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扇風機の電気代はいくら?エアコンとの併用で節約できる使い方も解説

扇風機の電気代はいくら?エアコンとの併用で節約できる使い方も解説

エアコンは電気代が高いからと、扇風機で夏を乗り切りたいと考える人は多いもの。しかし、電気代の上昇が続いているため、扇風機でも長時間使うと支払いが大変になるのではと気になりますよね。


そこで今回は、扇風機の電気代やエアコンとの併用で暑さ対策をしつつ節電する方法を解説します。扇風機で効率よく涼むためのポイントも紹介するので、ぜひ参考にしてくださいね。

2025年06月16日更新
田丸大暉(Hiroki Tamaru)
ガイド
家電製品アドバイザー・家電製品エンジニア・元家電メーカー販売員/マイベスト 白物家電担当
田丸大暉(Hiroki Tamaru)

ダイソンの派遣販売員として、ケーズデンキなど家電量販店で掃除機の接客・販売を2年間担当した経験を持つ。マイベストへ入社後はその経験を活かし空気清浄機・除湿機・オイルヒーター・スティッククリーナーなど季節家電・空調家電や掃除機をはじめ白物家電全般を専門にガイドを担当し、日立やシャープ、パナソニックなどの総合家電メーカーから、ダイニチ工業・Sharkなどの専門メーカーまで、150以上の家電製品を比較検証してきた。毎日使う家電製品だからこそ、本当によい商品を誰もが簡単に選べるように、性能はもちろん省エネ性能やお手入れのしやすさまでひとつひとつ丁寧に確認しながらコンテンツ制作を行う。

田丸大暉(Hiroki Tamaru)のプロフィール
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目次

扇風機おすすめTOP5

1

ドウシシャ

kamomefanKamomefan+c lite K-F25AYCGD
4.59
Kamomefan+c lite

静かで電気代も安いコンパクトモデル。風量もパワフル

2

ドウシシャ

kamomefanKamomefan+c livingK-F28AYWH
4.47
Kamomefan+c living

電気代が安く1日中使いやすい。サーキュレーター代わりにも

3

バルミューダ

BALMUDAThe GreenFanEGF-1700-WK
4.44
The GreenFan

インテリアに合わせたい人に!使いやすく洗練されたデザイン

4

ユアサプライムス

YUASAリビング扇風機YGT-DH3455FFR
4.39
リビング扇風機

低価格でも風量は十分!心地よい風が魅力の扇風機

5

山善

YAMAZENDCモーターリビング扇風機YLX-SD302/YKLX-SD302(W)
4.30
DCモーターリビング扇風機

就寝中に使える扇風機を探している人に。静かで風も心地よい

扇風機の電気代はモーターの種類によって異なる

扇風機の電気代は、モーターの種類によって変わります。DCモーターは直流電源を意味しており、微風~強風まで細かく風量調整ができ、消費電力も小さいのが特徴です。ACモーターは交流電源なので、細かい風量調整はできず消費電力も大きい傾向があります。それぞれの特徴を知って、自分に合うものを選びましょう。

DCモーターの電気代は1か月あたり74~149円ほど

DCモーターの電気代は1か月あたり74~149円ほど

DCモーターの扇風機は、1日8時間使用しても1か月あたりの電気代は74~149円ほどです。一般的な消費電力は10~20Wなので、電気料金の目安価格である31円/kWhで計算すると高くても1か月150円程度で済みます(参照:令和4年7月22日 全国家庭電気製品公正取引協議会)。


商品によっては最小消費電力が1.5~2.0Wのものもあるため、風量を抑えれば12~15円/月程度しかかかりません。1日中つけっぱなしにしたとしても、10Wで計算をすると223円/月ほど。日中ずっと稼動させることが多い家庭や、電気代が気になる一人暮らしにはぴったりな選択肢です。


ただし、本体価格はACモーターの扇風機よりも高い傾向があります。たとえばアイリスオーヤマの場合、2025年6月時点ではDCモーターだと安い商品でも6,000円程度です。高いものだと17,000円を超えます。対してACモーターは5,000円前後がボリュームゾーンで、安い商品なら3,000円台で買えるため、初期費用を抑えたいならACモーター一択です。


DCモーターは風量を細かく調整できる・音が静かといった特徴もあるので、機能性や静音性を求める人にはぴったりですよ。購入時には「1日の使用時間」「何年使う予定か」「どれだけ節電効果を得たいか」といった視点でトータルコストを考えてみてください。DCモーターの扇風機の購入を検討している人は、下記コンテンツでおすすめ商品をチェックしましょう。

ACモーターの電気代は1か月あたり149~372円ほど

ACモーターの電気代は1か月あたり149~372円ほど

ACモーターの扇風機は、1日8時間使用すると1か月あたり約149~372円の電気代(※)がかかります。一般的な消費電力は20~50Wと、DCモーターよりも高い設計です。風量を抑えて20Wにしても、1日中使うと1か月あたり約447円の電気代がかかります。

全国家庭電気製品公正取引協議会」による電気料金の目安価格(令和4年7月22日)を参照


同じ使い方でも機種によって変わりますが、電気代を抑えたい人には向いていません。風量の調節が基本的に弱・中・強の3段階しかないため、細かく調整したい人にも不向きです。


一方、ACモーターはDCモーターに比べて本体が安めの傾向があります。ランニングコストを加味した上で、本体を安く購入したい場合はチェックしてみてください。

扇風機とサーキュレーターの電気代はほぼ同じ

扇風機とサーキュレーターの電気代はほぼ同じ

扇風機とサーキュレーター、どちらを使っても電気代に大きな差はありません。どちらも消費電力は20〜30W前後が一般的で、1日8時間使用した場合でも1か月あたりの電気代は149~223円ほど(※)です。

全国家庭電気製品公正取引協議会」による電気料金の目安価格(令和4年7月22日)を参照


ただし、そもそもの目的や風の性質には違いがあります。扇風機は、広範囲にやさしい風を送り、直接肌に当てて体感温度を下げるためのもの。風は比較的柔らかく、リラックスしながら涼しさを感じたいときにぴったりです。


一方で、サーキュレーターは風を直線的に集中して送ることで、部屋全体の空気を動かすことに特化しています。空気の循環に優れており、冷暖房の効率を高めたいときには心強い存在です。電気代ではなく、「どう使うか」で選びましょう。


サーキュレーターのほうが使い方にマッチする人は、下記コンテンツでおすすめ商品をチェックしてくださいね。

エアコンと比べてどれだけ節約できる?

エアコンと比べてどれだけ節約できる?

エアコンよりも扇風機を使うほうが、電気代を節約できます。扇風機の消費電力が10~20W程度なのに対し、エアコンは700~1,000Wを超えることも珍しくありません


たとえば、700Wのエアコンを1日8時間使うと、1か月あたりの電気代は約5,208円。扇風機は高くても1か月150円ほどで済むので、大幅な節約につながります。1日中つけっぱなしで過ごすとエアコンは約15,624円、扇風機は約446円(※)です。とくに暑さがそこまで厳しくない日や朝晩の時間帯は、扇風機中心に切り替えるだけでも大きな節約効果が期待できます。

全国家庭電気製品公正取引協議会」による電気料金の目安価格(令和4年7月22日)を参照

ただし、気温が高く湿度も高い日には、扇風機だけでは体感温度を下げきれないでしょう。節電と快適さのバランスを取りながら、場面に応じて柔軟に使い分けるのが賢い使い方です。電気代を抑えやすいエアコンをお探しなら、下記コンテンツで省エネ性能の高い商品をチェックしてくださいね。

暑い夏を乗り切る扇風機の活用テクニック

エアコンと比べると、扇風機の電気代は圧倒的に安く、月あたり数千円単位で節約できることもあります。しかし、気温が35℃を超えるような猛暑日や湿度が極端に高い日などは、扇風機をただ使用するだけでは乗り切れないことも。快適に過ごすための扇風機活用テクニックも知っておきましょう。

エアコンと併用する

エアコンと併用する

扇風機をエアコンと併用することで、冷房効率が高まり、設定温度を上げても快適な室温をキープしながら電気代を抑えられます。空気を循環させることで室内にある冷気が均等に広がり、温度ムラが起きにくくなるのが大きなポイントです。


たとえば、エアコンの設定温度を28℃にしながら扇風機で空気をかき混ぜると、体感温度は26℃前後まで下がることがあります。風が体に当たることで涼しさを感じられるため、冷房に頼りすぎなくても快適さが続きますよ。


風向きの調整も忘れずに行いたい部分です。冷気は下に溜まりやすいので、エアコンの下に置いて上向きに送風しましょう。下に降りた冷気を扇風機が上方向へと運ぶため、室内の空気が循環します。

風の当たり方や風向を調整する

風の当たり方や風向を調整する

扇風機を使う際は、風の当たり方や風向を調整しましょう。


外気温のほうが涼しい場合は、窓側を背にして室内に外の空気を取り込むのがおすすめです。室内が蒸し暑いときは、窓を開けて外に向けて送風してください。室内の熱気を外に出すことで、効率よく部屋を冷やせます。エアコンを使う前も扇風機で熱気を外に出すほうが冷えやすいですよ。


暑がりな人だけ、個別で風を浴びるのもよいでしょう。ただし、直接風を浴び続けると体がだるく感じる場合があります。とくに寝るときや在宅ワークで座りっぱなしの場合は、風向きをこまめに変えるのがおすすめです。

風量調整とタイマー機能を活用する

風量調整とタイマー機能を活用する

扇風機は、必要なタイミングに応じて風量を調整することで、無駄な電気代をカットできます。風量が強ければその分涼しさは増しますが、日常的な室温では弱風でもじゅうぶんに快適に感じられる場面が意外と多いものです。


たとえば、就寝時に弱風に設定しておき、タイマーで2〜3時間後に自動オフにしておけば、1晩あたりの電気代は1円未満に抑えられます。エアコンは3時間だけの稼動でも65円はかかる(※)ため、1か月で考えると大きな差です。

扇風機は10W・エアコンは700Wで計算
全国家庭電気製品公正取引協議会」による電気料金の目安価格(令和4年7月22日)を参照

ただし、機種によっては「風量3段階のみ」「1時間刻みのタイマー設定のみ」など、調整の自由度に差があることもあります。使い方に合わせた細かい設定ができるかどうかは、購入前にスペック表を確認しておくことが大切です。

扇風機の前に冷たい物を置く

扇風機の前に冷たい物を置く

扇風機の前に冷たいものを置くだけで、ちょっとした冷風機のように活用できます。風と一緒に冷えた空気が流れることで、体感温度がグッと下がるのがポイントです。冷房に頼らず涼をとりたいときや、節電したいときに役立ちます。


たとえば、保冷剤をタッパーに入れて扇風機の前に置く方法や、凍らせたペットボトルを数本並べて使う方法、水を張った金属製のボウルを使う方法などがあります。ひんやりした風が流れてきて、思わず「おっ」と声が出るような涼しさが感じられるはずです。


ただし、結露や水が滴って床が濡れると滑って危険です。必ずタオルやトレーを敷くようにしましょう。特に小さな子どもがいる家庭では、置き場所にも気を配って、安全に工夫を取り入れるのが大切です。

断熱対策を行う

断熱対策を行う

扇風機の電気代を抑えたいなら、部屋そのものの断熱対策を取り入れるのが効果的です。冷気が外へ逃げにくくなり、室内の温度上昇も防げるため、扇風機やエアコンの稼働時間や風量を減らせます。結果的に、電力消費そのものが少なくなり、自然と節電につながるというわけです。


たとえば、窓に断熱シートを貼る、遮熱カーテンをかける、すだれで直射日光を遮るいった方法があります。とくに日差しが強く入りやすい南向きの部屋では、こうした対策の効果が大きく感じられるでしょう。数百円から始められる手軽さも魅力です。


断熱対策を取り入れたい人は、下記コンテンツもチェックしてみてください。

電力プランの見直しも検討しよう

電力プランの見直しも検討しよう

夏場に扇風機やエアコンを長時間使う家庭では、電気代を抑える手段として電力プランの見直しも有効です。毎月の電気使用量をチェックして、ライフスタイルに合った料金プランを選びましょう


下記コンテンツでは、使い方に合わせて料金が安い電力会社を紹介しています。電力会社による電気の質の差はないので、この機会に電気代が安い電力会社に切り替えを検討してみてくださいね。

扇風機おすすめTOP5

1

ドウシシャ

kamomefanKamomefan+c lite K-F25AYCGD
4.59
Kamomefan+c lite

静かで電気代も安いコンパクトモデル。風量もパワフル

2

ドウシシャ

kamomefanKamomefan+c livingK-F28AYWH
4.47
Kamomefan+c living

電気代が安く1日中使いやすい。サーキュレーター代わりにも

3

バルミューダ

BALMUDAThe GreenFanEGF-1700-WK
4.44
The GreenFan

インテリアに合わせたい人に!使いやすく洗練されたデザイン

4

ユアサプライムス

YUASAリビング扇風機YGT-DH3455FFR
4.39
リビング扇風機

低価格でも風量は十分!心地よい風が魅力の扇風機

5

山善

YAMAZENDCモーターリビング扇風機YLX-SD302/YKLX-SD302(W)
4.30
DCモーターリビング扇風機

就寝中に使える扇風機を探している人に。静かで風も心地よい

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