楽天モバイルでらくらくホンは使える？シニア向けスマホを解説

楽天モバイルでは、らくらくホンは使えないのでご注意ください。らくらくホンのスマホ版であるらくらくスマホも同様です。

ちなみに、らくらくホンとはドコモでが販売するシニア向け機種の名称。呼び方は異なりますが、他社からも同じような機能を持つシニア向きの機種が販売されています。そのうち、ソフトバンクが販売する「シンプルスマホ5・6」や、auが販売する「BASIO3」など一部のシニア向けスマホは楽天モバイルでも使用可能です。

これまで他のキャリアでシニア向けの端末を使っており、楽天モバイルでも使えるか知りたい人は、公式サイトの「利用製品の対応状況確認」ページで確認してください。

シニアに楽天モバイルをおすすめする大きな理由は、コスパのよい料金体系。料金プランはひとつだけなのであれこれ迷う必要がなく、月々のデータ使用量によって料金が決まるので、無駄がありません。

3GB以内の使用であれば、月額は1,078円。1GBでできることの目安は、メールの送受信ならおよそ2,090通、ホームページの閲覧ならおよそ3,490ページ。動画なら約270分 、音楽のダウンロードなら約250曲の視聴が可能です。3GB以内でできることは意外とたくさんあるので、あまりスマホを使用しない人なら十分といえます。

利用量が3GBを超えても、20GB以内であれば月額2,178円、20GBを超えると月額3,278円で無制限に使えるので、たくさん使うシニアにもリーズナブル。スマホ料金は高いというイメージを持っていた人も、納得の料金プランです。

家族や友人と無料通話を楽しめるのも、楽天モバイルの魅力。電話の利用が多い人には見逃せないポイントです。

楽天モバイルが提供する専用アプリ「Rakuten Link」を使えば、国内通話がかけ放題になるので、長電話が多い人も安心。楽天モバイル以外の携帯電話会社や、固定電話にかけても無料です。

一部の国や地域であれば、海外から日本への通話も無料で行うことができます。詳しくは公式サイトで確認してください。

テザリングが申し込み不要、かつ無料で使えるのも楽天モバイルで見逃せないポイント。Wi-Fiルーター代わりになるので、スマホ経由でタブレットをインターネットつなげる、などといった使い方ができます。

使用頻度がそれほど多くないのであれば、テザリングを活用することでWi-Fiルーターの契約が不要になり、通信費を節約できるでしょう。

ただし、大容量の通信では速度制限に注意。テザリング自体が制限されることはありませんが、利用状況によっては通信スピードが遅くなったり、ファイルサイズが圧縮されたりする可能性があります。

店舗で相談しながら手続きができ、困ったときにはサポートを受けられるのも、楽天モバイルのおすすめポイント。わからないことをインターネットで調べるのは苦手、話しながら相談したいというシニアも安心です。

格安スマホでは、店舗を持たずオンラインでの対応のみというところが多いなか、楽天モバイルは全国に約1,000店舗を展開。対面でのサポートが充実しています。

店舗では、新規解約や端末購入から契約内容の確認や変更、rakutenオリジナル製品の故障対応まで幅広く対応。さらに、月額550円で加入できるスマホの操作サポートなど手厚いサポートがあるため、スマホが初めてのシニアでも安心して利用できるでしょう。

難しいことは分からない、なるべくはやく契約して使いたいという場合は、契約と同時に楽天モバイルでスマホを購入するとスムーズです。

手持ちのスマホや、別の携帯会社で購入したスマホを楽天モバイルで使う場合は、楽天回線対象機種であるかの確認が必要。また、SIMロックがかかっている場合は、乗り換え前の携帯会社でロック解除手続きをする必要があります。SIMロックがかかっているかどうかや、解除手続きは契約中の携帯会社に確認しましょう。

このようなことが煩わしい、あるいは自信がないという場合は、楽天モバイル契約時に端末を購入することを検討してみてください。

スマホの選定や契約手続きが自分ではよく分からないという場合、家族の力を借りて契約するのもひとつの方法。楽天モバイルでは、家族による代理契約も可能です。

契約にあたっては、使用する端末の準備のほかに、運転免許証やマイナンバーカードなどの本人確認書類、支払い用のクレジットカードや銀行口座、そして楽天IDとパスワードが必要。また、乗り換え後も電話番号を継続して使いたい場合は、その手続きも必要です。

代理契約の際は本人の同意があれば追加書類なども不要で、手続き内容も通常と同様に行えます。1人で楽天モバイルの契約をすることが不安な人は、家族に相談して代理契約をしてもらいましょう。

楽天モバイルでガラケーは使えないので注意。シニアの中にはガラケーが使いやすくてよいと感じる人もいるかもしれませんが、楽天モバイルで動作確認されているガラケーはありません。

先ほど紹介したように、スマホにもシニア向けの使いやすい機種が多数あります。今ガラケーを使っている場合も、店舗で実際の機種に触れるなどして、楽天モバイルでも使えるスマホへの切り替えを検討してみてはいかがでしょう。

楽天モバイルにはシニア向けの割引はありません。しかし、キャンペーンを上手に利用すれば、様々な特典を手にすることが可能。たとえば、楽天回線とセット購入することで、スマホの購入代金を大幅に節約できます。

楽天のサービスをよく利用する人は、ポイントにも注目。初回契約で楽天ポイントがもらえるほか、楽天モバイルの利用料金に対しても楽天ポイントが付与されます。

また、楽天モバイルはポイントアッププログラム「SPU」の対象になるので、楽天市場の買い物でポイントが最大＋3倍に、キャリア決済をすればさらに＋0.5倍になります。