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  • OLYMPUS PEN E-P7をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証 1
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OLYMPUS PEN E-P7をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証

簡単にきれいな写真が撮れると評判のミラーレス一眼カメラ、OLYMPUS(オリンパス)PEN E-P7。インターネット上では「アートフィルターがおもしろい」など高評価のコメントが多数ある一方で、「滑りやすい」「ホールド感に欠ける」といった気になる口コミもあり、購入を迷っている人もいるのではないでしょうか。

今回はその実力を確かめるため、以下の7つの観点で検証・レビューを行いました。

  • 画質のよさ
  • 描写性能のよさ
  • オートフォーカスの優秀さ
  • 使いやすさ
  • 手ブレ補正の強力さ
  • 持ち運びやすさ
  • 交換レンズの豊富さ

さらに、人気のソニーや富士フイルムなどのミラーレス一眼カメラとも比較。検証したからこそわかった、本当のメリット・デメリットを詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較も行いましたので、ミラーレス一眼カメラ選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。
2024年11月29日更新
八幡康平
ガイド
マイベスト 家電/カーバイク用品担当
八幡康平

新卒でPC周辺機器・スマホアクセサリー・カーアクセサリーを取り扱うメーカーに入社。法人営業・広報を担当し、商品開発にも携わる。2023年2月にマイベストに入社し、モバイルバッテリーやビデオカメラなどガジェットやカメラの比較・コンテンツ制作を経験。現在では、家電・カーバイク用品など幅広いジャンルのコンテンツ制作に携わる。「専門性をもとにした調査・検証を通じ、一人ひとりに合った選択肢を分かりやすく提案すること」ことを心がけて、コンテンツ制作を行っている。

八幡康平のプロフィール
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自社施設
本コンテンツに記載の検証結果は2024年01月までの情報です

目次

はじめに結論!簡単に操作でき、カラーモードも豊富。自然な写りを楽しめる軽量機がほしい人に

手ブレ補正の強力さ No.1

OMデジタルソリューションズ
OLYMPUSPEN E-P7

2021/06/25 発売

93,980円

PEN E-P7

おすすめスコア

4.32
16位 / 22商品中
  • 画質のよさ

    4.31
  • |
  • 描写性能のよさ

    4.12
  • |
  • オートフォーカスの優秀さ

    4.26
  • |
  • 使いやすさ

    4.19
  • |
  • 手ブレ補正の強力さ

    4.38
  • |
  • 持ち運びやすさ

    4.25
  • |
  • 交換レンズの豊富さ

    4.87
重量(バッテリー込み)337g
有効画素数2030万画素
連写速度(AF追従)5枚/秒
センサーサイズ4/3型

良い

  • 豊富なカラーモードはどれも実用的
  • マイクロフォーサーズマウントでレンズ選択肢多い
  • 手ブレ補正は強力で効果的

気になる

  • 暗所でノイズによる解像感低下
  • メニュー画面は小さな文字が多く、目的の項目を探しにくい

OLYMPUS PEN E-P7は、自然な写りを楽しめる軽量なモデルをお探しの人におすすめです。実際に撮影した写真は見たままのナチュラルな発色で、細部までしっかり表現できました。センサーサイズが4/3型と小さめな分、フルサイズ・APS-Cセンサーを搭載するモデルに比べてボケ量は少ないものの、趣味で写真撮影を楽しむには十分満足できるでしょう。


写真を見たモニターからも、「ボケ感は少なめだが満足」「色のバランスがよく、写真が見やすい」とおおむね好評。とくにカラーモードの豊富さに「撮るのが楽しくなりそう」と絶賛の声が相次ぎました。実用的なものからカラフルなものまで遊び心のあるラインナップで、「アートフィルターがおもしろい」との口コミが寄せられるのにも納得です。


本体の総重量は337gとかなり軽量。比較したところ、センサーサイズが大きいものほど重量もかさばる傾向があり、フルサイズ・APS-Cセンサー搭載機は500~600gもありました。こちらは少しでも荷物を減らしたい旅行などにも気軽に携帯できますよ。「滑りやすい」「ホールド感に欠ける」との口コミどおり、グリップがやや滑りやすい点には注意してくださいね。


オートフォーカスの性能も優秀です。実際に動く人物を撮影したところ、顔をしっかり検出。ピントが大きく外れることはなく、合焦率は80%を記録しました。合焦率90%以上だった上位のソニー「α7 III」や富士フイルム「X-T5」には劣るものの、一般的な人物撮影には十分。手ブレ補正も強力で、望遠よりも広角でよく効いたので風景撮影にうってつけです。


初心者に使いやすいオートモードを搭載しているのも魅力。メニュー画面が多層構造で目的の項目を探しにくい点や、文字の小ささなど気になる点はありますが、ピント合わせや色の調節はタッチパネルで簡単に行えました。実際に使用したモニターからも「操作が簡単で使いやすい」「一眼レフ初心者でもわかりやすい。入門モデルとしてよい」と支持されています。


ECサイトで8万円台(※執筆時点)という価格をふまえても、ミラーレス一眼初心者・サブ機として持ち運びやすいものを探している人向きのアイテム。ほかのメーカーのレンズにも対応できるマイクロフォーサーズマウントを採用しており、交換レンズも豊富ですよ。ただし、暗所での撮影はやや苦手です。10~20万円台まで予算アップできる人は、より高画質な写真が撮れる商品を検討してみてください。

mybestが選ぶおすすめはこちら!各検証No.1アイテムをご紹介

実際にOLYMPUS PEN E-P7と比較検証を行った商品のなかで、総合評価1位を獲得したベストバイミラーレス一眼カメラと、画質のよさ・描写性能のよさ・オートフォーカスの優秀さ・使いやすさ・手ブレ補正の強力さ・持ち運びやすさ・交換レンズの豊富さそれぞれの項目でNo.1を獲得した商品をピックアップしました!

OLYMPUS PEN E-P7のデメリットが気になる人は、ぜひこちらも検討してみてくださいね!

ベストバイ ミラーレス一眼カメラ
描写性能のよさ No.1

ソニー

αα7 IIIILCE-7M3K
4.55
(1/22商品)
α7 III

高画質・高性能の本格派!レンズも種類豊富で選び放題

手ブレ補正の強力さ No.1

富士フイルム

FUJIFILMX-T5
4.51
(4/22商品)
X-T5

発色が美しくAF性能も高性能。レンズも多いクラシカル一眼

画質のよさ No.1
手ブレ補正の強力さ No.1

ニコン

Z 5
4.49
(5/22商品)
Z 5

美しい発色と豊富なカラーモードが魅力の入門フルサイズ

交換レンズの豊富さ No.1

ソニー

α6400ILCE-6400Y
4.48
(6/22商品)
α6400

軽量かつ握りやすいグリップ。ピントも正確で高次元の性能

OLYMPUS PEN E-P7とは?

OLYMPUS PEN E-P7とは?

OMデジタルソリューションズは、オリンパスの映像事業部門から誕生した光学機器メーカー。体の一部のように持ち歩けるカメラを目指し、小型軽量化・高画質・独創的機能にこだわった商品を多数生み出しています。


今回ご紹介するのは、洗練されたデザインが魅力のPENシリーズのミラーレス一眼カメラ。コンパクトさと本格的な機能を兼ね備え、撮影意欲を掻き立てると謳われています。

出典:olympus-imaging.jp

重量は、ボディ単体で337g・標準ズームレンズ付きで430g。ポケットにも入るサイズ感で、気軽に携帯できるのが魅力です。


また、天面には2つの調整ダイヤルを採用し、絞り値・シャッタースピード・感度などを簡単にコントロールできるのもメリットですよ。

高画質を実現するため、2,000万画素のLive MOSセンサーと、画像処理エンジンTruePic VIIIを搭載。高性能なM.ZUIKOレンズを使用し、高い描写力も期待できます。


AFポイントは121点と多く、ピント合わせもスムーズ。連写は最高15コマ/秒に対応し、シャッターチャンスを逃がしたくない人にもぴったりです。

自分好みのクリエイティブな表現を楽しめる機能も充実。カラープロファイルコントロールの活用で、12色の彩度・シェーディング・ハイライト&シャドウなどを調節できます。


さらにコントラスト調整や調色効果により、モノクロの幅を広げられるのもメリット。通常撮影とプロファイルコントロールは、スイッチひとつで切り替えられるのもうれしいところです。

最大4.5段分の補正効果を発揮すると謳う、ボディー内5軸手ぶれ補正を採用しているのも大きな特徴。静止画に加え、手持による動画撮影時にも重宝するでしょう。


動画は4Kに対応しており、Vlogなどに使いたい人にもおすすめですよ。USB端子経由での充電も可能なので、移動時などにモバイルバッテリーでチャージできるのも便利なポイントです。

専用アプリ「OI.Share」をインストールすれば、Bluetoothでスマホとの常時接続が可能。撮影した写真をその場で転送できるうえ、自動シェア予約をオンにすればカメラの電源がオフの状態でも送れます。


また、以下の2種類のリモコンとしても使用できますよ。


  • スマホ画面でカメラの映像を確認しながら撮影するライブビューリモコン
  • スマホでシャッター操作のみを行うワイヤレスレリーズ

カラーはシルバー・ホワイトの2種類。付属品として、USBケーブル・ショルダーストラップ・リチウムイオン充電池BLS-50・USB-ACアダプターF-5AC・取扱説明書・保証書がついてきます。


OMデジタルソリューションズにはこのほか、操作性のよいPEN E-PL10や高画質を追求したOM-D E-M10 Mark IVなど多彩な商品がラインナップ。今回はこれらも検証しているので、興味のある人はチェックしてみてくださいね。

実際に使ってみてわかったOLYMPUS PEN E-P7の本当の実力!

今回は、OLYMPUS PEN E-P7を含むミラーレス一眼カメラ全19商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。

具体的な検証内容は以下のとおりです。

  1. 画質のよさ
  2. 描写性能のよさ
  3. オートフォーカスの優秀さ
  4. 使いやすさ
  5. 手ブレ補正の強力さ
  6. 持ち運びやすさ
  7. 交換レンズの豊富さ

自然で落ち着いた発色。カラーモードが豊富で多彩な表現を楽しめる

自然で落ち着いた発色。カラーモードが豊富で多彩な表現を楽しめる

まず、画質のよさ・描写性能のよさを検証しました。

実際に撮影した写真を一眼レフカメラに興味のある6人のモニターがチェックし、発色のよさ・ノイズの少なさ・解像感・カラーモードの豊富さ・ボケ感を評価。あわせて、解像度チャートやカラーチャートなどを被写体として撮影した際の解像感・暗所耐性・色再現性・オートホワイトバランスの正確性も評価しました。

肉眼に近い写り。ボケ感はやや出にくい

肉眼に近い写り。ボケ感はやや出にくい

実際に撮影した写真は不自然さのない落ち着いた発色です。鮮やかとまではいえないものの色のバランスがよく、モニターからは「肉眼の印象に近い」「写真が見やすい」と好評でした。


センサーサイズはミラーレス一眼のなかでも最も小さな4/3型で、ボケ量は少なめAPS-C・フルサイズのセンサーを搭載するソニーや富士フイルムの商品には一歩及ばず、モニターからは「もっとボケてほしい」と物足りなさを感じる声もありました。


発色のよさ・ボケ感についてのモニターコメント

  1. 「緑は薄い気がするが不自然さはなく、肉眼に近い。ボケ量は個人的にはもっとほしいけど、初心者には十分楽しめると思う」
  2. 「葉の写真は薄く黄味っぽい感じがあって、発色もやや浅い。ニコンと比べると元気がなさそうに見える。ボケ感は少なめだが満足できる」
  3. 「発色は十分だが特段よいといった感じもない。若干メリハリが弱い気がするものの、個人的には十分満足」
  4. 「葉っぱが日光で白飛びしているのが気になった。解像感は高いが写真に奥行きを感じない。もっとボケてよいと思う」
  5. 「色鮮やかではなく、発色も薄め。しかし色のバランスは均整がとれていて、写真は見やすい。寄ったときのボケがほとんどなく、のっぺりとしている。写真のメリハリがなく、主張してこないので力不足に感じた」
コメントは一部抜粋

日常使いには十分な解像感。カラーモードは豊富

日常使いには十分な解像感。カラーモードは豊富
解像感は、趣味で写真撮影を楽しむには十分なレベルです。近くの葉っぱや糸などは、細部まできれいに描写できました。しかし、遠くを撮影した写真や暗所の写真には、若干粗さやノイズが出たのが惜しいところ。比較したフルサイズ・APS-Cセンサーを搭載しモデルと比べると見劣りします。

一方で、カラーモードの豊富さは高評価。比較した大半の商品が搭載していた実用的なものに加えて、カラフルなものや大胆なものなど、遊び心のあるものがそろっています。「アートフィルターがおもしろい」との口コミどおり、モニターからも「被写体によって加工する楽しみがある」「撮るのが楽しくなりそう」と絶賛されました。

ノイズの少なさ・解像感についてのモニターコメント
  1. 「アップにすると少しざらっとした感じがする。寄らなければあまり気にならない」
  2. 「ピント面のノイズは目立たないがディテールが失われがち。センサーのサイズ的に仕方のないことではあるが、個人的に満足とはいえない」
  3. 「解像感は十分なレベル。アップにしたときにもう少しぱきっとしていると好み」
  4. 「寄るとやや粗っぽく見えるが、引きで見る限り気になるところはない。全体的に解像度が高めに感じる」
  5. 「解像度は十分高く、粗もあまりない」
コメントは一部抜粋

オートホワイトバランスは比較的正確。暗所での撮影はやや苦手

オートホワイトバランスは比較的正確。暗所での撮影はやや苦手

描写性能は高く、解像感と色の再現性はとくに優秀です。糸を撮影した際には質感や編み目までしっかり判別でき、発色も実物と乖離していません。オートホワイトバランスは、補正前後で色の印象が変わるところもありましたが、全体的な発色は比較的正確でした。

しかし、暗所での撮影はやや苦手です。ノイズによって解像感が少し損なわれ、糸の1本1本を区別しにくくなりました。赤色の彩度が低下し、くすんで見えたのも惜しいところ。比較したところ、フルサイズ・APS-Cセンサー搭載機と比べて4/3型の商品は暗所に弱い傾向がありましたが、本品も傾向どおりでした。

オートフォーカスは高精度。動く被写体にもピントを合わせられる

オートフォーカスは高精度。動く被写体にもピントを合わせられる

続いて、オートフォーカスの優秀さを検証しました。

左右に動きながら近づいてくる人物を、オートフォーカスを使って撮影。撮影した写真を分析し、合焦率(ピントの合っている割合)を算出しました。

オートフォーカス性能は優秀で、動く人物の顔をしっかり検出しました。大きくピントがズレることはなく、合焦率は80.5%を記録。90%以上をマークした上位のソニー「α7 III」や富士フイルム「X-T5」には一歩及びませんが、激しく動く被写体でなければ十分捉えられる性能です。


比較した商品では、連写速度(AF追従)が1秒あたり10枚以上のものはピントを合わせやすい傾向がありました。こちらは1秒あたり5枚と少なめで条件には合致しなかったものの、一般的な撮影であれば、ピントが合わずに失敗するリスクは低いといえます。

広角側の手ブレ補正がとくに強力。風景撮影に向いている

広角側の手ブレ補正がとくに強力。風景撮影に向いている

続いて、手ブレ補正の検証です。

手ブレ補正機能をオンにし、あえてブレやすい姿勢で撮影を実施。シャッタースピードを遅くしてもブレを抑えられたものほど高評価としました。

手ブレ補正は強力です。シャッタースピードを遅くしても、広角側で1/8秒・望遠側で1/50秒までブレを抑えられました。とくに広角側で効きがよかったので、風景写真などを撮影するときに補正力を実感しやすいでしょう。

比較した商品のうち、手ブレ補正をレンズ側ではなく、ボディ側に搭載しているもののほうが補正力に優れる傾向が。こちらも傾向どおりボディ内に手ブレ補正を搭載しているので、シャッタースピードを遅くすることが多い夜間帯の撮影にも活躍するでしょう。

ただ、ピントがきれいに合ったブレのない写真を撮るためには、ブレにくい姿勢で撮影することがとくに大切です。撮影時には気をつけてみてくださいね。

軽量で持ち運びやすい。タッチパネルで直感的な操作が可能

軽量で持ち運びやすい。タッチパネルで直感的な操作が可能

続いて、使いやすさ・持ち運びやすさを検証しました。

カメラに興味のあるモニター6人が実際に各商品を使い、設定を変えながら撮影。メニューのわかりやすさ。持ちやすさ・ボタンなどの操作のしやすさに着目して評価しました。あわせて、本体の重量・高さ・幅も実測し、持ち運びやすさを評価しています。

初心者に使いやすいオートメニューを搭載。グリップはやや滑りやすい

初心者に使いやすいオートメニューを搭載。グリップはやや滑りやすい
実際に操作したモニターからは、タッチパネルで直感的に操作できる点が高く評価されました。オートメニューでは、タッチパネルを使ってピント合わせや発色の調整が行えます。比較した商品にはダイヤル操作が複雑なものもあったのに対し、こちらは初心者にも使いやすいでしょう。

しかし、オートメニュー以外の設定はやや複雑。「メニューや設定画面が箇条書きで、どこに進めばよいかわかりにくい」「メニューが多層化されているからわかりにくい」といった意見があがりました。メニュー画面の文字も小さめなので、目的の項目を探すのに時間がかかる可能性があります。


操作のしやすさについてのモニターコメント
  1. 「タッチパネルでの操作が簡単。オートモードはタッチ操作のみで発色や明るさを調整できて使いやすい。オートモード以外のメニュー構造は多層化されており、少しとっつきにくい。総合的には使いやすい印象」
  2. 「ボタンが単体で浮き出ているので直感的に使いやすい。タッチパネルを触るだけで撮影でき、画像の拡大や縮小もスムーズ。全体的に操作はしやすいが、メニューや設定画面が説明項目の箇条書きでややわかりづらい」
  3. 「とても操作しやすい。ほとんどの操作がタッチパネルで完結できる。その分ボタンの数が多く不要に感じる」
  4. 「操作はシンプル。シャッターボタンの近くに似たようなボタンがあり間違えて押しそうになる」
  5. 「一眼レフ初心者でもわかりやすいスイッチ配置で、入門モデルとしてよい。ただ、液晶部に表示される文字などが小さくごちゃついている」
コメントは一部抜粋

本体の軽量さを賞賛するモニターが多数いたのも特筆すべきところ。しかし、モニターからは「グリップが薄くつるっとしている」「グリップが滑りやすい」との声も多く聞かれています。口コミで「滑りやすい」「ホールド感に欠ける」と指摘されていたとおりでした。使用時にはグリップが滑らないよう気をつけて持ちましょう。

持ちやすさについてのモニターコメント
  1. 「本体は軽いため持ちやすい。しかしグリップが薄く、つるっとしているのが気になる。レンズが大きくなると握りにくそう」
  2. 「重さは感じないが、グリップがあまりなくて持ちにくい」
  3. 「持ちにくいほどではないものの、グリップの形状がやや滑りやすく感じる」
  4. 「右手のひっかけ部分が小さいためか不安定な印象。滑り落ちそう」
  5. 「軽量なのはよいが、個人的には落とさないか気になる」
コメントは一部抜粋

337gとかなり軽量クラス。どこへでも気軽に持ち運べる

337gとかなり軽量クラス。どこへでも気軽に持ち運べる

SDカードやバッテリーを含む総重量は337gと非常に軽く、持ち運びにうってつけ比較した商品のなかでセンサーサイズが大きなフルサイズ機・APS-Cセンサー機は重量があり、400~650gを超えるものも多数ありました。


こちらは同じ4/3型センサー搭載のほかの商品と比べても軽さが突出しており、高さ68.5×幅118.3mmとサイズもコンパクトです。日頃から気軽に持ち歩きたい人や、少しでも荷物を軽くしたい旅行のお供にも重宝するでしょう。

交換レンズは非常に豊富。どんな撮影でも対応できる

交換レンズは非常に豊富。どんな撮影でも対応できる
最後は、交換レンズの豊富さの検証です。その結果、ズームレンズ・単焦点レンズともに、超広角・広角・標準・中望遠・望遠・超望遠のすべてをラインナップしていました。検証結果の詳細は以下のとおりです。

検証結果
  1. 超広角ズーム:8-25/4 PRO・9-18/4-5.6・7-14/2.8 PRO/Panasonic社の7-14/4 H-F007014・8-18/2.8-4 H-E08018・10-25/1.7 H-X1025
  2. 標準ズーム:12-200/3.5-6.3・12-40/2.8 PRO・12-100/4 PRO・12-45/4 PRO・14-150/4-5.6・14-42/3.5-5.6/Panasonic社の14-140/3.5-5.6 H-FSA14140・12-60/2.8-4 H-ES12060・12-35/2.8 H-ES12035・12-35/2.8 H-HSA12035・12-60/3.5-5.6 H-FS12060・12-32/3.5-5.6 H-FS12032・14-42/3.5-5.6 H-PS14042・25-50/1.7 H-X2550
  3. 望遠ズーム:40-150/4 PRO・40-150/2.8 PRO・40-150/4-5.6/Panasonic社の45-175/4-5.6 H-PS45175・45-150/4-5.6 H-FS45150・35-100/2.8 H-HSA35100・35-100/2.8 H-ES35100・35-100/4-05.6 H-FS35100・45-200/4-5.6 H-FSA45200・50-200/2.8-4 H-ES50200
  4. 超望遠ズーム:75-300/4.8-6.7・100-400/5-6.3・150-400/4.5/Panasonic社の100-300/4-5.6 H-FSA100300・100-400/4-6.3 H-RS100400・100-400/4-6.3 H-RSA100400
  5. 超広角単焦点:8/1.8 FISHEYE PRO・BCL-0980 FISHEYE/Panasonic社の9/1.7 H-X09・8/3.5 FISHEYE H-F008/Voigtlander社の10.5/0.95/KOWA社の8.5/2.8
  6. 広角単焦点:12/2・17/1.8・17/1.2 PRO/Panasonic社の15/1.7 H-X015・14/2.5 H-H014A・20/1.7 H-H020A・12/1.4 H-X012/TAMRON社の14-150/3.5-5.8/SIGMA社の16/1.4 DC DN/Voigtlander社の17.5mm/0.95/KOWA社の12/1.8
  7. 標準単焦点:20/1.4 PRO・25/1.8・30/3.5 Macro・25/1.2 PRO/Panasonic社の20/1.7 H-H020A・25/1.4 H-XA025・30/2.8 Macro H-HS030・25/1.7 H-H025/SIGMA社の30/1.4 DC DN/Voigtlander社の5/20.95・29/0.8
  8. 中望遠単焦点:45/1.8・45/1.2 PRO・60/2.8 Macro/Panasonic社の42.5/1.7 H-HS043・42.5/1.2 H-NS043・45/2.8 Macro H-ES045/SIGMA社の56/1.4 DC DN/Voigtlander社の42.5/0.95・60/0.95
  9. 望遠単焦点:90/3.5 PRO・75/1.8/Panasonic社の200/2.8 HJ-ES200
  10. 超望遠単焦点:300/4 PRO

比較した商品には交換レンズの選択肢が少ないものもあったのに対し、こちらはメーカーの枠を超えてレンズを自由に組み替えられるマイクロフォーサーズマウントを採用しています。純正以外にも大手メーカーからレンズが販売されているので、撮影シーンや予算に応じたレンズ選びができるでしょう。

OLYMPUS PEN E-P7の詳細情報

手ブレ補正の強力さ No.1

OMデジタルソリューションズ
OLYMPUSPEN E-P7

2021/06/25 発売

おすすめスコア
4.32
ミラーレス一眼カメラ16位/22商品
画質のよさ
4.31
描写性能のよさ
4.12
オートフォーカスの優秀さ
4.26
使いやすさ
4.19
手ブレ補正の強力さ
4.38
持ち運びやすさ
4.25
交換レンズの豊富さ
4.87
PEN E-P7 1
PEN E-P7 2
PEN E-P7 3
PEN E-P7 4
PEN E-P7 5
PEN E-P7 6
PEN E-P7 7
PEN E-P7 8
PEN E-P7 9
PEN E-P7 10
PEN E-P7 11
PEN E-P7 12
PEN E-P7 13
PEN E-P7 14
最安価格
Amazonで売れています!
93,980円
在庫わずか
最安価格
Amazonで売れています!
93,980円
在庫わずか
重量(バッテリー込み)337g
有効画素数2030万画素
連写速度(AF追従)5枚/秒
センサーサイズ4/3型
フォーカスポイント(測距点)
121点
AF検出方式
コントラストAF
ボディ内手ブレ補正
あり(5軸)
動画撮影機能
4K:30p/FHD:60p

良い

  • 豊富なカラーモードはどれも実用的
  • マイクロフォーサーズマウントでレンズ選択肢多い
  • 手ブレ補正は強力で効果的

気になる

  • 暗所でノイズによる解像感低下
  • メニュー画面は小さな文字が多く、目的の項目を探しにくい
ファインダー形式
本体サイズ118.3×68.5×38.1mm
レンズマウントマイクロフォーサーズマウント
ISO感度ISO100~6400(拡張:ISO25600)
連写速度(AF固定)15枚/秒
AF検出範囲EV-2~20(F2.8レンズ使用時)
シャッタースピード電子:1/16000~60秒/メカニカル:1/4000~60秒/電子先幕:1/320~60秒
背面モニターチルトモニター
モニターサイズ3.0型
ファインダー視野率
ファインダー倍率
撮影可能枚数約360枚
タッチパネル
USB充電・給電USB充電可能
Wi-Fi・Bluetooth機能WI-Fi・Bluetooth両対応
記録メディアSDカード
記録メディアスロットシングルスロット
防塵防滴仕様
全部見る

OLYMPUS PEN E-P7の価格比較

※ランキングは、購入時に取得できるポイントを考慮した実質価格で作成しています。

  1. 1

    93,980円

    (最安)

    販売価格:93,980円

    ポイント:0円相当

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    中古 アウトレット Joshin日本橋店
    4.71

    (723件)

  2. 2

    99,499円

    (+5,519円)

    販売価格:99,499円

    ポイント:0円相当

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    JAPAN CAMERA Yahoo!店
    4.72

    (167件)

  3. 3

    99,999円

    (+6,019円)

    販売価格:99,999円

    ポイント:0円相当

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    TOP PRICE -カメラスタジオ-
    4.70

    (21件)

  4. 4

    112,480円

    (+18,500円)

    販売価格:112,480円

    ポイント:0円相当

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    トップワン ヤフーショッピング店
    4.81

    (94件)

  5. 5

    115,757円

    (+21,777円)

    販売価格:116,819円

    ポイント:1,062円相当

    送料別

予算をアップして、高画質な写真が撮れたこちらもチェック!

最後に、また違った魅力をもつ商品をご紹介します。

ソニーのα7 IIIは、高画質・高性能なフルサイズセンサーを搭載した本格派。解像感やボケ感は比較したなかでもトップクラスで、暗所でもノイズが目立ちません。オートフォーカス精度も高く、動く被写体への合焦率は94%を記録。オートモードを搭載しているので、初心者にも使いやすいでしょう。


予算を抑えつつ高画質なモデルをお探しなら、ソニーのα6400がぴったり。APS-Cセンサーを搭載した、小型・軽量なボディが特徴です。実際に撮った写真はグラデ―ション豊かな発色で、細部まで映るほど高解像でした。オートフォーカスの精度も高く、これから写真をはじめたい人も使いやすいですよ。

ソニー
αα7 IIIILCE-7M3K

おすすめスコア
4.55
画質のよさ
4.43
描写性能のよさ
4.70
オートフォーカスの優秀さ
4.70
使いやすさ
4.03
手ブレ補正の強力さ
4.25
持ち運びやすさ
3.79
交換レンズの豊富さ
4.65
最安価格
Amazonで売れています!
223,750円
在庫わずか
重量(バッテリー込み)650g
有効画素数2420万画素
連写速度(AF追従)10枚/秒
センサーサイズ35mmフルサイズ
フォーカスポイント(測距点)
位相差:693点/コントラスト:425点
AF検出方式
像面位相差・コントラスト併用AF
ボディ内手ブレ補正
あり(5軸)
動画撮影機能
4K:30p/フルHD:120p

良い

  • 解像感が高くボケ感も大きい本格的な写り
  • 暗所での発色・オートホワイトバランスが信頼性高い
  • オートフォーカスの精度が高く合焦率94%とトップクラス

気になる

  • カメラが重く片手撮影には不向き
  • メニュー項目には専門用語多く知識が必要
  • 望遠〜超望遠の単焦点レンズが少なめ
ファインダー形式電子ビューファインダー(EVF)
本体サイズ126.9×95.6×73.7mm
レンズマウントソニー Eマウント
ISO感度ISO100~51200(拡張:50~204800)
連写速度(AF固定)10枚/秒
AF検出範囲EV-3〜20(ISO100、F2.0レンズ使用時)
シャッタースピード1/8000~30秒
背面モニターチルトモニター
モニターサイズ3.0型
ファインダー視野率100%
ファインダー倍率0.78倍
撮影可能枚数ファインダー使用時:約610枚/液晶モニター使用時:約710枚
タッチパネル
USB充電・給電USB充電・給電可能
Wi-Fi・Bluetooth機能Wi-Fi・Bluetooth両対応
記録メディアメモリースティックPROデュオ、メモリースティックPRO-HGデュオ、メモリースティック マイクロ、SDカード、SDHCカード、SDXCカード、microSDカード、microSDHCカード、microSDXCカード
記録メディアスロットデュアルスロット
防塵防滴仕様
全部見る
α7 III

ソニー α7 III ILCE-7M3Kをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証

ソニー
α6400ILCE-6400Y

おすすめスコア
4.48
画質のよさ
4.36
描写性能のよさ
4.49
オートフォーカスの優秀さ
4.50
使いやすさ
4.02
手ブレ補正の強力さ
4.32
持ち運びやすさ
4.17
交換レンズの豊富さ
4.89
最安価格
Amazonで売れています!
130,000円
在庫わずか
重量(バッテリー込み)403g
有効画素数2420万画素
連写速度(AF追従)11枚/秒
センサーサイズAPS-C
フォーカスポイント(測距点)
425点
AF検出方式
像面位相差・コントラスト併用AF
ボディ内手ブレ補正
動画撮影機能
4K:30p/フルHD:120p

良い

  • 高速AFと連写でスポーツ撮影に適している
  • 暗所でも発色が正確
  • 交換レンズは豊富にあり、とくに初心者向けが多い

気になる

  • カラーモードの種類が多くない
  • グリップは握りやすいものの小さめ
ファインダー形式電子ビューファインダー(EVF)
本体サイズ120×66.9×59.7mm
レンズマウントソニー Eマウント
ISO感度ISO100〜32000(拡張:ISO102400)
連写速度(AF固定)11枚/秒
AF検出範囲EV-2〜20(F2.0レンズ使用時)
シャッタースピード1/4000〜30秒
背面モニターチルトモニター
モニターサイズ3.0型
ファインダー視野率100%
ファインダー倍率1.07倍(35mm判換算:約0.70倍)
撮影可能枚数ファインダー使用時:約360枚/液晶モニター使用時:約410枚
タッチパネル
USB充電・給電USB充電・給電可能
Wi-Fi・Bluetooth機能Wi-Fi対応
記録メディアSDカード、 メモリースティック PRO デュオ
記録メディアスロットシングルスロット
防塵防滴仕様
全部見る
α6400

ソニー α6400 ダブルズームレンズキット ILCE-6400Yをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証

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