テントやタープを地面に固定するペグのなかで、強さと軽さを兼ね備えたチタンペグ。強度のある鍛造ペグやステンレスのペグなどと比べて何が違うか、気になりますよね。さまざまな長さのものや、日本製のものなど種類が多く、どれを選ぶべきか迷ってしまう人もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、チタンペグのおすすめ人気ランキングと、その選び方をご紹介します。打ち方や抜き方についても解説していますのでぜひ参考にしてくださいね。持ち運びやすく丈夫なチタンペグを選んで、テントやタープ設営を快適にしましょう。
日本山岳ガイド協会認定登山ガイドステージⅡ。「今一番良い山で、一番楽しい山の遊びをしよう!」をモットーに、国内外、季節を問わず山の旅を案内する。プライベートでも、登山、トレッキング、自然観察、クライミング、スノーハイク、バックカントリースキーなど、その時々に合った自然の中でのアクティビティを楽しむ。また、以前写真関係の仕事に就いていた経験を活かし、山での写真撮影や雑誌などにルポタージュの執筆も行う。
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監修者は「選び方」についてのみ監修をおこなっており、掲載している商品・サービスは監修者が選定したものではありません。
チタンペグは強度と軽さをあわせ持っているのが魅力です。また、錆による劣化がほとんどないのも美点。軽さ・強度・錆びにくさに注目し、鍛造ペグやそのほかの材質と比べた魅力をチェックしてみましょう。
チタンペグの重さは、一般的な鍛造ペグやステンレスのペグのおよそ半分~3分の1のものが多いです。大きいテントだと20本以上のペグを使うこともあるので、鍛造ペグと比べると総重量に大きな差がでます。
チタンよりも軽いものだとアルミ製のペグがありますが、アルミはやわらかく曲がりやすいという特徴があります。硬い地面などにも対応できるものを選ぶならチタンペグがベターです。
実際にテントに付属されているペグをチタンペグに取りかえた際、軽さと使いやすさに驚きました。
1本1本の重さの違いはわずかに感じても、まとまった本数では1kg以上の差がでることもあります。荷物を軽くするためにもチタンペグを検討するのがおすすめです。
チタンペグは、硬い地面に強く打ち込んでも曲がりにくいという特徴があります。強度を向上させた鍛造ペグと比べても、引けをとらない地面への貫通力と曲がりにくさが魅力といえるでしょう。
チタンペグは鍛造のペグと比べて細身のものが多いですが、細くても折れたり変形したりする心配はほとんどありません。細身だと石がゴロゴロと入っているような地面でも、石と石の間に刺さりやすくなります。ペグハンマーなどで力いっぱい打ち込むことができるでしょう。
チタンの強度は鉄の2倍、アルミの3倍といわれるほどの硬いのが特徴。テントを購入したときに付属しているアルミやスチールのペグは力強く打ち込むと曲がりやすいですが、チタンペグであれば曲がるリスクは低いでしょう。
チタンは、スチールやアルミに比べて錆びにくい材質なので、楽にメンテナンスできる点が大きな魅力です。錆びにくい加工が施されている鍛造やステンレスのペグであっても、水洗いをしたあと油を塗るなどのメンテナンスをしないと、錆びてしまうことがあります。しかしチタンは水分に強いため、水洗いをしても軽く拭き取るだけで十分といえるでしょう。
また、販売されているチタンペグのほとんどは表面がつるつるで、土や泥がつきにくく拭き取りやすい設計になっています。楽にメンテナンスできれば、きれいに保ったまま長く使えますね。
ただし、チタンペグであっても取り扱いによっては錆びてしまうことがあります。長く使用するためにも、使用後は水洗いをしてしっかり乾かしましょう。
チタンペグを選ぶ際に必ずチェックしておきたい「3つのポイント」をご紹介します。
ペグの長さは、用途によって使い分けるのがおすすめです。チタンペグの長さに注目して、使用シーンにぴったりのものを選びましょう。
キャンプ用や山岳用テントに使うなら20cm程度の長さがよいでしょう。1~2人用のテントで、硬い地面や締まった土の場所で使用するのであれば、十分な固定力があるといえます。長ければ長いほど重量が大きくなっていくので、軽さを重視したいなら扱いやすい20cm程度のチタンペグがぴったりでしょう。
ただし、タープ・大型テントなどに使用するなら、風の影響を受けやすくなるので20cmより長いものがベター。1~2人用のテントであっても、強風のときには長いものを選ぶのがおすすめです。
地面が特別硬くなく、無風のときは20cmのペグでよいでしょう。
大型テント・タープに使うなら30cm程度のものを選択しましょう。砂地や砂利が多い地面でもテントの設営が可能です。設置する地面の状況がわからない場合や、柔らかい地面でも抜けにくいものを選びたいなら、オールマイティな30cmのチタンペグを選ぶのがおすすめです。
30cmのものでも、キャンプ用・山岳用テントで使うことができますが、20cmと比べると総重量が重くなってしまいます。そのため、砂地や砂利のような柔らかい地面で使うことがないのであれば、より軽い20cmを選んだほうがよいでしょう。
一方、柔らかい地面に対応できる30cmでも、長さが足りずに抜けるリスクも考えられるので、雨あがりのようなぬかるんだ地面には、より固定力が強い40cm以上のものが向いていますよ。
ぬかるんだ地面にテントを設置したり大きなタープを設置したりするなら、固定力のある40cm程度のペグがおすすめ。風が強い場合にも、40cm程度のものであれば抜けにくいでしょう。
ただし固い地面にテント・タープを設置する場合は、ペグが地面に刺さりにくいため、打ち込みに時間がかかってしまいます。ぬかるんだ地面に設置しない場合や強風の心配がないのであれば、短いものを選ぶとよいでしょう。
ただし、すべてをペグを40cmに揃えるとチタンでも重さを感じる可能性があります。長めのペグは必要に応じて選択しましょう。
試しに買ってみたい人は4本、今持っているペグを一新したい人やすべてチタンペグで揃えたい人は16本セットを買うのがよいでしょう。チタンペグは1本ずつではなく、4〜16本がセットで売られていることが多いです。セットで買えば、チタンペグの固定力や軽さをより実感しやすくなるでしょう。
使っているテントによって必要なペグの本数は異なりますが、多くのテントは8本以上のペグが必要です。テントとタープを設置するなら16本以上のペグが必要になるので、本数が多いものを買うのがおすすめ。ただし、チタンペグは鍛造ペグより高価なものが多いので、予算を決めてから検討しましょう。
品質にこだわりたい人は日本製のチタンペグをチェックしてみましょう。チタン製のものは加工が難しいため、金属の製品のなかでも高価なものが多いです。一方で、ほかのチタンペグよりあまりにも安価な商品を購入した場合、品質が劣る可能性があります。
ケガやテント・タープの破損につながるリスクがあるので、品質にこだわる人は高価でも日本製を選ぶのがおすすめです。安価なものを選ぶなら、溶接部分が壊れたり、面取りと呼ばれる表面をなめらかにする加工が不十分であったりという口コミが多くないか確認しましょう。日本製を選ぶ場合でも、事前に口コミを確認してから選んでみてくださいね。
商品 | 画像 | 最安価格 | ポイント | 詳細情報 | ||||||
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種類 | 形状 | 長さ | 打撃面幅 | 打ち込み部分の幅 | 本数 | |||||
1 | Y.H.S SOOMLOOM|チタン合金製ペグ | ![]() | 錆びにくく強度があるチタン素材。硬い地面にも対応 | 不明 | 不明 | 25cm | 直径7.5mm | 直径7.5mm | 6本 | |
2 | AVOFOREST チタン製ペグ | ![]() | 硬い地面でもガンガン打ち込める強度 | ピンペグ | 不明 | 25cm | 7mm | 7mm | 6本 | |
2 | AVOFOREST ペグ | ![]() | 硬い地面にも打ち込みやすいタフ・軽量なチタン製ペグ | ピンペグ | 楕円形 | 300mm | 8mm | 8mm | 6本 | |
4 | Boundless Voyage チタンペグ | ![]() | どんな地面でもしっかり固定。叩きやすい円形ヘッドが特徴 | ピンペグ | 楕円形 | 20cm | 7mm | 7mm | 4本 | |
5 | Legare TITAN MANIA|ペグ | ![]() | 水に強くお手入れ簡単。柔らかい地面でも抜けにくいV字型 | V字ペグ | 四角形 | 16cm | 15mm | 15mm | 6本 | |
6 | Legare TITAN MANIA|チタンペグ | ![]() | 錆びにくいチタン製。キャンプ時の荷物の軽量化に | ピンペグ | 不明 | 約20cm | 35mm | 約5mm(直径) | 12本 | |
7 | Boundless Voyage チタンペグ | ![]() | 夜間でも視認性ばっちり。軽量・高強度のチタン製ペグ | 鍛造ペグ | 円形 | 20cm | 7mm | 7mm | 8本 | |
8 | Boundless Voyage V型ペグ | ![]() | どんな地面でもしっかり刺して抜けにくいV字型ペグ | V字ペグ | V字型 | 16.5cm | 14mm | 14mm | 8本 | |
9 | SOOMLOOM チタン合金製ペグ | ![]() | チタン製で長持ち。反射材入りロープで視認性もばっちり | 不明 | 円形 | 20cm | 11mm | 7mm | 8本 | |
10 | パール金属 CAPTAIN STAG|チタン V型ペグ18cm|M-9721 | ![]() | ツーリングキャンプにもおすすめの軽量仕様 | V字ペグ | V型 | 18cm | 不明 | 不明 | 1本 |
堅牢・耐食性に優れたチタン合金製ペグです。地面に打ち込みやすく回転しずらいV形状の採用により、テント・タープ倒壊の恐れを軽減します。コンパクトな160mmサイズと11gの軽量仕様で、荷物全体の軽量化におすすめです。
種類 | V字ペグ |
---|---|
形状 | V形状 |
長さ | 16cm |
打撃面幅 | 12mm |
打ち込み部分の幅 | 不明 |
本数 | 4本 |
テントやタープをしっかりと固定するチタンペグの打ち方と、無理なく抜ける抜き方を解説しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
打ち込むときは、ペグとロープが垂直になる角度でテントとは逆方向に打ち込みましょう。チタンペグを地面に対して垂直に打った場合、固定力が落ち抜けやすくなることがあります。また、テントの方向に打ってしまうと、強風が吹いたときにペグが抜け飛んでいくことがあるので注意しましょう。
ペグの頭が、およそ2~4cm出るようになるまで打ち込めば抜けにくいでしょう。あまり打ち込まないと、抜けやすかったりペグにつまづいてしまったりします。
条件がよくないときは斜めに打ち込むとより抜けにくくなります。垂直・斜めともに深く打ち込みすぎると抜けなくなるため注意しましょう。
ペグを抜くとき、ペグに対して垂直方向に引っ張ったり円を描くように回したりし、地面に隙間を作ると抜けやすくなります。隙間を作るには、ペグをねじったり揺らしたりしましょう。難しい場合は、ペグのフック部分に別のペグを横向きに引っかけて回すと、隙間ができやすくなりますよ。
ペグを抜くためにテントロープを引っ張ると、切れてしまうこともあるので避けましょう。チタンペグにあらかじめ短いロープがついているものだと、ペグのみを引っ張ることができて便利です。打った場所がわかりやすくなり、目印にもなりますね。
チタンペグを打つときに必要なペグハンマー。打つときだけでなく、ペグを抜くときにも使えます。扱いやすいペグハンマーを使うことで、チタンペグもより快適に使うことができるでしょう。以下の記事で紹介していますので、ぜひ参考にして選んでみてくださいね。
荷物の軽量化を考えるなら、テントやタープも軽いものを選びましょう。テントやタープによって使うペグの本数も変わってくるため、あわせて検討しながら選んでみてくださいね。以下の記事では、軽量のテント・タープの選び方とおすすめ商品を紹介しています。ぜひ参考にしてくださいね。
1位: Y.H.S|SOOMLOOM|チタン合金製ペグ
2位: AVOFOREST|チタン製ペグ
2位: AVOFOREST|ペグ
4位: Boundless Voyage|チタンペグ
5位: Legare|TITAN MANIA|ペグ
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