安定した通信速度と信頼性のあるソフトバンク。他社のほうが魅力的に感じて解約しようと考えているけれど、解約してから後悔したくないと考える人も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、ソフトバンクを解約するときの注意点について解説します。解約する具体的な手順も解説するので、参考にしてみてください。
大手家電量販店出身で、7,000人以上に携帯電話の販売や通信サービスの契約を担当。主要な通信会社の料金プランや販売機種をすべて把握し、その豊富な知識で店舗販売ランキングにおいて個人表彰もされている。 その後マイベストに入社、携帯電話や光ファイバー回線キャリア・インターネットプロバイダーなどの通信会社を専門に担当しており、格安SIMやホームルーターを実際に回線契約し各社の料金プランや通信速度の比較を行うとともに、モバイルだけでなく10社以上の戸建て・マンション向けの光回線の通信速度・速度制限も調査している。 また自身が行う検証の中で通信会社の公表値と異なる数値も発表、わかりにくいと言われる通信サービスだからこそ、理解しやすく信頼できるコンテンツの企画制作を心掛けている。
ソフトバンクを解約すると、機種代金の残債を支払う必要があったり、利用できなくなる割引特典やサービスがあったりします。ここでは解約するときの注意点を解説するので、事前に確認しておきましょう。
ソフトバンクを解約するとき、機種代金の残債を支払わなければいけません。機種代金の残債は分割払いと一括払いがあり、一括支払いを希望しない場合は自動的に分割払いになります。
解約後は、別の口座振替やクレジットカードに支払い方法を変更することも可能です。機種代金の残債や支払い回数は、My SoftBankやLINE、チャットなどで確認できるので、気になる人は確認してみましょう。
ソフトバンク解約後は、おうち割 光セットや新みんな家族割、Yahoo!プレミアムなどの独自サービスや割引も利用できなくなります。割引特典やサービスを利用している人は、確認しておきましょう。
ソフトバンク解約後もキャリアメールを引き続き利用したい場合は、メールアドレス持ち運びサービスを利用しなければいけません。1つのキャリアメールにつき月額330円かかりますが、年払いにすると3,300円になるのでお得です。
メールアドレス持ち運びサービスは、解約後31日以内にを利用しないとキャリアメールが使えなくなるので気をつけてください。キャリアメールを引き継ぎしない場合は、友人や職場の人にメールアドレスが変わることを伝えておきましょう。
ソフトバンクを解約すると、割引の条件を満たせないためおうち割 光セットや新みんな家族割などの割引がなくなります。おうち割 光セットは、ソフトバンクのスマホ契約者がSoftBank 光・Airに契約することで毎月550円から1,100円割引になる割引サービスです。
そのほかにも、1年おトク割+やワイモバイル→ソフトバンクのりかえ特典、ハートフレンド割引などがなくなるので、他社に乗り換える場合は月額料金が高くなる可能性もあるでしょう。
対象の基本料、もしくは基本プランでスマートログイン設定していた人は、ソフトバンクの解約でYahoo!プレミアムが使えなくなります。ただし、Yahoo!プレミアムにYahoo!ウォレット支払いで加入していた人は、月額会員費508円で引き続き契約可能です。
Yahoo!プレミアムを解約すると、ヤフーオークションに出品中のものが取り消されたり、Yahoo!ストレージの容量が50GBから5GBに減ったりします。
そのほかにも、有料サービスの割引特典やあんしんフィルターを利用できなるので、解約する前に使えなくなっても問題ないか確認しましょう。
ソフトバンクを解約した場合、同じタイミングでホワイトBBも同時に解約されてしまいます。ホワイトBBとは、ソフトバンクのスマホに契約している人限定でインターネット接続サービスとBBフォンを提供してくれるサービスです。
解約時は、ホワイトBBで利用していたADSLモデムを、届いたご案内ハガキに従って返却しなければなりません。返却し忘れると16,000円の違約金が発生するので気を付けてください。
月額使用料は解除日前日までの日割りで計算されるので、満額請求されることはありません。
なお、ホワイトBBは2019年2月28日に新規受付が終了しているので、ソフトバンク解約後は再度申し込みできないことも覚えておきましょう。
ソフトバンクを解約すると、データシェアプラスのタブレットやiPadの料金が高くなります。データシェアプラスは、親回線であるソフトバンクのスマホのデータ容量を子回線と分け合うことで、タブレットやiPadなどの子回線をお得に使えるサービスです。
データシェアプラスを利用すれば、タブレットやiPadなどは1つ月額550円で利用できますが、親回線のスマホを解約すると子回線は定額料金支払う必要があります。
そのため、ソフトバンクを解約するときはスマホだけでなく、タブレットやiPadなども解約したほうがいいでしょう。
ソフトバンクを解約した場合、ソフトバンク経由で契約しているそのほかの各種サービスは引き継ぎできないものがあります。
具体的には、プリペイドの残高やプリペイドの利用可能期間、Felica残高、コンテンツ契約などのサービスが引き継ぎできないので気をつけましょう。Edyのチャージ金額の引き継ぎについては、解約前にコンテンツサービス提供事業者へ確認してください。
ソフトバンクの解約時は、ソフトバンクポイントやVポイントが失効する可能性もあるので気をつけてください。
ソフトバンクポイントは解約すると失効しますが、ワイモバイルやLINEMOに転出する場合は引き継がれます。VポイントはTカードとの連携、もしくはYahoo! JAPAN IDの登録をしていれば失効しないので、事前に対応してきましょう。
ここでは、ソフトバンクの解約手順をわかりやすく解説します。ソフトバンクの解約とは別に、電話番号を他社に引き継ぐ乗り換えの手順も解説しているので、参考にしてみてください。
他社に電話番号を引き継いで乗り換えしたい場合は、MNP予約番号が必要になります。MNP予約番号は、電話・ソフトバンクショップ・My SoftBankなどから取得可能です。
電話でMNP予約番号を取得するには、0800-100-5533に電話をすると携帯電話番号ポータビリティお問い合わせ窓口につながるので、スタッフに乗り換えたいことを伝えます。受付時間は、9:00〜20:00までです。ソフトバンクショップやMy SoftBankからMNP予約番号を取得する方法は、公式サイトを参考にしてみてください。
取得後は、乗り換え先の携帯電話会社にMNP予約番号を伝えましょう。乗り換え先での契約手続きが完了したタイミングで、ソフトバンクを解約して乗り換えたことになります。
また、ワイモバイルやLINEMOはソフトバンクのサブブランドであるため、乗り換え時のMNP予約番号の取得は不要です。ワイモバイルやLINEMOが気になっている人は、以下の記事をチェックしてみましょう。mybestが、通信速度・料金の安さ・サポート体制などの項目で徹底検証しているので、参考にしてみてください。
ソフトバンクを解約する場合は、ソフトバンクショップかWebから申し込み可能です。
ソフトバンクショップで申し込む際は、混雑して時間がかかる可能性があるので、来店予約することをおすすめします。また、運転免許証やマイナンバーカードなどの本人確認書類、利用しているUSIMカードなどが必要になるので、忘れないようにしましょう。
Webで申し込むときは、My SoftBankから解約手続きできます。受付時間は9:00〜20:00です。加入しているオプションや割引によっては解約手続きできないこともあるので、ソフトバンクショップで解約しなければいけません。
ソフトバンクの解約について、まだ不安を拭いきれない人もいるのではないでしょうか。ここでは、解約に関するよくある質問を紹介しているので、参考にしてみてください。
ソフトバンクを解約するタイミングは、締日の少し前がおすすめです。ソフトバンク解約時に料金は日割計算されません。そのため、締日を1日過ぎただけでも満額請求されるので、少し余裕を持って締日の数日〜1週間くらい前に解約するのがベストと言えます。
締日は10日・20日・末日の3つありますが、契約者ごとに締日が違うのでMy SoftBankやLINEから確認しましょう。
契約者が死亡したときは、ソフトバンクショップにて契約者の法定相続人が手続きできます。来店の際は、契約者の死亡が確認できる書類や契約しているUSIMカード、法定相続人の本人確認書類などが必要になるので、忘れないようにしましょう。
なお、機種代金の残債は、一括か分割で支払う必要があります。
ソフトバンク解約時は、基本的に違約金は発生しません。2022年2月1日から、契約更新月以外に解約しても違約金が免除になりました。
一部の法人プランや固定通信サービスは違約金がかかることもあるので、ソフトバンクのスマホ以外を解約する予定の人は、公式サイトを参考にしてください。
ソフトバンクを解約したあと、どの携帯会社に乗り換えるか決まっていない人もいるのではないでしょうか。解約前に複数の乗り換え先を比較しておきたい人は、以下の格安SIMおすすめランキング記事がおすすめです。
mybestが、通信速度・料金の安さ・サポート体制・電波のつながりやすさなどの項目で徹底比較しているので確認してみましょう。
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