強度やさびにくさをアピールしているアウトドアペグ、YOGOTO ペグ 30cm。「地面の中でしっかり固定される」と評判ですが、本当に口コミどおりなのかと気になって購入に踏み切れない人も多いのではないでしょうか?
今回はその実力を確かめるため、以下の4つの観点で検証した結果をふまえたレビューをご紹介します。
さらに、各メーカーの新商品や売れ筋上位など人気のアウトドアペグとも比較。検証したからこそわかった、本当のメリット・デメリットを詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較も行いましたので、アウトドアペグ選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。
キャンプ歴は10年以上でキャンプインストラクターの資格を保有。焚き火を囲んで料理を楽しむキャンプはもちろん、蛇や虫を食べるサバイバル寄りのキャンプ・秘境探検などの幅広いアウトドア活動を行なっている。自身の経験や知識を活かし、現在はマイベストにて誰もが知ってるメジャーブランドから、通好みなマイナーブランドにいたるまで、幅広い商品を徹底的に比較・検証している。「初心者から上級者まで幅広く楽しめるギア選び」をモットーに、ユーザー目線に立ったコンテンツ制作を心掛けている。
すべての検証は
マイベストが行っています
目次
1,838円
おすすめスコア
打ち込みやすさ
頑丈さ
機能性
洗いやすさ
種類 | 鍛造ペグ |
---|---|
形状 | 円形 |
素材 | スチール |
打撃面幅 | 15mm |
1本あたり重量 | 約185g |
良い
気になる
YOGOTO ペグ 30cmは、石混じりの硬い地面に使えるペグをお探しの人におすすめです。強度試験では、約227kgの負荷まで耐えました。比較した同じ30cmの長さの商品には約66kgで曲がるものもあったなか、強度は十分。コンクリートブロック塀は24回打ち込まないと貫通しなかったとはいえ、鍛造性なので石が混ざっていても固定できるでしょう。
撤収を楽にする工夫も随所に見られました。フックとハンマーフック用の穴があるため、軽い力で引き抜けます。反射材入りのロープもあり、夜間でも視認性が高く紛失・転倒といったリスクも減らせますよ。実際に使用後のペグを洗ったモニターからは、「水で流すだけで汚れが落ちる」「洗う際の恐怖心はない」と好印象。効率よく撤収作業ができるつくりです。
一方で、打ち込みやすいとはいえず。大きめの打撃面で狙いは定めやすいものの、「打面がラウンド形状のため滑りやすい」「手にハンマーが当たらないか不安感がある」とモニターからは不満の声が聞かれています。比較したところ、平らで四角い形状の商品は打ち込み安い傾向がありました。対してこちらは丸みがあり、安定感に欠けるのが惜しいところです。
「地面の中でしっかり固定される」との口コミや、謳い文句どおりの高い強度を誇る一品。キャンプサイトの地面の状態がわからない場合にも手に取りやすいですよ。設営をもっと楽にしたい人は、より打ち込みやすかった商品もチェックしてみてくださいね。
Newell Brands
頑丈で打ち込みやすい。迷っている人はコレを買えば間違いなし
今回ご紹介するのは、比較的リーズナブルなキャンプ用品を幅広く展開するアウトドアブランド、YOGOTOの鍛造ペグ。レーザー溶接で全体を隙間なく一体化し、表面には防サビ性が期待できるスプレー静電粉体塗装が施されています。
ハンマーフック用の穴には、夜間でも視認性が高い反射材入りの固定ロープが付属。夜の撤収作業や転倒防止に便利です。ロープの張り具合を調節できるアルミ製の自在金具が8個と、ファスナーつきの収納バッグが付属します。まとめて持ち運べるのはうれしいですね。
長さは検証で使用した30cmと、20cm・22cm・25cmの全4種類。長いほど深く刺さるので、シーンによって選びましょう。
大きめのテントやタープを固定するなら30cm、通常サイズのテントであれば20~30cm、ソロキャンプ用であれば15~20cmが目安です。長いほど重さが増すため、持ち運ぶ時間も踏まえて選んでくださいね。
テントに付属しているペグは、抜けやすく強度が低い傾向があります。整地されたキャンプサイトなら支障なく使用できますが、石混ざりの硬い地面だと貫通せずに曲がることも。テントやタープをしっかり固定するために、地面の状態に合わせた適切なペグを使うことが大切です。
今使用しているものがキャンプスタイルに合わないと感じているなら、買い替えるという選択もあるでしょう。
今回は、YOGOTO ペグ 30cmを含むアウトドアペグ全26商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
まずは、打ち込みやすさの検証です。
キャンプ経験者5人がモニターとなり、金属製・ゴム製と素材の異なる2種類のハンマーで各商品を実際に打ち込み、狙いやすさ・ブレずに打ち込めるかをチェックしました。
打撃面が直径15mmと広く狙いやすいものの、丸みを帯びた円系でハンマーが滑りやすいのが気になりました。モニターからは、「打面がラウンド形状のため滑りやすい」「手にハンマーが当たらないか不安感がある」と指摘されています。
比較したところ、打撃面が平らで四角い形状のものは打ち込む際に安定する傾向がありました。対してこちらはモニター5名全員が打ち込みにくいと答えています。慣れていない人だと扱いにくいでしょう。
<打ち込みやすさについてのモニターコメント>
※コメントは一部抜粋
ペグが回る懸念は少なめです。モニター5人中3人が「特に回ったりブレたりはしない」と回答しました。ただし、比較した商品にはまったく回らないものもあったなか、「安定感がなく、2回に1回くらい回ってしまう感じ」と答えた人も。安定感があるとまではいえません。
なお、長さは30cmで重さは約185gです。ペグは長いほど重い傾向があり、長いほど地面に深く刺さります。本商品は大型テントやタープの固定もできる設計です。
<ペグが回らないかについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
次は、頑丈さの検証です。
横方向は素材の強度を測る3点曲げ試験を行い、ストローク(ひずみ)が10mmに達したときの負荷を計測。縦方向の強度は、コンクリートブロック塀にペグを打ち込み、貫通するまでに打ち込んだ回数で確認しました。
最後に、機能性・洗いやすさを検証しました。
設営や撤収作業を楽にするような工夫の有無から機能性を確認。洗いやすさについては、汚れ落ちはもちろん、安全性への配慮があるかもチェックしました。
ペグを楽に抜くための穴・フックがあり、作業効率アップに期待できます。反射材入りのロープも備えていて、暗くなってもペグを見つけやすいですよ。
「先端が極端にとがっていないので恐怖心はない」との意見もあがっています。比較した一部商品のように尖った先端で指を切る心配は少なく、スムーズに作業できるでしょう。
<土汚れの落ちやすさについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
種類 | 鍛造ペグ |
---|---|
形状 | 円形 |
素材 | スチール |
打撃面幅 | 15mm |
1本あたり重量 | 約185g |
良い
気になる
長さ | 30cm |
---|---|
打ち込み部分の幅 | 10mm |
本数 | 10本 |
収納袋付き | |
ハンマーフック用の穴付き | |
固定ロープ付き | |
フック付き |
※ランキングは、購入時に取得できるポイントを考慮した実質価格で作成しています。
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YOGOTO ペグ 30cmは、Amazon・楽天市場・YahooショッピングなどECサイトで購入が可能です。
本商品は、単品ではなく4本以上のセットで販売されています。20cm又は25cmと30cmがセットになったタイプ、ペグハンマーつきの商品も販売中です。取扱店舗によって少し値段が異なるため、ご購入の際はリサーチしてみてください。
最後に、スムーズに打ち込めるとモニターに好評だった商品をご紹介します。
どれにするか迷ったら、Coleman スチールソリッドペグ30cmがおすすめです。広く平らな打撃面は芯をとらえて打ち込め、ブレずにまっすぐ突き刺せました。強度試験では約200kgの負荷まで耐え、コンクリートブロック塀も少ない打ち込み回数で貫通しています。1本単位で購入できるのも魅力です。
洗いやすさにもこだわりたい人は、スノーピーク ソリッドステーク30をチェック。平らな形状の打撃面でハンマーが滑ることなく打ち込め、コンクリートブロック塀も少ない打ち込み回数で貫通しました。水で洗い流すだけで簡単に土汚れを落とせるため、さっと片づけられるでしょう。
種類 | 鍛造ペグ |
---|---|
形状 | 楕円形 |
素材 | スチール |
打撃面幅 | 25mm |
1本あたり重量 | 約190g |
良い
気になる
長さ | 30cm |
---|---|
打ち込み部分の幅 | 9mm |
本数 | 1本 |
収納袋付き | |
ハンマーフック用の穴付き | |
固定ロープ付き | |
フック付き |
コールマン スチールソリッドペグ30cmをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
種類 | 鍛造ペグ |
---|---|
形状 | 円形 |
素材 | スチール(S55C、黒電着塗装) |
打撃面幅 | 15mm |
1本あたり重量 | 約180g |
良い
気になる
長さ | 30cm |
---|---|
打ち込み部分の幅 | 8mm |
本数 | 1本 |
収納袋付き | |
ハンマーフック用の穴付き | |
固定ロープ付き | |
フック付き |
スノーピーク ソリッドステーク30 R-103をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
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