タムロンの望遠レンズのおすすめ人気ランキング【2025年】

手持ちのカメラのマウントを確認し、対応するレンズを選びましょう。マウントはメーカーやカメラの種類により異なり、一致しないレンズは装着できないため注意が必要です。対応するカメラとマウントの例を以下にまとめたので、参考にしてください。

• ソニーのミラーレス（αシリーズ）：Eマウント
• ニコンのミラーレス Zシリーズ：Zマウント
• 富士フイルムのミラーレス（Xシリーズ）：Xマウント
• ニコンの一眼レフ（Dシリーズ）：Fマウント
• キヤノンの一眼レフ（EOS Dシリーズ）：EFマウント
• ペンタックスの一眼レフ（Kシリーズ）：Kマウント

主流となるミラーレス用のレンズは、すべてソニーEマウントに対応。ニコンZマウント、富士フイルムXマウントに対応するレンズも、まだ少ないものの増えてきています。2023年9月現在、キヤノンのミラーレス用レンズはありません。

ニコン・キヤノンの一眼レフ用レンズを同メーカーのミラーレスカメラで使いたい人は、各メーカーのマウントアダプターをチェックしましょう。例えばニコンの場合、マウントアダプター FTZ IIを装着すれば、ミラーレスカメラZシリーズに装着できます。

対応するイメージセンサーの大きさはカメラと同じものがベター。タムロンのレンズの多くは、フルサイズ・APS-C両方をラインナップしています。APS-Cのカメラで超望遠撮影をしたい人は、フルサイズ用レンズもおすすめです。フルサイズのカメラに装着したときよりも焦点距離が伸びるため、望遠効果を高められます。

APS-C用レンズの焦点距離を35mm判（フルサイズ）換算する場合は、以下の計算式に当てはめてください。なお、フルサイズ用はDi Ⅲ、APS-C用はDi Ⅲ-Aとレンズ名に記載されているので、確認してみましょう。

• ニコン・ペンタックス・ソニー・富士フイルム：レンズの焦点距離×1.5
• キヤノン：レンズの焦点距離×1.6

ポートレートや風景撮影がしたい人には、中望遠レンズがうってつけ。焦点距離70〜135mmで被写体とほどよい距離感を保ちながら撮影可能です。特に距離感が近すぎるとモデルが緊張する可能性があるポートレート撮影では重宝します。

主題がはっきりと伝わる風景写真を撮りたい人も要チェックです。中望遠レンズなら不要な情報を切り取り、収めたい範囲をピックアップして撮れるため、印象的な写真に仕上がります。広角レンズを使っていて、何を撮りたかったのか伝わらない写真になることが多い人はぜひ使ってみてください。

自然な描写を求める人にもおすすめです。歪みが少なく圧縮効果も控えめなため、ほとんどクセがありません。旧製品のSP 85mm F/1.8（35mm判換算で127mm相当）など焦点距離が135mmに近いものは、のっぺり感やパーツの歪みを感じにくいでしょう。

運動会や動物園で写真を撮りたい人は、焦点距離が135〜400mmの望遠レンズがぴったりです。遠くからでも大きく写せるので、被写体に近づけない状況で活躍します。

タムロンの望遠レンズは軽量なモデルが多いところもうれしいポイントです。例えば50-400mm F/4.5-6.3は1,155gですが、焦点距離が近い純正レンズと比べると200g以上軽く作られています。そのぶんミニ三脚など、ほかの機材を持つ余裕ができる点も魅力です。

さまざまなシーンに対応できるレンズがほしい人は、焦点距離の範囲が広いズームレンズを選択しましょう。35-150mm F/2-2.8は、広角〜望遠の画角まで対応できるため、走っている子どもなど動いている被写体にもフレームを合わせやすくなります。

飛行機・野鳥・野生動物の撮影は超望遠レンズがおすすめです。望遠レンズよりもさらに拡大できるため、被写体との距離がかなり離れた状況での撮影時に活躍します。

超望遠レンズがあれば、空を飛んでいる飛行機や近づくと逃げる可能性がある野鳥や野生動物の撮影も可能です。近くで撮ったかのような、迫力のある写真に仕上がります。望遠レンズ特有の圧縮効果も強く、背景が被写体にグッと寄ったインパクトのある描写が楽しめる点も魅力です。

超望遠レンズでも手持ち撮影がしたい人は、150-500mm F/5-6.7に注目しましょう。強力な手ブレ補正に加え、撮影シーンに合わせた3つの補正モードを搭載しています。薄暗い場所でも三脚を用意する手間が省けるので、ベストショットを逃したくない人にもぴったりです。