ペンタックスのマクロレンズのおすすめ人気ランキング【2025年】

マクロレンズは、最大撮影倍率1倍のレンズが基本です。最大撮影倍率とは、イメージセンサー上に写った像と被写体の実像が、1番大きく写るときの比率を示す数値。倍率が大きなレンズほど被写体も大きく撮影できます。ペンタックスのマクロレンズは、最大撮影倍率が1倍のモデルが豊富です。

被写体の写る大きさにとことんこだわるなら、APS-Cカメラを使うのも選択肢のひとつです。フルサイズカメラよりセンサーサイズが小さいため、同じ最大撮影倍率でも写る像の範囲が狭まり拡大されます。被写体を大きく写したいなら、APS-Cの一眼レフと撮影倍率1倍のマクロレンズを組み合わせましょう。

動物を撮りたいなら、最短撮影距離0.2m以上の望遠マクロレンズがベターです。最短撮影距離とは、カメラのイメージセンサーから被写体までの間でピントが合う最も短い距離のこと。レンズ先端からの距離ではありません。最短撮影距離が短いレンズほど被写体に寄って撮影可能です。被写体をクローズアップして写せます。

近づきすぎると逃げる昆虫や動物を撮る際は、少し距離をあけても大きく撮れる望遠のマクロレンズがおすすめ。最短撮影距離が0.2m未満の場合、レンズフードが被写体に当たったり、レンズなどの影が被写体にかかって暗くなったりする可能性があります。0.2mを目安に適度な距離で撮影できるマクロレンズを選びましょう。

焦点距離が35〜70mm程度の標準マクロレンズは、植物の接写にぴったりです。焦点距離がやや短いためピントが合う範囲も広く、ぐっと被写体に寄って撮影できます。「DA 35mmF2.8 Macro Limited」は最短撮影距離が0.139mと短く、小さな被写体も大きく撮影可能。花びらの模様を繊細に写したいときにも向いています。

スナップ撮影に使えるレンズがほしい人も、標準域のマクロレンズをチェックしましょう。標準域のレンズは、画角が人間の視界に近い点がメリットです。レンズの歪みやクセが少ないため、風景・人物・料理など様々な被写体に対応。描写にこだわるなら、解像力に優れた「D FA MACRO 50mmF2.8」もおすすめです。

昆虫の接写を楽しみたいなら、焦点距離が70～134mmの中望遠マクロレンズに注目。被写体とほどよく離れた場所から撮影できるレンズです。近づくと逃げる恐れがある昆虫も撮りやすいでしょう。「D FA MACRO 100mmF2.8ED AW」は防塵・防滴構造を採用しているため、山や森での撮影にもうってつけです。

中望遠マクロレンズは、ポートレート撮影をしたい人にもおすすめ。瞳などのパーツにクローズアップするなど、斬新な描写も可能です。なめらかなボケ味が特徴的な「HD PENTAX-D FA MACRO 100mmF2.8ED AW」なら、被写体を自然に強調できます。AF機能をもつカメラに装着すれば、自動的にピント合わせができる点も魅力です。