ポイント還元率が高いdカードゴールド。特典のひとつとして携帯電話の補償も含まれていますが、どの程度までが補償範囲なのか疑問に思っている人も多いはずです。水没や画面割れなど、さまざまなケースに備えられるとうれしいですよね。
そこで今回は、dカードゴールドのケータイ補償について詳しく解説します。補償範囲や補償される金額についても詳細に解説するので、ぜひ最後まで読んで特典を活用してみてください。
青山学院大学卒。大手ハウスメーカー、外資系生命保険会社を経て2002年よりファイナンシャルプランナーとして活動。個人を中心に住宅購入やライフプラン・保障設計・節税・運用等の相談業務をはじめ、生命保険や不動産分野を中心に、一般消費者やファイナンシャルプランナー向けセミナーの講師なども務めている。青山学院大学非常勤講師。オールアバウトマネーガイド。
大学卒業後に銀行員として勤務、法人顧客の経営支援・融資商品の提案や、個人向け資産運用相談を担当。 2020年にマイベストに入社、自身の銀行員時代の経験を活かし、カードローン・クレジットカード・生命保険・損害保険・株式投資などの金融サービスやキャッシュレス決済を専門に解説コンテンツの制作を統括する。 また、Yahoo!ファイナンスで借入や投資への疑問や基礎知識に関する連載も担当している。
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以下では、dカードゴールドに付帯しているケータイ補償の内容について詳しく解説します。
dカードのケータイ補償は、携帯電話端末の購入費用を補償するサービスです。利用中の端末が偶然の事故により紛失盗難にあった、または修理不能となったときに使用できます。
たとえば偶然の事故により水没した場合、修理不能の状態であると判断されれば補償されるでしょう。一方で、画面割れやマイクの故障などは修理可能なケースが多いため、補償の対象外となる可能性が高くなります。
ケータイ補償はdカードゴールドの特典の1つであり、本会員はもちろん、家族カードを持つ家族会員も補償対象です。
最近はスマートフォンの価格が値上がり傾向にあり、家計のことを考えると、想定外の購入や通信費は極力抑えたいところです。
ケータイ補償(特にGOLD)は偶然の事故による紛失や盗難、再起不能な故障等で補償を受けられるので、あると心強い補償ではないでしょうか。カード年会費だけで備えられるので、お財布にやさしいですね。
dカードゴールドケータイ補償の上限額は10万円で、携帯電話端末の購入から3年間補償されます。通常のdカードの場合、ケータイ補償は上限額1万円、端末購入から1年間の補償です。
通常のdカードと比較してdカードゴールドの補償額は大きく、期間も長い点が魅力といえます。
dカードGOLDのケータイ補償期間は3年間で、メーカー保証と比べて保証期間が長いのが特徴です。
とはいえ、スマートフォンの所有期間は3年よりも長いことが多いはずなので、期限切れが心配な人はドコモ等の携帯補償にも加入しておくと良いでしょう。
次に、dカードゴールドのケータイ補償を利用するために必要な条件や覚えておきたい点を解説します。
dカードのケータイ補償は、電話番号がdカードゴールドに紐づけられている携帯電話のみが対象であるため、事前に利用している携帯電話を登録しておく必要があります。補償対象となる端末を変えたい場合は、dカードの会員ページから登録の電話番号を変更しておきましょう。
新料金プランのahamoを利用している場合もケータイ補償のサービスは受けられますが、カードと電話番号の紐付けは同様に必要です。ahamoの場合、買い替え時にはahamoサイトまたはドコモオンラインショップで端末を購入する必要があります。
dカードのケータイ補償で購入できるのは、利用していた携帯電話端末と同一機種・同一カラーの端末に限ります。同一端末なら、補償上限額10万円の範囲内で収まるかどうか金額の予想がしやすいはず。
ただし、同一端末の在庫がない場合は、NTTドコモが指定する端末を購入することで補償の利用が可能です。公式サイトに明記されているわけではありませんが、利用していた携帯電話と同じくらいの性能を持つ端末や、同シリーズの後継である端末が候補になると推測されます。
dカードのケータイ補償は、ドコモショップまたはNTTドコモが指定する故障修理受付が可能な販売店舗で購入した端末が対象です。どこで購入した端末でも補償対象になるわけではありません。
指定の店舗以外で端末を新しく購入してしまうと補償が受けられないため、注意する必要があります。購入店舗が適用条件を満たしているかどうか、念のためdカードゴールドセンターに連絡して確認しておいたほうが安心です。
次に、dカードゴールドのケータイ補償対象外になるケースを紹介します。補償を利用したい人は、以下のケースに当てはまっていないか事前に確認しておきましょう。
ケータイ補償を利用する際、対象の端末がドコモショップ・Apple Store・NTTドコモ・製造メーカーなどにより修理可能と判断された場合は、補償の対象外です。新端末の購入代金や故障修理代金は補償されないため、注意しましょう。
公式サイトには、修理不能と判断された場合は補償の対象になると明記されているため、修理可能である画面割れやマイクの故障などについては、そもそも補償対象外だと考えられます。軽微な故障は発生確率が高いですが、補償が適用できないことを念頭に置いておきましょう。
dカードのケータイ補償は、地震・噴火・津波・洪水・台風・暴風雨・豪雨などの天災が原因で端末が破損した場合は補償の対象外です。
万が一、テロや戦争などが発生したために破損した場合や、放射線照射や汚染によって損害を受けた場合も補償対象にはなりません。あくまで日常的に利用をしているなかで紛失・故障してしまった場合のみ補償されると考えておきましょう。
当然ではありますが、会員本人や家族が携帯をわざと壊した場合は補償対象外です。家族や第三者に携帯を預け、故意に壊されてしまった場合も補償対象とはなりません。
補償金額を詐取する目的で事故を偽装し、端末を壊したとみなされた場合も同様です。あくまで偶発的に起こった事故による故障・紛失が補償の対象のため、故意に携帯電話を壊すことは控えましょう。
dカードのケータイ補償を受けるためには、必要な届け出をすることと、60日以内に事故報告書(兼)補償金請求書を送付することの2つの手続きが必要です。
届け出に関しては、「紛失・盗難」「火災」「修理不能」「Apple製品を利用している」など、事故の状況や使用製品に応じて手続きが異なります。以下は、それぞれの手続きに必要な届け出の内容です。
<紛失・盗難の場合>
<火災による消失の場合>
<修理不能の場合>
<Apple製品を利用している場合>
届け出等の提出タイミングや、新規端末を購入するタイミングについては公式サイトに記載がないため、補償を受けたくなった時点でdカードに問い合わせてみましょう。
以下では、dカードゴールドのケータイ補償を利用する際に注意しておきたい点を解説します。
dカードゴールドのケータイ補償を利用して新端末を購入したり端末を修理したりする場合、支払いはdカードゴールドのみに限られます。補償額はdカードの請求額から引かれる仕組みです。
毎月16日から翌月15日までをひと月として補償の適用が決定された翌月に、dカード利用代金から補償金額分が差し引かれます。dカード利用代金が補償金額分に満たなかった場合は差額が決済口座に振り込まれるので、無理にほかの買い物の支払いにカードを使用する必要はありません。
dカードゴールドのケータイ補償を利用したあとは、1年経過すれば再度補償を受けることも可能です。利用申請日から過去1年以内に発生した別の事故により、補償の適用を受けている場合は補償対象外とされます。短期間のうちに何度も補償を受けることはできないので注意しましょう。
以下では、dカードゴールドのケータイ補償と合わせて利用できるおすすめのサービスについて解説します。
dカードのケータイ補償は、端末が修理不可な場合のみ対象であることに対して、ドコモケータイ補償は全損以外の単なる修理にも対応が可能です。補償範囲は広く、画面割れや操作不能などの故障、水濡れ・盗難・紛失などもサポートしてくれます。
トラブル時の交換電話機をすぐに用意してくれるほか、端末故障時のデータ復旧代金のサポートなども行っており、手厚い補償だといえるでしょう。ただし、上限額5,500円の一部自己負担が必要となるうえ、最大1,100円の月額料金も発生するため、契約前によく検討することをおすすめします。
AppleCareに加入しておくと、iphoneの画面修理やそのほかの破損に対する修理が補償範囲に含まれます。dカードのケータイ補償とはサービスの範囲が異なるため、2重で加入しておくとより高い安心感が得られるでしょう。
ただし、AppleCareは盗難紛失以外の全損には対応していないとされているうえ、最新機種以外の修理については月額料金を考慮すると割に合わないケースもあるといわれているため、慎重に検討しましょう。
今回紹介したケータイ保障以外にも詳しく知りたい人は、以下のコンテンツもチェック。キャリア系・保険会社系・独自系など、さまざまな保障を紹介しています。補償範囲が広い・自己負担額が少ない・保険料が安い商品を比較しているので、自分のニーズにあう補償を選んでみてくださいね。
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