タムロンの広角レンズのおすすめ人気ランキング【2025年】

レンズ選びの失敗を回避するために、カメラとレンズのマウントが同じかチェックしましょう。マウントが一致しないと基本的に装着できないので注意が必要です。タムロンの広角レンズに対応しているメーカーとマウントは、以下を参考にしてください。

• キヤノンの一眼レフ：EFマウント
• ニコンの一眼レフ：Fマウント
• ソニーのミラーレス：Eマウント
• 富士フイルムのミラーレス：Xマウント

キヤノン・ニコンのミラーレスは、マウントアダプターを使えば一眼レフ用レンズも装着可能です。ニコンのカメラでキヤノンのEFマウント用レンズも使えるので、どうしても使いたいレンズがある場合は試してみるのもよいでしょう。公式サイトの動作確認済みリストもあわせてチェックしてください。

広角レンズの場合は、カメラのイメージセンサーとレンズの種類を合わせましょう。イメージセンサーの種類によって、同じレンズを使っても画角に影響が出るため注意してください。

APS-Cカメラでフルサイズ用レンズを使うと、画角が狭くなり広角レンズのよさが発揮されません。APS-Cカメラで使う際は、焦点距離×1.5倍（キヤノンは1.6倍）で換算してください。例えば20mmのフルサイズ用超広角レンズは、20mm×1.5で焦点距離は30mm相当と広角レンズになります。

逆にAPS-C用レンズをフルサイズカメラで使用すると、ケラレが発生するため要注意です。フルサイズのほうがAPS-Cセンサーより大きいため、APS-Cレンズが対応できない範囲が黒い影のように写ることは覚えておいてください。

風景や天体など広大な景色を写したい人は、焦点距離24mm以下の超広角レンズがぴったり。画角がかなり広く、肉眼では見えない範囲まで撮影が可能です。

遠近感が強く出るため川や建物の撮影など、奥行きや高さを強調したいシーンにも適しています。被写界深度が深いため画角内の全体にピントを当てたパンフォーカス撮影がしやすい点もメリットです。街並みなどボカさずに写したいときに重宝します。

ただし、意図しないものまで写ったり情報量が多くて被写体が目立たなかったりと、扱いが難しいレンズでもあります。11-20mm F/2.8など焦点距離に幅があるレンズなら、少し構図が掴みやすいでしょう。

スナップ撮影やテーブルフォトなら、焦点距離24〜35mm程度の広角レンズがうってつけです。スマートフォンのカメラに近い画角のため、カメラ初心者でもチャレンジしやすいレンズでしょう。

広角レンズの大きなメリットは、被写体からあまり距離を取らずに広範囲を写せる点です。街中など人が多くて撮影のスペースが十分に確保できない場所で役立ちます。特に24mm F/2.8など25mm前後のモデルは、スマートフォンのカメラ感覚で使えるため日常の気軽な撮影にぴったりです。

広角レンズでの撮影に失敗しないためには、歪みを把握しておくことが大事。レンズや焦点距離によっては画角の隅が引っ張られ、カメラを傾けた方向とは逆に広がるような歪みが出ます。人物はできるだけ画面中央に配置するなど、構図を意識しましょう。

様々なシーンに対応可能なレンズがほしい人は、ズームレンズを選択しましょう。名前のとおりズーム機能がついているレンズで、自分が移動しなくても写る範囲を変えることが可能。被写体との距離感を掴むのが難しい初心者でも、イメージに近い写真が撮影できます。

外出時にカメラを持ち歩きたい人は17-28mm F/2.8など、ズームの際にレンズの長さが変わらないコンパクトなモデルにも注目しましょう。約420gと軽く持ち運びやすいため、登山などのアウトドアシーンにもうってつけです。ズームしてもF値が変わらず、露出の調整の手間も省けます。

描写にこだわりたい人は、明るいレンズが多く高画質な単焦点レンズを選択しましょう。焦点距離が固定されたズーム機能のないレンズですが、開放F値が2.8以下のモデルも販売されています。光を多く取り込めるため、暗い場所でも解像度の高い写真の撮影が可能です。

シャープな写りを求める人は、レンズ収差などを抑制した高性能なモデルを選択しましょう。35mm F/2.8はレンズ端の歪みがあまり出ず、細部のディティールまではっきりと写せます。