マイベスト
格安SIMおすすめ商品比較サービス
マイベスト
格安SIMおすすめ商品比較サービス
デュアルSIMってなに?種類とメリット・デメリットを解説

デュアルSIMってなに?種類とメリット・デメリットを解説

スマホ1台で、2台持ちのメリットが得られるデュアルSIM。2台持ちを検討している人のなかには、デュアルSIMという言葉をよく耳にし、どのようなものなのか気になっている人も多いでしょう。


今回は、デュアルSIMの概要や種類について解説します。利用するメリットやデメリット、回線の切り替え方法についても解説するので、デュアルSIMとは何か詳しく知りたい人はチェックしてみてください。

2024年03月01日更新
高山健次
ガイド
元携帯電話販売員/マイベスト 通信会社・通信キャリア担当
高山健次

大手家電量販店出身で、7,000人以上に携帯電話の販売や通信サービスの契約を担当。主要な通信会社の料金プランや販売機種をすべて把握し、その豊富な知識で店舗販売ランキングにおいて個人表彰もされている。 その後マイベストに入社、携帯電話や光ファイバー回線キャリア・インターネットプロバイダーなどの通信会社を専門に担当しており、格安SIMやホームルーターを実際に回線契約し各社の料金プランや通信速度の比較を行うとともに、モバイルだけでなく10社以上の戸建て・マンション向けの光回線の通信速度・速度制限も調査している。 また自身が行う検証の中で通信会社の公表値と異なる数値も発表、わかりにくいと言われる通信サービスだからこそ、理解しやすく信頼できるコンテンツの企画制作を心掛けている。

高山健次のプロフィール
…続きを読む

目次

格安SIM(格安スマホ)おすすめTOP5

1

KDDI Digital Life

povo
4.76
povo

小〜大容量すべての人におすすめ。サブ回線にも筆頭候補

2

ソフトバンク

LINEMO(オンライン専用)
4.68
LINEMO(オンライン専用)

通信速度・電波・安さ良好でコスパ抜群。3〜10GBは階段制なので注意

3

日本通信

日本通信SIM
4.58
日本通信SIM

群を抜いた料金の安さ。サブ回線での契約がとくにおすすめの格安SIM

4

LogicLinks

LinksMate
4.54
LinksMate

料金プランが豊富。カウントフリーオプションでお得に使える

5

オプテージ

mineo
4.49
mineo

取り扱い回線の多さは魅力。マイそくプランはサブ回線向け

デュアルSIMとは2つの回線を使い分けて利用できる機能

デュアルSIMとは2つの回線を使い分けて利用できる機能

デュアルSIMとは、1台のスマホで2つの回線を使い分けられる機能のこと。2枚のSIMカードもしくはeSIMとSIMカードを、都度切り替えて利用できます。


デュアルSIMを利用すると、スマホを1台しか持っていなくても2つの電話番号の利用が可能です。それぞれの電話番号を利用すれば、LINEアカウントも2つ作成できます。2枚ともデータ通信が可能なSIMであれば、SIM1枚のときと比較して毎月のデータ通信量を増やせるのもメリットです。


スマホ端末1台だけで2台持ちのメリットが得られるため、なるべく身軽にしたい人には2台もちよりもデュアルSIMをおすすめします。

デュアルSIMは4種類!特徴をおさえておこう

デュアルSIMは4種類!特徴をおさえておこう

デュアルSIMは4種類あり、それぞれ異なる特徴があるため、利用するまえに理解しておきましょう。できることや必要な操作は、種類によって異なります。以下でデュアルSIMの種類ごとに特徴を解説するので、チェックしてみてください。


①DSSS(デュアルSIMシングルスタンバイ)

挿入している2枚のSIMのうち、片方のみ有効にできる方式です。片方のSIMの利用中はもう片方のSIMが圏外なので、着信もデータ通信もできません。利用するSIMは、スマホを操作して都度手動で切り替えられます。


②DSDS(デュアルSIMデュアルスタンバイ)

2枚のSIMをどちらも有効にできる方式です。どちらの電話番号に着信があっても、切り替える操作は不要で電話を受けられます。ただし、通話中はもう片方のSIMでデータ通信はできず、2つのSIMで同時に通話もできません。両方のSIMで回線の利用ができるものの、片方のSIMは低速になる場合があります。


③DSDV(デュアルSIMデュアルVoLTE)

2枚のSIMどちらも有効にでき、両方のSIMで高速かつ安定したデータ通信を利用できる方式です。切り替え操作は不要で、どちらのSIMでも電話を受けられます。ただし、DSDSと同様に、通話中はもう片方のSIMでデータ通信を行なったり、2つの回線で同時に通話したりすることは不可能です。


④DSDA(デュアルSIMデュアルアクティブ)

現在のデュアルSIMのなかでも高性能な方式です。DSDVと同様に、2枚のSIMどちらも有効にできて、電話の同時待ち受けができ、両方のSIMで安定したデータ通信を利用できます。通話中にもう片方のSIMでデータ通信をできるため、通話しながらもう片方の回線で動画視聴やデータのダウンロードなどが可能です。


なお、通信会社や端末によって対応しているデュアルSIMは異なるため、契約前に種類を確認しておきましょう。

デュアルSIMを利用するメリット

以下では、デュアルSIMを利用するメリットについて解説します。

スマホ1台で2つの電話番号や回線を使い分け可能

スマホ1台で2つの電話番号や回線を使い分け可能

デュアルSIMのメリットは、スマホ1台で2つの電話番号や回線を使い分けられることです。SIM1つにつき1回線が付与されるので、スマホ1台に2つのSIMを装着すれば、2回線利用できます。


たとえば仕事用とプライベート用、海外用と国内用、通話用とデータ通信用などに分けて利用が可能です。自分にとって便利な使用方法を選びましょう。


回線の使い分けを叶えつつもスマホを2台持ちする必要はないため、荷物を減らしたり2台分を充電する手間を省けたりできます。

通信障害時に別の回線を使える

通信障害時に別の回線を使える

デュアルSIMを利用すると、通信障害になっても別の回線がすぐ使えるので安心感が得られます。デュアルSIMは同じ通信事業者で揃える必要がなく、2社の回線を利用できるためです。


たとえば、災害時やアクセス集中によって片方の通信事業者が繋がりにくいときは、もう片方の回線を予備として利用できます。


ただし、通信障害時でも安心して利用するには、それぞれ別の事業者で契約が必要です。SoftBank・Y!mobile・LINEMOのように、同じ携帯会社が提供するスマホブランドを契約してしまうと、どちらのSIMも通信障害に陥る可能性があります。

プランやキャリアによっては通信を節約できる

プランやキャリアによっては通信を節約できる

プランやキャリアによっては、通信費を節約できるのもデュアルSIMのメリット。デュアルSIMは使い方に応じてプランを自由に組み合わせられるため、賢く利用すれば料金を安くすることが可能です。


たとえば、格安SIMのLINEMOとpovoをデュアルSIMで併用したとします。LINEMOのミニプランは、月額990円で3GBまで利用が可能です。一方povoは使用するデータ容量を都度購入するシステムで、1GB390円や3GB990円、24時間データ使い放題の330円など、利用するぶんだけ購入できます。


基本的にはLINEMOを利用し、目的に応じてpovoでデータを追加する使い方をすれば、月額料金を抑えながら状況にあわせて活用できるでしょう。


デュアルSIMの組み合わせに迷ったら、以下の記事をチェックしてみてください。デュアルSIMの最強の組み合わせについて解説しているので、よりお得かつ便利にスマホを活用できます。

デュアルSIMを利用する注意点とデメリット

次に、デュアルSIMを利用するうえで注意したいことやデメリットについても解説します。

デュアルSIM対応機種が必要

デュアルSIM対応機種が必要

デュアルSIMを利用するなら、対応機種を用意しないといけません。スマホ端末によっては、デュアルSIM非対応の場合もあるためです。


たとえば、iPhoneはiPhone XR・XS以降に登場したモデルなら、デュアルSIMに対応しています。Androidスマホは、AQUOS sense7・Galaxy A23 5G・Xperia 5 IVなどが対応モデルです。


デュアルSIM対応のAndroidスマホは種類が多いため、迷ってしまう人も多いでしょう。以下のコンテンツでは、おすすめのデュアルSIM対応スマホについて紹介しているので、Androidユーザーの人はチェックしてみてください。

スマホのバッテリー消耗が早い

スマホのバッテリー消耗が早い

デュアルSIMは、バッテリー消耗が早い傾向にあるのがデメリットです。2つのSIMが電波を探して稼働状態になるため、バッテリーが消費されやすいと考えられます。


とくに電波の弱い場所や移動中に利用すると、スマホは電波を受信しようとするので、通常よりも電池消費量が多くなるでしょう。


バッテリーの減りが早いときは、モバイルバッテリーを持ち歩いたり、あまり利用しないSIMの回線をオフにしたりするのがおすすめです。大容量バッテリーがある機種を選べば、一度の充電でも長時間利用できる可能性が高まります。

端末によってはSDカードがセットできず保存容量が減る

端末によってはSDカードがセットできず保存容量が減る

デュアルSIMは、端末によってはSDカードがセットできず保存容量が減る場合があります。デュアルSIM対応機種の多くが、microSDカードとSIMカードのスロットが兼用だからです。


スマホ本体のデータ容量が足りず、microSDカードも利用できないと、写真や動画データなどの保存場所に困る場合もあるでしょう。デュアルSIMを利用する人は、スマホの本体容量や現在どのくらいの容量を使用しているかを、事前にチェックしておくのが大切です。


なお、eSIMを利用すると、スロットを使わずにデュアルSIMを利用できます。eSIMとは、スマホに内蔵された本体一体型のSIMです。利用者情報を遠隔で書き込めるので、SIMカードを差し替える必要がありません。SDカードを利用したい場合は、eSIMの利用も検討してみてください。

デュアルSIMに関してよくある質問

最後に、デュアルSIMに関してよくある質問に回答します。

電話の発着信はどうなる?

電話の発着信はどうなる?

DSDS・DSDV・DSDA方式のデュアルSIMを利用中なら、どちらの回線でも電話の着信が可能です。SIMを切り替えなくても、電話の同時待ち受けができます。


一方で、DSSS方式は、電話の同時待ち受けはできません。利用していないSIMの着信は圏外になるため、着信に気づかない場合もあるでしょう。ただし、2023年5月現在のデュアルSIMは、DSDSやDSDV方式が一般的であるため、多くの機種で同時待ち受けができます。


デュアルSIMで発信するときは、どちらの回線で電話をかけるか都度選択が可能です。

回線の切り替えはどうすればいい?

回線の切り替えはどうすればいい?

回線を手動で切り替えるときは、スマホの本体設定から操作しましょう。


Androidは、設定アプリ>ネットワークとインターネット>利用したいSIMの順にタップし、モバイルデータ通信や通話の設定などを選択して、用途に応じて回線を切り替えましょう。


iPhoneは、モバイル通信またはモバイルデータ通信>モバイルデータ通信>モバイルデータ通信に使いたい回線を選択できます。通話に使う電話番号を切り替えるときは、電話アプリにて電話番号を入力し、画面の上部近くに表示される電話番号をタップし、使いたい回線を選びましょう。


なお、iPhoneは自動でSIMの切り替えを行うよう、あらかじめ設定も可能です。モバイルデータ通信の画面にて「モバイルデータ通信の切り替えを許可」をオンにすると、使用状況に応じて自動的にSIMを切り替えます。

デュアルSIM最強の組み合わせをチェックしよう!

せっかくデュアルSIMを利用するなら、数多くの格安SIMのなかから、最も料金を抑えられる最強の組み合わせを選びたいですよね。

以下のコンテンツでは、よりお得に、そして快適にデュアルSIMを使えるおすすめの組み合わせを紹介しています。ぜひ参考にしてください。


格安SIM(格安スマホ)おすすめTOP5

1

KDDI Digital Life

povo
4.76
povo

小〜大容量すべての人におすすめ。サブ回線にも筆頭候補

2

ソフトバンク

LINEMO(オンライン専用)
4.68
LINEMO(オンライン専用)

通信速度・電波・安さ良好でコスパ抜群。3〜10GBは階段制なので注意

3

日本通信

日本通信SIM
4.58
日本通信SIM

群を抜いた料金の安さ。サブ回線での契約がとくにおすすめの格安SIM

4

LogicLinks

LinksMate
4.54
LinksMate

料金プランが豊富。カウントフリーオプションでお得に使える

5

オプテージ

mineo
4.49
mineo

取り扱い回線の多さは魅力。マイそくプランはサブ回線向け

参考になりましたか?

人気
格安SIM関連のおすすめ人気ランキング

月20GB使える格安SIM(格安スマホ)

22商品

徹底比較

新着
格安SIM関連のおすすめ人気ランキング

人気
格安SIM関連の商品レビュー

人気
格安SIM関連のお役立ちコンテンツ

新着
格安SIM関連のお役立ちコンテンツ

人気のマイべマガジン

マイベスト

実際に商品を購入して自社の施設で比較検証したり、
専門家を中心としたクリエイターが自らの愛用品やおすすめ商品を紹介して、あなたの“選ぶ”をお手伝いします

Copyright mybest All Rights Reserved.