壁掛け扇風機のおすすめ人気ランキング【2025年10月】

リビングなどの広いスペースや手の届きづらい高い場所に設置するなら、リモコンタイプがうってつけ。ソファ・ベッド・デスクなどで過ごしているときも、立ち上がらずにリモコンで遠隔操作できます。本体に手が届かない子どもでも操作可能です。

リモコンタイプには高機能な商品も多く、冷え防止モードなど魅力的な機能を備えたものも。ただし高機能なぶん、次の引き紐タイプと比べるとやや高価な傾向があることは覚えておきましょう。

脱衣所やキッチンなど、スペースが限られた場所で使用するなら引き紐タイプがよいでしょう。サッと紐を弾くだけで、スイッチを入れたり首振りのON/OFFを切り替えたりできます。リモコンを探す手間もかからず便利です。

引き紐タイプは機能がシンプルなぶん、リモコンタイプよりも価格が安めなのもポイント。リモコンの電池交換をする必要もないので、余計な手間や出費を減らしたい人にはぴったりのタイプです。

柔らかい風が出る扇風機を選びたいなら、羽根が多めのものがおすすめ。羽根7枚前後のものは肌当たりのよいやさしい風を送れます。赤ちゃんがいる家庭や寝るときに使う場合は、ぜひ注目してください。

一方、パワフルな強い風に当たりたい場合は、羽根が少ないものがよいでしょう。羽根の枚数は5枚ほどがスタンダードですが、なかには3枚程度のものも。羽根が少ない扇風機は風量が多く、ずっしりとした風を感じられますよ。

なお、羽根が少ない扇風機は消費電力が少なく、さらに動作時の風切り音が少ない傾向もあります。ただし、パワフルな風に当たると疲れやすいので、長時間使うならやさしい風が出る羽根が多い扇風機からチェックしてみるとよいでしょう。

10帖以上の広い部屋で壁掛け扇風機を使いたいなら、羽根の直径サイズは40cm以上を目安とするとよいでしょう。直径が40cmほどあれば、部屋中に扇風機の風を十分に行き渡らせられます。

寝室・子ども部屋・書斎など、さほど広くない部屋に設置するなら、羽根の直径サイズは30cm程度でOK。6〜8帖程度の部屋なら十分活躍します。直径30cm程度の壁掛け扇風機は商品数が多いので、好みの仕様のものを探しやすいでしょう。

なお、なかには直径20cmや25cm程度の小型の壁掛け扇風機もあります。ミニサイズの壁掛け扇風機は、デスクの近くなど限られたスペースで使いたい場合に便利ですよ。

あまり生活感を出したくないなら、スタイリッシュな羽なしタイプに注目しましょう。羽なしタイプは輪状の送風口から風を送り出す仕組みで、羽根がないぶんおしゃれに見えるのが特徴です。

また、自然でやさしい風が得られるのも羽なしタイプの大きなメリット。強い風が苦手な人に向いています。さらに、ホコリが溜まった際にサッと拭くだけでOKという掃除のしやすさも魅力的です。

ただし、羽なしタイプはさまざまな方向に風を送るのがやや苦手。サーキュレーターのように部屋の空気の循環に使いたい場合はあまり向きません。やさしい風に当たりたいときに選んでみましょう。

リビングなど、複数人が過ごすような広い場所で使う場合は、横に80〜90度ほど首振りできるものがおすすめ。一方、狭いスペースで使う場合や、あるスポットにだけ風が当たればよいというときは、横の首振りの角度は45度ほどで十分です。

また、上下の首振りができる商品にも注目しましょう。とくに、下向きにしっかり首振りできるモデルなら、部屋の下側にも風を届けられるので、部屋の空気を循環させるのに役立ちます。なかには、ほぼ真下の80度ほどまで下に首振りできるものもありますよ。

就寝時や外出時に壁掛け扇風機を活用したいなら、タイマーつきの壁掛け扇風機がぴったり。タイマーがあれば、就寝中に風を自動停止させて冷えを防いだり、外出時にセットして洗濯物を乾かしたりといった使い方ができます。

なお、タイマー機能には指定時間に運転停止する切タイマーと、指定時間に運転開始する入タイマーがあるので、必要なものを選んでください。また、製品によってタイマーの指定可能範囲が異なるので、自分の使い方に合致するものを選ぶとよいでしょう。

その日の天候や気分に合わせて快適に壁掛け扇風機を使いたいなら、細かく風量調節できるものがおすすめ。風量調整は強・中・弱の3段階が多いものの、なかには5段階や8段階の調節が可能なモデルもあります。微風やターボといったように、調節の幅が広い扇風機もありますよ。

また、使用シーンに合わせたモード調節機能があるかにも注目。自然風に近い風を出せるリズム風モードや、就寝時に適したおやすみモード、静かに使える静音モードなど、製品によってさまざまです。自分の使い方に合うものを選んでみましょう。