家族で花粉対策!洗濯物&布団は「外干ししなくても超快適」な方法が大正解です!
2025年も到来する花粉シーズン。もっとも影響が大きいスギ花粉に続いて、ヒノキの花粉がピークを迎えようとしています。皆様、対策は万全でしょうか?
今回は、マスクやメガネといった個人的なものではなく「家族みんなが自宅で花粉に悩まされないようにする」というテーマを設け、一家まとめての花粉対策を可能とする5つの家電をご紹介します。
これはすべて、商品比較サービス「マイベスト」で検証してきた商品のなかから、実際に比較検証してみつけた信頼できるものばかり!
「空気清浄機があればよくない?」という説は間違っていないのですが、実はもっとたくさんの方法があります。
本気の自宅花粉対策、ぜひ参考にしてください。
本コンテンツの情報は公開時点(2025年4月8日)のマイベストの情報をもとに執筆しております。また、本コンテンツ内の価格情報はすべて税込みで表記しております。

世の中には「まだ知らない良いもの」がたくさん。マイベマガジン編集部は、商品比較サービス「マイベスト」の情報をベースに、知ると暮らしがより便利になるアイテムや情報をお届けしていきます。
本コンテンツをお読みになる前に! 花粉症の大切な情報もご確認ください
本コンテンツでは商品比較サービス「マイベスト」で検証したグッズをもとに、花粉対策に最適なものをご紹介していますが、すべての花粉対策グッズや知識をカバーしきれていません。
花粉対策の情報は厚生労働省・日本アレルギー学会などでもまとめられているのでご確認ください。
「洗濯物や布団についた花粉が家に入ってくる」問題を解決する
ただ、より大切なのが花粉を家に入れないこと。これを実践するためには、洗濯物や布団を外干ししない、という方法が効果的です。
そこで、外干ししなくても毎日の洗濯物や布団を、室内でしっかり乾かしてくれる頼れる家電を紹介します。
衣類を外干ししたくない編
対策①:乾燥機で乾燥させる【衣類乾燥機】
対策②:部屋干しで乾燥させる【衣類乾燥除湿機】
布団も外干ししたくない編
対策③:あたためながらダニ対策【布団乾燥機】
対策④:もっと手軽に乾燥・あたため【布団乾燥機】
対策⑤:アレル物質を取り除く【布団クリーナー】
ちなみに、マイベストでは実際に検証したデータを基に、以下を指標として商品のおすすめスコアをつけているので、スコアを見る際は参考にしてください。
- ★4.50以上:マイベストのおすすめ!
- ★4.00~4.49:迷っているなら買うべき
- ★3.50~3.99:一部気になる点あり
- ★3.00~3.49:気になる点が多い……
対策①:乾燥機で乾燥させる【衣類乾燥機】イー・エム・エー「Sun Ruck 衣類乾燥機 SR-ASMN206」(販売価格:35,280円)
2人分の衣類なら小型乾燥機で乾かせます
そのため、花粉対策には部屋干しがマスト。ですが、まだ冷え込むこともある時期だけに、部屋干しでは乾かない厚手の衣類も。
洗濯後、干してから5時間以内に乾かないと、生乾き臭の原因となるモラクセラ菌が繁殖してしまいます。「スメハラ」という言葉も生まれるくらいニオイにうるさい現代だけに、これは避けたいところ。
できれば花粉の舞う時期だけでも、乾燥機を使用することをおすすめします。
マイベストの乾燥機ランキングで3位になったイー・エム・エー「Sun Ruck 衣類乾燥機 SR-ASMN206」(販売価格:35,280円)なら、一般的な乾燥機に比べてとてもコンパクト。
電源さえあれば家中どこでも乾燥できて、使わないときはクローゼットなどに仕舞っておくこともできます。これまで「乾燥機は大きすぎて置き場所がないから」と避けていた人いませんか?これなら置けちゃいますよ。
容量は3kgで、一度にだいたい2人分の衣類が乾燥できます。5万円以上の高価格商品が多いなか、3万円台という価格も魅力的ですよね。
しかも、11商品でワイシャツ・チノパン・厚手のパーカーの3点の乾燥度合いを比較したところ、ワイシャツとチノパンはカラリと乾燥。パーカーはポケットの中や裏地に多少水分が残りましたが、十分に実用的です。
動作音は実測で54.4dBでした。同じ部屋にいたら気になるレベルではありますが、振動は少なく、集合住宅でも使いやすいでしょう。
「サイズが大きくてもとにかく乾燥力が高いほうがいい」なら、衣類乾燥機ランキングで総合1位となった東芝ライフスタイル「TOSHIBA 衣類乾燥機 ED-60A4」(販売価格:58,450円)もおすすめです。
洗濯物に付着する厄介な花粉の侵入に悩むことがなくなる。そんな春先はもちろん、なかなか外干しできない梅雨どきも活躍間違いなしの商品です。
対策②:部屋干しで乾燥させる【衣類乾燥除湿機】パナソニック「衣類乾燥除湿機 F-YHVX90」(販売価格:52,700円)
デリケートな衣類を乾かすなら除湿機で
乾燥機は確実に洗濯物を乾かせますが、欠点もあります。一度に乾かせる量が少ない、シワが付いてしまうことがある、ニットやシルクなど衣類の素材によっては使用できない、など。
じゃあ、「乾燥機が使えない衣類は外干しするしかないの?」といえば、そんなことはありません。
部屋干しした衣類を効率よく乾燥するのに有効なのが、部屋の湿度を下げて衣類内の水分を空気中に逃す手助けをする衣類乾燥除湿機なんです。
マイベストでは、生乾き臭の原因となるモラクセラ菌を発生させないための条件である5時間以内に乾燥できるか、33商品の衣類乾燥除湿機を検証しました。
その結果、除湿力が高いうえ、コンパクトで設置しやすかったのがパナソニック「衣類乾燥除湿機 F-YHVX90」(販売価格:52,700円)です。
検証ではTシャツ・ワイシャツ・パーカー・チノパンを2枚ずつ干して、1時間ごとに水分量を測定。Tシャツとワイシャツは3時間でしっかり乾かし、パーカーとチノパンも5時間でおおむね乾燥していました。
お手入れが必要なポイントはタンクセット・フィルターの2か所のみと、ずぼらにもうれしい手軽さ。
1年をとおして最適な除湿ができるハイブリッド方式なので、花粉の時期はもちろん、衣類乾燥機と同様に梅雨時や冬場の「洗濯物が乾かない問題」まで解消してくれるすぐれものです。
対策③:あたためながらダニ対策【布団乾燥機】山善「布団乾燥機 ZFD-Y500」(販売価格:8,480円)
外干ししなくてもあたたかく清潔な布団で眠れます
外干しといえば、忘れてはいけないのが布団です。天日干しした「お日様のにおい」が好きな人も多いことでしょう。染み込んだ寝汗を乾燥し、あたためられた布団はいつもよりフカフカしているようで気持ち良いですよね。
でも、外干しによって花粉が付着してしまえば、寝室に花粉が舞って眠るどころではなくなってしまいます。
そこで活用したいのが布団乾燥機。文字どおり布団を乾燥できるのはもちろん、外干し後のようにあたためたり、花粉と同様に厄介なダニの対策にも有効なんです。
山善「布団乾燥機 ZFD-Y500」(販売価格:8,480円)はマットを温風でふくらませることで、布団全体を均一にあたためられるのが特徴。マイベストの布団乾燥機ランキングではNo.1の評価を得ました。
ダニ対策には「55℃を60分間持続、または、60℃を30分間持続」を満たすことが必要です。本商品のダニ対策コースは、布団の右上・左下・頭・背中・足すべてでこの条件を満たしていました。
ダニが死滅する温度を布団全体で維持できたので、ダニの対策に有効であるといえます。
花粉の付着対策はもちろん、ダニ対策にも有効な布団乾燥機。特に重たい布団は外干しするよりラクなので、一度使うと手放せなくなることでしょう。
対策④:もっと手軽に乾燥・あたため【布団乾燥機】ツインバード「TWINBIRD アロマドライ FD−4149W」(販売価格:7,980円)
ノズルを突っ込むだけで布団が睡眠にちょうどいい温度にあたたまる
そんな人はノズルタイプのツインバード「TWINBIRD アロマドライ FD−4149W」(販売価格:7,980円)を使ってみてください。
本体から伸ばしたノズルを布団に突っ込むだけで準備は完了。使い終わったらノズルを抜き取ればいいので、まったく手間がかかりません。
ダイヤルで稼動時間の設定が可能なので、好みのあたため具合を実現できます。
なお、検証では冬コースで60分間乾燥させたところ、シーツに染み込ませた寝汗相当量の200mLの水が乾いており、乾燥力は比較した18商品でもトップ評価。
布団のなかの温度も頭・背中・足付近のすべてで45℃以上を記録しているので、気持ちよく眠れそうです。
一方で、ダニモードでは頭・背中付近で有効な条件を満たしたものの、それ以外の場所はダニを死滅させられる温度までは上がりませんでした。ダニ対策を重視するなら、やはりマットタイプを検討したほうがいいでしょう。
花粉を気にして外干しできない布団をできるだけ手軽にあたためるという目的を最優先に考えるなら、まさに適役です。
対策⑤:アレル物質を取り除く【布団クリーナー】レイコップ「RS4 Pet+ RS4-100JPWH」(販売価格:18,100円)
布団乾燥機でダニ対策するならこちらもマスト
布団乾燥機を使って布団のダニを死滅させても、死骸がそのまま残っているとアレルギーの原因になってしまいます。布団クリーナーを使ってダニの死骸を取り除くのがおすすめです。
レイコップ「RS4 Pet+ RS4-100JPWH」(販売価格:18,100円)は吸引力とかけ心地のよさを備えた1台。ハンディかつコードレスで、1.42kgと軽量で取り回しがいいことも魅力です。
ヘッドに細かいゴミをかき出せるブラシを備えており、繊維の奥のゴミまで逃しません。シーツの巻き込みを防ぐガード、布団の上をスムーズに動くローラーの効果で、撫でるようにかけられるので疲れず短時間で完了します。
排気もきれいなので、掃除中に微細なゴミが舞ってしまうこともなく、ダストケースが取り外せるので吸い取ったダニの死骸をしっかりとゴミ箱に捨てることができるのもポイントです。
【まとめ】家電を上手に使って、家族みんなの花粉対策を!
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(執筆・マイべマガジン編集部・ハナゾノゴウ)
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