ニコンZマウント系レンズのおすすめ人気ランキング【ミラーレス一眼｜2025年】

広角・超広角レンズは、広範囲の景色を1枚の写真に収めたい人にうってつけです。焦点距離が35mm以下のモデルが該当し、なかでも24mm未満のモデルは超広角レンズと呼びます。視界より広い範囲を収められ、ダイナミックな写真を撮れるのがメリット。広大な自然・街並み・星空などの撮影に適しています。

迫力のある写真を撮りたい人も要チェックです。広角・超広角レンズは遠近感を表現しやすいため、写真に奥行きや広がりを出せます。手前側の被写体ほど大きく写るレンズの性質を活かして構図を決めると、インパクトのある写真に仕上がるでしょう。

大きな建物の外観や室内を全体的に撮りたいときは、画角がより広い超広角レンズをチョイス。ニコンの「Z 14-30mm f/4 S」は1本で超広角〜広角までカバーできます。撮りたい被写体が具体的に決まっていない場合は、焦点距離の範囲が広いレンズがベターです。臨機応変に対応でき、いろいろなシーンで活躍します。

焦点距離が36〜70mmの標準レンズは、見たままの景色に近いイメージで撮りたいときに活躍します。人間の視界に近い画角で撮れるため、仕上がりを想像しやすい点が魅力。撮影に慣れていない初心者にもおすすめのレンズです。テーブルフォトやスナップ写真を気軽に撮影したい人にも向いています。

キットレンズよりボケ感を楽しめるモデルがほしい人は、ニコンの「NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S」に注目。焦点距離はミラーレスのZ6・Z7などのキットレンズと同じですが、開放F値が小さめです。開放F値が小さいと取り込める光量が増加するため、なめらかで大きなボケ感を出したい人にも適しています。

焦点距離が70〜135mmの中望遠レンズは、ポートレート撮影をしたい人に向いています。ほどよい距離感を保てるため、被写体に圧迫感を与えずに撮影が可能。背景の情報を整理しやすい画角で、主題が伝わる写真に仕上がります。背景にボケ感が出やすく、被写体を強調できる点も魅力です。

立体感やボケ味などの表現にこだわりたい人は、ニコンの「Z 85mm f/1.8 S」がぴったり。開放F値が1.8の大口径中望遠レンズで、描写力に優れています。柔らかく丸みのある玉ボケとシャープなピントのコントラストにより、自然な立体感を表現。ポートレートに強いレンズですが、スナップ撮影にも使えます。

焦点距離が135mm以上と長い望遠・超望遠レンズは、遠くの被写体を大きく写したいときにマッチ。電車・スポーツの試合など、被写体に近づけない状況で活躍します。焦点距離が400mm以上の超望遠レンズは、野鳥や飛行機の撮影にうってつけです。肉眼では確認しにくい距離にいる被写体も捉えやすくなります。

望遠レンズで手持ち撮影を楽しみたい人は、手ブレ補正機能を搭載したモデルを選択しましょう。望遠カメラは焦点距離が長いため手ブレの影響が大きく出ます。手ブレ補正機能を活用すれば、画像のブレを抑制可能です。ニコンの場合、手ブレ機能搭載モデルはレンズ名にVRがついているので参考にしてください。

画質を重視する人は、単焦点レンズを選びましょう。1つの焦点距離をつきつめた設計で、光学性能や描写に優れたモデルが豊富です。レンズに取り込める光量を表す、F値が小さいレンズも多数。光量を多く取り込めるため、夜景などの暗所をきれいに撮影できます。大きなボケ味のある作品を撮りたい人にもぴったりです。

レンズの軽さを重視する人も要チェック。200g以下のレンズもあり、散歩をしながらスナップ撮影したいときなどにも便利です。旅行などの長時間持ち歩くシーンで負担を減らしたいときに重宝します。

画角調整がしやすいレンズがほしいなら、ズームレンズがぴったりです。レンズが対応している焦点距離の範囲内であれば、自由に画角を調整できます。望遠域に対応しているモデルであれば、撮影場所から遠く離れていても臨機応変に調整が可能。子どもの運動会や発表会などで活躍します。

ズームレンズはベストショットを逃したくない人にもぴったり。単焦点のように足を使って画角調整をする必要がないため、被写体に合わせて素早く対応できます。1本でカバーできる焦点距離の範囲が広いので、レンズ交換をする手間が省ける点も魅力。被写体との距離感をまだ掴めていないカメラ初心者にもおすすめです。

広角〜望遠など幅広い焦点距離をレンズ1本でカバーしたいなら、高倍率ズームレンズに着目しましょう。一般的なズームレンズより広範囲の焦点距離に対応しています。旅行先や散歩中のスナップ撮影から、ポートレート・スポーツ撮影まで様々なシーンで使えるレンズがほしい人にうってつけです。

ズーム倍率が大きなモデルが気になる人は、ニコン「Z 24-200mm f/4-6.3 VR」に注目しましょう。ズーム倍率が約8倍で、広角〜望遠域まで対応。ズーム倍率は、望遠側の焦点距離÷広角側の焦点距離で算出できます。光学性能に優れ、ズーム全域で高画質な写真が撮れるので、描写にこだわりたい人も要チェックです。

花・水滴・虫などを接写したい人は、マクロレンズを選びましょう。被写体にグッと寄れるため、小さな被写体も大きく鮮明に写せるところが魅力です。2023年9月現在、ニコンのZマウントマクロレンズは2種類。どちらもイメージセンサー上に写る像と、被写体の大きさの倍率が等倍なので被写体を大きく写せます。

花びらの模様などディテールまでしっかり写真に収めたい人は、レンズの最短撮影距離に注目しましょう。最短撮影距離とはピントの合う最も短い撮影距離のこと。数値が小さなモデルほど被写体に寄れます。純正レンズの「Z MC 50mm f/2.8」は最短撮影距離が0.16mと短いので、被写体にグッと寄って撮影可能です。

持ち運びやすいレンズを求める人には、TAMRONのレンズがおすすめ。コンパクト設計のカメラ用レンズを多く販売している国内メーカーです。2023年9月時点でのZマウントレンズの現行モデルは、ズームレンズが2種類。「70-300mm F/4.5-6.3 Di III RXD」が63,800円、「35-150mm F/2-2.8 Di III VXD」が199,800円です。

扱いやすい望遠レンズがほしいなら、「70-300mm F/4.5-6.3 Di III RXD」をチョイス。全長150cm程度・重さ545〜580gと、望遠ズームレンズのなかでは軽めです。RXDという高速AFも搭載しており、電車やスポーツ試合など動きの速い被写体の撮影にも適しています。

写真の画質を重視する人は、SIGMAをチェックしましょう。デジタルカメラや交換レンズを販売する国内メーカーで、純正品に劣らない高性能なレンズを幅広く展開しています。2023年9月現在、Zマウントレンズは16mm・30mm・56mmの単焦点を販売中。価格帯は55,000〜69,300円です。

標準域の焦点距離のレンズを狙うなら、「30mm F1.4 DC DN | Contemporary」に注目。35mm判換算すると、焦点距離は45mm相当です。スナップ・ポートレート・風景撮影など様々なシーンで活躍します。SIGMAのZマウントレンズは、F値が1.4と小さく明るいレンズなので、大きなボケ感を楽しみたい人にぴったりです。

コスパのよいレンズがほしいなら、ケンコー・トキナーがおすすめです。2011年に株式会社ケンコーと合併し、トキナーからケンコー・トキナーに変わりました。2023年9月現在、Zマウントレンズの現行モデルは約50,000円で購入できます。軽くて安価なのが魅力です。

表現の幅を広げたい人は、「SZ 500mm F8 Reflex MF」に着目しましょう。超望遠レンズとして、野鳥や飛行機の撮影はもちろん、最短撮影距離1.7m・最大撮影倍率1:2.86倍のマクロレンズとしても楽しめます。リングボケと呼ばれる、輪っかのような形のボケを生かした個性的で目を引く写真を撮りたい人も狙い目です。

性能が高いレンズを求める人は、COSINAに注目しましょう。オーストリア発のフォクトレンダーという光学メーカーのレンズなどを販売しています。手作業で組み立てられた高品質なレンズが魅力。2023年9月現在、Zマウントレンズは15～65mmの9種類の単焦点を展開しています。価格帯は83,000〜240,000円です。

高解像度な写真を撮りたいなら、「APO-LANTHAR 35mm F2 Aspherical」を選択しましょう。赤・青・緑色の収差を抑えるアポクロマート設計を採用。絞りを全開にした開放F値2の状態でも色にじみしにくく、シャープに写せます。コントラスト再現性も高いため、被写体の質感までリアルに描写したい人におすすめです。

純正レンズにはないスペックのレンズが気になる人は、中華メーカーのVILTROXをチェックしましょう。レンズだけでなく、撮影用ライトやマウントアダプターも販売しています。Zマウントレンズの種類が豊富で、超広角〜望遠域まで幅広く展開。2023年9月現在の価格帯は、40,000〜80,000円程度です。

超広角域の撮影を楽しみたい人には、「AF 13mm F1.4 Z」がおすすめ。35mm判換算しても19mm相当と、広い範囲を撮影できます。2023年9月現在、ニコンの純正単焦点にはない焦点距離のレンズです。60,000円台と安価ながら、AF機能があるのもポイント。F値も小さいので、星景撮影を楽しみたい人にも向いています。

価格を重視する人は、SAMYANGのモデルを検討してみてください。韓国の光学製品メーカーで、2023年9月現在、100,000円以下と買い求めやすい価格帯のレンズも多く販売しています。Zマウントは、14mmと85mmの単焦点レンズを展開。価格帯は40,000円前後です。

「85mm F1.4 AS IF UMC」は、気軽に使える望遠レンズがほしい人にぴったり。焦点距離が同じ純正レンズ「NIKKOR Z 85mm f/1.8 S」より、80,000円ほど安く購入可能です。マニュアルフォーカスのみですが、F値も1.4と小さいのでボケ感も大きくだせます。ポートレート撮影を楽しみたい人にもぴったりです。

デザインにもこだわりたい人は、TTArtisan（銘匠光学）のレンズをチョイス。2019年設立の中華メーカーで、レンズフードや露出計なども販売しています。レトロな雰囲気がおしゃれな、シルバーカラーのレンズもラインナップ。2023年9月現在のZマウントレンズの価格帯は、10,000〜80,000円程です。

接写を楽しみたい人は、「40mm f2.8 MACRO」をチェックしましょう。最短撮影距離が17cmで、被写体にグッと近づいて撮影できます。金属製の鏡筒もスタイリッシュで、見た目も重視する人にぴったりです。価格も2023年9月現在17,000円程度と安価なため、マクロレンズ初心者の人も手に取りやすいでしょう。