カメラ業界最大手であるキヤノンのミラーレス。世界的な人気があり、著名な写真家・インスタグラマーにも選ばれています。キヤノンのミラーレスにはEOS RとEOS Mの2シリーズがありますが、選ぶとなるとデザイン・性能に違いがあり、何に注目して選べばよいかわからないですよね。
今回はAmazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどで売れ筋上位のキヤノンのミラーレス9商品を比較して、最もおすすめのキヤノンのミラーレスを決定します。
比較検証は以下の8点について行いました。
果たしてどの商品がマイベストが選ぶ最強のベストバイ商品なのでしょうか?キヤノンのミラーレスの選び方のポイントもご説明しますので、ぜひ購入の際の参考にしてみてください。
高校生の頃に写真を始め、コンピュータ関連企業のサラリーマン、アルバイト生活を経て、写真家・鯨井康雄氏のアシスタント、2004年に写真スタジオ運営会社である「株式会社2405」を設立しフォトグラファーとして独立、広告等での人物撮影のほか、上場企業経営者やアナウンサーなどのプロフィール写真撮影にも力を入れており、写真専門誌での執筆・セミナー講師も多数、日本広告写真家協会会員。自身のキャリア25年の中で、これまで公私含め100台程のカメラボディを使用しており、現在はSONYをメインに15台以上、レンズも30本近く所有している。フィルムカメラをメインで仕事をした最後の世代で、駆け出しの頃Nikon F4・F5・F6や中判のMamiya 645 ProTLなどを使用した。現在、仕事で使用している主なカメラは、SONYのフラッグシップカメラα1、超高画素ながらコンパクトだからこその機動力もあるSONY α7CRと、サブ機として使用しているSONY α6700。レンズは「50mmマニア」を自称し、オールドレンズから最新の50mmまでを収集。仕事では、SONY SEL50F12GMや、コンパクトな単焦点のSONY SEL55F18Z、プロ御用達の万能な高性能ズームレンズであるSONY SEL24105G、大口径では無いがAFのスピードとレンズ重量の関係で出番の多いSEL85F18である。プライベートではSONY RX0ⅡやOLYMPUSのPEN E-P7、OM SYSTEMのM.ZUIKO DIGITAL ED 12mm F2.0等も愛用している。
新卒でPC周辺機器・スマホアクセサリー・カーアクセサリーを取り扱うメーカーに入社。法人営業・広報を担当し、商品開発にも携わる。2023年2月にマイベストに入社し、モバイルバッテリーやビデオカメラなどガジェットやカメラの比較・コンテンツ制作を経験。現在では、家電・カーバイク用品など幅広いジャンルのコンテンツ制作に携わる。「専門性をもとにした調査・検証を通じ、一人ひとりに合った選択肢を分かりやすく提案すること」ことを心がけて、コンテンツ制作を行っている。
はじめに、画質のなかでも大切な要素の1つである「解像感」を検証します。国際規格に準拠した解像度測定用のチャートをそれぞれのカメラで撮影したのち、解像度測定用のソフトウェアを用いて、各カメラの解像感を計測。検証にあたり、条件は以下のとおりに統一しました。測定に用いるチャートは「パール工学工業株式会社【HR23348】ISO12233準拠 8K解像力テストチャート(スチルカメラ用)」とする測定に用いるソフトウェアは「OMデジタルソリューションズ株式会社製 HYRes IV」とする外光を遮断した室内で撮影し、ブレないように三脚とタイマーレリーズを併用する撮影に使用するレンズは、「キヤノン RF50mm F1.8 STM」(EOS Rシリーズに使用)と「キヤノン EF-M32mm F1.4 STM」(EOS Mシリーズに使用)とし、絞りはF8で撮影する画像の形式は、カメラ内で設定できる最高画質のJPEGとする感度は常用ISO感度の最低値とし、シャッタースピードを調整して適正露出に合わせる10枚撮影し、すべての画像をスコア測定に使用するばらつきを減らすため、測定したスコアの最大値・最小値を除いた8つの平均値を評価対象とする
次に、カメラの「暗所耐性・色再現性」も検証します。外光を遮断した室内にて光量の少ない環境を作り、被写体を撮影。撮影した画像を分析し、「暗所での解像感」「ノイズの少なさ」「明所・暗所での発色のよさ」を評価しました。撮影条件は以下のとおりです。被写体は、刺し子糸・造花・カラーチャート・金属質のカメラとする明るさを統一するため、外光を遮断した室内にて撮影する被写体付近の明るさは約15ルクスとする撮影に用いるレンズは、「キヤノン RF50mm F1.8 STM」(EOS Rシリーズに使用)と「キヤノン EF-M32mm F1.4 STM」(EOS Mシリーズに使用)とする画像のファイル形式は、カメラ内で設定できる最高画質のJPEGとする絞りF8・シャッタースピード1/50秒・オートホワイトバランスにて撮影を行い、ISO感度は常用ISO感度内でのオート設定とするブレないよう、三脚とタイマーレリーズを用いて撮影する
あわせて、ピント合わせに関係する「オートフォーカス性能」も検証します。近付いてくる人物撮影をイメージし、走りながらカメラに向かって斜めに進む人物を撮影。画像を分析し、ピントの合っている画像の数から総合的なオートフォーカス性能を評価しました。なお、撮影条件は以下のとおりです。外光の影響を受けないよう室内で撮影を行う被写体は、定めたコースを等速で進む(16mを6.4秒で走る)撮影モードはシャッタースピード優先モード、シャッタースピード1/250秒にて連写するオートフォーカスはAF-C、AFエリアはワイドとし、顔検出・瞳AFを有効にするレンズは「キヤノン RF24-105mm F4-7.1 IS STM」(EOS Rシリーズに使用)と「キヤノン EF-M15-45mm F3.5-6.3 IS STM」(EOS Mシリーズに使用)とする連写速度はカメラが設定できる最高速度でクロップのない設定とし、電子シャッターは使わない撮影開始と同時にオートフォーカスを作動させ、合焦後に連写を開始する検証中、明らかに被写体からピントが外れた場合は再度合焦させたうえで連写を再開する3回測定し、合焦率の平均値を評価対象とする
カメラの「持ちやすさ」は、実際に撮影する際に大切な要素。撮影のしやすさや疲れにくさに繋がります。そこで、カメラに興味のある男女5人が実際にカメラを握ったり構えたりして、「グリップの握りやすさ」や「カメラの重さ」といった観点から総合的な持ちやすさを評価。なお、レンズによる持ちやすさの変化を考慮し、EOS RシリーズとEOS Mシリーズそれぞれで装着するレンズを統一しました。
思いどおりの写真を撮るなら、カメラ自体の「操作のしやすさ」も大切ですよね。そこで、キヤノンのミラーレス一眼の使いやすさに関わる項目を加点方式にて評価します。以下のポイントを評価対象とし、それぞれに重み付けをして総合的な操作のしやすさを評価しました。撮影モードガイドの有無表示レベル設定の有無機能ガイドの有無ファインダーの有無タッチ操作の有無内蔵ストロボの有無
動画撮影も得意なキヤノンのミラーレス一眼。近年は、動画撮影を目的にミラーレス一眼を買う人も多いですよね。そこで、「動画の撮りやすさ」に関わる項目について、加点方式で評価。以下のポイントを評価対象とし、各項目に重み付けをしたうえで総合的な動画の撮りやすさを評価しました。アクセサリーシューの有無モニターの可動方法マイク端子の有無イヤホン端子の有無HDMI端子の有無録画ボタンの有無と押しやすさ内蔵マイクと風切り音防止アクセサリーの有無
加えて、「動画の画質」についても検証します。それぞれのカメラを用いて、3つの異なる環境で動画を撮影。撮影した動画データを分析し、「オートフォーカスの優秀さ」「解像感」「暗所での色再現性」の3つの観点から総合的な動画の画質を評価しました。撮影した動画の種類は以下のとおりです。オートフォーカスの優秀さを見るため、明るさ約1200ルクスにした室内で近付いたり遠ざかったりする人物を撮影解像感を見るため、椅子に座り前後に揺れる人物を約1000ルクスの明るさの室内で撮影暗所での解像感と色再現性を見るため、細かな模様がある刺し子糸やフィルムカメラなどの被写体を、明るさを約100ルクスにした室内で撮影また、撮影時に統一した条件は以下のとおりです。動画の解像度は4Kとし、ビットレート数は最大、フレーム数は30p(設定できるものは60p)とするオートフォーカスはサーボAF、AFエリアはワイドエリアとし、そのほかのオートフォーカス関連の設定は初期値とするレンズは「キヤノン RF50mm F1.8 STM」(EOS Rシリーズに使用)と「キヤノン EF-M32mm F1.4 STM」(EOS Mシリーズに使用)を用いるオートフォーカス検証時にはF2、解像感検証時にはF8に設定するシャッタースピードは1/60秒とし、ISO感度は常用ISO感度内でオートとする
最後に、カメラの「手ブレ補正力」について検証します。カメラを構える人の姿を模したスタンドを用意し、手となる部分にカメラを固定。一定の力を加えることで振動を発生させ、擬似的な手ブレを発生させます。撮影した画像を分析したうえで、総合的な手ブレ補正力を評価しました。撮影の条件は以下のとおりに統一しました。銀一株式会社「GIN-ICHI GP0112 40インチダブルライザーグリップスタンド・キット」を用いるカメラを構える人の腕を再現するため、アーム部分は地上高152cmで固定し、地面と水平に58cm伸ばすアームの先端にサンテック「ミニクランプ7266」とマセス「MT-02自由雲台」を固定するアームの先端にカメラを固定したうえで、カメラと反対側のグリップ部分を輪ゴムで引っ張る画像を撮影する瞬間に輪ゴムを切断し、カメラに衝撃を与えるシャッタースピードの設定を1/60秒、1/30秒、1/15秒、1/8秒、1/4秒と変えながら各10枚撮影するレンズは「キヤノン RF50mm F1.8 STM」(EOS Rシリーズに使用)と「キヤノン EF-M32mm F1.4 STM」(EOS Mシリーズに使用)を用いる
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監修者は「選び方」についてのみ監修をおこなっており、掲載している商品・サービスは監修者が選定したものではありません。マイベストが独自に検証を行ったうえで、ランキング化しています。
キヤノンのミラーレス(ミラーレス一眼)は、主流モデルの「EOS R」シリーズと入門モデルとして人気だった「EOS M」シリーズの2種類に分けられます。
EOS Rシリーズは、2018年に誕生した新しいミラーレス一眼シリーズです。入門機であるEOS R10からプロ向きモデルのEOS R3まで、ラインナップが豊富。価格帯は約12〜75万円と幅広く、どのモデルも高画質・高性能である点が特徴です。
一方、2012年に初代モデルが発売されたEOS Mシリーズは、すでに生産終了。現在では、入門モデルの「EOS Kiss M2」と「EOS M200」のみが流通在庫のみ市場に出回っています。
世界トップシェア(キヤノン調べ)である一眼レフと同様に人気の高いキヤノンのミラーレス一眼。
特徴的なのは、プロ・アマ問わずさまざまな人から高く評価される「画質のよさ」です。キヤノンは、画質を決めるレンズ・イメージセンサー・映像(画像処理)エンジンをすべて自社で開発・生産できる数少ないメーカー。それぞれが高次元で連携することでキヤノンらしい高画質を実現しています。
加えて、使いやすさもキヤノンのミラーレス一眼の特徴のひとつ。実は、キヤノンの入門モデルには初心者向きの簡単なメニュー表示が搭載されています。これはほかのメーカーにはない珍しい機能で、キヤノンのミラーレスが使いやすいといわれる理由でしょう。
また、撮れる写真の幅が大きく広がる交換レンズの豊富さも魅力です。ミラーレス専用レンズは業界平均よりも速いペースで発売されており年々充実。加えて、専用のアダプターを使えば70種類以上の一眼レフ用レンズも使えます。
キヤノンのミラーレスを選ぶ際に必ずチェックしておきたい「6つのポイント」をご紹介します。
キヤノンのミラーレス一眼は複数のモデルが販売されていますが、使われているセンサーのサイズによって画質や価格などが異なります。まずは、センサーサイズによる違いを知っておきましょう。
APS-Cセンサーは、一般的な一眼レフにも使われている標準的なセンサーです。高画質ながらカメラ本体は大きすぎないものが多く、価格も比較的手頃。性能・価格・大きさのバランスがよく、はじめて買う人やコストを抑えたい人にはAPS-Cがおすすめです。
一方、画質をとくに重視する人にはフルサイズセンサーがベター。多くのプロ写真家が使う巨大なセンサーで、解像感・発色・暗所画質などすべてが高水準。本体・レンズは重く高価になりがちですが、APS-Cと比べると画質の差は大きく、高画質なカメラがほしい人にはフルサイズがおすすめです。
なお、一般的なスマホに使われているセンサーと比べると、APS-Cは約13倍、フルサイズは約30倍の大きさを誇ります。比べるとフルサイズがより高画質ですが、APS-Cもハイレベルな画質といえ、スマホや小型デジタルカメラでは撮れない写真が撮れますよ。
キヤノンのミラーレスは複数の機種が販売されており、それぞれ特徴が異なります。使い方に合わせて、自分向きの商品を選びましょう。
キヤノンのラインナップのなかで、とくに初心者向きなEOS Mシリーズ。APS-Cセンサーを搭載しており、EOS Kiss M2とEOS M200の2機種が販売されています。
特徴は、本体・レンズどちらも小さく軽い点です。初心者が使いやすいようにメニュー表示や操作ボタンなどはシンプルで、画質は大きな一眼レフ並。はじめてカメラを買う人におすすめです。
ただし、以下で紹介する最新のEOS Rシリーズとの互換性はなく、レンズは使い回せません。上位モデルへのステップアップ時、レンズも集め直す必要がある点には注意しましょう。
EOS Mシリーズは、カメラ・レンズともに新製品が数年出ておらず、商品展開は消極的。
加えて、APS-Cセンサーを搭載した入門モデルのEOS R10がEOS Rシリーズに追加されたことから、EOS Mシリーズは将来的にラインナップからなくなると予想できます。
レンズ交換はせず、とにかく軽いカメラがよい初心者にとっては選択肢の1つですが、将来性を考えると下記のEOS Rシリーズがおすすめです。
EOS Rシリーズの初代といえるEOS RとEOS RP。発売から時間が経ち価格が下落したため、どちらも比較的安く買えるフルサイズミラーレス一眼といえます。
EOS Rは、一般的なカメラより画素数が多い中級機です。最新の上位モデルと比べると性能はやや劣りしますが、初心者には十分すぎるほど高性能。高画素ながら比較的安価な点が魅力のモデルです。
一方、EOS RPはとにかく軽い点が特徴。フルサイズミラーレスのなかでは入門モデルに位置付けられており、初心者にも使いやすいよう工夫されています。フルサイズらしい高画質で高い表現力も備えており、軽くて安い高画質モデルがほしい人に向いています。
EOS Rシリーズのなかでも中〜上級者に人気の高いEOS R5とEOS R6。見た目は似ているものの特徴は大きく異なります。
EOS R5は高画素な上級者向きモデルです。静止画の画質がよいだけでなく動画機能も充実しており、4Kよりさらに4倍高精細な8K動画の撮影にも対応しています。最高峰の性能を持つハイエンドモデルで、とにかく性能を重視する人におすすめです。
一方で、EOS R6はバランス型の高性能モデル。画素数こそ一般的なものの、ピント合わせの性能や暗所での画質は業界でもトップクラスの性能です。価格は上位モデルであるEOS R5の約2/3と安く、価格も含めて総合的なバランスがよいモデルといえます。
EOS R3は、2021年12月に発売された超高速連写モデル。野鳥や野生動物、プロスポーツといった動く被写体を確実に捉える撮影をする人向きの大型ミラーレス一眼です。
最上位機種の証ともいえる、本体下部が下に長い正方形の本体デザインが特徴。高精細な背面モニターや電子ファインダーに加えて、プロの現場での使用にも耐えられるよう、耐久性や堅牢性も重視して作られています。
一方で、本体価格は非常に高く、決して初心者向きとはいえません。動く被写体をメインで撮るならおすすめですが、動体撮影専門のプロ写真家以外の人にはオーバースペックともいえます。
本格的なカメラを買うとき、やはり気になるのは画質ですよね。画質のよさを決める要素はさまざまですが、とくに重要なのが画素数と暗所での画質。それぞれに注目して選びましょう。
画素とは、画像を構成する1つの点(ドット)のこと。画素数が多い(高画素)モデルであれば、細かなところまで画像に写るうえ、拡大しなくてもきれいに見える傾向があります。
しかし、高画素モデルは手ブレが目立ちやすく、暗所では低画素モデルよりもノイズが目立ってザラザラした印象を受ける場合も。加えて、1枚あたりのデータ量も膨大となるため、画像データの保存や編集も大変です。
高画素ならではのメリット・デメリットを知ったうえで、本当に高画素モデルが必要なのかを判断しましょう。
なお、撮影した画像をA3用紙以上の大きさにプリントしないなら2000〜2600万画素程度で十分。風景を隅々までしっかり写したい人や、撮影後に画像を切り出したり大きく印刷したりする人なら3000万画素以上の高画素モデルがおすすめです。
実は、夕方や夜だけでなく室内の撮影もカメラにとって暗く、画質が悪くなりやすい環境です。夜景を撮るつもりはなくても室内で撮影するなら、暗所での画質に優れているカメラがおすすめ。
実際に比較すると、暗所での画質がよいのはセンサーサイズが大きいもの。センサーが大きければ光を受け取る量が増えて、少ない光量でも明るくきれいに撮れます。
加えて、センサーから受け取った情報を処理する映像エンジンが新しいものがベター。暗所で発生するノイズを目立たないように処理するパーツで、新しいカメラほど画像処理エンジンも新しいものです。
動き回る人物や走り回るペットなどの動く被写体を撮る際には、オートフォーカス性能と連写速度に注目して選びましょう。
写真を撮るうえで、見せたいものにピントが合っていなければ失敗写真に見えてしまいます。実は、ピント合わせは写真を撮るうえで最重要ポイントといっても過言ではありません。
オートフォーカス(AF)とは、ピント合わせを自動で行う機能のこと。AF性能は写真の出来栄えや撮りやすさを大きく左右するため、性能のよいものを選びましょう。
実際に検証したところ、AF性能はEOS R5やEOS R6がとくに優れていました。走って接近してくる人物の撮影でピントがズレることはほぼなく、非常に高精度といえます。
なお、ほかの機種も一般的な撮影では困らないだけの精度がありました。しかし、AF性能にこだわるなら高精度かつ追従精度も高いEOS R5やEOS R6がおすすめです。
ちなみに、動かない小物の撮影では、どの機種も完璧に近い十分な性能がありました。風景写真をメインに撮るならどの機種でも不満を感じることはないでしょう。
連写速度とは、1秒間に何枚撮影できるかを示す値。高速であれば、一瞬の表情や決定的瞬間を捉えやすいため、連写速度は速いものがおすすめです。
一般的に連写が速いとされるのは10枚/秒で、キヤノンのミラーレス一眼のなかではEOS Rシリーズの多くが該当します。
なお、EOS Kiss M2は最高約10枚/秒の連写速度を謳っていますが、これはオートフォーカスが追従しない場合の速度。オートフォーカス追従(サーボAF)時の連写速度は約7.4枚/秒と異なるため、注意しましょう。
連写しながら撮影する場合には、カメラの連写についていける高速なSDカードを使いましょう。
SDカードのデータ保存速度が遅いと、カメラの連写性能をフルに活かせない場合も。せっかくのシャッターチャンスを撮り逃がすこともあるため、SDカードはカメラ向きの高速タイプを選びましょう。
思い描いたとおりの写真を撮るためには、カメラの使いやすさも大切。使いやすさに関わるポイントも確認しましょう。
まず注目すべきなのは、タッチパネルが搭載されているかです。タッチパネルがあれば、指でワンタップするだけでピント合わせをしたりシャッターを切ったりすることもできます。複雑なダイヤル操作をしなくても使えるため、初心者はとくに重要視すべきポイントといえるでしょう。
また、撮影した画像をスマホに転送できるWi-Fi機能も必須といってよい機能です。画像転送だけでなく、スマホからカメラを遠隔操作したいときにも使え、集合写真や記念写真の撮影で活用できます。
加えて、USB充電機能もあると便利です。従来のカメラは専用充電器を使う必要があり、充電もコンセントがないとできませんでした。しかしUSB充電に対応していれば、スマホ用の充電器も使えるほかモバイルバッテリーを使えば屋外でも充電できますよ。
なお、キヤノンの現行のミラーレスはすべてタッチパネル・Wi-Fi機能に対応。USB充電はEOS Rシリーズ全モデルが対応しています。
カメラを持ち出す回数が増えれば増えるほど、シャッターチャンスに出会いやすくなります。いつでも持ち歩けるように、カメラが自分にとって重すぎないかどうかも確認しましょう。
持ち運びやすい重量といえる目安は、本体重量が500g以下のカメラ。500mLのペットボトルより軽く、レンズを含めても重く感じにくいでしょう。
なお、性能を重視したミラーレス一眼はやや重く600〜700g程度。ただし、似た性能の一眼レフよりも20〜30%ほど軽いため、ミラーレス一眼はどれも性能のわりには軽いといえます。
商品 | 画像 | おすすめ
スコア | 最安価格 | 人気順 | ポイント | 発売時期 | おすすめスコア | 詳細情報 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
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解像感 | 暗所耐性・色再現性 | オートフォーカス性能 | 持ちやすさ | 操作のしやすさ | 動画の撮りやすさ | 動画の画質 | 手ブレ補正力 | 重量(バッテリー込み) | ファインダー形式 | 有効画素数 | 本体サイズ | 連写速度(AF追従) | センサーサイズ | レンズマウント | ISO感度 | 連写速度(AF固定) | フォーカスポイント(測距点) | AF検出方式 | AF検出範囲 | シャッタースピード | 背面モニター | モニターサイズ | ファインダー視野率 | ファインダー倍率 | 撮影可能枚数 | ボディ内手ブレ補正 | タッチパネル | USB充電・給電 | Wi-Fi・Bluetooth機能 | 動画撮影機能 | 記録メディア | 記録メディアスロット | 防塵防滴仕様 | ||||||||
1 | キヤノン EOS|ミラーレス一眼カメラ | ![]() | 4.74 | 5位 | キヤノン最速の連写速度。死角のない優等生的な新型一眼 | 2022/12/15 | 4.76 | 4.91 | 4.75 | 4.43 | 4.11 | 4.65 | 4.91 | 4.65 | 約670g | OLEDカラー電子ビューファインダー | 2420万画素 | 約138.4×98.4×88.4mm | 約40枚/秒(電子シャッター時) | 35mmフルサイズ | キヤノンRFマウント | ISO100~102400(拡張:ISO50,204800) | 約40枚/秒(電子シャッター時) | 1053点(自動エリア選択時) | デュアルピクセルCMOS AF | EV-6.5~21(ISO100、F1.2レンズ使用) | 1/16000~30秒 | バリアングルモニター | 3.0型 | 約100% | 約0.76倍 | ファインダー使用時:320枚/液晶モニタ使用時:580枚 | ◯(5軸) | USB充電・給電可能 | スマホ転送可 | 4K:59.94fps、 フルHD:179.82fps | SDカード、SDHCカード、SDXCカード | デュアルスロット | |||
2 | キヤノン EOS|EOS R5 | ![]() | 4.73 | 6位 | 高画質でピント合わせも優秀!性能に欠点なしのベストバイ | 2020/07/30 | 5.00 | 4.91 | 4.55 | 4.79 | 4.11 | 4.65 | 4.73 | 4.65 | 約738g | 電子ビューファインダー(EVF) | 約4500万画素 | 約138.5×97.5×88.0mm | 20枚/秒 | 35mmフルサイズ | キヤノンRFマウント | ISO100~51200(拡張:ISO50,102400) | 20枚/秒 | 1053点(自動エリア選択時) | デュアルピクセルCMOS AF | EV-6.0〜20(ISO100、F1.2レンズ使用) | 1/8000~30秒 | バリアングルモニター | 3.2型 | 約100% | 約0.76倍 | ファインダー使用時:約220枚/画像モニター使用時:約320枚 | ◯(5軸) | USB充電・給電可能(別売:PD-E1使用) | スマホ転送可(Camera Connectアプリ使用) | フルHD:119.88p/4K:119.88p/8K:29.97p | SDカード、SDHCカード、SDXCカード | デュアルスロット | |||
3 | キヤノン EOS|EOS R6 | ![]() | 4.72 | 4位 | 画素数を抑えて暗所にも強い。バランスのとれた高性能モデル | 2020/08/27 | 4.59 | 4.91 | 4.82 | 4.50 | 4.11 | 4.65 | 4.82 | 4.65 | 約680g | 電子ビューファインダー | 約2010万画素 | 約138.4×97.5×88.4mm | 20枚/秒 | 35mmフルサイズ | キヤノンRFマウント | 100~102400 | 20枚/秒 | 1053点(自動エリア選択時) | デュアルピクセルCMOS AF | EV-6.5〜20(ISO100、F1.2レンズ使用) | 1/8000~30秒 | バリアングルモニター | 3.0型 | 約100% | 約0.76倍 | ファインダー使用時:約250枚/画像モニター使用時:約360枚 | ◯(5軸) | USB充電・給電可能(別売:PD-E1使用 ) | スマホ転送可(Camera Connectアプリ使用) | フルHD:119.88p/4K:59.94p | SDカード、SDHCカード、SDXCカード | デュアルスロット | |||
4 | キヤノン EOS|EOS R7 | ![]() | 4.53 | 7位 | 動体撮影に特化。高画素・高速連写を両立した高性能機 | 2022/06/23 | 4.71 | 4.20 | 4.84 | 4.65 | 4.11 | 4.65 | 4.65 | 4.29 | 約612g | 有機ELカラー電子ビューファインダー | 3250万画素 | 約132×90.4×91.7mm | 30枚/秒(電子シャッター時) | APS-C | キヤノンRFマウント | ISO100~32000(拡張:ISO51200) | 30枚/秒(電子シャッター時) | 651点(自動エリア選択時) | デュアルピクセルCMOS | EV-3.5~20(ISO100、 F1.2レンズ使用時) | 1/16000~30秒 | バリアングルモニター | 3型 | 約100% | 1.15倍 | ファインダー使用時:380枚/液晶モニタ使用時:660枚 | ◯(5軸) | USB充電・給電可能 | スマホ転送可 | 4K:59.94fps、 フルHD:119.88fps | SDカード、SDHCカード、SDXCカード | デュアルスロット | |||
5 | キヤノン EOS|EOS R10 | ![]() | 4.40 | 2位 | 圧倒的なオートフォーカス性能。解像感も高くバランスがよい | 2022/07/28 | 4.66 | 4.11 | 4.96 | 4.79 | 4.29 | 4.47 | 4.56 | 3.00 | 429g | 電子ビューファインダー(EVF) | 2420万画素 | 122.5×87.8×83.4mm | 23枚/秒 | APS-C | キヤノン RFマウント | ISO100~32000(拡張:ISO51200) | 23枚/秒 | 651点 | 像面位相差AF | EV-4.0~20(ISO100、 F1.2レンズ使用時) | 1/16000~30秒 | バリアングルモニター | 3.0型 | 100% | 0.95倍 | ファインダー使用時:約210~260枚/液晶モニター:約350~430枚 | USB充電・給電可能 | Wi-Fi・Bluetooth両対応 | 4Kクロップ:59.94p/4K:29.97p/フルHD:119.88p | SDカード | シングルスロット | ||||
6 | キヤノン EOS|EOS R | ![]() | 4.34 | 3位 | 買いやすい価格になった初代モデル。持ちやすく解像感も高い | 2018/10/25 | 4.70 | 4.56 | 4.22 | 4.65 | 4.11 | 4.65 | 4.47 | 3.00 | 約660g | 電子ビューファインダー(EVF) | 約3030万画素 | 約135.8×98.3×84.4mm | 約5.0枚/秒 | 35mmフルサイズ | キヤノンRFマウント | ISO100~40000(拡張:ISO50、 51200、 102400) | 約8.0枚/秒 | 143点(自動エリア選択時) | デュアルピクセル CMOS AF | EV-6〜18(ISO100、F1.2レンズ使用) | 1/8000~30秒 | バリアングルモニター | 3.15型 | 約100% | 約0.76倍 | 約370枚 | 不明 | 充電のみ可(USB電源アダプターPD-E1使用) | スマホ転送可(Camera Connectアプリ使用) | フルHD:59.94p/4K:29.97p | SDカード、SDHCカード、SDXCカード | シングルスロット | |||
7 | キヤノン EOS|EOS RP | ![]() | 4.16 | 1位 | 小型・軽量で画質もよい。安価で初心者向きな入門フルサイズ | 2019/03/14 | 4.47 | 4.29 | 3.91 | 4.65 | 4.58 | 4.65 | 4.38 | 3.00 | 約485g | 電子ビューファインダー | 約2620万画素 | 約132.5×85.0×70.0mm | 約4枚/秒 | 35mmフルサイズ | キヤノンRFマウント | 100~40000 | 約5.0枚/秒 | 143点(自動エリア選択時) | デュアルピクセル CMOS AF方式 | EV-5〜18(ISO100、F1.2レンズ使用) | 1/4000~30秒 | バリアングルモニター | 3.0型 | 約100% | 約0.70倍 | 約250枚 | 不明 | 充電のみ可(USB電源アダプターPD-E1使用) | スマホ転送可(Camera Connectアプリ使用) | フルHD:59.94p/4K:23.98p | SDカード、SDHCカード、SDXCカード | シングルスロット | |||
8 | キヤノン EOS|EOS Kiss M2 | ![]() | 3.76 | 初心者向きの使いやすさ。明所での画質はよいが暗所は苦手 | 2020/11/27 | 3.89 | 3.48 | 3.85 | 4.57 | 5.00 | 4.47 | 3.66 | 3.00 | 388g | 電子ビューファインダー(EVF) | 2410万画素 | 116.3×88.1×58.7mm | 7.4枚/秒 | APS-C | キヤノン EF-Mマウント | ISO100~25600 | 10枚/秒 | 143点 | 像面位相差AF | EV-4〜18(ISO100、F1.4レンズ使用) | 1/4000~30秒 | バリアングルモニター | 3.0型 | 100% | ファインダー使用時:約250枚/画像モニター使用時:約305枚 | USB充電 | Wi-Fi・Bluetooth両対応 | 4K:23.98p/フルHD:59.94p | SDカード、SDHCカード、SDXCカード | シングルスロット | ||||||
9 | キヤノン EOS|EOS M200 | ![]() | 3.69 | シンプルで初心者向きの操作性。しかし動画や暗所には弱い | 2019/10/18 | 4.05 | 3.48 | 3.93 | 3.50 | 5.00 | 3.22 | 3.57 | 3.00 | 約299g | 不明 | 約2410万画素 | 108.2×67.1×35.1mm | 約4.0枚/秒 | APS-C | キヤノンEF-Mマウント | ISO100~25600 | 約6.1枚/秒 | 143点 | デュアルピクセルCMOS AF方式 | EV-4〜18(ISO100、F1.4レンズ使用) | 1/4000~30秒 | チルトモニター | 3.0型 | 不明 | 不明 | 約315枚 | 不明 | 不明 | スマホ転送可(Camera Connectアプリ使用) | フルHD:59.94p/4K:23.98p | SDカード、SDHCカード、SDXCカード | シングルスロット |
2022/12/15 発売
重量(バッテリー込み) | 約670g |
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有効画素数 | 2420万画素 |
連写速度(AF追従) | 約40枚/秒(電子シャッター時) |
センサーサイズ | 35mmフルサイズ |
ボディ内手ブレ補正 | ◯(5軸) |
動画撮影機能 | 4K:59.94fps、 フルHD:179.82fps |
連写速度は最上位モデルを凌ぐもので、どんな撮影でもこなせる性能を持つハイエンドモデル。前モデルの弱点ともいえる画素数の少なさを克服した、オールマイティな高性能ミラーレス一眼です。
ファインダー形式 | OLEDカラー電子ビューファインダー |
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本体サイズ | 約138.4×98.4×88.4mm |
ISO感度 | ISO100~102400(拡張:ISO50,204800) |
連写速度(AF固定) | 約40枚/秒(電子シャッター時) |
フォーカスポイント(測距点) | 1053点(自動エリア選択時) |
AF検出方式 | デュアルピクセルCMOS AF |
AF検出範囲 | EV-6.5~21(ISO100、F1.2レンズ使用) |
シャッタースピード | 1/16000~30秒 |
背面モニター | バリアングルモニター |
モニターサイズ | 3.0型 |
ファインダー視野率 | 約100% |
ファインダー倍率 | 約0.76倍 |
撮影可能枚数 | ファインダー使用時:320枚/液晶モニタ使用時:580枚 |
タッチパネル | |
Wi-Fi・Bluetooth機能 | スマホ転送可 |
記録メディア | SDカード、SDHCカード、SDXCカード |
記録メディアスロット | デュアルスロット |
防塵防滴仕様 |
キヤノン EOS R6 Mark IIをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
2020/07/30 発売
重量(バッテリー込み) | 約738g |
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有効画素数 | 約4500万画素 |
連写速度(AF追従) | 20枚/秒 |
センサーサイズ | 35mmフルサイズ |
ボディ内手ブレ補正 | ◯(5軸) |
動画撮影機能 | フルHD:119.88p/4K:119.88p/8K:29.97p |
「EOS R5」は、プロ写真家から支持されるハイエンドのミラーレス一眼です。約4500万画素のフルサイズセンサーを搭載し、高速連写や8K動画の撮影なども可能。トップクラスの性能を誇るモデルです。
画質は非常によく、人の目では見分けられないほど細かな模様までしっかりと写せていました。暗いところで撮影しても画質はあまり荒れず、明所で撮影した画像との差は微小。色は明所・暗所ともに美しく、すべてのカメラのなかでもトップクラスの画質といえるでしょう。
また、オートフォーカスの性能も優れており、動く被写体をしっかりと認識し追従。人の顔や瞳の検出もほぼ完璧で、検証中に被写体を見失うことはありませんでした。スポーツや動物の撮影にも不満なく使える性能といえます。
加えて、動画の撮影機能も充実。映像・音声関連の外部端子に不足はなく、背面モニターの可動域が広いため使いやすいでしょう。動画の画質もハイレベルで、シャープかつきれいな色です。動画のAF性能も優れており、ピント位置は被写体の動きに適切に追従しました。
カメラ本体には手ブレ補正が内蔵されており、効果は強力。何かがぶつかるような強い衝撃は補正しきれなかったものの、夜や光量が少ない室内の撮影でブレることはまずないでしょう。
その反面、ボディ内手ブレ補正が入ったカメラ本体はやや大きく重め。しかしグリップは握りやすかったため、実際に持つとそこまで重いとは感じないでしょう。なお、ボタン類は多くメニュー構造は慣れた人向きです。
画質・オートフォーカス・動画機能・手ブレ補正といった、現代のカメラに求められる性能すべてがトップ級の高性能ミラーレス一眼。性能に妥協したくないすべての人が選ぶべき、ハイパフォーマンスなベストバイ商品です。
ファインダー形式 | 電子ビューファインダー(EVF) |
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本体サイズ | 約138.5×97.5×88.0mm |
ISO感度 | ISO100~51200(拡張:ISO50,102400) |
連写速度(AF固定) | 20枚/秒 |
フォーカスポイント(測距点) | 1053点(自動エリア選択時) |
AF検出方式 | デュアルピクセルCMOS AF |
AF検出範囲 | EV-6.0〜20(ISO100、F1.2レンズ使用) |
シャッタースピード | 1/8000~30秒 |
背面モニター | バリアングルモニター |
モニターサイズ | 3.2型 |
ファインダー視野率 | 約100% |
ファインダー倍率 | 約0.76倍 |
撮影可能枚数 | ファインダー使用時:約220枚/画像モニター使用時:約320枚 |
タッチパネル | |
Wi-Fi・Bluetooth機能 | スマホ転送可(Camera Connectアプリ使用) |
記録メディア | SDカード、SDHCカード、SDXCカード |
記録メディアスロット | デュアルスロット |
防塵防滴仕様 |
キヤノン EOS R5をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
2020/08/27 発売
重量(バッテリー込み) | 約680g |
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有効画素数 | 約2010万画素 |
連写速度(AF追従) | 20枚/秒 |
センサーサイズ | 35mmフルサイズ |
ボディ内手ブレ補正 | ◯(5軸) |
動画撮影機能 | フルHD:119.88p/4K:59.94p |
」と同等の高性能フルサイズセンサーを搭載した、ハイエンドのミラーレス一眼です。
キヤノンのミラーレス一眼のなかでは画素数が少ないものの、解像感は高く不満はまず感じないでしょう。暗所で撮影した画像を拡大しても、ノイズは目立たず解像感の低下もほぼありません。発色は光量に関わらずきれいな印象で、総合的な画質はとても優れています。
オートフォーカス性能も優秀で、検証では9割以上の画像で被写体にピントが合っていました。加えて、連写速度もとても速く上位モデルのEOS R5と同等の20枚/秒。激しく動くスポーツの撮影にも対応できる性能といえます。
また、動画機能も良好で、映像・音声関連の端子は不足なく搭載。背面モニターも可動域が広く使いやすいものでした。撮った動画は解像感が高く、AFの動作も非常に正確です。暗所も含めて、画質は非常にハイレベルでした。
上位モデルと同様にボディ内に手ブレ補正機能を内蔵。実際に検証したところ高い補正力が見られ、手ブレを効果的に抑えられました。夕景・夜景の撮影でも手ブレが目立つことはほとんどないでしょう。
一方で、カメラ本体はやや重め。レンズも含めると持ち運びやすいサイズとはいえないでしょう。ただし、同等スペックのセンサーを搭載した一眼レフと比べるとはるかに小型・軽量です。操作性は初心者よりも中〜上級者向きといえるものでした。
ファインダー形式 | 電子ビューファインダー |
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本体サイズ | 約138.4×97.5×88.4mm |
ISO感度 | 100~102400 |
連写速度(AF固定) | 20枚/秒 |
フォーカスポイント(測距点) | 1053点(自動エリア選択時) |
AF検出方式 | デュアルピクセルCMOS AF |
AF検出範囲 | EV-6.5〜20(ISO100、F1.2レンズ使用) |
シャッタースピード | 1/8000~30秒 |
背面モニター | バリアングルモニター |
モニターサイズ | 3.0型 |
ファインダー視野率 | 約100% |
ファインダー倍率 | 約0.76倍 |
撮影可能枚数 | ファインダー使用時:約250枚/画像モニター使用時:約360枚 |
タッチパネル | |
Wi-Fi・Bluetooth機能 | スマホ転送可(Camera Connectアプリ使用) |
記録メディア | SDカード、SDHCカード、SDXCカード |
記録メディアスロット | デュアルスロット |
防塵防滴仕様 |
キヤノン EOS R6をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
2022/06/23 発売
重量(バッテリー込み) | 約612g |
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有効画素数 | 3250万画素 |
連写速度(AF追従) | 30枚/秒(電子シャッター時) |
センサーサイズ | APS-C |
ボディ内手ブレ補正 | ◯(5軸) |
動画撮影機能 | 4K:59.94fps、 フルHD:119.88fps |
画質は総合的に優れていました。撮影した画像はシャープで、発色もほかのキヤノンのカメラと同様に鮮やかで美しいものでした。暗所で撮影した画像にはザラザラしたノイズが生じているものの、解像感は比較的維持されている印象です。明所・暗所どちらでも十分きれいな写真が撮れるでしょう。
動画の画質も優れており、4Kらしいシャープな映像が撮影可能。オートフォーカスも優秀で、撮影中に人の顔からピントが外れることは1回もありませんでした。なお、本体にはHDMI端子やマイク端子、バリアングルモニターなどが搭載されており、動画撮影に適した設計です。
手ブレ補正はボディ内に搭載されており、レンズを問わず手ブレを軽減できます。補正力も優れており、多少不安定な姿勢で撮影しても手ブレが目立たないといえるほどでした。
ファインダー形式 | 有機ELカラー電子ビューファインダー |
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本体サイズ | 約132×90.4×91.7mm |
ISO感度 | ISO100~32000(拡張:ISO51200) |
連写速度(AF固定) | 30枚/秒(電子シャッター時) |
フォーカスポイント(測距点) | 651点(自動エリア選択時) |
AF検出方式 | デュアルピクセルCMOS |
AF検出範囲 | EV-3.5~20(ISO100、 F1.2レンズ使用時) |
シャッタースピード | 1/16000~30秒 |
背面モニター | バリアングルモニター |
モニターサイズ | 3型 |
ファインダー視野率 | 約100% |
ファインダー倍率 | 1.15倍 |
撮影可能枚数 | ファインダー使用時:380枚/液晶モニタ使用時:660枚 |
タッチパネル | |
Wi-Fi・Bluetooth機能 | スマホ転送可 |
記録メディア | SDカード、SDHCカード、SDXCカード |
記録メディアスロット | デュアルスロット |
防塵防滴仕様 |
2022/07/28 発売
重量(バッテリー込み) | 429g |
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有効画素数 | 2420万画素 |
連写速度(AF追従) | 23枚/秒 |
センサーサイズ | APS-C |
ボディ内手ブレ補正 | |
動画撮影機能 | 4Kクロップ:59.94p/4K:29.97p/フルHD:119.88p |
「EOS R10」は、2022年7月に発売された新型ミラーレス一眼です。EOS Rシリーズのなかでは入門モデルといえますが、連写速度は入門モデルを遥かに上回っています。
画質は良好で、とくに解像感の高さが目立ちました。被写体の細かな模様をくっきりと写せており、他社の2400万画素級の機種よりも精細な印象を持つほど。暗所では解像感は低下したもののザラザラしたノイズは目立たず、拡大しなければ画質の劣化はあまり目立たないでしょう。
オートフォーカスの性能は非常に優れており、上位モデル以上といえるほど。走って接近する人をしっかり認識し、連写してもピントがズレることはありませんでした。人物以外にも動物や乗り物を自動検出する機能が搭載されており、知識や経験がなくてもピント合わせで困ることはないでしょう。
カメラ本体に手ブレ補正機能は非搭載。セット販売されているレンズには手ブレ補正が内蔵されているものの、手ブレ補正のない交換レンズを使う場合には、手ブレしないよう工夫や注意が必要です。
メニュー構造や操作性は一般的なもので、難しくは感じないでしょう。また、グリップは深く本体が軽いため、初心者でも負担なくしっかり構えられる印象でした。
軽量な入門向けミラーレス一眼ですが、一部性能は上位モデルを大きく凌ぎます。不慣れな人でも使いやすく、カメラに慣れてきても不満を感じないほど高性能なカメラといえ、これから写真を趣味にしたい人におすすめです。
ファインダー形式 | 電子ビューファインダー(EVF) |
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本体サイズ | 122.5×87.8×83.4mm |
ISO感度 | ISO100~32000(拡張:ISO51200) |
連写速度(AF固定) | 23枚/秒 |
フォーカスポイント(測距点) | 651点 |
AF検出方式 | 像面位相差AF |
AF検出範囲 | EV-4.0~20(ISO100、 F1.2レンズ使用時) |
シャッタースピード | 1/16000~30秒 |
背面モニター | バリアングルモニター |
モニターサイズ | 3.0型 |
ファインダー視野率 | 100% |
ファインダー倍率 | 0.95倍 |
撮影可能枚数 | ファインダー使用時:約210~260枚/液晶モニター:約350~430枚 |
タッチパネル | |
Wi-Fi・Bluetooth機能 | Wi-Fi・Bluetooth両対応 |
記録メディア | SDカード |
記録メディアスロット | シングルスロット |
防塵防滴仕様 |
2018/10/25 発売
重量(バッテリー込み) | 約660g |
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有効画素数 | 約3030万画素 |
連写速度(AF追従) | 約5.0枚/秒 |
センサーサイズ | 35mmフルサイズ |
ボディ内手ブレ補正 | 不明 |
動画撮影機能 | フルHD:59.94p/4K:29.97p |
2018年10月発売の「EOS R」は、キヤノンとしては初のフルサイズセンサー搭載のミラーレス一眼です。タッチやスライドで操作ができる独特のマルチファンクションバーを搭載し、一眼レフとは異なる操作性を持った機種として市場で話題となりました。
検証では解像感が高く、撮った画像はシャープな印象でした。発色も美しく、明所での画質はハイレベルです。一方で、暗所ではノイズが生じ、暗めな色の彩度がやや損なわれました。暗所では画質が低下するものの、総合的な画質は良好で、初心者だけでなく上級者でも満足できるでしょう。
AF性能を検証すると、走って接近してくる人物からピントが外れる場面も。一度被写体を見失うと、再度ピントが合うまでに時間がかかる印象です。多くの場合で問題ない性能ではあるものの、素早く不規則に動く被写体を撮影するには技術や慣れが必要になる可能性があります。
動画は撮りやすく、映像や音声の入出力端子はひと通りそろっており不満は感じないでしょう。画質は良好で、動画撮影時のピント合わせもスムーズな印象です。しかし、4Kで撮影する際に映像に映る範囲が狭く切り取られる(クロップされる)ため、風景を広く撮りたい人には不向きといえます。
なお、上位モデルとは異なりボディ内手ブレ補正機能は非搭載。手ブレ補正のないレンズを使う場合は、手ブレしないようにシャッタースピードを調整したり三脚を使ったりする必要があるでしょう。
ファインダー形式 | 電子ビューファインダー(EVF) |
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本体サイズ | 約135.8×98.3×84.4mm |
ISO感度 | ISO100~40000(拡張:ISO50、 51200、 102400) |
連写速度(AF固定) | 約8.0枚/秒 |
フォーカスポイント(測距点) | 143点(自動エリア選択時) |
AF検出方式 | デュアルピクセル CMOS AF |
AF検出範囲 | EV-6〜18(ISO100、F1.2レンズ使用) |
シャッタースピード | 1/8000~30秒 |
背面モニター | バリアングルモニター |
モニターサイズ | 3.15型 |
ファインダー視野率 | 約100% |
ファインダー倍率 | 約0.76倍 |
撮影可能枚数 | 約370枚 |
タッチパネル | |
Wi-Fi・Bluetooth機能 | スマホ転送可(Camera Connectアプリ使用) |
記録メディア | SDカード、SDHCカード、SDXCカード |
記録メディアスロット | シングルスロット |
防塵防滴仕様 |
2019/03/14 発売
重量(バッテリー込み) | 約485g |
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有効画素数 | 約2620万画素 |
連写速度(AF追従) | 約4枚/秒 |
センサーサイズ | 35mmフルサイズ |
ボディ内手ブレ補正 | 不明 |
動画撮影機能 | フルHD:59.94p/4K:23.98p |
EOS Rシリーズ第2弾として発売された「EOS RP」。キヤノンのフルサイズセンサー搭載カメラのなかで最小・最軽量で価格も安く、いつでも持ち歩ける入門フルサイズ一眼といえます。
検証したところ解像感は高く、被写体の細部までしっかり写せるでしょう。しかし、暗所の撮影ではノイズによる解像感の低下と発色の劣化が目立ちました。しかし、総合的な画質は十分よく、スマホや一般的な一眼レフよりも明らかに高画質です。
AF性能の検証では、十分な精度がありました。ただし、連写中にピントが被写体から外れてしまい、再び合うまでに時間がかかる場面も。風景や小物などの静止物を撮るならまず問題はないものの、激しく動く被写体に対して完璧に追従するほどの性能とはいえません。
一方で、動画撮影で大切な映像・音声系の端子はひと通り搭載。画質もよく、AFも正確でした。ただし、4K動画撮影時にはレンズが映せる範囲よりもかなり狭い範囲しか映らず、やや不便。加えて、4K撮影のフレーム数(映像の滑らかさ)は24フレームしか選べないため、物足りないでしょう。
カメラ本体は軽く、グリップは深いため非常に持ちやすく感じました。加えて、ボタン類・メニュー表示は複雑ではなく、撮影モードの解説(撮影モードガイド)も表示可能。カメラの操作に慣れていない初心者でも難しく感じないでしょう。
ファインダー形式 | 電子ビューファインダー |
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本体サイズ | 約132.5×85.0×70.0mm |
ISO感度 | 100~40000 |
連写速度(AF固定) | 約5.0枚/秒 |
フォーカスポイント(測距点) | 143点(自動エリア選択時) |
AF検出方式 | デュアルピクセル CMOS AF方式 |
AF検出範囲 | EV-5〜18(ISO100、F1.2レンズ使用) |
シャッタースピード | 1/4000~30秒 |
背面モニター | バリアングルモニター |
モニターサイズ | 3.0型 |
ファインダー視野率 | 約100% |
ファインダー倍率 | 約0.70倍 |
撮影可能枚数 | 約250枚 |
タッチパネル | |
Wi-Fi・Bluetooth機能 | スマホ転送可(Camera Connectアプリ使用) |
記録メディア | SDカード、SDHCカード、SDXCカード |
記録メディアスロット | シングルスロット |
防塵防滴仕様 |
2020/11/27 発売
重量(バッテリー込み) | 388g |
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有効画素数 | 2410万画素 |
連写速度(AF追従) | 7.4枚/秒 |
センサーサイズ | APS-C |
ボディ内手ブレ補正 | |
動画撮影機能 | 4K:23.98p/フルHD:59.94p |
小さいカメラながらも画質は一般的な一眼レフ相当で、解像感も十分高いといえるレベル。明所では発色も美しくきれいな印象です。しかし、暗所ではノイズがかなり目立ち、暗めの色はすべて黒やグレーに見えてしまいました。
AF性能の検証では、おおむね不満のない性能といえる結果に。しかし、連写中に被写体を見失うこともあり、動きの素早い被写体をメインで撮るなら技術や慣れが必要といえるでしょう。
動画に関しては、4K動画の撮影に対応しています。しかし、4Kで撮影する際には映る範囲が大きく狭まるうえ、細部もやや粗い印象でした。暗所では映像全体が暗いうえにノイズも目立ったため、動画をメインで撮るなら物足りない性能といえるでしょう。
小型・軽量で持ち歩きやすく、初心者向きの簡単なメニュー表示にも対応。カメラをはじめて買う人でも使いやすいといえます。しかし手ブレ補正はカメラに内蔵されておらず暗所撮影に強いともいえないため、暗いところでは手ブレしないよう工夫が必要です。
ファインダー形式 | 電子ビューファインダー(EVF) |
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本体サイズ | 116.3×88.1×58.7mm |
ISO感度 | ISO100~25600 |
連写速度(AF固定) | 10枚/秒 |
フォーカスポイント(測距点) | 143点 |
AF検出方式 | 像面位相差AF |
AF検出範囲 | EV-4〜18(ISO100、F1.4レンズ使用) |
シャッタースピード | 1/4000~30秒 |
背面モニター | バリアングルモニター |
モニターサイズ | 3.0型 |
ファインダー視野率 | 100% |
ファインダー倍率 | |
撮影可能枚数 | ファインダー使用時:約250枚/画像モニター使用時:約305枚 |
タッチパネル | |
Wi-Fi・Bluetooth機能 | Wi-Fi・Bluetooth両対応 |
記録メディア | SDカード、SDHCカード、SDXCカード |
記録メディアスロット | シングルスロット |
防塵防滴仕様 |
2019/10/18 発売
重量(バッテリー込み) | 約299g |
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有効画素数 | 約2410万画素 |
連写速度(AF追従) | 約4.0枚/秒 |
センサーサイズ | APS-C |
ボディ内手ブレ補正 | 不明 |
動画撮影機能 | フルHD:59.94p/4K:23.98p |
2019年10月に発売された「EOS M200」は、EOS Mシリーズの下位モデル。ミラーレス一眼のなかでは最軽量クラスで、気軽に持ち運べることにこだわったと謳われています。
総合的な画質は良好で、解像感は十分です。明所では鮮やかな発色が印象的で、一眼レフと比べても遜色ない画質といえます。一方で、暗所ではノイズが目立ち解像感は低下。発色も悪くなり、細かな色の違いがわからない場合もありました。
オートフォーカスの検証では、大きな不満のない追従性能が見られました。連写中、ピントがズレてしまう場面もありましたが、素早く不規則に動く被写体を撮らないなら性能不足を感じることは多くはないでしょう。
動画は4Kで撮れるものの、映る範囲が狭くなる仕様で風景を広く撮るには不向きです。ノイズもやや目立つ印象で、解像感は物足りなく感じました。外部マイクやライトなどのアクセサリーを取り付けられるホットシューもなく、動画向きのカメラではないでしょう。
入門モデルらしく、メニュー表示は初心者向きなものに切り替えが可能です。しかし、グリップに凹凸がないため握りにくいうえ、ボタン類が少ないため設定変更もやや面倒。ボディ内手ブレ補正は非搭載ですが、とにかく軽くて初心者向きの操作性が大きな魅力です。
ファインダー形式 | 不明 |
---|---|
本体サイズ | 108.2×67.1×35.1mm |
ISO感度 | ISO100~25600 |
連写速度(AF固定) | 約6.1枚/秒 |
フォーカスポイント(測距点) | 143点 |
AF検出方式 | デュアルピクセルCMOS AF方式 |
AF検出範囲 | EV-4〜18(ISO100、F1.4レンズ使用) |
シャッタースピード | 1/4000~30秒 |
背面モニター | チルトモニター |
モニターサイズ | 3.0型 |
ファインダー視野率 | 不明 |
ファインダー倍率 | 不明 |
撮影可能枚数 | 約315枚 |
タッチパネル | |
Wi-Fi・Bluetooth機能 | スマホ転送可(Camera Connectアプリ使用) |
記録メディア | SDカード、SDHCカード、SDXCカード |
記録メディアスロット | シングルスロット |
防塵防滴仕様 |
今回は、Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどで売れ筋上位のキヤノンのミラーレスカメラ9商品をすべて集めて、どれが最もおすすめできる商品かを検証しました。なお、mybestでは解像感や暗所耐性が高く、オートフォーカスの精度が高い商品を優れたカメラと定義しています。
検証①:解像感
検証②:暗所耐性・色再現性検証⑤:操作のしやすさ
検証⑥:動画の撮りやすさ今回検証した商品
はじめに、画質のなかでも大切な要素の1つである「解像感」を検証します。
国際規格に準拠した解像度測定用のチャートをそれぞれのカメラで撮影したのち、解像度測定用のソフトウェアを用いて、各カメラの解像感を計測。検証にあたり、条件は以下のとおりに統一しました。
次に、カメラの「暗所耐性・色再現性」も検証します。
外光を遮断した室内にて光量の少ない環境を作り、被写体を撮影。撮影した画像を分析し、「暗所での解像感」「ノイズの少なさ」「明所・暗所での発色のよさ」を評価しました。撮影条件は以下のとおりです。
あわせて、ピント合わせに関係する「オートフォーカス性能」も検証します。
近付いてくる人物撮影をイメージし、走りながらカメラに向かって斜めに進む人物を撮影。画像を分析し、ピントの合っている画像の数から総合的なオートフォーカス性能を評価しました。なお、撮影条件は以下のとおりです。
カメラの「持ちやすさ」は、実際に撮影する際に大切な要素。撮影のしやすさや疲れにくさに繋がります。
そこで、カメラに興味のある男女5人が実際にカメラを握ったり構えたりして、「グリップの握りやすさ」や「カメラの重さ」といった観点から総合的な持ちやすさを評価。なお、レンズによる持ちやすさの変化を考慮し、EOS RシリーズとEOS Mシリーズそれぞれで装着するレンズを統一しました。
思いどおりの写真を撮るなら、カメラ自体の「操作のしやすさ」も大切ですよね。
そこで、キヤノンのミラーレス一眼の使いやすさに関わる項目を加点方式にて評価します。以下のポイントを評価対象とし、それぞれに重み付けをして総合的な操作のしやすさを評価しました。
動画撮影も得意なキヤノンのミラーレス一眼。近年は、動画撮影を目的にミラーレス一眼を買う人も多いですよね。
そこで、「動画の撮りやすさ」に関わる項目について、加点方式で評価。以下のポイントを評価対象とし、各項目に重み付けをしたうえで総合的な動画の撮りやすさを評価しました。
加えて、「動画の画質」についても検証します。
それぞれのカメラを用いて、3つの異なる環境で動画を撮影。撮影した動画データを分析し、「オートフォーカスの優秀さ」「解像感」「暗所での色再現性」の3つの観点から総合的な動画の画質を評価しました。撮影した動画の種類は以下のとおりです。
また、撮影時に統一した条件は以下のとおりです。
最後に、カメラの「手ブレ補正力」について検証します。
カメラを構える人の姿を模したスタンドを用意し、手となる部分にカメラを固定。一定の力を加えることで振動を発生させ、擬似的な手ブレを発生させます。撮影した画像を分析したうえで、総合的な手ブレ補正力を評価しました。撮影の条件は以下のとおりに統一しました。
ここで登場したキャノンの商品以外にも、さまざまなメーカーがミラーレス一眼を販売しています。以下の記事では、オリンパスやソニーをはじめとするほかのメーカーのおすすめのミラーレス一眼もご紹介していますので、あわせてチェックしてみてください。
以下の記事では、さまざまなメーカーの初心者向けミラーレス一眼をすべて集めて、同一条件で比較しました。キヤノンのミラーレス一眼にこだわらず、初心者向けの機種を検討している人はぜひ参考にしてください。
1位: キヤノン|EOS|ミラーレス一眼カメラ
2位: キヤノン|EOS|EOS R5
3位: キヤノン|EOS|EOS R6
4位: キヤノン|EOS|EOS R7
5位: キヤノン|EOS|EOS R10
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