揚げ物や炒め物など幅広い料理に使用でき、毎日の食事に欠かせないサラダ油。生野菜にも合う油として、日本で開発された商品です。サラダ油とひとくちにいっても、原料や搾油方法、容器タイプなどの違いによりさまざまな商品が展開されており、どれを購入すべきか悩んでしまいますよね。
そこで今回は、サラダ油のおすすめ人気ランキングと、その選び方をご紹介します。選び方や正しい捨て方まで解説するので、ぜひお気に入りの製品を見つけて毎日の料理に生かしてみてくださいね。
1995年北海道文教短期大学食物栄養学科卒業後、高齢者施設、知的障害者施設などで15年間にわたり栄養管理業務を担当。 その後、食育に興味を持ち、地元十勝で子供料理教室を開催(延べ200人)。高齢者施設で介助員(食事介助含む)として働きながら管理栄養士資格を取得。現在は保育所給食の調理・管理業務を行う。給食を通じて「幼児食に必要な栄養のコツ」を伝えている。
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掲載商品は選び方で記載した効果・効能があることを保証したものではありません。ご購入にあたっては、各商品に記載されている内容・商品説明をご確認ください。
サラダ油は、低温でも濁ったり固まったりしないよう精製された、精製度の高い植物油のことです。原材料には菜種・綿実・大豆・ごま・ひまわり・とうもろこし・紅花・米・グレープシード(ぶどう)の9種類を使用。そのなかから2種類以上の原料で混ぜたものは、「調合サラダ油」と呼ばれます。
実はこのサラダ油は、日本オリジナルの油。1924年に日清オイリオが生野菜に合う油として開発した「日清サラダ油」が、サラダ油のはじまりといわれています。そうした経緯から開発されたサラダ油は、揚げ物・炒め物・焼き物から生野菜用のドレッシング作りにまで使える万能なアイテムです。
サラダ油を選ぶ際に必ずチェックしておきたい「3つのポイント」をご紹介します。
前段でも触れたとおり、サラダ油に使われる原料にはいくつかの種類があります。原料により味わいや香り、使い勝手に多少の差異があるので、用途に合わせて選んでみましょう。
揚げ物に向いたサラダ油をお探しなら、菜種油がおすすめ。菜種油は別名「キャノーラ油」ともよばれ、酸化や高温での加熱に強いという特徴があります。使い勝手がよい油なので、日本国内でも定番として多く使われているサラダ油です。
また、菜種油にはオレイン酸が多く含まれています。そのため、揚げ物がカラッと仕上がりやすいことに加え、血中のコレステロール値を抑える効果が期待できますよ。
とうもろこしの胚芽から造られるとうもろこし油(コーン油)は、香ばしい香りとコクのある味わいが魅力。こちらも揚げ物がカラッと仕上がるほか、その風味と香りのよさからスナック菓子にもよく用いられています。
とうもろこし油には、保存時に傷みにくいというメリットも。そのため、揚げ物用として家に常備しておくのに適しています。さらに、血中コレステロール値を下げるとされている植物ステロールが含まれるので、食事で摂取・吸収するコレステロールを抑えたい人にもうってつけです。
ひまわりの種子から作られたひまわり油(サンフラワーオイル)は、生野菜に添えるドレッシングにぴったり。軽やかでクセのない風味が、野菜とよく合います。また、製菓材料に使われることも多いですよ。
また、生活習慣病の予防効果が期待できるオレイン酸や、抗酸化効果が期待できるビタミンEが豊富。美容や健康に気をつかいたい人向けの油といえます。
紅花の種子から造られる紅花油(サフラワー油)は、無味無臭の軽い食感が特徴。嫌な油っぽさがないため、さっぱりした味わいに仕上げたいときに向いています。
紅花油は、リノール酸が80%含まれる「ハイリノール」と、オレイン酸が70〜80%含まれる「ハイオレイック」の2種類に分けることができます。いずれも健康によい効果が期待できますが、あわせて油の酸化も抑えたいなら、ハイオレイックがおすすめです。
一般的なごま油と異なり、サラダ油に使われるごま油の原材料は焙煎されていないごまのため、色合いは無色もしくは淡い黄色です。こうしたごま油は、強い主張には欠けるもののほのかな香りと素材のうまみがあり、幅広い料理に用いられます。
揚げ物に使うと、冷めても香ばしさが変わらないのはうれしいポイント。また、加熱したときに感じる油臭さが格段に少ないのも魅力です。さらに酸化に強く、安定性も高いですよ。
綿の実から綿を取り出したあとの種子から作られる綿実油は、まろやかな口当たりと上品な風味が特徴。そのため、高級サラダ油として料亭やホテルでも多く使用されています。揚げ物・炒め物・ドレッシングのいずれにも使用可能です。
ビタミンEとリノール酸が豊富に含まれているので、健康面を重視して油を選びたい人にもおすすめ。製造業者が少ないため入手は困難ですが、一度は試してみたいプレミアムなオイルといえます。
ぶどうの種から作られるグレープシードオイルは、サラサラしたテクスチャとさっぱりした風味が特徴。サラダ油のなかでは珍しく熱に弱いので、ドレッシングにしたり、オリーブオイルのようにパンにつけたりといった使い方がおすすめです。
グレープシードオイルには、オリーブオイルのおよそ2倍に当たる量のビタミンEが含まれています。さらに、人間の体内で生成できないリノール酸も豊富ですよ。
こめ油の魅力は、ほかの油と比べて栄養成分が豊富だということ。ビタミンE・植物ステロールに加え、抗酸化作用に優れるこめ油独特の成分「γ-オリザノール」やスーパービタミンEとよばれる「トコトリエノール」を含み、健康効果や美肌効果が期待できます。
さらっとしたテクスチャに加え調理から時間が経っても風味が落ちにくいので、かりんとう・せんべい・ポテトチップスなどの揚げ菓子によく使われます。炭水化物との相性がよいのも注目したいところですね。
また、独特のコクと旨味があり、ほかの原材料とブレンドされることもある「大豆油」など、そのほかにもさまざまな種類があります。
素材のおいしさを活かしたサラダ油を使いたいなら、「圧搾法」で搾油されたものがおすすめ。圧搾法とは、素材をプレスして搾油する方法で、素材本来のうまみや風味が失われにくいのが特徴です。圧搾法を用いた油には「一番搾り」の表記があるので、目印にするとよいでしょう。
油を原料から取り出す方法には、ほかに「抽出法」と「圧抽法」があります。抽出法はヘキサンという溶剤をかけ、加熱することで油を取り出すやり方。効率よく搾油できるため、抽出法を用いたサラダ油は市場で安価に流通しています。
圧抽法は、圧搾法と抽出法を組み合わせた方法のこと。菜種などは圧搾法で搾油したあとも油分が素材に残りやすいため、さらに抽出法を用いて残りの油分を取り出すという手法が用いられます。
サラダ油に使われる容器には、ペットボトル・ガラス瓶・紙パックがあります。それぞれ一長一短あるので、特徴を知ったうえで用途に合うものを選びましょう。
ペットボトルは容器自体が軽量なので、大容量のサラダ油でも持ち運びやすい点がメリット。また、取っ手がある形状のものも多く、キッチンでの使い勝手は良好です。
扱いやすいペットボトルですが、保存性がさほど高くない点は要注意。一度開封してしまったら、なるべく早めに使い切る必要があります。
保存性重視なら、暗い色がついたタイプのガラス瓶がおすすめ。もともとガラス瓶は保存性に優れており、内容物の長期保存に適しています。暗い色付きの瓶なら中身が酸化しにくいので、より保存性を高められますよ。
また、ガラス瓶はデザイン性に優れているものが多いのもメリット。ペットボトルや紙パックに比べるとどうしても重いという難点はありますが、保管時の見栄えを重視する人には向いています。
紙パックは、軽量なことに加え、使い切ったあとに簡単に処理できるのが魅力。廃棄時に折り畳めるのでかさばりません。また紙パックを使うことで、プラスチックの使用量削減に貢献できるのもうれしいですね。ただし、こちらもペットボトル同様、一度開封したら油を早めに使い切ることが大切です。
掲載商品は選び方で記載した効果・効能があることを保証したものではありません。ご購入にあたっては、各商品に記載されている内容・商品説明をご確認ください。
商品 | 画像 | 最安価格 | ポイント | 詳細情報 | |||||||
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内容量 | 原材料 | 原産国 | 種類 | 容器 | 遺伝子組み換えなし | オーガニック認証 | |||||
1 | 日清オイリオグループ 日清キャノーラ油 | ![]() | カラッとサクッと本当に油っこくない | 1000g | 食用なたね油 | 日本 | 菜種油、サラダ油 | プラスチック | 不明 | 不明 | |
2 | 三和油脂 まいにちのこめ油 | ![]() | 特殊仕様の紙パックに詰めて鮮度と品質をキープ | 1500g | 米油 | 日本 | 米油、サラダ油 | 紙 | 不明 | 不明 | |
3 | 日清オイリオグループ 日清ヘルシーオフ | ![]() | ヘルシーに揚げ物を味わえる | 900g | 食用大豆油、食用なたね油、乳化剤 | 日本 | 大豆油、菜種油、サラダ油 | プラスチック | 不明 | 不明 | |
4 | 日清オイリオグループ 日清サラダ油 | ![]() | 揚げ物だけでなく和え物やマリネにもおすすめ | 1500g | 食用大豆油、食用なたね油 | 日本 | 大豆油、菜種油、サラダ油 | ポリ | 不明 | 不明 | |
5 | ムソー 純正なたねサラダ油 | ![]() | 遺伝子組み換え原材料不使用の、一番搾り菜種油 | 600g | 食用なたね油 | 日本 | 菜種油、サラダ油 | 紙 | 不明 | ||
6 | 米澤製油 圧搾一番しぼりなたねサラダ油 | ![]() | 自然な風味とコク。お菓子作りにもおすすめ | 1400g | NON‐GMO菜種(オーストラリア、西オーストラリア州(生者直結)) | 日本 | 菜種油、サラダ油 | 缶 | 不明 | ||
7 | 理研農産化工 キャノーラサラダ油 | ![]() | 揚げ物もカラッとあっさり仕上がる | 16500g | 食用なたね油 | 日本 | 菜種油、サラダ油 | 缶 | 不明 | 不明 | |
8 | オーサワジャパン オーサワの国内産なたねサラダ油 | ![]() | さらっとした風味!貴重な国産なたねを100%使用 | 910g | 食用なたね油(北海道、九州産) | 日本 | 菜種油、サラダ油 | プラスチック | 不明 | 不明 | |
9 | オーサワジャパン オーサワのなたねサラダ油 | ![]() | 毎日使える高コスパ。サラリと軽い使い心地で幅広く活躍 | 1360g | なたね(オーストラリア産) | 不明 | 菜種油、サラダ油 | プラスチック | 不明 | ||
10 | 昭和産業 サラダ油ハンディ | ![]() | くせがなくサラッとした風味のサラダ油 | 1000g | 食用なたね油、食用大豆油 | 日本 | 菜種油、大豆油、サラダ油 | プラスチック | 不明 | 不明 |
遺伝子組み換え不使用のオーストラリア産なたねを、圧搾法一番搾りで仕上げた商品。化学薬品を使わない湯洗い法で精製した、クセのないあっさりとした風味が魅力です。価格も手に取りやすく、揚げ物などでは繰り返し使えて経済的ですよ。
内容量 | 1360g |
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原材料 | なたね(オーストラリア産) |
原産国 | 不明 |
種類 | 菜種油、サラダ油 |
容器 | プラスチック |
遺伝子組み換えなし | |
オーガニック認証 | 不明 |
カナダ産・オーストラリア産のなたねを国内工場で搾った、クセの少ないキャノーラ油。コレステロール0で、あっさりとした風味が特徴です。容器にはエコボトルを採用しているため、使用後はコンパクトにつぶせるのもメリットですね。
料理やお菓子作りなど、デイリーユース向きのサラダ油をお探しの人はチェックしてみてください。
内容量 | 1000g |
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原材料 | 食用なたね油 |
原産国 | 日本 |
種類 | 菜種油、サラダ油 |
容器 | プラスチック |
遺伝子組み換えなし | 不明 |
オーガニック認証 | 不明 |
圧搾一番搾りのなたね油とべに花油をブレンドした、フレッシュかつまろやかな味わいが印象的です。オレイン酸やα‐リノレン酸等の、ヘルシーな不飽和脂肪酸が含まれているのもポイント。1,500gの大容量タイプで、いろいろなメニューにたっぷり使えます。
内容量 | 1500g |
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原材料 | 食用なたね油、食用サフラワー油(ハイオレイック) |
原産国 | なたね油:オーストラリア/サフラワー油:アメリカ、メキシコ |
種類 | 菜種油、べに花油、サラダ油 |
容器 | プラスチック |
遺伝子組み換えなし | |
オーガニック認証 | 不明 |
揚げ物に使った油はそのまま置いておくと酸化してしまうので、早めに処理する必要があります。ではどのように処理したらよいのか、方法を確認しましょう。
揚げ油を保存しておきたい場合には、油こしでしっかりこして保存容器に入れ、密封しておくことが大事。油を鍋に入れっぱなしで放置すると酸化が促進されてしまうため、なるべく早めに鍋から容器に移し、冷暗所に保管しておきましょう。
一度でも使った油は、未使用の油よりも傷みやすいので要注意。なるべく早めに使い切りましょう。
油を捨てたい場合、ビニール袋や牛乳パックに新聞紙やボロ布など油を吸い取りやすい素材を入れ、冷ました油を染み込ませましょう。市販の凝固剤を使って油を固めるのもOKです。これらは、燃えるゴミとして捨てることができます。
液体だからといって、油を排水溝に流すのは詰まりの原因になるためNG。また、油を吸わせた紙や布などは高温下では発火する恐れがあります。あまり暑くなる環境に放置しないよう気をつけましょう。
油の原料ごとの選び方やおすすめ商品が気になる人には、以下の記事もぜひチェックを。ごま油・なたね油・こめ油についてご紹介しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
1位: 日清オイリオグループ|日清キャノーラ油
2位: 三和油脂|まいにちのこめ油
3位: 日清オイリオグループ|日清ヘルシーオフ
4位: 日清オイリオグループ|日清サラダ油
5位: ムソー|純正なたねサラダ油
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