タムロンのマクロレンズのおすすめ人気ランキング【2025年】

タムロンのレンズを購入する際は、マウントの確認が重要です。写り方や画角に関わるイメージセンサーもあわせて確認しましょう。

はじめてのマクロ撮影なら、90mmの中望遠マクロレンズがおすすめです。適度に被写体から距離をとれるため、自分の影の写り込みを防止できる点がメリット。被写体の顔の一部だけを切り取るなど、ポートレート撮影にも役立ちます。

APS-Cカメラには、35mm判換算90mm相当のSP AF 60mm F2 Di Ⅱがおすすめ。生産終了済みですが、ECサイトで中古品を購入できます。

なお、しっかりしたマクロ撮影をしたいなら、最大撮影倍率が等倍以上の単焦点マクロレンズを選んでください。マクロ機能つきズームレンズもありますが、最大撮影倍率が0.3倍程度の簡易的なもの。少しだけ大きく写したいという人や、利便性を重視したい人なら検討してもよいでしょう。

ボケ表現にこだわりたい人はF値（絞り値）が2.8以下のレンズに注目しましょう。F値とはレンズに取り込む光量を表すもの。数値が小さなレンズほど絞りが大きく開き、光をたくさん取り込めることを示します。

等倍マクロレンズでは、一部を除きF2.8がスタンダードな明るさ。一般的な単焦点レンズよりは暗いものの、F2.8の明るさがあればマクロ撮影時のボケ感も十分です。

F値が小さなレンズは、暗い場所での撮影にもうってつけ。光を多く取り込めるぶん、ISO感度をあまり上げずに撮影できるのでノイズも抑えられます。山・森・室内など暗い場所で撮影したい人や、夜景をきれいに撮りたい人は意識しましょう。

シャープな写りを求めるなら、手ブレ補正つきのレンズがベター。マクロレンズは手ブレや体の動きによる振動の影響を受けやすいため、手持ち撮影には必須です。小さな被写体だとブレが原因でそもそもピントが合わないことも。手ブレ補正機能は、レンズ名の「VC」表記でチェックしましょう。

被写体をより鮮明に写すためには三脚の使用もマストです。以下のコンテンツでは一般的な三脚と、小さな被写体に使いやすいミニ三脚を紹介しています。振動が伝わりにくいカーボン三脚なども解説していますので、ぜひ参考にしてください。