MICARD+ GOLD(エムアイカード プラス ゴールド)
エムアイカードプラスゴールドは、三越伊勢丹グループ百貨店で使った場合のポイント還元率の高さが魅力。さらに国際ブランドでアメリカン・エキスプレスを選択すれば、プライオリティ・パスを割引料金で利用可能です。とはいえ、ゴールドカードらしい豪華な特典を重視したいなら、プライオリティ・パス以外にも、ホテル・レストランで使える特典が充実しているものを選んだほうがよいでしょう。年会費は11,000円と相場と同水準ですが、ボーナスポイントがないのも惜しいところ。比較したなかには、年間100万円以上の利用で年会費が無料になる・10,000円相当のボーナスポイントを受け取れるといったカードもありました。維持コストを抑えてお得に使いたいなら、ボーナスポイントありのゴールドカードも要チェックです。貯まったエムアイポイントをクレカの支払いに充当することもできません。クレカ積立にも非対応です。比較したなかには、クレカ積立で最大1.00%以上のポイントが還元されるものもありました。ポイントを他社ポイント・マイルなどに交換することはできますが、ポイントの使い道の多さも重視するならほかのカードを候補にいれるとよいでしょう。三越伊勢丹グループ百貨店での利用で、ポイント還元率が8.00〜10.00%と高い点は魅力です。三越伊勢丹グループ百貨店をよく使う人にとって「元が取れるどころの騒ぎではない」との口コミにも頷けるポイント還元率といえます。通常時のポイント還元率も1.00%と高めなうえ、ラシック・ビックカメラなど特定店舗ではさらにアップ。。該当店舗をよく使うなら、検討してみてください。比較した多くのゴールドカードと同じく、国内の主要空港とハワイのダニエル・K・イノウエ国際空港のラウンジを無料で利用できます。年4回までの回数制限がありますが、空港を利用することが多い人は要チェックです。空港からの手荷物宅配サービスを優待価格で使えるのも利点。手荷物宅配の特典がないものと比べると、旅行・出張時に便利ですよ。まとめると、ポイントをお得に貯められる三越伊勢丹グループ百貨店をよく利用する人にとっては、候補のひとつとなるでしょう。とはいえ、ゴールドカードらしい豪華な特典やボーナスポイントを求めるのであれば、ほかのゴールドカードも検討してみてくださいね。<おすすめな人>三越伊勢丹グループ百貨店をよく使う人<おすすめではない人>特典の豪華さ重視の人クレカ積立に活用したい人
三菱UFJカード ゴールドプレステージはホテル・レストラン優待をコスパよく楽しみたい人におすすめです。最大90%オフでの宿泊・対象レストランでの1名分の料理が無料といったメリットがあります。比較したなかにはホテルやレストランでの優待がないゴールドカードもあったことを考えると、こちらは「年に1回特典利用するだけで年会費11,000円は軽く回収できる」との口コミにも納得です。空港ラウンジも充実しており、国内33か所と、ハワイのダニエル・K・イノウエ国際空港(ホノルル)で空港ラウンジを無料利用できます。比較した一部カードのような手荷物宅配・預かりでの割引特典はありませんが、飛行機を使う機会が多い人にとってもメリットのあるカードといえるでしょう。海外旅行では最高5,000万円の旅行保険が自動付帯に。国内でも同額の保険が利用付帯となりますよ。年会費は11,000円かかりますが、1年間で100万円以上利用すると年会費相当分のボーナスポイントがもらえます。比較したなかでもとくにボーナスポイントが多く、元を取りやすい1枚といえます。コンビニや全国チェーン飲食店・スーパーでポイント還元率が5.50%に上がることもメリットです。セブン−イレブンや、スシロー・くら寿司などをよく使う人は候補に加えてみてください。ただし「コンビニ使用しない人はポイント狙いは厳しい」との口コミどおり、通常ポイント還元率は0.50%と低め。比較したなかには通常ポイント還元率が1.00%を超えるカードや、ECサイト・携帯料金の支払いで還元率がアップするカードもありました。クレカ積立に対応していない点もネック。ポイントアップ対象店舗をあまり使わない人や、投資用にも使いたいと考えている人は別のカードを検討するとよいでしょう。ポイントをお得に活用するには、交換の手間がかかる点も気になります。ポイントの使い道自体はクレカ料金充当・他社ポイントへの交換など豊富ですが、使い方によってポイント還元率が下がることに。比較したなかにはそのままのレートでクレカ料金に充当したり、アプリで交換したりできるものもありました。こちらはお得に使える交換先を見極め、交換する手間がかかります。総合的にみて、豪華な優待が充実していて年会費以上のサービスを受けられることが魅力のゴールドカードです。年会費分のボーナスポイントもあるので、元を取りやすいでしょう。ただし、通常のポイント還元率は低いので、ポイントアップ対象店舗をあまり使わない人はポイントを貯めにくい可能性も。コンビニをよく使うなら三井住友カード ゴールド(NL)、年間利用額が少ない人はエポスゴールドカードを含めて検討してみてください。<おすすめの人>ホテルやレストランの優待をコスパよく楽しみたい人<おすすめでない人>通常利用でポイントをお得に貯めたい人年間利用額が少ない人
ANA To Me CARD PASMO JCB GOLD(ソラチカゴールドカード)
ANA To Me CARD PASMO JCB GOLD(ソラチカゴールドカード)は、東京メトロと飛行機の両方をよく使う人におすすめです。東京メトロ1乗車ごとに平日は20ポイント・土日は40ポイントのメトロポイントが貯まるのが特徴。To Me CARD会員限定ポイントサービス加盟店でのPASMOを使うことでもメトロポイントが貯まり、どちらもソラチカ一般カードよりポイント付与率は高く設定されています。貯まったメトポは100P=90マイルでANAマイルへ移行できます。豪華な空港サービス特典がついているのも、ゴールドカードならではです。国内主要空港のカードラウンジはもちろん、海外の空港ラウンジを優待価格で利用できるラウンジ・キーが付帯。ビジネスクラスカウンターでの優先搭乗もできるので、出張で飛行機によく乗る人やトランジット(乗り継ぎ)が多い人には便利でしょう。ANA Payへのチャージでマイルを二重取りできるのも魅力です。マイル還元率は1.00%から1.10%にアップするので、ANA Payを活用すれば陸マイルも効率よく貯められますよ。ソラチカゴールドカードで貯まったメトポ・ANAマイル・Oki Dokiポイントは相互交換が可能。メトポ→ANAマイルなら、100ポイント→90マイルで交換できます。フライトボーナスの加算率は25%、ANA航空券の購入では2.00%還元と年会費15,400円とのバランスは良好。空マイルの貯めやすさは、よく比較されるANA ワイドゴールドカードと同等です。とはいえ、年会費2,200円のANA一般カードと比べると、気軽に持てる金額とはいえません。また、ソラチカカードはSFC(スーパーフライヤーズカード)に設定できないため、「SFCの2枚持ちが面倒」との口コミのように感じる可能性もあります。SFC修行を検討しているなら、ANA ワイドゴールドカードのようなSFCへ切り替え可能なANAカードも選択肢に。空港ラウンジ特典が不要なら、年会費の安いソラチカカードでマイル移行手数料を払うのもアリでしょう。<おすすめな人>東京メトロの利用頻度が高い人空港のカードラウンジ等を利用したい人<おすすめできない人>極力年会費を抑えたい人
Orico Card THE POINT PREMIUM GOLD
Orico Card THE POINT PREMIUM GOLDは、年会費は安いものの、空港でのサービスはありません。比較したゴールドカードのなかで、唯一空港ラウンジが使えませんでした(※2025年3月時点)。海外の空港ラウンジが使えるプライオリティ・パスや、クローク・手荷物宅配といったサービスもないため、旅行用としたい人には不向きです。貯まったポイントの使い道が限定的なのもネックです。店舗やECサイトで使うには、他社のポイントに交換しないといけません。電子マネーへのチャージ、クレカ支払いへの充当も不可です。「ポイント有効期限が1年と短い」との口コミがあったようにポイントが12か月で失効するため、こまめに利用するようにしましょう。年会費は1,986円と安く、気軽に持てます。比較したゴールドカードには10,000円を超えるものも多く、費用負担を抑えたい人にぴったりです。ポイント還元率は通常1.00%、入会後6か月間は2.00%と高還元。年間の利用額に応じたボーナスポイントの付与はありませんが、公共料金や携帯料金の支払いでも1.00%分がポイントで還元されます。ホテル宿泊やレジャーの優待特典を利用できるのも魅力です。ゴールド会員限定の優待特典「Orico Club Off」では、国内約2万軒の宿泊施設が最大90%OFFになります。旅行代金をカード決済していることが条件となる利用付帯ですが、国内・海外ともに旅行傷害保険があるので万が一に備えたい人にもよいでしょう。年会費が安くポイント還元率が高いため、効率よくポイ活したい人にはぴったりです。しかし、旅行関連の優待特典はあるものの、空港で利用できるサービスがなく旅行用とするには物足りません。空港サービスの充実度も重視したい人は、ほかのゴールドカードもご検討ください。<おすすめな人>年会費の安さで選びたい人ポイント還元率の高さを重視する人<おすすめではない人>空港サービスを利用したい人ポイントの使い道が多いカードがよい人
セゾンゴールドプレミアムは、映画館やカフェ・コンビニによく行く人におすすめです。「選べるゴールド優待」では140万件もの優待を用意。主要映画館でいつでも1,000円で映画を鑑賞できる「映画料金1,000円」特典は、比較したゴールドカードのなかでもユニークな特典です。毎月3枚まで購入可能できるため、映画をよく観る人ならこの特典だけで年会費のもとが取れるでしょう。ローソン・スタバ・マクドナルドなど、身近な店舗でポイント還元率がアップすることも魅力のひとつです。対象のコンビニや飲食店で使用すると2.50%還元され、年間利用額に応じて最大5.00%還元(通常の10倍)までアップ。さらに、50万円利用するごとに500ポイント(約2,500円相当)のボーナスポイントがもらえるので、使えば使うほどお得です。年会費を無料にするためのハードルも高くありません。年会費は11,000円と、比較したゴールドカードのなかでは平均的でした。しかし、年間100万円以上利用すれば翌年から年会費が永年無料に。月々85,000円ほどなので、公共料金やスマホ代などの固定費もカード払いにすればクリアできるでしょう。比較したゴールドカードのほとんどと同じく、国内空港のカードラウンジ特典が付帯しています。ただし、同伴者は有料。なお、比較した一部のゴールドカードには回数制限付きで付帯しているプライオリティ・パスはついていません。海外空港ラウンジをよく使う人には物足りない可能性もあるでしょう。「普通に使ってもポイントは貯まらない」との口コミどおり、対象店以外でのお得感は少なめです。比較したなかには通常でも1.00%と還元率の高いカードも多いのに対し、セゾンゴールドプレミアムの通常のポイント還元率は0.50%と低め。また、交換先によってはポイントの価値が下がるため、「ポイントが使いづらい」という口コミにもうなずけます。比較した年間100万円の利用で年会費が無料になるゴールドカードのなかには、ポイントが使いやすく、対象店での還元率がより高い三井住友カード ゴールド(NL)のようなカードも。セゾンゴールドプレミアムは映画好きには魅力的な1枚ですが、ポイント還元率を最重視するならほかも検討してくださいね。<おすすめな人>年会費無料で持てるゴールドカードを作りたい人コンビニやカフェの利用頻度が高い人映画が好きな人<おすすめできない人>どこでも高還元なゴールドカードがほしい人ポイントの価値を下げずに支払いに使いたい人
ライフカードゴールドはポイント還元率が0.75%と比較したなかでは高めでしたが、ボーナスポイントがなくコスパがよいとはいえません。年会費は11,000円と比較した多くのゴールドカードと同等ながら、年間利用額に応じてもらえるボーナスポイントはなし。比較したなかには年会費以上のボーナスポイントがもらえるものもあったことを考えると、こちらはやや元を取りづらいカードといえます。ゴールドカード特有の優待や割引が少ない点も要注意。比較したゴールドカードは空港のプライオリティパスが無料で利用できたり、ホテル割引ができたりと、何かしらの優待がついているものが多くありました、ライフカードゴールドの優待は、空港のカードラウンジ利用のみ。同伴者は有料であるうえ、ホテルやレストランの優待はつきません。「付帯サービスが劣化している」との口コミにも頷ける結果だったため、優待の豪華さ重視の人はほかを検討しましょう。ポイントの使いやすさもいまひとつの評価に。口座振替で現金にキャッシュバックできることは利点ですが、WEB上で交換する手間がかかります。比較したなかには加盟店でポイントをそのまま利用できるゴールドカードもありました。こちらは現金・ポイントなどに交換する必要があるうえ、交換レートがものによりさまざま。現金キャッシュバックの場合はポイント還元率が0.50%を下回る点も要注意です。一方で、ポイント還元率を計算すると0.75%と比較的高め。公共料金・コンビニ・ECサイトなども含めて利用金額1,000円につき1.5ポイントが貯まり、1ポイント=〜5円相当で活用できます。入会後1年間はポイントが1.5倍、2年目以降も利用額50万円以上であれば最大2倍にアップ。利用額が増えればポイント倍率もアップするので、お得に還元が受けられるでしょう。公共料金での還元率はより低いカードもあったので、要チェックです。海外・国内旅行保険が付帯していることも魅力。「海外旅行傷害保険が自動付帯が地味によい」の口コミどおり、海外旅行保険は利用料金を支払わなくても保険金が支払われる自動付帯です。比較したなかには、カード決済した場合のみ保険対象となる利用付帯のゴールドカードも多くありました。頻繁に海外旅行に頻繁に行く人には候補となるでしょう。総合的に見て、0.75%と高めの還元率は魅力的。2年目以降は利用額に応じたポイントアップが狙えるうえ、ポイントをキャッシュバックできることも特徴です。しかし、年会費が11,000円かかるわりにラウンジ・キーやプライオリティパスが使えず、レストランやホテルでの優待もありません。ボーナスポイント付与もないため、コスパ重視の人はほかのゴールドカードを検討してみてください。<おすすめの人>海外旅行保険が充実したカードを作りたい人<おすすめでない人>コスパのいいゴールドカードを選びたい人