スコープテック アトラス60 天体望遠鏡セットをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
性能と価格のバランスがよいと評判の、スコープテック アトラス60 天体望遠鏡セット。しかしインターネット上では「思ったよりも天体が見にくい」「ピントがブレてしまう」という気になる口コミもあり、購入を迷っている人も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、スコープテック アトラス60 天体望遠鏡セットを含む天体望遠鏡全12商品を実際に使ってみて、使いやすさ・子どもとの使いやすさ・天体の見やすさ・持ち運びのしやすさを比較してレビューしました。購入を検討中の人はぜひ参考にしてみてくださいね!

新卒でPC周辺機器・スマホアクセサリー・カーアクセサリーを取り扱うメーカーに入社。法人営業・広報を担当し、商品開発にも携わる。2023年2月にマイベストに入社し、モバイルバッテリーやビデオカメラなどガジェットやカメラの比較・コンテンツ制作を経験。現在では、家電を中心に幅広いジャンルのコンテンツ制作に携わる。「専門性をもとにした調査・検証を通じ、一人ひとりに合った選択肢を分かりやすく提案すること」を心がけて、コンテンツ制作を行っている。
すべての検証は
マイベストが行っています

【総評】設計がシンプルで、説明書がなくても組み立てられる!コントラストがはっきりしており、月の模様も鮮明に見える
スコープテック アトラス60 天体望遠鏡セットは、設計がシンプルなうえに、操作が簡単なのが魅力です。大人であれば説明書がなくてもわかりやすく、子どもでも問題なく組み立てられます。微動ハンドルが届きやすい位置にあり、腕が短い子どもにも扱いやすそうです。
「子どもにとってはピントが合わせにくい」「微動ハンドルが硬い」との声もありましたが、大人がサポートすればより快適に使えるでしょう。三脚は安定性があり、ブレが気になりません。三脚と架台がやや重いものの、精度にこだわって作られているのが実感できました。
コントラストがはっきりしており、月を観察してみると細かな模様まできれいに見えます。月のフチにわずかな色づきが出ることもありますが、ほとんど目立ちません。
本体の重量は教科書が入ったランドセルと同じくらいで、持ち運びにも向いています。大きな欠点はとくにないので、初心者でも扱いやすい天体望遠鏡がほしいなら、ぜひ候補に入れてみてください。
スコープテック アトラス60 天体望遠鏡セットとは

今回ご紹介するのは、発売後わずか1年半で累計1,000台を売り上げた、スコープテックの天体望遠鏡です。
天体望遠鏡の目ともいえる鏡筒には、屈折式を採用しています。反射式・カタディオプトリック式のものに比べると、屈折式は視野全体が安定していてコントラストがよく、あらゆる天体観測に向いているのが特徴です。

アトラス60の架台(かだい)は高倍率に耐えられる頑丈さにこだわって設計されており、熟練の職人が1つひとつ丁寧に調節しています。
対物レンズの有効径も、チェックしておきたいポイントの1つです。有効径が大きいとより多くの光を集めることができるため、細部まで見やすいとされています。搭載している対物レンズの有効径は60mmで、月だけでなく土星のリングや木星の模様も十分に観察できるでしょう。

使いやすさに配慮し、のぞき穴ファインダーがついているのもよい点です。一般的な天体望遠鏡には、光学ファインダーと呼ばれる小さな望遠鏡があり、星をとらえるときの補助として使われます。しかし光学ファインダーは調整が難しく、慣れるまでは扱いにくいことも多いようです。
のぞき穴ファインダーは、前後2つの穴に対象物を合わせるだけで見たい星が視野に入るため、初心者にも向いています。

付属している接眼レンズは、40倍のK.20mm・64倍のF.12.5mm・133倍のOr.6mmの3種類です。月の全体像を見るときはK.20mmかF.12.5mm、木星や土星を見るときはOr.6mmを使ってみてください。
地球の自転によって星が視野から外れてしまったときは、微動ハンドルを活用しましょう。上下・水平方向の2つの微動ハンドルがあり、星の位置が変わっても細かく追いかけられます。

星空観察ガイドブックや星座早見盤がセットになっており、目当ての天体の位置から星空に関する知識まで丁寧に書かれているのも便利です。
公式サイトでの値段は、執筆時点では税込29,800円でした。
実際に使ってみてわかったスコープテック アトラス60 天体望遠鏡セットの本当の実力!

検証のポイント
- 準備のしやすさ1
マイベストでは「子どもでも簡単に理解できるほど組み立て手順がシンプル」なものをユーザーが満足できる商品とし、以下の方法で検証を行いました。
- 天体導入のしやすさ2
マイベストでは「使った経験が少なくても、説明書を一度読めば以降は助けがなくても天体を導入できる」ものをユーザーが満足できる商品とし、以下の方法で検証を行いました。
- 天体の見えやすさ3
マイベストでは「肉眼よりも明らかにきれいに見えて、クレーターもよく見える」ものをユーザーが満足できる商品とし、以下の方法で検証を行いました。
- 場所移動のしやすさ4
マイベストでは「重くなく、負担なく持ち運べる」ものをユーザーが満足できる商品とし、以下のそれぞれの項目のスコアの加重平均でおすすめ度をスコア化しました。
- 収納時のコンパクトさ5
マイベストでは「小柄な人でも小脇に抱えて持ち運べる」ものをユーザーが満足できる商品とし、以下のそれぞれの項目のスコアの加重平均でおすすめ度をスコア化しました。
すべての検証は
マイベストが行っています

検証① 使いやすさ

まずは、使いやすさの検証です。
天体望遠鏡に興味がある5人の初心者に協力してもらい、実際に組み立ててみます。そしてファインダーの調節を行い、遠くの建造物を観察しました。セットのしやすさ・細かな操作のしやすさ・安定性の3つの観点で評価します。
説明書がなくても直感的に組み立てやすく、調整のしやすさも問題ない

直感的に組み立てやすく、「説明書が必要ないレベル」「装着する部分がわかりやすい」という声が寄せられています。微動ハンドルがやや硬いためか、「別の対象物を見たいときに調整しにくい」とコメントした人がいたものの、「問題なく使える」と感じたモニターがほとんどでした。
三脚は安定性があり、「ブレることはあまりない」「しっかり固定されている」と好評です。「三脚と架台の重さが気になる」との意見もありましたが、精度にこだわって作られているのが実感できました。
検証② 子どもとの使いやすさ

続いて、子どもとの使いやすさの検証です。
子どもは文字を読みながら組み立てるのが苦手と仮定して、まずは説明書を読まずにモニター5人が組み立ててみます。組み立て方法がわからなくなったときのみ、説明書を確認しました。そしてファインダー調節と観測を行い、セットのしやすさ・細かな操作のしやすさ・安定性を評価します。
大人のサポートが必要なときもありそうだが、腕が短い子どもでも微動ハンドルに届きやすい

シンプルな設計で、「子どもでも問題なく組み立てられる」「ファインダーの調整が必要ないのがうれしい」という声があがっています。微動ハンドルは手が届きやすい位置にあり、「腕が短い子どもにもよい」との意見も寄せられました。

三脚はどっしりしており、子どもが軽くぶつかっても倒れる心配は少なそうです。安定感があってやや重い分、「観察場所を変えるときに移動が大変かもしれない」とコメントした人もいましたが、風が吹く場所にも設置しやすいでしょう。
しかし、「ピントがいつまでも合わない」「微動ハンドルが硬く、子どもの握力では動かしにくい」などの声もあったので、大人がサポートしてあげるとより快適に使えそうです。
検証③ 天体の見やすさ

次に、天体の見やすさの検証です。
月を観察し、解像感・コントラスト・色収差のなさを確かめました。なお、観察条件は以下のとおりです。
- 観察する天体は月とする
- 天候による影響を減らすため、3日間観測を行う
- 観測4時間前から屋外に設置し、外気に慣らしたのち観察する
- 観測場所は東京都23区内で行い場所を統一する
月の模様まではっきり見えるうえに、コントラストの高さも十分

月を観察してみると、細かな模様まできれいに見えます。コントラストが高く、図像がくっきりしているのもよい点です。月のフチにわずかな色づきが出ることもありますが、ほとんど気になりませんでした。
検証④ 持ち運びのしやすさ

最後に、持ち運びのしやすさの検証です。
鏡筒と三脚を合わせた重さをチェックし、無理なく持ち運べるかを確かめました。
重量は4.5kgで、教科書が入ったランドセルと同じくらいの重さ

本体の重量は4.5kgでした。教科書が入ったランドセルと同じくらいの重さで、子どもでも持ち運べそうです。ただし低学年や体が小さな子どもが運ぶ場合は、バランスを崩して落とすことのないよう注意してください。
スコープテック アトラス60 天体望遠鏡セットの詳細情報
スコープテックアトラス60 天体望遠鏡セット
| 光学形式 | 屈折式 |
|---|---|
| 架台タイプ | 経緯台 |
| 倍率 | 40倍、 64倍、 133倍 |
| ファインダー | のぞき穴ファインダー |
| 微動ハンドルあり | |
| スマホ撮影可能 |
- 重量
- 4.7kg(三脚込み)
- 口径
- 60mm
- 焦点距離
- 800mm
- フリーストップ式
良い
- 全体的に使いやすく、子ども1人でも組み立てやすいつくりになっている
- フレキシブルハンドルを採用し、手が短い子どもでも微動調整しやすい
- 月の細かい模様が確認できるほど、コントラストがはっきりとしていた
気になる
- 特になし
| 分解能 | 1.93秒 |
|---|---|
| 極限等級 | 10.7等星 |
| 集光力 | 73.5倍 |
| 自動追尾機能 | |
| 自動導入機能 | |
| カメラとの接続可能 | |
| スマホホルダー付き | |
| 付属接眼レンズ | K20mm、F12.5mm、Or6mm |
スコープテック アトラス60 天体望遠鏡セットの価格比較
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- 1
42,471円
(最安)
販売価格:42,900円
ポイント:429円相当
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持ち運びやすさで選ぶなら、こちらもチェック
最後に、より持ち運びやすいほかの商品をご紹介します。
スコープテックのラプトル50 天体望遠鏡セットは、本体の重量がわずか1.5kgでした。説明書はふりがなつきで書かれており、子どもにも理解しやすいよう配慮されています。実際に使ってみると、解像感が高く月のクレーターもよく見えました。
池田レンズ工業のリゲル60は、重量が2.99kgと重すぎず、キャンプにもおすすめです。シンプルな構造でパーツが少なく、大人はもちろん、子どもでも簡単に組み立てられます。軽いにもかかわらず三脚の安定性も優れており、月がはっきりと観察できました。
スコープテックラプトル50 天体望遠鏡セット
| 光学形式 | 屈折式 |
|---|---|
| 架台タイプ | 経緯台 |
| 倍率 | 30倍、 75倍 |
| ファインダー | のぞき穴ファインダー |
| 微動ハンドルあり | |
| スマホ撮影可能 |
- 重量
- 1.5kg
- 口径
- 50mm
- 焦点距離
- 600mm
- フリーストップ式
良い
- ファインダーは調整不要なのぞき穴で扱いやすかった
- 本体重量は約1.5kgと軽量かつコンパクトで、持ち運びや収納がしやすい
気になる
- 三脚の脚がバラバラのため、組み立てに手間がかかる
- 架台は微動に対応していないため、細かい調整手軽にできない
- よく目を凝らすと月のエッジに緑色の不自然な色づきが見えた
| 分解能 | 2.32秒 |
|---|---|
| 極限等級 | 10.3等星 |
| 集光力 | 51倍 |
| 自動追尾機能 | |
| 自動導入機能 | |
| カメラとの接続可能 | |
| スマホホルダー付き | |
| 付属接眼レンズ | K20mm、 F8mm |

スコープテック ラプトル50 天体望遠鏡セットをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
池田レンズ工業リゲル60 スマホ撮影セット | RIGEL-60
| 光学形式 | 屈折式 |
|---|---|
| 架台タイプ | 経緯台 |
| 倍率 | 35倍、 117倍 |
| ファインダー | のぞき穴ファインダー |
| 微動ハンドルあり | |
| スマホ撮影可能 |
- 重量
- 約3.0kg
- 口径
- 60mm
- 焦点距離
- 700mm
- フリーストップ式
良い
- 説明書がなくても組み立てられ、子どもでも扱いやすいシンプルな構造だった
- 経緯台は微動対応で、向きの微調整がしやすい
- 本体重量は約3.0kgと、子どもでも運びやすい軽さだった
気になる
- 月のエッジの色づきが不自然に感じることもあった
| 分解能 | 1.93秒 |
|---|---|
| 極限等級 | 10.7等星 |
| 集光力 | 73.5倍 |
| 自動追尾機能 | |
| 自動導入機能 | |
| カメラとの接続可能 | |
| スマホホルダー付き | |
| 付属接眼レンズ | K20mm、 F6mm |

池田レンズ工業 リゲル60をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
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