SIMカードだけでなく、eSIMに対応したモデルもあるiPhone。手持ちのiPhoneでeSIMが使えるのか、どのように設定するのか知りたい人もいるでしょう。
本コンテンツでは、eSIMに対応しているiPhoneのモデルや設定方法を紹介します。eSIMのメリットや注意点も解説するので、iPhoneでeSIMを使いたい人は参考にしてみてください。

大手家電量販店出身で、7,000人以上に携帯電話の販売や通信サービスの契約を担当。主要な通信会社の料金プランや販売機種をすべて把握し、その豊富な知識で店舗販売ランキングにおいて個人表彰もされている。 その後マイベストに入社、携帯電話や光ファイバー回線キャリア・インターネットプロバイダーなどの通信会社を専門に担当しており、格安SIMやホームルーターを実際に回線契約し各社の料金プランや通信速度の比較を行うとともに、モバイルだけでなく10社以上の戸建て・マンション向けの光回線の通信速度・速度制限も調査している。 また通信サービスだけでなく、ファイナンシャルプランナーの視点含めて固定費などの支出の見直しのガイドもしている。
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iPhoneでeSIMを利用するなら、2018年に発売されたiPhone XR・iPhone XSシリーズ以降のモデルを用意しましょう。eSIM対応機種では8個以上のeSIM情報をインストールでき、SIMカード情報も含めて同時に2つを有効にできます。
手持ちのiPhoneでeSIMを使いたい場合は、対応機種に該当するかどうかを確認してみてください。eSIMの対応機種ではない場合、利用できるのは物理的なSIMカードのみです。
【iPhoneのeSIM対応機種】
2023年9月時点。日本のモデルを対象に記載
eSIM対応の機種も含めたiPhoneのおすすめモデルは以下の記事で紹介しています。カメラ性能・見やすさ・持ちやすさなどさまざまな観点から徹底比較しているので、機種変更を検討している人はぜひ参考にしてみてください。
iPhoneでeSIMを使う場合、SIMカードよりもスピーディに利用手続きが完了する、SIMの複数利用ができるといったメリットがあります。eSIMを使うか悩んでいる人は、判断材料としてメリットを確認してみましょう。
通信事業者への申込み時にeSIMを選択すると、スムーズに利用を開始できます。多くの通信事業者では、SIMのタイプに関係なくオンライン申込みが可能です。オンライン申込みの際、物理的なSIMカードまたは端末と一体型のeSIMを選択できます。
SIMカードでオンライン申込みをした場合、SIMカードが自宅に郵送されるまでは利用を開始できません。一方、eSIMであればオンラインで手続きができるため、申込みから使い始めまでがスピーディです。
SIMカードの入れ替えが不要な点も、iPhoneでeSIMを使うメリットです。eSIMは端末に内蔵されているため、SIMカードを入れ替えることなくオンラインで開通手続きが完結します。
入れ替え時の手間だけでなく、故障・紛失リスクの心配もありません。SIMカードは小さいうえに精密な部品なので、静電気などによって故障したり、紛失したりする可能性があります。IC部分に汚れがつくことも、不具合が起こる原因のひとつです。
実店舗に行かずに通信事業者の乗り換えをする場合、自分でSIMカードを入れ替えなければならないケースが多いでしょう。SIMを入れ替える手間や、故障・紛失のリスクを避けて手続きしたい人は、申込み時にeSIMを選ぶのが得策といえます。
iPhoneでeSIMを使う際は、デュアルSIMの利用も可能です。eSIMとSIMカードの組み合わせのほか、iPhone 13以降のモデルはeSIMとeSIMの組み合わせにも対応しています。
そもそもデュアルSIMとは、スマートフォン1台で2つの通信サービスを使える仕組みのこと。ひとつは仕事用、もうひとつはプライベート用といった使い分けができます。
注意点として、事業者が異なる2つの通信サービスを利用する場合は、SIMロック解除が必要です。Apple Storeで購入したiPhoneはSIMフリーですが、大手キャリアで購入した端末には、ほかの事業者で利用できないようにSIMロックがかけられている場合があります。
手持ちのiPhoneがSIMフリーかどうか確かめたいときは、設定アプリを開きましょう。「一般」>「情報」>「SIMロック」の順に進み、「SIMロックなし」とあればSIMフリーの状態と判断できます。ロックされている場合は、契約先の通信事業者に解除の申請を行いましょう。
シーン別、あるいは電話・データ通信といった用途別に通信サービスを使い分けたい人にとって、デュアルSIMはメリットがある機能です。iPhoneでeSIMを使う場合、デュアルSIMを活用すると利便性がさらに高まるでしょう。
iPhoneでeSIMを使う際には、メリットだけでなく注意しておきたいポイントもあります。スムーズにeSIMを利用できるように、通信事業者のeSIM対応状況や機種変更時の注意点を把握しておきましょう。
通信事業者によってはeSIMの取扱いがなく、SIMカードしか選べない場合があります。iPhoneでeSIMを使うのであれば、eSIMに対応している事業者を選びましょう。
大手キャリアのau・ドコモ・ソフトバンク・楽天モバイルは、eSIMに対応しています。キャリアのサブブランドまたはオンライン専用プランのirumo・UQ mobile・Y!mobile・povo・LINEMO・ahamoも、eSIMの選択が可能です。
一部の格安SIM事業者もeSIMに対応していますが、全体でみると数が多いとはいえません。ただし、総務省がeSIMの利用を促進していることもあり、対応事業者が今後増えていく可能性はあります。格安SIMを使いたい人は、現在の契約先や乗り換え先がeSIMに対応しているかを確認しておきましょう。
以下のコンテンツでは、おすすめのeSIMサービスを紹介しています。eSIMを提供する通信事業者を比較しながら選びたい人は、ぜひ参考にしてみてください。
機種変更の際、eSIMはSIMカードに比べて手続きがやや複雑です。SIMカードを用いる場合の基本的な作業は、カードの入れ替えと初期設定のみ。その点、eSIMの場合は再発行手続き、新しい端末でのeSIM設定、初期設定が必要です。
スマホの手続きに苦手意識がある人にとっては、手続きのハードルが高いといえるでしょう。ただし手続きのやり方に慣れれば、精密部品であるSIMカードを取扱うよりも、eSIMのほうが手軽で利便性が高いと考えられます。
通信事業者への申込み後、iPhoneでeSIMの設定をする際にはさまざまな方法があります。本コンテンツでは、QRコードや専用アプリなどを用いた4つのケースを解説。詳細な設定方法は通信事業者によって異なるため、ここでは大まかな流れを掴んでください。
eSIMの設定方法のなかでも一般的なのが、QRコードを読み取る方法です。通信事業者に申込みをすると、受付完了や利用手続きなどに関する案内メールが届きます。事業者によって異なりますが、メールに記載されたURLからQRコードを表示するのが一般的です。
QRコードの案内を確認したら、これから利用するiPhone以外のスマホ・タブレット・パソコンなどでQRコードを表示させましょう。その後、iPhoneの設定アプリを開き、「モバイル通信」>「モバイル通信を設定(または「eSIMを追加」)」>「QRコードを使用」をタップします。
QRコードの読み取り画面に移るので、別の端末で表示したQRコードを読み取ってください。読み取り完了後、モバイル通信プランを追加する画面に移ります。場合によっては確認コードの入力が求められるため、事業者から通知された番号か、自身で設定した番号を入力しましょう。
モバイル通信プランを追加できたら、eSIMの設定は完了です。設定アプリのモバイル通信のページを開き、通信事業者の回線が追加されているかどうかを確認しましょう。
通信事業者の専用アプリを使ってeSIMを設定する方法もあります。申込み状況にもよりますが、たとえばauではMy auアプリ、楽天モバイルではmy 楽天モバイルからeSIM情報の追加が可能です。
専用アプリを使って設定する場合、まずはiPhoneをWi-Fiにつないでアプリをインストールしましょう。多くのケースでは、アプリのインストール後にID・パスワードでログインします。
ログイン後はモバイル通信プランを追加する作業が必要です。そのほか、他社のプロファイル情報の削除や乗り換え手続きなどの手順もあります。アプリの操作手順は通信事業者によって異なるため、詳細は申込み後の案内を確認してみてください。
すべての手順を終えたら、Wi-Fiを切った状態でデータ通信ができるかどうかを確かめましょう。Wi-Fiなしでも通信ができていれば、設定は完了です。
iPhoneで言語・地域・パスコードなどの初期設定をする際に、自動でeSIMをダウンロードできる場合があります。自動ダウンロードができるのは、eSIMの申込み時に通信事業者でiPhoneを購入したケースなどです。
初期設定時に自動ダウンロードする場合、まずは購入したiPhoneの電源を入れ、使用する言語・地域を選択しましょう。クイックスタートの画面が表示されたら、「手動で設定」をタップします。次の画面で文字・音声入力の設定言語を確認し、変更の必要がなければ「続ける」を選択してください。
Wi-Fiネットワークを選択する画面に移るので、表示されたネットワーク一覧から利用するWi-Fiを選びましょう。パスワードを入力してWi-Fiに接続すると、eSIMの自動ダウンロードがスタート。自動ダウンロードには数分かかるケースもあります。
モバイル通信を設定中、eSIMをアクティベート中といった内容が画面に表示されたあと、完了画面に切り替わればeSIMの設定は終わりです。画面の案内に沿って残りの初期設定を実施しましょう。
別のiPhoneで利用中のeSIM・SIMカードの情報を転送する方法もあります。eSIMクイック転送と呼ばれる方法で、機種変更時などに便利です。Bluetoothを用いる方法とiCloudを用いる方法があり、本記事では前者の方法を紹介します。
eSIMクイック転送を実施する場合、旧端末・新端末ともにiOS16以上にアップデートしておきましょう。新しいiPhoneにSIMロックがかかっていないこと、旧端末のiPhoneにパスコードが設定されていることを確認したうえで、Wi-Fiなどのネットワークに接続してください。
準備ができたら、両方の端末のBluetooth設定をオンにします。新しいiPhoneの設定アプリを開き、「モバイル通信」をタップ。モバイル通信の設定画面で「近くのiPhoneから転送」を選択します。旧端末の画面に電話番号を転送する内容が表示されるので、確認して「続ける」を選んでください。
端末に確認コードが表示された場合は、画面の案内に従ってもう一方の端末にコードを入力しましょう。新端末の画面でSIM情報を転送したい電話回線を選択すると、新端末でeSIMが自動設定されます。完了画面が表示されたら、案内に従ってデータ通信の確認や発信テストなどを行いましょう。
iPhoneでデュアルSIMを利用する場合、電話をかける際に優先して使いたい回線と、データ通信メインで使いたい回線を設定できます。
まずは設定アプリを開き、モバイル通信の項目をタップしてください。音声通話のメイン回線を設定する際は「デフォルトの音声回線」、モバイルデータ通信のメイン回線を設定する際は「モバイルデータ通信」を開きましょう。各画面で使いたい回線を選択すると、設定が完了します。
なお、iPhoneで採用されているデュアルSIMの方式では、2つの回線で同時に通話や通信はできません。たとえばデフォルトの音声回線をSIM①、データ通信のメイン回線をSIM②とした場合、SIM①で通話中のタイミングはSIM②でのデータ通信ができない状態です。
ただし、データ通信の設定画面で「モバイルデータ通信の切替を許可」をオンにしておくと、通話中はSIM②でなくSIM①でデータ通信をするように自動で切り替わります。状況に合わせて柔軟に回線を使い分けたい場合は、切り替えの設定をオンにしておきましょう。
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