多くの携帯電話会社から展開されている激安プラン。au回線の利用は継続したいものの、月額料金を少しでも安くしたいと考えている人もいるのではないでしょうか。
そこで本コンテンツでは、auの激安プランをデータ容量別に解説します。auが提供する料金プランの一覧や、プラン変更の手順も紹介するので、自分のニーズに合うプランを選んでみてください。
大手家電量販店出身で、7,000人以上に携帯電話の販売や通信サービスの契約を担当。主要な通信会社の料金プランや販売機種をすべて把握し、その豊富な知識で店舗販売ランキングにおいて個人表彰もされている。 その後マイベストに入社、携帯電話や光ファイバー回線キャリア・インターネットプロバイダーなどの通信会社を専門に担当しており、格安SIMやホームルーターを実際に回線契約し各社の料金プランや通信速度の比較を行うとともに、モバイルだけでなく10社以上の戸建て・マンション向けの光回線の通信速度・速度制限も調査している。 また自身が行う検証の中で通信会社の公表値と異なる数値も発表、わかりにくいと言われる通信サービスだからこそ、理解しやすく信頼できるコンテンツの企画制作を心掛けている。
auで激安プランを利用したいなら、povoかUQモバイルを検討しましょう。povoは基本料0円に自分でデータ容量を追加(トッピング)するオンライン専用プランで、UQモバイルはauのサブブランドです。
データ容量別のおすすめプランは以下のとおり。毎月のデータ使用量と照らし合わせて、料金を比較してみてください。
<データ容量別のおすすめプラン>
データ容量を5GB利用したい場合は、auのスマホミニプラン+ 5G/4Gも選べますが、割引をすべて適用しても5,478円と高めです。UQモバイルのトクトクプランであれば、15GBまで柔軟に対応できます。
15GBだと多いという場合には、povoまたはUQモバイルのミニミニプランで6GBの契約を検討しましょう。povoは3GB(30日間)トッピングを2つ追加すれば、6GB(30日間)を1,980円で利用できます。UQモバイルのミニミニプランは、各種割引を適用したうえで増量オプションⅡ(2GB・月額550円)を追加すると、6GBを月額1,628円で利用可能です。
使い放題プランはauしか提供していませんが、povoも大容量に対応できます。7日間の使い放題が12回分セットになった期間限定のトッピングは、9,834円で追加可能。4週間あたり3,278円で使い放題できる計算になるので、ニーズに合えばpovoのほうがお得といえるでしょう。
なお、povoには90日間や180日間単位で利用できるトッピングもあり、30日間のトッピングよりもお得に利用できます。たとえば、60GBが90日間6,490円のトッピングなら、均等割りすると20GBを30日間約2,164円で利用可能です。365GBが365日間26,400円のトッピングもあり、均等割りすると30GBを30日間約2,200円で利用できます。
ここからは、au・UQモバイル・povoの料金プランを一覧で紹介します。それぞれのデータ容量で料金の違いがどれくらいあるか、確認してみてください。
auが直接提供している料金プランは以下の3つです。
1GB・3GB・5GB・無制限のプランのみで、中容量プランはありません。以下でそれぞれのプラン内容を詳しく解説します。
使い放題MAX+ 5G/4Gは、データ容量が無制限のプランです。さまざまな割引の適用で、月額合計4,928円で利用できます。内訳は以下のとおりです。
<割引すべて適用後の月額合計4,928円>
auスマートバリューは、インターネットサービスをセットで利用した場合に受けられる割引です。家族割プラスは2人で加入の場合、660円の割引額となるので覚えておきましょう。
なお、データ利用量が合計1GB以下だった月は、自動的に1,650円割引されるので、月額合計3,278円で利用できます。NetflixやAmazonプライムなどの人気のサービスとセットでお得になるパックもあるので、気になる人は公式サイトをチェックしてみてください。
auマネ活プラン+5G/4Gは、お得にマネ活できてデータも使い放題のプランです。さまざまな条件を適用させるとPontaポイントの還元を受けられて、実質合計額3,678円/月で利用できます。内訳は以下のとおりです。
<割引適用後の月額合計7,678円>
<サービス利用・支払いのPontaポイント還元 合計1,000円相当>
<サービス決済のPontaポイント還元 合計3,000円相当>
Pontaポイントの還元をすべて合わせると実質3,678円で利用できますが、支払い自体は月額7,678円(割引適用後)必要ですので注意しましょう。使い放題MAX+ 5G/4Gと同様、NetflixやAmazonプライムなどの人気のサービスとセットでお得になるパックもあります。
スマホミニプラン+ 5G/4Gは、~1GB・1GB超~3GB・3GB超~5GBで料金設定が分かれており、使った分だけ支払えるプランです。さまざまな割引の適用で、~1GBは月額合計2,178円、1GB超~3GBは月額合計3,828円、3GB超~5GBは月額合計5,478円で利用できます。内訳は以下のとおりです。
<~1GB:割引すべて適用後の月額合計2,178円>
<1GB超~3GB:割引すべて適用後の月額合計3,828円>
<3GB超~5GB:割引すべて適用後の月額合計5,478円>
家族割プラスは2人で加入の場合、660円の割引額となるので覚えておきましょう。
UQモバイルはauのサブブランドで、データ容量別に3つのプランがあります。
どのプランも余ったデータ容量を翌月に繰り越せるので、毎月のデータ使用量にバラつきがある場合でも、無駄なく利用できるでしょう。
なお、トクトクプランとミニミニプランは、自宅セット割も利用可能。自宅セット割は、対象のインターネットサービス(ネット+電話)またはでんきとセット利用することで、UQモバイルの利用料金から毎月最大1,100円の割引を受けられる割引サービスです。
コミコミプラン+は、データも通話も使いたい人向けのプランです。月額基本料金は、33GBまで3,278円で利用できます。1回10分以内の無料通話もセットされていますよ。
<月額基本料金>
自宅セット割やau PAY カードお支払い割などの割引は、利用できないので注意してください。
トクトクプランは、15GBまで利用できるプランです。月額基本料金は15GBまで3,465円ですが、1GBに抑えられた月は、1,188円割引されて2,277円で利用できます。
<月額基本料金>
自宅セット割・au PAY カードお支払い割を適用すると、15GB2,178円・1GB990円で利用できてお得ですよ。
なお、自宅にインターネットがなくても家族で利用する場合は、家族セット割が利用できます。
自宅セット割を利用する場合は、家族セット割よりも優先して適用されるため、併用はできません。
ミニミニプランは、データ利用量が少ない人向けのプランです。月額基本料金は、4GBまで2,365円で利用できます。
<月額基本料金>
自宅セット割・au PAY カードお支払い割を適用すると、4GB1,078円で利用できてお得ですよ。
トクトクプランと同様に、自宅にインターネットがなくても家族で利用する場合は、家族セット割が利用できます。自宅セット割を利用する場合は、家族セット割よりも優先して適用されるため、併用はできません。
UQモバイルの3プランを紹介しましたが、より詳しく知りたい人は以下のコンテンツもチェックしてみてください。通信速度や電波のつながりやすさなども、他社の格安SIMと比較しています。
povoは基本料0円のオンライン専用プランです。自分でデータ容量を追加(トッピング)して、プランをつくります。いつでも追加できるトッピングは以下のとおりです。
<いつものトッピング>
利用できるデータ容量や期間が複数あるので、自分のニーズに合わせたプラン作成が可能です。いつものトッピング以外にも、他社コラボや期間限定のトッピングもあり、お得に楽しめます。
povoについてより詳しく知りたい人は、以下のコンテンツもチェックしてみてください。マイベストが実際に契約して、他社の格安SIMと比較しながら検証・レビューを行っています。
ここからは、au・UQモバイル・povoのうち、おすすめの料金プランを解説します。それぞれのプランで利用方法が異なるので、自分のニーズに合うプランを選んでみてください。
オンラインで契約手続きを完結できるなら、povoが安く利用できます。さまざまなデータ容量を組み合わせられるため、どのデータ使用量を選んでも無駄なく利用できるでしょう。
たとえば、テレワークがメインの月は3GBで出張が多い月は30GBをトッピングするという使い方や、旅行中の3日間だけ使い放題をトッピングするなど、生活スタイルに合わせてデータ容量を自由に変えられますよ。通話のかけ放題もトッピングになるので、利用が多い月はニーズに合わせて追加してください。
<通話トッピング>
トッピングにはそれぞれ利用可能期間が設けられているため、期限切れにならないように注意しましょう。
UQモバイルはpovoと異なり実店舗があるため、相談しながら手続きを進められます。povoはオンライン手続きに慣れていないとやや難しく感じる部分もあるため、不安がある人はUQモバイルを検討してみてください。
自宅セット割の利用が可能なら、利用データ量に合わせてトクトクプラン・ミニミニプランを選ぶのがおすすめです。トクトクプランは、割引適用後で15GB2,178円、ミニミニプランは、割引適用後で4GB1,078円から利用できます。
UQモバイルは、1か月単位の利用料金プランです。povoのように期限を気にせず利用できて分かりやすいですよ。また、povoの通常トッピングには4GB・15GBのデータ容量が用意されていないため、これらのデータ容量を希望する人にもおすすめです。
月30GB前後の利用で10分以内の通話が多い人は、コミコミプラン+がおすすめです。33GB+1回10分以内の通話無料が3,278円で利用できます。
通話を重視する人は、povoよりお得になる可能性も。povoの30GB(30日間)トッピング2,780円に、5分間通話かけ放題550円を追加した場合、合計は3,280円となります。比較すると、データ容量・無料通話時間・月額料金すべて、コミコミプラン+のほうがお得です。
povo・UQモバイルはauが提供する料金プランの1つであるため、基本的にはMNP予約番号不要で手続き可能です。それぞれのプランへ変更する手続き方法を以下で解説するので、利用時の参考にしてみてください。
povoへのプラン変更は、Webから行いましょう。
<プラン変更の手順>
SIM開通手続きは、SIMカードかeSIMかで異なります。
<SIMカードの開通手順>
<eSIMの開通手順>
povoはオンライン専用のプランであるため、契約などの手続きも店舗・電話で行えない点に注意してください。チャットによるサポートはあるので、困った場合は利用してみましょう。
UQモバイルへの変更手続きは、オンラインショップまたは店舗から行いましょう。
<プラン変更の手順>
なお、povoからUQモバイルへ変更する際、オンラインショップから行う場合のみMNP予約番号が必要です。povoの公式サイトからMNP予約番号を取得して、UQモバイルのオンラインショップで手続きを行ってください。
au以外にも、安く利用できる格安SIMは豊富にあります。乗り換えでキャッシュバックや割引を受けられる会社もあるので、一度チェックしてみてはいかがでしょうか。
以下のコンテンツでは、マイベストが人気の格安SIMを比較し、おすすめの格安SIMをランキング形式で紹介しています。どの時間帯でも速度が速く、毎月の料金や初期費用が安い格安SIMを紹介しているので、ぜひ変更時の参考にしてみてくださいね。
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