100円ショップ、ダイソーで販売されている鉄製ペグ。ネット上には口コミが少なく、「打ち込みやすいのか」「すぐに曲がってしまわないか」など実際の評判が気になって、購入を迷っている人も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、ダイソー 鉄製ペグを含むアウトドアペグ20商品を実際に使用して、打ち込みやすさ・頑丈さ・機能性・洗いやすさを比較してレビューします。購入を検討中の人はぜひ参考にしてみてくださいね!
キャンプ歴は10年以上でキャンプインストラクターの資格を保有。焚き火を囲んで料理を楽しむキャンプはもちろん、蛇や虫を食べるサバイバル寄りのキャンプ・秘境探検などの幅広いアウトドア活動を行なっている。自身の経験や知識を活かし、現在はマイベストにて誰もが知ってるメジャーブランドから、通好みなマイナーブランドにいたるまで、幅広い商品を徹底的に比較・検証している。「初心者から上級者まで幅広く楽しめるギア選び」をモットーに、ユーザー目線に立ったコンテンツ制作を心掛けている。
すべての検証は
マイベストが行っています
目次
良い
気になる
ダイソー 鉄製ペグは、手頃な価格でそれなりに丈夫なアウトドアペグがほしい人におすすめです。強度試験では約187kgの負荷まで耐えきり、まずまずの強度を発揮。検証では、比較的丈夫とされるスチール製の鍛造ペグでさえ100kg以下の負荷で曲がってしまう場面もあったので、そこそこ頑丈といえます。やや時間はかかったものの、コンクリートブロック塀も打ち抜けました。4本買っても1,000円以下と、本数をそろえやすいのも魅力です。
打撃面が15mmと広いので、ブレずにまっすぐ打ち込めました。打ち込む際にペグが回ってしまうこともほとんどなく、しっかりと固定できます。しかし打撃面にやや丸みがあるため、ハンマーが若干滑りやすい点は気になりました。
テントの安定性を高めるフックがあるほか、暗闇で光る蓄光タイプのマーカーもついているので、暗くなってからも作業しやすいでしょう。安価ながらも機能性は十分です。表面がツルツルしていて水だけでもサッと汚れが落ちるうえ、先端に丸みがあるので安全面にも配慮されています。
打ち込みやすさは惜しい面もありましたが、価格のわりには丈夫で機能性にも優れています。打撃面が平らなペグならハンマーが滑りにくいので、ぜひほかの商品も検討してみてくださいね。
実際にダイソー 鉄製ペグと比較検証を行った商品の中で、各検証項目でNo.1を獲得したものをピックアップしました。
ダイソー 鉄製ペグよりも高い評価を獲得した商品も!ぜひこちらも検討してみてくださいね。
Newell Brands
頑丈で打ち込みやすい。迷っている人はコレを買えば間違いなし
ダイソーは、国内に4,000店舗以上を展開する大手100円ショップ。日用品はもちろん、キャンプなどのアウトドアで使える便利なアイテムも幅広く取り扱っています。
今回ご紹介するのは、テントやタープの固定に最適な鉄製ペグ。暗闇でも作業しやすいよう、蓄光のペグマーカーがついているのが特徴です。サイズは15cm・20cm・30cm・40cmの4種類から選べます。
テントを買うとペグが付属してきますが、その大半が簡素なつくりで強度の低いもの。実際に使ってみると、曲がったり抜けたりして使いにくい場合があります。
特に石が混ざった硬い地面でテントを張るなら、強度のある鋼やスチール製のペグがマスト。シーンに合ったペグを使うことで、より快適かつ安全にキャンプを楽しめますよ。
今回はダイソー 鉄製ペグを含む20商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
まずは、打ち込みやすさを検証します。
mybestのキャンプ経験者を集め、金属製・ゴム製のハンマーの両方を使って実際に打ち込みました。狙いやすく、ブレずに打ち込めるかどうかチェックします。
打ち込みやすさはまずまずの評価に。mybestコンテンツ制作チームのメンバー5人のうち3人が「満足」もしくは「やや満足」と回答しました。
打撃面の直径が15mmと大きく、狙いを定めてまっすぐ打ち込める点が魅力。しかし、表面が平らでなくややカーブしているため、若干ハンマーが滑りやすい印象です。mybestコンテンツ制作チームのメンバーからは、「3回に1回くらい滑るような感覚があった」というコメントがあがりました。
今回の検証では、打撃面に丸みのあるペグはハンマーが滑りやすい傾向がありました。打ち込みやすさを重視するなら、打撃面が平らなものを選ぶとよいでしょう。
打撃面は大きめで打ち込みやすい
コメントは一部抜粋
打ち込む際にペグが回転することもほとんどなく、しっかりと固定できました。ペグの回りにくさについては、mybestコンテンツ制作チームのメンバー5人のうち3人が、「満足」もしくは「やや満足」と回答しています。
ダイソー 鉄製ペグは15cm・20cm・30cm・40cmの4種類あり、用途に合わせて長さを選べますよ。今回検証に使用したのは30cmタイプです。
通常サイズのテントはもちろん、大型テントやタープのサブロープを張るときにも使いやすい大きさ。重さは183gと、今回比較した鉄製・スチール製のペグのなかでも特別重いということはなく、標準的です。
特徴的ではないものの、回ることなくしっかり固定された
コメントは一部抜粋
続いて、頑丈さを検証します。
素材の強度を測る3点曲げ試験を実施し、ストローク(ひずみ)が10mmに達したときの負荷を計測。また、コンクリートブロック塀にペグを打ち込み、貫通するまでの打ち込み回数をカウントしました。
強度試験では約187kgの負荷まで耐えきり、頑丈さはまずまずの結果に。文句なしの強度といえる200kgには及びませんでしたが、今回検証した商品のなかでは比較的頑丈です。ある程度硬い地面でも曲がる可能性は低いでしょう。
しかし、コンクリートブロック塀は問題なく貫通したものの、打ち込み回数が22回とやや多め。ほかの商品は10〜15回で貫通できたものもあったので、多少時間がかかる印象です。とはいえ、これだけ打ち付けても曲がることはなかったのは好印象。スピード重視でなければ問題なく使えるでしょう。
最後に、機能性と洗いやすさを検証します。
機能性では、設営や片付けがしやすくなる工夫があるかどうかをチェック。洗いやすさについては、先端が鋭利すぎず土汚れがサッと落ちるものを高評価としました。
機能性は高評価を獲得しました。便利な機能は以下のとおりです。
光を吸収して発光する蓄光タイプのマーカーがついており、夜でも位置がわかりやすく、暗闇でつまづいてしまうのを防ぎます。ペグを地中にしっかり固定するためのフックもあり、テントやタープを安定して張れるのがポイントです。
洗いやすさも優秀で、mybestコンテンツ制作チームのメンバー5人全員が「満足」「とても満足」と回答しています。
表面がツルツルしているため、水で流すだけで簡単に土汚れを落とせたのが高評価のポイント。先端が丸みを帯びているので、洗っているときに手を傷付けてしまうリスクも少ないでしょう。
水洗いだけですぐに土汚れは落とせた
コメントは一部抜粋
種類 | 鍛造ペグ |
---|---|
形状 | 円形 |
素材 | 鉄 |
打撃面幅 | 15mm |
1本あたり重量 | 約183g |
良い
気になる
長さ | 30cm |
---|---|
打ち込み部分の幅 | 10mm |
本数 | 1本 |
収納袋付き | |
ハンマーフック用の穴付き | |
固定ロープ付き | |
フック付き |
ダイソー 鉄製ペグは、ダイソーの店舗で購入できます。執筆時点での販売価格は以下のとおりです。
<税込価格>
ダイソーの公式ネットストアでも販売しており、合計金額1,100円以上から注文可能です。販売価格は実店舗と同じですが、配送先の地域や注文金額によって別途送料がかかるので注意してください。セット単位で購入したい場合は、まとめ買い専用の公式オンラインショップを利用しましょう。
最後に、ハンマーが滑りにくくより打ち込みやすいアウトドアペグをご紹介します。
Colemanのスチールソリッドペグ30cmは、打撃面が広く平らで打ち込みやすいのが魅力。ハンマーが滑ったりペグが回ったりすることもなく、芯をとらえてまっすぐ突き刺せました。強度試験では約200kgの負荷まで耐えきり、硬い地面でも使える頑丈さを備えています。
スノーピークのソリッドステーク30も、平らな打撃面のおかげで安定して打ち込めました。コンクリートブロック塀も少ない打ち込み回数で貫通し、強度も十分。先端がやや丸みを帯びているため、安全性も考慮されています。キャンプ初心者でも扱いやすいのが魅力です。
種類 | 鍛造ペグ |
---|---|
形状 | 楕円形 |
素材 | スチール |
打撃面幅 | 25mm |
1本あたり重量 | 約190g |
良い
気になる
長さ | 30cm |
---|---|
打ち込み部分の幅 | 9mm |
本数 | 1本 |
収納袋付き | |
ハンマーフック用の穴付き | |
固定ロープ付き | |
フック付き |
コールマン スチールソリッドペグ30cmをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
種類 | 鍛造ペグ |
---|---|
形状 | 円形 |
素材 | スチール(S55C、黒電着塗装) |
打撃面幅 | 15mm |
1本あたり重量 | 約180g |
良い
気になる
長さ | 30cm |
---|---|
打ち込み部分の幅 | 8mm |
本数 | 1本 |
収納袋付き | |
ハンマーフック用の穴付き | |
固定ロープ付き | |
フック付き |
スノーピーク ソリッドステーク30 R-103をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
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