日本で栽培されたえごまの種子を原料に、国内工場で生産された国産えごま油。昔ながらの低温圧搾法や無添加、オーガニックにこだわった商品が多く、生産情報を確認しやすいのが魅力です。しかし、生と焙煎で味や風味が異なり、1本あたりの容量や容器はもまざまなので、選び方に迷いますよね。
そこで今回は、国産えごま油の選び方を解説。さらに、おすすめの国産えごま油をAmazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングの売れ筋から人気ランキング形式でご紹介します。ぜひ購入の際の参考にしてください。
美容食インストラクター/日本ビューティーヘルス協会会長 大阪市立環境科学研究所附設栄養専門学校を卒業し、栄養士として病院の給食施設に4年勤める。 また、卒業と同時に栄養士が一般の方へ活動できる環境が必要と感じ、一般社団法人健康栄養支援センター、2年後日本ビューティーヘルス協会を立ち上げ、美容栄養学専門士資格認定講座を開設。美容栄養学のプロ育成に励んでいる。美容栄養学を中心に、モデル向けの講師などさまざまな活動に従事。美容栄養学に留まらず、スポーツ栄養・高齢者向け・子ども向け・生活習慣病予防などその活動は多岐にわたり一般、行政関連の講演会などもこなすなどさまざまな顔を持ち、現在に至る。
徹底した自社検証と専門家の声をもとにした、商品比較サービス。 月間3,000万以上のユーザーに向けて「コスメ」から「日用品」「家電」「金融サービス」まで、ベストな商品を選んでもらうために、毎日コンテンツを制作中。
監修者は「選び方」についてのみ監修をおこなっており、掲載している商品・サービスは監修者が選定したものではありません。
えごま油とは、シソ科に属する荏胡麻(えごま)の種子から採れる食用油です。体内で合成できず食物から摂取する必要がある、オメガ3系脂肪酸のひとつα-リノレン酸が豊富に含まれています。一方で、酸素・熱・光に弱く、酸化しやすいこともえごま油の特徴です。
日本の食品は、原材料・添加物・保存方法・栄養成分などの表示が義務づけられています。また、製法などの詳細情報が公開されていることも多いため、納得のいく一品を選びやすいことが魅力です。食品の製造過程にこだわる人には、特に国産品がよいでしょう。
しかし、国産えごま油は昔ながらの圧搾法で作られる商品が主流で、製造に手間と時間がかかるため、商品数や流通量が少ない傾向があります。身近なスーパーでは取り扱いが少ない場合もあるので、通販サイトを活用してお取り寄せしましょう。
国産えごま油を選ぶ際に必ずチェックしておきたい「6つのポイント」をご紹介します。
国産にこだわるなら、えごまの産地や加工場所を明記した商品を選んでください。パッケージに国産と書かれていても、海外産の種子を国内加工した商品もあります。一方、原材料の生産地や加工場所がわかれば、国産かどうかが明確です。
産地選びで迷ったら、えごまの生産量が多い、北海道・福島県・島根県産に注目してください。えごまは福島県ではじゅうねん、岐阜県飛騨地方ではあぶらえとして郷土食に使われてきました。昔から栽培されてきた地域はメーカーや種類が多く、好みにあうものを選びやすいでしょう。
国産品は商品表示やパッケージに「〇〇産えごま使用」と記載されています。一方で、海外産の種子を使ったえごま油は、裏面の原材料欄に(国内製造)と記載される場合が多いので覚えておきましょう。
栄養成分を重視するなら、低温圧搾法で作られた商品を候補に入れてください。低温圧搾法とは、熱を加えず圧をかけてゆっくり絞る製法です。えごまは熱に弱いので、低温で絞ることにより、ポリフェノール・ビタミン・ミネラルなどの変質を軽減できます。
商品選びの際は、パッケージや公式サイトで、低温圧搾法・コールドプレス・玉締め製法などの表記があるか確認してください。いずれも熱を加えずに、圧力をかけて油を絞る製法です。
圧搾法・圧搾絞りと表記された商品は、高温にならない範囲で種子を加熱している場合があります。加熱によってより早く多くの油が絞れ、価格が安くなることもありますが、低温圧搾法よりも栄養成分が変質する可能性があるので注意してください。
油の絞り方によっても風味や味わいが変わります。えごま油は生食が推奨されることから、風味の違いがより際立ちやすいので、絞り方の違いにもぜひ注目してください。
えごま本来の風味を味わいたいなら、生えごま油がおすすめです。乾燥させた種子をそのまま絞っており、えごまの皮や実に含まれる味や香りを堪能できます。
購入の際は、パッケージや商品説明に、生・生絞りなどの表記があるか確認しましょう。生えごま油は黄金色や淡い色といわれることもありますが、商品ごとに違いがあって一概に判断できません。また、一番絞りと表記した商品もありますが、生と焙煎の2種類あるのでどちらか確認してください。
口コミを参考にするのもひとつの方法です。一般的にクセが少なめとされていますが、商品によっては魚臭さを感じる人もいて好き嫌いが分かれることも。好みにあわないと食べにくいため、実際に食べた人の声も確認してみてくださいね。
コクのある香ばしい風味が好きなら、焙煎えごま油をチェックしてください。えごまの種子を煎ってから絞ることで、奥深い風味や香りをプラス。淡泊な豆腐やサラダにかけるとコクが出ます。
購入の際は、パッケージや商品説明欄に焙煎の文字があるか確認してください。熱に弱いため、ほかの油のように深煎りした商品はほぼなく、軽く煎ったタイプが主流です。ごま油やローストナッツに近い味わいで、生えごま油のクセが気になる人にも向いています。
α-リノレン酸の摂取が目的なら、含有率60%以上の商品がおすすめです。えごま油に含まれるα-リノレン酸量は平均60%前後とされていますが、商品によっては大きく下回る場合もあります(参照:独立行政法人国民生活センター)。含有率60%以上を目安に、平均値を下回らないものを選びましょう。
α-リノレン酸の含有率は、パッケージや商品説明欄の表記を確認してください。63%含有のように記載があるほか、栄養成分表示欄にグラム数で含有量を表記している商品もあります。外部の分析会社による調査証明書を公開しているメーカーもあるので、商品の公式サイトもチェックしましょう。
しかし、摂りすぎるとカロリー過多になりやすいため注意してください。18歳以上の成人の場合、国が示すえごま油の1日の摂取目安量は小さじ1です(参照:厚生労働省)。
添加物や化学肥料を避けたいなら、無添加や有機JAS認定品も選択肢に入れてください。無添加は香料や着色料などが含まれておらず、有機JAS認定品は化学合成肥料や農薬などの化学物質に頼らない原料を使用しています。
香料・着色料・防腐剤などを避けるなら無添加、原料そのものや生産方法にこだわるなら有機JAS認定品がおすすめです。無添加は、加工食品に添加物を含まないことに焦点をあてた商品。一方、有機JAS認定品は、土壌管理から加工まですべての段階で、厳しい基準に従って生産された食品です。
しかし、無添加や有機JAS認定品であれば安全という訳ではありません。どのように生産されたものかを知る、ひとつの目安や指標としてください。
えごま油は酸化しやすいため、容量や容器も商品選びの大切な判断ポイントです。鮮度を落とさずおいしく食べ切れるよう、以下2点に注目して選びましょう。
えごま油は、国が示している1日小さじ1杯(3~5g)の摂取を目安に、賞味期限内に無理なく使い切れる容量を選んでください。開封とともに劣化がはじまるため、品質や味が変化する前に食べ切ることを意識しましょう。
毎日食べるなら、1人分で30~50g、家族数人分で100g前後を目安に検討してください。一般的な開封後の消費期限は、冷蔵庫保管で2~3か月です。未開封なら1年程度の賞味期限があるため、小容量のボトルをまとめて購入してストックすれば、フレッシュな状態をキープしやすいでしょう。
賞味期限内に食べ切る自信がない場合は、サプリを取り入れるのもおすすめです。以下のコンテンツでは、オメガ3サプリを紹介しています。えごま油の味が合わない人も手軽に摂取できますよ。
えごま油にはボトル入りと個包パックがあるため、自分の食べ方に合わせて選びましょう。容器によって使い方の向き不向きがあるので、用途や鮮度をキープできるか考慮してください。
フレッシュさにこだわる人は、個包パックがぴったりです。1回分使い切りなので酸化を軽減できるうえ、食べるときに軽量する手間がかかりません。しかし、個包パックはボトル入りより割高な場合が多いため、予算を考慮したうえで検討してください。
使用頻度に合わせて、容器を選び分けるのもおすすめです。毎日食べるならボトル入り、頻度が低いなら個包パックと選び分ければ、劣化による廃棄も減らせます。空気が入りにくい工夫があるフレッシュボトルや、遮光瓶入りも、劣化が軽減できるので注目してください。
商品 | 画像 | 最安価格 | ポイント | 詳細情報 | |||||||||
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α−リノレン酸の含有率 | 製造方法 | 容器 | 小分けパック | 内容量 | 小さじ1杯あたりの価格 | 原産国 | 香り付き | 生産国 | |||||
1 | 朝日 えごま油 | ![]() | 低温圧搾で搾った一番搾りのみを使用したえごま油 | 60.0% | 低温圧搾法 | アルミ素材 | 3g | 50.0円 | 国産 | 国産 | |||
2 | 萬里 飛騨えごま本舗 国産えごま油 | ![]() | 飛騨えごま100%使用。完全受注生産の新鮮えごま油 | 60.0% | 低温圧搾法 | 遮光瓶 | 100g | 133.4円 | 国産 | 国産 | |||
3 | メロディアン エゴマオイル&エキストラヴァージンオリーブオイル | ![]() | 1日分のオメガ3を摂取できる使い切りポーションパック | 48.6% | 不明 | 酸化バリア容器 | 7g | 45.7円 | 国産 | 国産 | |||
4 | OMEGAファーマーズ 北海道産 荏胡麻油 | ![]() | 北海道産えごまを使用した高純度のえごま油 | 60.0% | 低温圧搾製法 | 遮光瓶 | 110g | 142.1円 | 国産 | 国産 | |||
5 | 南アルプスのエゴマ搾油所 高級えごま油 金のしずく | ![]() | 山梨・南アルプス育ちの国産高級えごま油 | 62.0% | 低温圧搾法 | ガラス瓶 | 190g | 106.5円 | 国産 | 国産 | |||
6 | 軽米町産業開発 いわて軽米町産 えごま油 | ![]() | 昔ながらの圧搾製法。岩手県軽米町産の搾りたてえごま油 | 60.0% | 低温圧搾法 | ガラス瓶 | 110g | 82.6円 | 国産 | 不明 | 国産 | ||
7 | フュージョンマーケティング えごま油 | ![]() | αリノレン酸を61.7%含有した国内加工のえごま油 | 62.8% | 低温圧搾法 | ガラス瓶 | 140g | 42.7円 | 国産 | 日本 | |||
8 | 太田油脂 maruta|マルタ 国産えごまオイル | ![]() | オメガ3脂肪酸をしっかり摂れる国産えごまオイル | 60.0% | 圧搾法 | 鮮度保持ボトル | 100g | 99.3円 | 国産 | 日本 |
製造方法 | 低温圧搾法 |
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内容量 | 100g |
生産国 | 国産 |
岐阜県産、飛騨えごま100%、農薬不使用なので安心・安全なえごま油です。完全受注生産で注文後に搾油する、こだわりの低温圧搾・無添加の新鮮えごま油です。岐阜県飛騨地方で栽培地・栽培者まで明確で安心安全、高地寒冷地という厳しい環境で育った「飛騨えごま」のみを使用しています。
容器 | 遮光瓶 |
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小分けパック | |
小さじ1杯あたりの価格 | 133.4円 |
原産国 | 国産 |
香り付き |
製造方法 | 不明 |
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内容量 | 7g |
生産国 | 国産 |
食事に健康オイルをプラスできる、使い切りポーションパックのエゴマオイルです。ポーションパック1個で1日分のオメガ3を摂取可能。酸化バリア容器が酸素と紫外線を防ぎ、味と香りをしっかりキープし、いつでも開封したてのフレッシュなおいしさをキープできます。
容器 | 酸化バリア容器 |
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小分けパック | |
小さじ1杯あたりの価格 | 45.7円 |
原産国 | 国産 |
香り付き |
製造方法 | 低温圧搾製法 |
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内容量 | 110g |
生産国 | 国産 |
OMEGAファーマーズの生産者による荏胡麻のみを使用した、高純度の荏胡麻油です。荏胡麻が本来もつ風味やコク、栄養成分を保った食用オイルです。必須脂肪酸であるα−リノレン酸(オメガ3系脂肪酸)が含まれます。
容器 | 遮光瓶 |
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小分けパック | |
小さじ1杯あたりの価格 | 142.1円 |
原産国 | 国産 |
香り付き |
製造方法 | 低温圧搾法 |
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内容量 | 190g |
生産国 | 国産 |
南アルプス育ち・山梨県産で、栽培から生産まで完全自社生産された国産えごま油です。農薬不使用で無添加・無農薬・無化学肥料で3年以上栽培したえごまのみを使用し、環境や健康に配慮しています。低温圧搾法(コールドプレス)で熱を加えず、栄養価の高いオイルだけを抽出し、栄養だけでなく風味も損なわない製法です。
容器 | ガラス瓶 |
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小分けパック | |
小さじ1杯あたりの価格 | 106.5円 |
原産国 | 国産 |
香り付き |
製造方法 | 低温圧搾法 |
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内容量 | 140g |
生産国 | 日本 |
健康志向の人におすすめの、国内加工されたえごま油です。低温圧搾製法の一番搾りを使用しているため、αリノレン酸を61.7%含有しています。α-リノレン酸(オメガ3系脂肪酸)の油は太りにくく、普段の食生活で不足しがちなEPAが作られるので、現代人に不足している栄養補給にぴったりです。
容器 | ガラス瓶 |
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小分けパック | |
小さじ1杯あたりの価格 | 42.7円 |
原産国 | 国産 |
香り付き |
n-3系脂肪酸を意識するなら、亜麻仁油にも注目してください。亜麻仁油は亜麻の花の種子から採れる食用油で、えごま油同様にα-リノレン酸が豊富です。ヨーグルトや味噌汁に加えて手軽に摂取できるので、えごま油の味が合わないなら亜麻仁油を検討しましょう。
1位: 朝日|えごま油
2位: 萬里|飛騨えごま本舗 国産えごま油
3位: メロディアン|エゴマオイル&エキストラヴァージンオリーブオイル
4位: OMEGAファーマーズ|北海道産 荏胡麻油
5位: 南アルプスのエゴマ搾油所|高級えごま油 金のしずく
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