数十年前から現代まで、取り扱いやすいコンパクト感と軽量な設計にこだわっているOM SYSTEM(オリンパス)カメラ。Zuikoをはじめ、現代でも神レンズと呼ばれるオールドレンズは多数ありますが、OMやPEN-Fなどマウントの違い、広角や望遠など焦点距離の違いがあり、どれを選べばよいのか悩んでしまいますよね。
そこで今回は、OM SYSTEMのオールドレンズの選び方とともに、人気のオールドレンズをランキング形式でご紹介したいと思います。OM SYSTEMの魅力やセンサーサイズの計算方法などもチェックしながら、好みにぴったりな一品を探しましょう!
徹底した自社検証と専門家の声をもとにした、商品比較サービス。 月間3,000万以上のユーザーに向けて「コスメ」から「日用品」「家電」「金融サービス」まで、ベストな商品を選んでもらうために、毎日コンテンツを制作中。
2021年1月1日から、オリンパス株式会社の映像事業部門はOMデジタルソリューションズ株式会社へ事業譲渡され、ブランド名はOM SYSTEMへと変更されています。
目次
オールドレンズのラインナップも豊富で、広範囲が写る広角レンズから、クローズアップ写真にぴったりなマクロレンズまで、撮影シーンに応じて選択できますよ。現代のカメラにはない操作感やレトロな描写は、昔のレンズならではの楽しみ方。
ただし、自分に合ったオールドレンズを見つけるためには、機能の種類・マウントなど複数のポイントを把握する必要があります。ご紹介する選び方を参考に、お気に入りのオールドレンズを見つけてくださいね。
一眼レフカメラやミラーレスカメラにオールドレンズを装着するときは、センサーサイズを確認しておくことが大切です。OM SYSTEMのオールドレンズの多くは「フルサイズ(35mm判)」ですが、現行のOM-DやPENシリーズでは「マイクロフォーサーズ」を採用しています。
センサーサイズが変わると、同じ焦点距離でも画角が異なるため、メーカーやモデルに適した計算方法を押さえておきましょう。たとえば、焦点距離60mmのオールドレンズをマイクロフォーサーズのカメラにつけると、撮影時の焦点距離は120mmになります。
標準域のレンズでも中望遠域・望遠域になる場合があるため、撮りたい画角を基準に選ぶのがおすすめ。とくにOM SYSTEMはハーフサイズカメラもあるため、撮影シーンをイメージしながら決められると安心です。
OM SYSTEM(オリンパス)のオールドレンズを選ぶ際に必ずチェックしておきたい「6つのポイント」をご紹介します。
OM SYSTEMのオールドレンズでは、複数のマウントが選択できます。人気の銘玉からマイナーなものまで特徴はさまざまなので、好みのマウントを決めておきましょう。
コンデジ程度の小さいカメラを使っている人には、「PEN-F」のマウントもおすすめできます。フルサイズの半分のフィルムサイズで撮影する「ハーフカメラ」用のレンズで、大きさはOMマウントよりもさらにコンパクト。
APS-Cのセンサーサイズと画角が同等なので、APS-Cのミラーレスカメラと組み合わせると、魅力をたっぷりと感じられるでしょう。マクロから望遠まで、オールドレンズのバリエーションが豊富な点もうれしいポイントです。
マイナーなオールドレンズを使ってみたい人は、「M42」用のレンズを視野に入れてみてはいかがでしょうか。フィルムカメラ全体ではスタンダードなマウントですが、OM SYSTEMで製造・販売されていたのは短期間。OMやPEN-Fに比べると、残っているレンズも少ないマウントです。
OMシリーズに比べるとサイズは大きくなりますが、性能の高さはしっかり保持されています。少しマニアックなオールドレンズが気になる人は、M42マウントもチェックしてみてくださいね。
OM SYSTEMのフィルムカメラ以外のカメラと組み合わせる場合は、適合するマウントアダプターもそろえておきましょう。OM用であればOM SYSTEM純正のアダプターがあるため、マイクロフォーサーズマウントを搭載したOM SYSTEMカメラ、またはパナソニックのカメラに装着できますよ。
また、ほかのメーカーのマウントでも組み合わせは可能。たとえば、オールドレンズとの組み合わせで人気のソニー「α7」にOMレンズを付けたいときは、Eマウント用のOMマウントアダプターを介すことで撮影できるようになります。
カメラレンズの焦点距離によって、標準レンズや広角レンズなど複数の種類に分けられます。撮影時の画角やボケ感を左右する要素なので、被写体に合った特徴を把握しておきましょう。
見えている景色を切り取って写真に残したいときは、焦点距離35~50mmの標準レンズがおすすめ。視覚にちかい画角なので、風景や人物などさまざまな被写体を撮りやすいのが魅力です。
構図をイメージするのが苦手な人は、より視覚と同等になる35mm前後の焦点距離を基準に選ぶとよいでしょう。フィルムカメラでも一般的な画角なので、豊富なラインナップから候補を絞れますよ。
大きな建物や広い景色を1枚に収めたい場合は、焦点距離35mm以下の広角レンズが便利です。人の視覚よりも広い範囲を写せるので、標準レンズに比べてダイナミックな写真に仕上がります。
OM SYSTEMのオールドレンズには、「超広角」と呼ばれる焦点距離18mmのレンズもありますよ。数字が小さいほど写る範囲は広くなるので、被写体の大きさに合わせて選んでみましょう。
被写体との距離が離れているシーンでは、焦点距離70mm以上の望遠レンズが活躍してくれます。とくに70~135mmの中望遠では、ポートレート撮影でほどよいボケ感を演出できるのがメリットです。
近づきづらい動物の撮影や、飛行機といった被写体でも、焦点距離135mm以上の望遠レンズであればしっかりとらえられるでしょう。遠近感が圧縮される「圧縮効果」により、ほかのレンズとは異なる描写を楽しめる魅力もありますよ。
焦点距離のほかに、ズーム機能の有無で選ぶ方法もあります。OM SYSTEMにはマクロや魚眼といったユニークなオールドレンズもあるので、あわせてチェックしてみましょう。
一方単焦点レンズは、ズーム機能がないかわりに、高画質な描写を実現しやすいのがメリット。安価な中古レンズが多いのもOM SYSTEMの魅力なので、複数のレンズを買いそろえて使い分けるのがおすすめですよ。
魚眼レンズは、広角レンズよりもさらに焦点距離が短く、中心から離れるほどゆがみが強くなるのが特徴。広い範囲をあえてゆがませて1枚に収められるので、ユニークな風景写真はもちろん、星空を撮りたいときにもうってつけですよ。
ボケ感を強く出したり、暗い場所で撮影したりしたいときは、オールドレンズの「F値(絞り値)」に注目してみましょう。F2.8やF3.5といったかたちで表記され、数字が小さくなるほどレンズも明るくなる仕組みです。
明るいレンズは、短いシャッタースピードでも光を多く取り込めるため、夕景や星空などの撮影に便利。光量の少ない星もしっかり写せるので、肉眼とは違った幻想的な写真に仕上げられますよ。
また、F値が小さいレンズであれば、ポートレートのようなボケ感も表現できるようになります。被写体の存在感を際立たせたいときは、F2.8を基準に明るいレンズを選ぶとよいでしょう。
マウントアダプターを介してオールドカメラを使うときは、カメラカメラ側の機能がレンズに反映されるか確認しておきましょう。機能に制限がはたらくことが多く、AF(オートフォーカス)が効かなかったり、露出モードの選択が限られたりする場合があります。
カメラ本体やマウントアダプターの組み合わせによって機能制限の内容も異なるため、カメラとの相性もチェックすることが大切です。使いたい機能がある人は、事前にリサーチしておきましょう。
OM SYSTEMのオールドレンズを選ぶときは、焦点距離や機能に加え、レンズの状態を確かめることも重要です。長年使われていた中古レンズも多いため、劣化の具合や故障の有無を把握しておきましょう。
たとえば、フォーカスリングや絞りリングの劣化が激しい場合、思うように操作できない可能性があります。ピントを合わせたりボケ感を調整したりといった操作でストレスを感じる結果にもつながるため、動かしやすい状態ものを選んだほうがよいでしょう。
また、レンズ内の接着剤がはがれる「バルサム切れ」を起こしているレンズは、写真が曇ったり筋が入ったりする原因になります。保管状態によってはカビが多く発生しているレンズもあるため、修理・メンテナンスの内容を確認したうえで購入しましょう。
なお、購入後の劣化が気になる人は、カメラ用の防湿庫を活用するのがおすすめ。以下の記事で詳しくご紹介しているので、こちらもぜひチェックしてみてくださいね。
2021年1月1日から、オリンパス株式会社の映像事業部門はOMデジタルソリューションズ株式会社へ事業譲渡され、ブランド名はOM SYSTEMへと変更されています。
一部の商品データはAIで自動入力しており、現在のデータ正解率は平均約90%です。ご購入の際は必ず事前に各商品の公式サイトで内容をご確認ください。
商品 | 画像 | 最安価格 | ポイント | 詳細情報 | |||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
対応マウント | レンズタイプ | 対応センサーサイズ規格 | 焦点距離(ワイド側) | 焦点距離(テレ側) | 換算焦点距離 | フォーカス | フィルター径 | 重量 | |||||
1 | OMデジタルソリューションズ OM SYSTEM|MFレンズ OM 28mm F2.8 | ![]() | 動きのあるダイナミックな写真が撮影できる | オリンパスOMマウント | 不明 | 不明 | 不明 | 28mm | 不明 | 不明 | 不明 | 不明 | |
2 | OMデジタルソリューションズ OM SYSTEM|MFレンズ OM 24mm F2.8 | ![]() | 格安の中古を探している人におすすめ | オリンパスOMマウント | 不明 | 不明 | 不明 | 24mm | 不明 | MF | 不明 | 不明 | |
3 | OMデジタルソリューションズ OM SYSTEM|MFレンズ OM 500mm F8 REFLEX | ![]() | 外観は少しスレがありますが比較的きれいな中古品 | オリンパスOMマウント | 不明 | 不明 | 不明 | 500mm | 不明 | MF | 不明 | 不明 | |
4 | OMデジタルソリューションズ OM SYSTEM|OM MC ZUIKO AUTO-S 50mm F1.4 | ![]() | デジタルでは表現できない空気感を味わえる | オリンパスOMマウント | 単焦点 | 不明 | 50mm | 50mm | 不明 | MF | 不明 | 不明 | |
5 | OMデジタルソリューションズ OM SYSTEM|OM-SYSTEM F.Zuiko Auto-S 50mm f1.8 | ![]() | コンパクトな標準レンズ。マニュアルレンズがほしい人にも | オリンパスOMマウント | 単焦点 | 不明 | 50mm | 50mm | 不明 | MF | 不明 | 165g | |
6 | OMデジタルソリューションズ OM SYSTEM|MFレンズ MC OM 135mm F2.8 | ![]() | ボケにくくピントが合う範囲が広いレンズ | オリンパスOMマウント | 不明 | 不明 | 135mm | 不明 | 不明 | MF | 不明 | 不明 | |
7 | OMデジタルソリューションズ OM SYSTEM|ZUIKO MC AUTO-MACRO 50mm/F3.5 | ![]() | 見栄えのよいきれいな写真を撮影できる | オリンパスOMマウント | 単焦点 | 不明 | 50mm | 50mm | 不明 | MF | 49mm | 200g | |
8 | OMデジタルソリューションズ OM SYSTEM|MFレンズ OM 35mm F2.8 | ![]() | 広い範囲を撮影することが可能な広角レンズ | オリンパスOMマウント | 不明 | 不明 | 不明 | 不明 | 不明 | MF | 不明 | 不明 | |
9 | OMデジタルソリューションズ OM SYSTEM|MFレンズ OM 85mm F2 | ![]() | オリンパスのマニュアルフォーカスレンズ | オリンパスOMマウント | 不明 | 不明 | 不明 | 85mm | 不明 | MF | 不明 | 不明 | |
10 | OMデジタルソリューションズ OM SYSTEM|G.ZUIKO AUTO-S 55mm/F1.2 | ![]() | F1.2レンズ。焦点距離は55mm | オリンパスOMマウント | 単焦点 | 不明 | 55mm | 55mm | 不明 | MF | 不明 | 不明 |
ヘリコイドはほどよいトルク感があり、絞り羽根も油浮きなくきれいなオールドレンズ。フレア・ゴースト撮影を楽しむのもおすすめです。デジタルでは表現できない空気感を味わうことが可能で、見栄えのよい写真を撮影できます。
対応マウント | オリンパスOMマウント |
---|---|
レンズタイプ | 単焦点 |
対応センサーサイズ規格 | 不明 |
焦点距離(ワイド側) | 50mm |
焦点距離(テレ側) | 50mm |
換算焦点距離 | 不明 |
フォーカス | MF |
フィルター径 | 不明 |
重量 | 不明 |
F1.8と明るいレンズながら、コンパクトなボディにまとまっています。50mmの標準単焦点レンズで、カメラ初心者でも扱いやすいのが特徴。リングを回してピントやF値を合わせる必要があり、AFにはない撮影の魅力を体感できるでしょう。
対応マウント | オリンパスOMマウント |
---|---|
レンズタイプ | 単焦点 |
対応センサーサイズ規格 | 不明 |
焦点距離(ワイド側) | 50mm |
焦点距離(テレ側) | 50mm |
換算焦点距離 | 不明 |
フォーカス | MF |
フィルター径 | 不明 |
重量 | 165g |
ヘリコイドはほどよくトルク感があり、絞り羽根は油浮きのないオールドレンズです。フレア、ゴースト撮影を楽しむのに適しています。デジタルでは表現しにくい空気感を醸し出せて、見栄えのよいきれいな写真を撮影可能です。
対応マウント | オリンパスOMマウント |
---|---|
レンズタイプ | 単焦点 |
対応センサーサイズ規格 | 不明 |
焦点距離(ワイド側) | 50mm |
焦点距離(テレ側) | 50mm |
換算焦点距離 | 不明 |
フォーカス | MF |
フィルター径 | 49mm |
重量 | 200g |
かつては入門用望遠レンズとして位置付けられていた、135mmのオールドレンズです。OMマウントレンズを装着できるカメラに対応しています。f3.5はフィルター径49mmであり、小型普及品志向の製品です。
対応マウント | オリンパスOMマウント |
---|---|
レンズタイプ | 望遠ズーム |
対応センサーサイズ規格 | 不明 |
焦点距離(ワイド側) | 135mm |
焦点距離(テレ側) | 135mm |
換算焦点距離 | 不明 |
フォーカス | 不明 |
フィルター径 | 不明 |
重量 | 不明 |
オールドレンズで思うように撮影できるか不安な人は、ピント合わせを優先して操作するよう意識してみましょう。絞りを開放することで広範囲がくっきりと写るため、ピント合わせに集中しやすくなりますよ。
しっかりとピントを合わせてから、絞りリングをまわして明るさ・ボケ感を調整します。カメラのシャッターボタンが反応しないときは、レンズを認識していない状態なので「レンズなしレリーズ」をオンに設定してから操作しましょう。
オールドレンズと組み合わせやすいカメラを探している人は、OM SYSTEM製のミラーレスカメラを検討してみてはいかがでしょうか。OM-Dシリーズはもちろん、小柄で人気のPENシリーズでも撮影が可能です。
以下の記事で、OM SYSTEM製ミラーレスカメラの選び方やおすすめ商品をご紹介しています。操作感やデザインにこだわる人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
1位: OMデジタルソリューションズ|OM SYSTEM|MFレンズ OM 28mm F2.8
2位: OMデジタルソリューションズ|OM SYSTEM|MFレンズ OM 24mm F2.8
3位: OMデジタルソリューションズ|OM SYSTEM|MFレンズ OM 500mm F8 REFLEX
4位: OMデジタルソリューションズ|OM SYSTEM|OM MC ZUIKO AUTO-S 50mm F1.4
5位: OMデジタルソリューションズ|OM SYSTEM|OM-SYSTEM F.Zuiko Auto-S 50mm f1.8
ランキングはこちらコンテンツ内で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイベストに還元されることがあります。
各商品の紹介文は、メーカー・ECサイト等の内容を参照しております。
掲載されている情報は、マイベストが独自にリサーチした時点の情報、または各商品のJANコードをもとにECサイトが提供するAPIを使用し自動で生成しています。掲載価格に変動がある場合や、登録ミス等の理由により情報が異なる場合がありますので、最新の価格や商品の詳細等については、各ECサイト・販売店・メーカーよりご確認ください。
家電
パソコン・周辺機器
コスメ・化粧品
ビューティー・ヘルス
生活雑貨
キッチン用品
格安SIM
インターネット回線
クレジットカード・キャッシュレス決済
ローン・借入
脱毛
サービス
就職・転職
投資・資産運用
保険
ウォーターサーバー
ベビー・キッズ・マタニティ
食品
ドリンク・お酒
アウトドア・キャンプ
DIY・工具・エクステリア
住宅設備・リフォーム
インテリア・家具
ペットフード ・ ペット用品
カメラ
スマホ・携帯電話・モバイル端末
車・バイク
釣具・釣り用品
スポーツ用品
趣味・ホビー
アプリ
テレビゲーム・周辺機器
本・音楽・動画
ファッション
靴・シューズ
コンタクトレンズ
腕時計・アクセサリー
ギフト・プレゼント
旅行・宿泊
セール・キャンペーン情報
その他