
なぜゲーミングノートPCは「おすすめしない」といわれるのか?性能・寿命などの観点から徹底解説
外出先でも手軽にゲームを楽しめるゲーミングノートPCがほしいと思うけれど、ネット上には「おすすめしない」という意見が多く購入をためらいますよね。安い買い物ではないだけに、おすすめしない理由を知らないと購入に踏み切れないでしょう。
そこで今回は、ゲーミングノートPCをおすすめしない理由をご紹介します。ゲーミングノートPCを買うメリットも解説するので、特徴をふまえて自分の使い方に合うのかチェックしてくださいね。

新卒でPC周辺機器・スマホアクセサリー・カーアクセサリーを取り扱うメーカーに入社。法人営業・広報を担当し、商品開発にも携わる。2023年2月にマイベストに入社し、モバイルバッテリーやビデオカメラなどガジェットやカメラの比較・コンテンツ制作を経験。現在では、家電を中心に幅広いジャンルのコンテンツ制作に携わる。「専門性をもとにした調査・検証を通じ、一人ひとりに合った選択肢を分かりやすく提案すること」を心がけて、コンテンツ制作を行っている。
ゲーミングPCおすすめTOP5
ゲーミングノートPCは「おすすめしない」といわれる7つの理由
性能・価格をふまえるとデスクトップPCよりコスパが悪い

ゲーミングノートPCは、同程度の性能を持つデスクトップPCと比較して、一般的にコストパフォーマンスが悪いとされています。
ノートPCには限られたスペースに高性能なパーツを収める必要があり、小型化や冷却機構の設計に多くのコストがかかるためです。さらに部品交換も困難なことから、全体的なコストが上がる傾向にあります。
たとえば、PCの頭脳にあたるCPUが同じであっても、ゲーミングノートPCの価格はデスクトップPCよりも高額になりがちです。くわえて、同じGPUでもノートPC用は性能が控えめに設計されていることが多く、実際の処理能力に差が出るケースもあります。
パーツ交換ができずカスタマイズ性が低い

パーツ交換が非常に難しく、カスタマイズ性が低いのもデメリットです。
ノートPCの構造上、限られた筐体スペースの中に部品を収めなければなりません。CPUやGPUがマザーボードに直接はんだ付けされているケースが多く、自由に交換することができません。
たとえば、性能を向上させたいと思っても、ゲーミングノートPCだとより高性能なグラボに換装するのは基本的に不可能です。カスタマイズは、メモリやストレージの増設にとどまります。
将来的にスペック不足を感じたとき、ノートPCでは柔軟な対応が難しいでしょう。結果として本体ごと買い替える必要が出てくる可能性があります。
デスクトップPCよりも発熱しやすい

ゲーミングノートPCは、デスクトップPCよりも発熱しやすい傾向にあります。
その理由は、ハイスペックなCPUやGPUを小型の筐体に収めているためです。冷却ファンやヒートシンクもコンパクトな設計にせざるを得ず、デスクトップPCのように効率的な排熱ができません。
長時間のゲームプレイを続けると、キーボード面がかなり熱を帯びたり、排気口付近が高温になったりすることがあります。高温状態が続くと「サーマルスロットリング」により性能が自動的に制限され、動作が鈍くなることも珍しくありません。
発熱問題を完全に解消するのは困難ですが、冷却台を導入すると効果的です。風通しのよい場所で使うことも心がけてください。
バッテリーの持続時間が短い

ゲーミングノートPCのバッテリーは、一般的なノートPCと比較しても持続時間が短いとされています。
その理由は、ゲームプレイ時の電力消費が激しいためです。たとえば、グラフィック処理の重いゲームをプレイすると、バッテリーが1〜2時間ほどで切れてしまうケースもあります。
外出先で使用する場合は、電源アダプターを必ず持ち歩き、コンセントのある場所での利用を前提に考えたほうがよいでしょう。バッテリーだけでの長時間プレイは現実的ではありません。
重量感があり持ち運びしにくい
ゲーミングノートPCは、一般的なノートPCと比較して重量感があり、持ち運びに適していません。高性能なパーツと強力な冷却機構を搭載する必要があるため、筐体自体が大きく、軽量化との両立が難しいのが現実です。
実際に2.5kgを超えるモデルが多く、なかには3kg以上と重たい製品もあります。くわえて、付属する電源アダプターも大型で重量があるため、合わせて持ち運ぶとバッグがずっしり重たく感じられるでしょう。
移動が多い人や出先での利用を前提にしている場合は、なるべく軽いモデルを選びましょう。
キーボードが入力しにくい

ゲーミングノートPCのキーボードは、タイピングがしにくい場合があります。その理由は、筐体の薄型化を優先した設計です。
キーのストロークが浅かったり、キーピッチが狭かったりするため、操作感に物足りなさを感じることがあります。また、高負荷時にはキーボード面が熱を帯びやすく、操作の快適さが損なわれることもあるでしょう。
とくに反応速度や押しやすさが重要なFPSゲームでは、入力ミスが生じやすく、パフォーマンスに影響を与えることもあります。長時間の文字入力をする人にとっても、指への疲労を感じやすい仕様です。
とはいえ、外部キーボードを接続すれば問題は回避できます。据え置きで使うなら、打鍵感に優れたゲーミングキーボードの導入を検討してみてください。
画面が小さくて見えにくい

ゲーミングノートPCはデスクトップPCよりも画面が小さいため、没入感を重視するゲーマーには物足りなく感じます。
ディスプレイサイズは、ゲーミングノートPCが15~17インチ程度、デスクトップ用のモニターが24~34インチ程度です。大画面でプレイできないため、表示領域が狭く感じられることがあります。
たとえば、ゲーム内に常に表示される情報(HUD)やミニマップ、テキスト表示が小さくなると、状況判断に時間がかかるでしょう。複数の情報を同時にチェックしたい場面では、不便さを感じるかもしれません。
ゲーミングノートPCのメリットは4つ
持ち運んで外出先でもゲームを楽しめる

ゲーミングノートPCは、場所を選ばずにゲームを楽しめるのがメリットです。バッテリーを内蔵しているため、デスクトップPCのように電源コンセントに常時接続する必要はありません。
たとえば、友人の家に持って行って一緒にゲームを楽しんだり、出張先や旅行中にホテルでプレイしたりと、利用シーンはさまざま。カフェやコワーキングスペースで作業の合間にリフレッシュする目的で軽く遊ぶのにも便利です。
省スペースで設置できる

省スペースで設置できるのも魅力です。本体とディスプレイが一体化しているため、デスクトップPCのようにモニターや大型のケース、キーボードなどを個別に配置する必要はありません。
たとえば、ワンルームに住んでいる人や、自宅に書斎がない人でも、テーブルの上やカウンターで手軽に使えます。使用後はパタンと閉じて収納できるので、スペースを無駄にしません。
周辺機器をそろえる必要がない
ゲーミングノートPCは、PC本体以外の周辺機器を新たに購入する必要がありません。ディスプレイ・キーボード・マウス(タッチパッド)がすべて一体化しているた、開封してすぐにゲームを始められます。
一方、デスクトップPCの場合は、モニター・キーボード・マウス・スピーカーなどを個別にそろえないといけません。ゲーミングノートPCなら、初期準備や出費を最小限に抑えることが可能です。
とはいえ、より快適なプレイ環境を求めるなら、外部マウスやゲーミングヘッドセットを導入するのもよいでしょう。用途やこだわりに応じて、徐々に周辺機器を追加するのも一つの方法ですよ。
デザインや構造がスタイリッシュ
デザインや構造がスタイリッシュなのもゲーミングノートPCならでは。外観デザインに力を入れた商品が多いので、自分好みのゲーミングノートPCが見つかりますよ。
たとえば、RGBライティング付きのキーボードや、アルミ素材を使った薄型ボディなど、見た目にこだわったモデルが多数登場しています。仕事用としても使えるシンプルなデザインの商品もあるので、用途に合わせて選ぶとよいでしょう。
好きな場所でゲームを楽しむなら、ゲーミングノートPCがおすすめ
好きな場所でゲームを楽しみたいなら、持ち運べるゲーミングノートPCがおすすめです。周辺機器をそろえる手間なく使いたい人、設置スペースに限りがある人もぜひ検討してくださいね。
具体的な選び方やおすすめ商品は、下記コンテンツをチェックしてください。
性能やコスパを重視するなら、デスクトップPCがおすすめ
性能やコスパを重視するなら、デスクトップPCがおすすめです。パーツを交換してカスタマイズしたり、周辺機器にこだわったりできるのも大きな魅力。置き場所があるなら、下記コンテンツでおすすめのゲーミングPCをチェックしてください。
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