は18.03Wを記録。スマホの急速充電に十分な出力でした。一方、2ポート同時使用時はType-Cポートから11.99W、Type-Aポートからは2.12Wと単ポート使用時よりも合計出力が少なくなりました。とくにType-Aポートはかなり出力が弱いので、2ポート同時に使用する場合はイヤホンのような小型な機器を充電しましょう。

本体の厚さは25mmと薄型で面積も96.6cm2と小さく、カバンやポケットに仕舞いやすいサイズ。重さも約363gと軽量で片手でも持ちやすい商品です。

出力ポートはType-Cが1つとType-Aポートが2つの合計3つで、3台の機器を同時に充電できます。バッテリー本体への充電はType-Cポートから最大18Wで可能です。バッテリー残量は数字で表示されるため充電状況を細かく把握できます。Type-Cポートの横にはLEDライトが搭載されており、電源ボタンを2回押すことでオン・オフの切り替えが可能です。

Amazonにてスマホ向きの充電器を販売するメーカー、Baseusの「Baseus BladeHD」。表面上部にディスプレイを搭載しており、薄型で正方形の本体が特徴的です。

変換ロスの少なさの検証では、実容量は13,357mAhで表記の20,000mAhに対して変換ロスは33.22%でした。変換ロスは少なくバッテリー0%のiPhone14を充電する場合、約4回フル充電ができます。

充電の速さの検証では、単ポート使用時にType-Cポートから92.95W出力を記録。超高出力でスマホだけでなく、MacBook Proのような高性能ノートPCの急速充電が可能です。2ポート同時使用時は2つのType-Cポートからそれぞれ53.34Wと28.54Wを出力。ノートPCとタブレットを同時に急速充電できるほど高出力です。

天面の面積は179.56cm2と広いものの、厚さはわずか19.8mm。薄型の正方形で、ノートPCと一緒にPCケースに仕舞いたい人におすすめです。

出力ポートはType-CとType-Aを2つずつの、合計4ポートを搭載。最大で4台の機器を同時に充電できます。バッテリー本体への充電はType-Cポートから最大60W入力に対応。本体上部のモニターでは、残量や充電状況を数字で確認できます。バッテリー本体を充電しながら機器を充電できるパススルー機能も搭載。コンセントが少ない旅行先や、充電器を1つしか持っていないときに活躍するでしょう。

充電関連の機器を扱うメーカー、Aukey Technologyの「AUKEY Spark Mini 20000 PB-Y57-GY」。持ち運びやすいものを求めている人におすすめです。

変換ロスが少なく、充電に使える容量が大きいのも魅力。表記の20,000mAhに対して実容量は13,804mAhを記録し、ロス率は30.98％でした。iPhone14なら4回フル充電できる計算です。

充電の速さの検証では、Type-Cポートの出力は18.60Wを記録しました。スマホの急速充電には十分な出力といえます。一方で、2ポートで同時充電するときの速度はいまひとつ。Type-Cポートは3.27W・Type-Aポートは12.08Wと出力は低く、単ポートより充電速度が落ちます。

持ち運びやすさは重量が約315g・面積は78.99cm2と、軽量かつコンパクトでポケットに入れやすいサイズです。厚さも26.3mmと大きすぎず、スマホと重ねて持ってもかさばりにくいでしょう。

入力端子にはType-Cポートを搭載し、最大18Wで本体に充電できます。バッテリー残量はインジケーターで表示され、おおまかに充電タイミングを把握可能。本体と接続デバイスを同時に充電できる、パススルー機能も搭載しています。マグネットでスマホ背面につけられるMagSafeには非対応ですが、使い勝手は悪くなく、携帯性重視なら候補になるでしょう。

変換ロスの少なさの検証では、ロス率は31.29％で、表記の20,000mAhに対して実容量は13,743mAhと優秀でした。iPhone14であれば4回フル充電できる容量です。

単ポートでの充電速度は良好で、Type-Cポートの出力を測ると28.19Wを記録しました。スマホ・タブレットを急速充電するには十分な出力です。一方で、2ポート同時充電時の出力はType-Cポートが8.76W・Type-Aポートが5.63Wと低めな数値となりました。

厚さ30.5mmと薄くはないものの、面積89.54cm2と非常にコンパクトで持ち運びやすいサイズ。重量も約347gと軽く、持ち運ぶときに負担になりにくいでしょう。

出力端子にはType-Cポートを2つ・Type-Aポートを1つ搭載し、3台のデバイスを同時充電したい人にもおすすめです。本体を充電する入力端子はType-Cポートで、最大30Wで充電可能。バッテリー残量はインジケーターで表示され、おおまかに把握できます。低価格帯ながら使い勝手は悪くなく、コストで選んでも後悔しないでしょう。