OM SYSTEM（オリンパス）の単焦点レンズのおすすめ人気ランキング【2025年】

広大な星空や風景、大きな建築物を撮影するなら、超広角・広角レンズがぴったりです。肉眼で見える景色より広い範囲を撮影できる点がメリット。焦点距離を細かくわけると、超広角レンズが23mm以下、広角レンズが24〜34mm程度です。焦点距離が小さいレンズほど画角は広くなります。

超広角・広角レンズは、景色の広がりや被写体の大きさを表現したい人にもおすすめです。カメラに近い被写体ほど大きく、遠い被写体ほど小さく写る遠近感がポイント。トンネルや道の奥行き、高層ビルの高さまで描写可能です。印象的な風景写真を撮りたい人は、ぜひ取り入れてみてください。

カフェなど室内を撮るなら「M.ZUIKO DIGITAL ED 12mm F2.0」（35mm判換算で24mm相当）に注目。室内全体を広々と写せます。画角全体にピントを合わせたパンフォーカス撮影をしたい人も狙い目です。瞬時にマニュアルフォーカスに切り替えられるスナップショットフォーカス機構に対応しており、スナップ撮影向きのレンズともいえます。

スナップ撮影などで気軽に使えるレンズがほしい人は、焦点距離が50mm前後（35mm判換算）の標準レンズをチョイス。肉眼で見たままの景色に近い画角で撮影が可能です。仕上がりをイメージしやすいため、カメラ初心者でも扱いやすいでしょう。風景・テーブルフォト・ポートレートなど、幅広い撮影シーンで活躍します。

描写にこだわる人は「M.ZUIKO DIGITAL 25mm F1.8」（35mm判換算で50mm相当）に着目。F値が1.8と小さいため、ボケを活かした写真が撮れます。最短撮影距離が0.25mと短く被写体に寄れるので、小物や料理を撮りたい人にもおすすめです。被写体の細部まで、より鮮明に描写したいときに役立ちます。

焦点距離が70mm以上の望遠域のレンズは、ポートレートや野鳥撮影にうってつけ。遠くの被写体を拡大して写せる点がポイントです。望遠域のレンズは、焦点距離70～134mmが中望遠、135～300mmが望遠、301mm以上が超望遠と3種類に分類。焦点距離が長いレンズほど、遠方の被写体を狙いやすくなります。

ポートレートを撮るなら「M ZUIKO DIGITAL ED 45mm F1.2 PRO」（35mm判換算で90mm相当）がおすすめ。なめらかなボケと、解像力の高さを両立した中望遠レンズです。画角周辺までの広範囲に対応したAFと瞳を検出するAFを組み合わせることで、より高精度なピント合わせが可能になります。

野鳥や飛行機を写す場合は「M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO」に注目です。35mm判換算で600mm相当のため、肉眼では見えにくいほど遠くにいる被写体も狙えます。レンズ内に手ブレ補正機構を搭載しているので、超望遠域のレンズながら手持ち撮影も可能。機動性の高さを求める人にもおすすめです。

フィッシュアイレンズ（魚眼レンズ）は、ユニークな写真を撮りたい人にぴったりです。超広角レンズの1種で、約180度の範囲を撮影可能。レンズは2種類あり、画面全体が楕円状に歪む対角魚眼と、画角が円形に写る円周魚眼にわかれます。イメージする写真の仕上がりに合わせて、種類を選ぶとよいでしょう。

星景撮影をするなら「M.ZUIKO DIGITAL ED 8mm F1.8 Fisheye PRO」（35mm判換算で16mm相当）がぴったりです。光学性能にこだわって作られた対角魚眼レンズ。楕円状の歪みを活かして、広範囲を撮影できます。ペットのデフォルメ写真など円周魚眼に挑戦したい人は、コンバーターレンズもチェックしましょう。

昆虫・花・水滴を撮影したいなら、マクロレンズを選びましょう。虫眼鏡で覗いたときのように、小さな被写体を大きく写せるレンズです。虫の顔・花の模様や花粉など、肉眼では見られない細部まで鮮明に描写できます。一般的なレンズより、被写体に寄れる接写性能の高いレンズが豊富です。

日常的に使えるマクロレンズがほしい人には「M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macro」が向いています。35mm判換算で60mm相当の標準域レンズ。どれだけ拡大できるかを表す最大撮影倍率が、35mm判換算で2.5倍と高いのも魅力です。スナップ撮影から風景撮影まで幅広く使いたい人にも向いています。

安価で扱いやすいレンズがほしい人は、M.ZUIKOシリーズからチョイスしましょう。2023年10月現在、30,000〜50,000円程度の手頃なレンズが豊富です。重さも100g台と軽量なモデルが多く、機動性に優れています。金属素材で仕上げた高級感のあるデザインもスタイリッシュです。

キットレンズとは異なる単焦点レンズがほしい人は「M.ZUIKO DIGITAL 25mm F1.8」（35mm判換算で50mm相当）に注目。美しいボケを活かした写真が撮れる標準レンズです。小物・人物・風景など様々な被写体の撮影が楽しめます。色収差や球面収差が補正されているため、クリアな描写を求める人も狙い目です。

高性能なレンズがほしい人は、M.ZUIKO PROシリーズから選択しましょう。プロの基準を満たすスペックの高さが魅力です。2023年10月現在、すべてのレンズに防塵防滴・耐低温性能が備わっており、過酷な撮影環境でも扱いやすいレンズがそろっています。価格帯は、83,000〜418,000円ほどです。

携帯性のよさを求めるなら「M.ZUIKO DIGITAL ED 20mm F1.4 PRO」（35mm判換算で40mm相当）をチェックしましょう。にじむような美しいボケと解像度の高さがウリのレンズです。F値1.4と明るく逆光耐性も強い高性能レンズながら、重さは247gと軽量。レンズ全長も約60mmと小型で持ち運びやすいでしょう。