通信機能を搭載し、クラウド上にデータを転送・保存できる通信型ドライブレコーダー。車両トラブルの映像をクラウド上に残すことで、動画の紛失リスクを低減できます。しかし、コムテックやパイオニアなどの販売メーカーがあり、機種によって機能もさまざま。画質や録画件数も違うので、どれがよいのか迷いますよね。
そこで今回は、通信型ドライブレコーダーの選び方を解説。さらに、おすすめの通信型ドライブレコーダーをAmazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングの売れ筋から人気ランキング形式でご紹介します。ぜひ購入の際の参考にしてください。
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通信型ドライブレコーダーとは、通信機能を搭載し、インターネットのクラウド上に映像データを転送・保存できるタイプを指します。携帯のように、主に4GやLTEなどのモバイル回線に繋がっているため、ドライブレコーダーと距離があっても、映像や位置情報の確認が可能です。
通信型は、すでに起こった事故にスムーズに対応できるのがメリット。事故時の映像をクラウド上に残せるため、通常のドライブレコーダーと比べて動画の紛失リスクを低減できます。専用アプリに事故の発生通知が来る商品や、JAFへの緊急自動通報機能がある商品もあり、急なトラブルに対応しやすいでしょう。
また、事故を未然に防ぐための機能が充実している点も魅力です。たとえば、急加速・急減速・急ハンドルなどの危険運転の検知や、わき見・居眠りの検知ができるものもあり、安全運転の意識向上にも役立ちます。
通信機能を利用するためには、スマホやタブレットと同様に、通信契約をする必要があります。通信契約しなければ、一般的なドライブレコーダーと同様の機能のみしか使えません。契約プランには月額や年額があり、プラン内容も各社で異なるので、必要な機能の有無や予算と合うかを確認してから選んでください。
また、契約には個人向けと法人向けがあり、選べる機種も個人と法人で異なる点も覚えておきましょう。たとえば、アルコール検知器との連動機能や、運転免許証をかざす本人確認機能は、法人向けのみに搭載しています。契約形態を踏まえたうえで、ほしい機能があるかを確認し、利用環境に適したものを選びましょう。
通信型ドライブレコーダーを選ぶ際に必ずチェックしておきたい「5つのポイント」をご紹介します。
通信型ドライブレコーダーを選ぶなら、まずカメラの種類や、画角や画質などの性能に注目。いざというときの証拠をしっかり残すためのポイントをチェックしましょう。
トラブルに備えるために、車両前方・後方が記録できる前後2カメラ型を検討してください。フロントカメラだけでは撮影できない、後方の状況もしっかりカバーできる点がメリット。あおり運転や追突事故などに遭ったときにも、より詳細な状況証拠を残しやすいでしょう。
レンズの画角は、水平・垂直ともに広いものがおすすめです。水平画角は左右を写す範囲のことで、前方120〜360度・後方120〜160度程度の商品があります。一方、垂直角度は上下方向を映す範囲で、前方60〜240度・後方70〜100度程度の商品があるので、商品仕様欄の画角表記をチェックしてみてください。
なお、一体型2カメラ搭載と記載された商品は、前方と後方にカメラを設置する2カメラ型ではありません。1台に前後2つのレンズが内蔵されており、前方と主に車内後方の様子を写す仕様です。前方のみ1カメラ型のなかには、オプションで後方カメラを追加できる機種もあるので、商品説明や関連機材も確認しておきましょう。
万が一の事故やトラブルに備えて鮮明な映像を残すなら、フルHD以上の高画質モデルを選びましょう。フルHDとは解像度1920×1080ピクセルのことで、細部までくっきり映像を記録できる画質の目安です。解像度が高いので、走行している車のナンバープレートを読み取りやすく、より高い証拠能力が期待できるでしょう。
また、夜間や逆光時の記録もしっかり残るよう、逆光補正機能を備えたタイプがおすすめです。逆光補正機能付きは、HDR(ハイダイナミックレンジ)・WDR(ワイドダイナミックレンジ)と記載があることが一般的。夜道やトンネルの出口などの明暗差や、強い日差しによる見えにくさを抑えて、鮮明な映像を記録します。
事故やトラブルに見舞われた際に必要な情報を残すために、クラウドの録画可能件数もチェックしてください。クラウド上に残せる録画件数は、メーカーによって差があります。録画件数が少ないと、いざというときにほしい情報が残っていない可能性もあるので注意してください。
あわせて、録画の保存期間やアップロード制限に関する条件も確認しておきましょう。例えば、当月と前月の2か月分を最大10件まで、月に30件など保存期間が異なります。また、通信容量や通知回数に上限があると、それを超えた録画は保存されない場合もあるため、それぞれの制限内容を確認しておきましょう。
なお、法人向けは、契約内容によって保存できる件数や通信量が大きく異なる場合もあります。公式サイトでは詳細が確認できないことが一般的なので、メーカーに直接問い合わせたり見積もりを取ったりして確認してください。
通信型ドライブレコーダーには駐車監視機能が搭載されているものが多く、ON設定により駐車中の車を保護できます。複数の録画時間や録画状況が選べると、残しておきたいシーンに応じて柔軟に設定できて便利です。
監視機能は、最大24時間録画・タイムラプスで最大50時間録画・衝撃検知録画など。最大24時間録画は、1日程度の外出や夜間の常時監視にぴったり。一定間隔で静止画を撮るタイムラプスは、長期出張時やバッテリー負荷を抑えた記録に向いています。衝撃検知録画は、衝撃検出時のみ起動するので消費電力の抑制が可能です。
ただし、車両の常時電源を使用する場合、バッテリーへの負荷がかかることに要注意。車両によってはバッテリー上がりの原因になるため、車両バッテリーの状態を定期的に確認してください。商品によっては別売りの駐車監視用電源ケーブルや駐車記録用バッテリーが必要なので、事前に確認しておきましょう。
通信型ドライブレコーダーは専用アプリがリリースされているので、求めるサポート力や機能に応じて選びましょう。アプリの機能は商品ごとに違うため、自分に合うものや必要なものを選ぶことでよりスムーズなドライブに役立ちます。
離れた場所からドライバーを見守りたいなら、通話機能や見守り通知機能がおすすめです。通話機能は車に衝撃を受けたときや後続車接近のデータが保存されたとき、アプリを通して声掛けができます。みまもり通知機能は、車の位置情報や画像を確認できるので、初心者ドライバーや高齢者の運転時にも活用可能です。
遠出する機会が多い人は、ドライブナビ機能が便利。都市部の複雑な道や交差点情報をアプリで確認できるので、はじめて訪れる場所でも運転しやすいでしょう。音声ナビ搭載のレコーダーと連携すれば、スマホ表示と音声ガイドでよりスムーズに目的地へ向かえます。
また、法人向けには、業務の状況をリアルタイムで確認できるモデルもあります。運行ルートのガイドや問い合わせもできるため、業務の改善や効率化にもうってつけ。ただし、契約パッケージによって使用できる機能が変わる場合もあるので、事前にメーカーに確認することをおすすめします。
より快適な走行をするための、プラスαの機能性にも注目してください。自分の苦手なシーンをサポートする機能があれば、スムーズな運転をサポートできるでしょう。メーカーや機種ごとに機能が少しずつ違うので、何を求めるかに応じて選んでください。
あおり運転に備えたい人や、車間距離を取るのが苦手な人は、後続車接近アラートが便利。後続車が異常に接近した場合は、警告音を鳴らして知らせます。機種によっては先行車接近アラート機能付きモデルもあり、自身の車が前の車に近づきすぎると警告音が鳴って接触回避に役立ちますよ。
法人向けの場合は、巡回ルートや訪問順の最適化、前日の運転評価など多数の機能が使えるメーカーもあります。仕事の効率化はもちろん、運転の意識改革にも役立つでしょう。ただし、アプリ機能と同様に、契約するパッケージの種類によって使える機能が変わる場合があります。
一部の商品データはAIで自動入力しており、現在のデータ正解率は平均約90%です。ご購入の際は必ず事前に各商品の公式サイトで内容をご確認ください。
商品 | 画像 | 最安価格 | ポイント | 詳細情報 | ||||||||||||||||||||||
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フロントカメラの設置場所 | 設置方法 | カメラ構成 | 液晶サイズ | 記録解像度(フロント) | 記録解像度(リア) | 水平画角(フロント) | 垂直画角(フロント) | 水平画角(リア) | 垂直画角(リア) | 安全運転支援機能 | 記録方式 | 記録時間の目安 | 駐車監視機能 | 映像ファイル形式 | 幅(フロント) | 奥行(フロント) | 高さ(フロント) | 重量(フロント) | HDR対応 | GPS対応 | Gセンサー | |||||
1 | コムテック ドライブレコーダー|ZDR059 | ![]() | 映像を自動保存。専用アプリで通話もできる | フロントガラス | 両面テープ、専用ステー | 360度メイン+リア | 3.1インチ | QHD(2160×2160) | フルHD(1920×1080) | 360度 | 240度 | 138度 | 70度 | 後車接近警告 | 常時録画、衝撃検知録画(イベント録画) | 約1.25~1.75時間(32GB) | 標準装備 | MP4 | 100.8mm | 42.7mm | 103.9mm | 194g | ||||
2 | コムテック ドライブレコーダー ZDR058 | ![]() | 無線LAN不要。4G LTE通信で直接つながる | フロントガラス、ダッシュボード | 両面テープ | 前後2カメラ | 3.1インチフルカラーTFT液晶 | フルHD(1920×1080)、HD(1280×720) | フルHD(1920×1080)、HD(1280×720) | 138度 | 70度 | 138度 | 70度 | 前車発進警告(発進遅れ警告)、後車接近警告、前方衝突警告(追突防止アラート) | 常時録画、衝撃検知録画(Gセンサー録画)、衝撃検知録画(イベント録画)、動体検知録画(モーションセンサー録画)、マニュアル録画 | 約110~170分(32GB) | 標準装備 | MP4 | 100.4mm | 29.8mm | 62.7mm/取付ステー装着時:93.1mm | 164g | ||||
3 | パイオニア NP1|NP-001 | ![]() | 音声ナビ搭載。1台で多方向の撮影とクラウド保存ができる | フロントガラス | 両面テープ | 3カメラ | 不明 | フルHD(1920×1080) | フルHD(1920×1080) | 130度 | 68度 | 124度 | 65度 | 後続車異常接近通知機能 | 連続録画、イベント録画、手動イベント録画、駐車監視録画 | 16GB:約100〜250分/32GB:約210〜500分(クラウド容量5GB) | オプション別売り | MP4(H.264) | 118mm | 93mm | 75mm | 300g | 不明 |
設置方法 | 両面テープ、専用ステー |
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カメラ構成 | 360度メイン+リア |
駐車監視機能 | 標準装備 |
HDR対応 |
衝撃などのイベントを検出した際に、画像または映像をクラウドサーバーへ自動で保存します。またスマートフォン専用アプリからのリクエストで、現在の画像または映像を保存することも可能。スマートフォン専用アプリで本製品と通話もできますよ。
記録解像度(フロント) | QHD(2160×2160) |
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記録解像度(リア) | フルHD(1920×1080) |
垂直画角(フロント) | 240度 |
水平画角(リア) | 138度 |
垂直画角(リア) | 70度 |
安全運転支援機能 | 後車接近警告 |
記録方式 | 常時録画、衝撃検知録画(イベント録画) |
記録時間の目安 | 約1.25~1.75時間(32GB) |
映像ファイル形式 | MP4 |
幅(フロント) | 100.8mm |
奥行(フロント) | 42.7mm |
高さ(フロント) | 103.9mm |
重量(フロント) | 194g |
GPS対応 | |
Gセンサー |
設置方法 | 両面テープ |
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カメラ構成 | 前後2カメラ |
駐車監視機能 | 標準装備 |
HDR対応 |
衝撃やスイッチを押すなどのイベントを検出した際に、画像または映像をクラウドサーバーへ自動で保存。スマートフォン専用アプリと本製品で通話でき、異常を感じたときにアプリから声がけ可能。さらに、本製品起動・終了時の通知や位置情報の確認も可能なので、高齢者・免許取得直後の人を見守ることもできます。
記録解像度(フロント) | フルHD(1920×1080)、HD(1280×720) |
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記録解像度(リア) | フルHD(1920×1080)、HD(1280×720) |
垂直画角(フロント) | 70度 |
水平画角(リア) | 138度 |
垂直画角(リア) | 70度 |
安全運転支援機能 | 前車発進警告(発進遅れ警告)、後車接近警告、前方衝突警告(追突防止アラート) |
記録方式 | 常時録画、衝撃検知録画(Gセンサー録画)、衝撃検知録画(イベント録画)、動体検知録画(モーションセンサー録画)、マニュアル録画 |
記録時間の目安 | 約110~170分(32GB) |
映像ファイル形式 | MP4 |
幅(フロント) | 100.4mm |
奥行(フロント) | 29.8mm |
高さ(フロント) | 62.7mm/取付ステー装着時:93.1mm |
重量(フロント) | 164g |
GPS対応 | |
Gセンサー |
設置方法 | 両面テープ |
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カメラ構成 | 3カメラ |
駐車監視機能 | オプション別売り |
HDR対応 | 不明 |
NP1は、カーナビ・ドライブレコーダー・車内Wi-Fiを一体化したオールインワン車載器です。1台で前方・車内・側面・後方を撮影できるほか、リアルタイムに確認できる監視セキュリティ機能を搭載。音声操作によるナビ機能とクラウド機能により、安心で快適なドライブをサポートします。
記録解像度(フロント) | フルHD(1920×1080) |
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記録解像度(リア) | フルHD(1920×1080) |
垂直画角(フロント) | 68度 |
水平画角(リア) | 124度 |
垂直画角(リア) | 65度 |
安全運転支援機能 | 後続車異常接近通知機能 |
記録方式 | 連続録画、イベント録画、手動イベント録画、駐車監視録画 |
記録時間の目安 | 16GB:約100〜250分/32GB:約210〜500分(クラウド容量5GB) |
映像ファイル形式 | MP4(H.264) |
幅(フロント) | 118mm |
奥行(フロント) | 93mm |
高さ(フロント) | 75mm |
重量(フロント) | 300g |
GPS対応 | |
Gセンサー |
通信型ドライブレコーダーは、自分で取りつけることも可能です。自力で設置すると工賃がかからないため、コストを抑えられる点が大きなメリット。DIYに慣れている人や、配線作業に抵抗がない人にとっては、手軽な選択肢といえます。
ただし、設置には整備の専門知識や技術が求められることもあるので注意が必要です。場合によっては、取りつけ位置の失敗や、車のパーツを破損する可能性もあります。むずかしいと感じたら、無理せずカー用品店や専門業者に依頼しましょう。
どんなドライブレコーダにすべきか決めきれないときは、一般的なドライブレコーダーの選び方も参考にしてください。以下のコンテンツでは、ドライブレコーダーの選び方のほか、各種商品を比較検討してレビューしています。迷ったときは、こちらもぜひ参考にしてください。
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