タムロンのレンズのおすすめ人気ランキング【2025年】

レンズのマウントは、カメラと同じものをチョイスしましょう。レンズとカメラのマウントが一致しない場合、装着できないので注意が必要です。カメラに対応するマウントの例をまとめたので、参考にしてください。

• キヤノンの一眼レフ（EOSシリーズ）：EFマウント
• ニコンの一眼レフ（Dシリーズ）：Fマウント
• ソニーのミラーレス（αシリーズ）：Eマウント
• 富士フイルムのミラーレス（Xシリーズ）：Xマウント

手持ちのカメラで使えるレンズを詳しく知りたい人は、公式サイトの動作確認レンズ一覧（対応表）をチェックしましょう。メーカー・カメラの種類・カメラの型名を選ぶだけと操作も簡単なので、ぜひ利用してみてください。

マウントと同じく、対応イメージセンサーのサイズもカメラと同じものがベターです。タムロンのレンズが対応するイメージセンサーのサイズは、主にフルサイズとAPS-Cの2種類。APS-Cのカメラにフルサイズのレンズを装着した場合、35mm判（フルサイズ）換算されて焦点距離が長くなるため注意が必要です。

35mm判換算の計算方法は以下を参考にしてください。

• キヤノン以外（ニコン・ソニーなど）：レンズの焦点距離×1.5
• キヤノン：レンズの焦点距離×1.6

タムロンでは、レンズを3つのシリーズに分けています。一眼レフ用フルサイズはDi・APS-CはDi Ⅱ、ミラーレス用はDi Ⅲです。一眼レフ用レンズの場合は、シリーズ名でもイメージセンサーを見分けられるので確認してみてください。

風景撮影には、焦点距離が35mm以下の広角・超広角レンズがうってつけです。超広角レンズは焦点距離が24mm以下のものを指します。2023年4月現在、20mm F/2.8のような単焦点レンズと、17-28mm F/2.8のようなズームレンズが販売されています。

広角・超広角レンズは画角が視野よりも広い点が大きな特徴です。山や海、街並みなど広がりのある景色をダイナミックに写せます。星空や夜景などの広範囲撮影にもぴったりです。

遠近感（パース）を強調できるのもうれしいポイントです。手前側の被写体に比べて背景が小さく写るため、奥行きを感じる写真に仕上がります。下からあおるようにカメラを向ければ、建物の高さも強調できるので試してみてください。

スナップ撮影を楽しみたい人は、焦点距離24〜70mmの標準ズームレンズに注目しましょう。人間の視界に近い画角のため、構図を決めるときに悩みがちな初心者でも扱いやすいレンズです。

ズームレンズながらコンパクトなモデルも多く、持ち運びしやすいレンズを求めている人にもおすすめ。例えば、28-75mm F/2.8は全長が約8cmで重さが540gと軽量です。旅行先などに持ち出しやすいものがほしい人はチェックしてください。

ポートレートやスポーツ撮影をするなら、焦点距離70mm以上の望遠・超望遠ズームレンズがぴったり。焦点距離ごとに望遠レンズの種類を細かくみると、70〜135mmの中望遠・135〜400mmの望遠・400mm以上の超望遠に分かれます。

中望遠レンズは歪みが少ないため、ポートレート撮影にうってつけです。顔をアップで撮ったときも、パーツの配置がバランスよく写ります。ある程度距離をとって撮影できるため、被写体に威圧感を与えにくい点も魅力です。

スポーツ撮影など遠くの被写体を拡大して撮りたいときは、望遠ズームが役立ちます。野鳥撮影など、さらに距離が離れる場合はSP 150-600mmなど超望遠ズームが便利です。望遠レンズは手ブレの影響が出やすいので、手ブレ補正を搭載したモデルを選びましょう。

運動会や旅行などレンズの交換が難しいシーンには、高倍率ズームレンズがおすすめです。広角側と望遠側の倍率が10倍程度のものを目安に選択してください。

焦点距離の幅が広いため、レンズを複数本買わずに済む点が魅力です。例えば18-300mm F/3.5-6.3（35mm判換算で27〜450mm）は、広角〜超望遠の画角まで撮影できます。レンズの購入費用を抑えたい人にもうってつけです。

クローズアップ撮影をしたい人は、マクロレンズに着目しましょう。被写体にグッと近づいて、花や虫など小さな被写体の世界を撮影できます。ただし、2023年4月現在、現行品にマクロレンズはありません。旧製品はECサイトなどで中古品を探してみてください。

解像力の高さを重視する人には、90mm F/2.8 Di MACRO 1:1がぴったり。タムキューという愛称で呼ばれる単焦点90mmのマクロレンズをリニューアルしたモデルで、反射防止性能に優れたコーティングが施されています。フレアやゴーストが発生しにくく、クリアな写真の撮影が可能です。