そこで今回は、アメックスプラチナの実質ポイント還元率や特典を調査してレビューしました。
付帯保険やキャンペーン情報なども詳しく解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
大学卒業後に銀行員として勤務、法人顧客の経営支援・融資商品の提案や、個人向け資産運用相談を担当。 2020年にマイベストに入社、自身の銀行員時代の経験を活かし、カードローン・クレジットカード・生命保険・損害保険・株式投資などの金融サービスやキャッシュレス決済を専門に解説コンテンツの制作を統括する。 また、Yahoo!ファイナンスで借入や投資への疑問や基礎知識に関する連載も担当している。
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アメックスプラチナの大きなメリットは以下の3つです。
アメックスプラチナの最大のメリットは、T&E系の豪華な特典・優待が充実していること。とくにプラチナ会員のみ利用できる「プラチナ・コンシェルジェ・デスク」の評判は非常によく、比較の際に実施した満足度アンケートでは上位の評価となりました。
また、予約が取りにくいレストランを先行案内してもらえるグルメサービスや、「ヒルトン・オナーズ」のゴールド会員・「Radisson Rewards™」のGoldエリートステータス・「Marriott Bonvoy™」のゴールドエリート会員が自動で付与されるホテル・メンバーシップなど、お金では買えないサービスが充実している点も、アメックスプラチナならではといえるでしょう。
ステータス性の高さも無視できないメリットです。2018年10月より、券面がメタル素材に変更され、一般的なカードとは違うことが一目見てわかるデザインとなりました。また、独特な肌触りと重厚感は金属製ならでは。デザイン・スペックともに優れたカードがほしい人なら、有力な候補となるでしょう。
アメックスプラチナのデメリットをあえて挙げるなら以下の3つ。
以前アメックスプラチナは、インビテーションを受けたゴールドカードホルダーのみが発行できる、クローズドなカードでしたが、2019年4月8日より、誰でも申し込み可能なオープンなカードになりました。
アメックスプラチナを発行するハードルが下がったことはメリットです。しかし、会員数増加により、会員専用の人気レストランのテーブルや、高級ブランド店内のVIPルーム、営業時間外の特別対応などの人気サービスは廃止となるなど、やや特典に改悪があったともいえます。
また、アメックスプラチナに付帯する特典は、富裕層をターゲットとしたものが多数。グレードの高いホテルやレストラングルメを普段からよく利用する人にとってはメリットが非常に大きいでしょう。逆に特典を使うシーンがあまりない人にとっては、143,000円の年会費分の価値を体感するのは、厳しいといえます。
プラチナ会員だけが利用できる「プラチナ・コンシェルジェ・デスク」。
カードの利用に関する問い合わせだけでなく、チケットの手配・レストランの予約・旅行のプランニングなど、まるで秘書のようにパーソナルな要望に応えてもらえます。
また、高級レストランの予約だけでなく、「今すぐ〇人で入れて予算は〇〇円程度の近くの居酒屋は?」など、ちょっとした要望にも応えてもらえるので、日常から非日常まで幅広いシーンでサポートが受けられますよ。
空港ラウンジ・プライオリティパス・充実した海外旅行保険など、ほかのプラチナカードに付帯する特典は基本的に全網羅。それに加えて、お金では買えないアメックスプラチナだけの豪華な特典が付帯しています。
また、毎年更新の際に国内ホテルで使える2名分の無料宿泊券がもらえる「フリー・ステイ・ギフト」や、「アメリカン・エキスプレス・トラベル オンライン」で使えるクーポン30,000円分などお得な特典も利用できます。
ほとんどのプラチナカードには、コース料金が1名無料になるようなグルメベネフィットが付帯しています。
しかし、アメックスのグルメベネフィット「2 for 1ダイニングby招待日和」は、同じ店で何度も利用できたり、回数制限がなかったりするなど、ワンランク上の仕様。対象のお店には、赤坂の「鮨 美寿思」・銀座の「銀座つる」・心斎橋の「LEBLON AZUL O SEIRYU」といった名店がラインナップされており、グルメ好きなら使わない手はありません。
また、予約が取りづらいレストランの席を先行案内してもらえる「アメックス・スペシャル・リザーブ」も見逃せません。レストラン予約・決済サービス「ポケットコンシェルジュ」に、料理・雰囲気・サービスの好みを伝えれば、通常では予約が取りづらい一流レストランの席を先行で案内してもらえます。
しかし、使い方次第ではお得にポイントを貯められます。ここからは、検証でわかったアメックスプラチナの実質的な還元率や損益分岐点について解説していきます。
アメックスプラチナでポイントを貯めるなら、必ず「メンバーシップ・リワード・プラス」に加入してください。通常3,000円の年会費がかかるサービスですが、プラチナカード会員なら無料で加入できます。
メンバーシップ・リワード・プラスに加入した場合の特典は以下のとおりです。
ANAマイルの交換レートが50%から100%にアップ。1pt=1マイルとして交換可能に
1pt=1円として年会費に充当可能
アメリカン・エキスプレス・トラベルオンライン/一休.com/JAL/HIS/Amazon/海外での利用でANAマイル還元率が3%にアップ…など
なお、ポイントの交換先はANAマイルか年会費充当がおすすめです。通常1pt=1円として充当できますが、2022年10月31日までは1.5円にアップ。期間内であれば年会費充当がベターな選択肢といえるでしょう。
アメックスプラチナのとくに注目したい保険は以下の3つです。
旅行保険
個人賠償責任保険
ホームウェア・プロテクション
旅行保険は、国内外の最大補償額がともに1億円。同額の家族特約も付帯するので、思う存分家族旅行を楽しめます。ただし国内旅行保険は利用付帯になるため、必ず利用の条件はチェックしておきましょう。
個人賠償責任保険は、相手にケガをさせたり、ものを壊したりした際の損害賠償責任を最大1億円までまかなえる保険です。自転車の事故や、お店の商品を壊してしまったなど、日常のトラブルの備えとして活用できるので、プラチナカードを持つなら覚えておきたい保険です。
ホームウェア・プロテクションは、家電やPCなどが火災や水没で使えなくなった場合に、購入金額や修理代の50〜100%をカバーできる保険です。他社のカードや現金で購入した商品以外も補償の対象になるため、活用の幅は非常に広いといえるでしょう。
最後に、アメックスプラチナの基本情報をまとめます。アメックスプラチナへの入会を検討している人はぜひ参考にしてみてください。
ポイント還元率 | 1.00% |
---|---|
年会費(税込) | 165,000円 |
プライオリティ・パス | 無料(空港ラウンジ以外の飲食やリフレッシュ施設などは有料) |
良い
気になる
ポイントアップ店 | ANTEPRIMA オンラインストア、AOYAMA FOOD SALON、AOYAMA GIFT SALON、BRIEFING OFFICIAL SITE、Blancなど |
---|---|
年間利用ボーナスあり | |
利用額によるポイントアップあり | |
金属製カード | |
貯まるポイント | リワードポイント |
ポイント有効期限 | 3年(貯まったポイントを一度でも利用すると無期限) |
ポイントの付与単位 | 100円で1ポイント |
ポイント価値 | 1ポイント=1円相当 |
国内旅行保険 | 利用付帯 |
海外旅行保険 | 自動付帯付き利用付帯 |
海外ショッピング保険 | |
国内ショッピング保険 | |
ETCカード発行可能 | |
家族カード発行可能 | |
カード会社の空港ラウンジ利用可能 | |
空港サービス | 手荷物宅配無料、クローク無料、チャーター無料 |
同伴者無料で利用可能な空港ラウンジ | プライオリティ・パスラウンジ、カード会社のラウンジ |
プライオリティ・パスの同伴者料金 | 1人無料、2人以上の場合1人につき35米ドル |
Apple Pay/Google Pay対応 | Apple Pay |
タッチ決済対応 | |
入会資格 | 不明 |
国際ブランド | AMEX |
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