
雪山用登山靴のおすすめ人気ランキング【山岳ガイド監修|2026年8月】
雪道や凍結した登山道でも足元を安定させながら歩ける設計の雪山用登山靴。高い保温性や防水性、滑りにくいソールを備え、安全で快適な雪山登山をサポートします。しかし、ワークマンの安いモデルから定番のモンベルまでメーカー・ブランドはさまざま。保温力やソールの硬さ、重量にも違いがあり、自分に合うモデル選びは難しいですよね。
今回は、山岳ガイドの原岳広さんに伺った選び方とともに、おすすめの雪山用登山靴をAmazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングの売れ筋から人気ランキング形式でご紹介します。機能や価格を比較してみて、ぜひ購入の際の参考にしてください。

山岳ガイド。学生時代から国内外の諸ルートを登攀し、北アルプス丸山東壁、谷川岳/一ノ倉沢等の新規クライミングルート開拓にも参加。その後、公益社団法人日本山岳ガイド協会の山岳ガイドステージⅡ、スキーガイドステージⅡ資格を取得。バリエーションルート、沢登り、高難度縦走・ピークハント、アイスクライミング、バックカントリースキーなど、季節を通じてオールラウンドにガイド活動を展開中。

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監修者は「選び方」についてのみ監修をおこなっており、掲載している商品・サービスは監修者が選定したものではありません。
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普通の登山靴じゃダメ?雪山専用モデルが必要な理由
雪山用の登山靴を用意するだけで、足元の冷えや安全性に大きな差が出るんです。夏用・3シーズン用での代用は避けて、冬は雪山用を選んでくださいね。とくに森林限界を越える山は吹きさらしで冷え込みが厳しいので、多少コストがかかっても、保温性や耐候性を優先して選ぶべきだと考えています。
雪山用の登山靴は、保温材が内蔵されており足先が冷えにくいうえ、硬いソールによってアイゼンをしっかり固定できる設計。低温下や凍結した路面でも安定して歩きやすく、凍傷や滑落・転倒のリスクを軽減できるのが特徴です。
一方、3シーズン用の登山靴は保温性が低く、ソールも比較的柔らかいため、アイゼンが外れやすくなる場合があります。また、足先の冷えは凍傷のリスクにつながるため、見た目が似ていても雪山での代用は避けるのが基本です。
雪山用登山靴の選び方
雪山用登山靴を選ぶ際に必ずチェックしておきたい「5つのポイント」をご紹介します。
まずは行く山に合った保温性をチェック

まずは、行く山の環境に合った保温性を備えたモデルを選びましょう。雪山での足先の冷えは凍傷のリスクにもつながるため、保温性はとくに優先したいポイントといえます。
厳冬期や標高の高い山では、保温材をしっかり内蔵したモデルがおすすめ。とくに森林限界を越える稜線では風の影響で体感温度が大きく下がるため、想定される気温に対応したモデルを選ぶことが大切です。ライニング素材(裏地)が同じゴアテックスでも、「インシュレーテッドコンフォート」は保温材入り、「パフォーマンスコンフォート」は防水・透湿特化を意味します。
一方で、保温性が高いモデルほど重く、蒸れやすい傾向があります。積雪の少ない低山が中心なら保温性は控えめでよい場合もあるため、重量や蒸れにくさとのバランスを考慮して選びましょう。
失敗を防ぐカギは足とのフィット感。サイズは足長+1cmが目安
靴下の厚みが数mm違うだけで、足のサイズは変わってきます。靴下の厚みによっては、普段のサイズより0.5~1cmほど大きめの登山靴を選ぶこともありますよ。きつすぎるとうっ血し、凍傷の原因になるので注意してくださいね。
とくに私の場合は、甲まわりがきつすぎると歩きづらいと感じます。試着する際は実際に使う靴下を履いて、フィット感を確かめてくださいね。登山用靴下といっても厚みはさまざまなので、できれば先に履く靴下を決めておくとスムーズです。

雪山用登山靴は、足にしっかりフィットするサイズを選ぶことが大切です。サイズが小さすぎると、足先が圧迫されて血流が悪くなり、痛みや冷えの原因になるので注意が必要。一方、サイズが大きすぎると靴の中で足が動き、靴ずれや歩行時の不安定さを引き起こします。
つま先からかかとまでの足長より約1cm大きいサイズを目安に選ぶと、足先に適度な余裕を確保しやすいでしょう。ただし、足幅や甲の高さ、かかとの形状によってはフィットしない場合もあるので、試し履きをするのがベター。下り坂を想定して、つま先が当たらないか、かかとの浮きやズレがないかを確認しておきましょう。
アイゼンが装着できるか、コバの有無と位置を必ず確認しよう
アイゼンと靴には相性があって、どの組み合わせでも装着できるわけではないんです。メーカーやモデルによってコバの形状はまちまちなので、手持ちのアイゼンや購入予定のアイゼンが実際にその靴に合うかを、ショップに問い合わせるか、靴を試し履きする際に実際にアイゼンを装着してフィッティングを確かめるようにしましょう。

アイゼンにはストラップタイプ・セミワンタッチタイプ・ワンタッチタイプの3種類があり、靴のコバ(つま先やかかとにある出っ張り)の有無と位置によって装着できるタイプが変わります。
- つま先とかかとの両側にコバあり:3タイプすべて装着できる
- かかとのみコバあり:ストラップタイプ・セミワンタッチタイプが装着できる
- コバなし:ストラップタイプのみ装着できる
あわせて、ソールの硬さも確認してください。剛性の高いソールほどアイゼンをしっかり固定しやすく、アイゼンの爪が雪面・氷上に食い込みやすくなるため、安定して歩けます。一方、ソールが柔らかいモデルだと、アイゼンがずれたり外れたりする危険があるため、本格的な雪山には適していません。
ストラップタイプは、どの種類の靴にも装着できることが多いですが、装着が複雑で緩みやすいのが弱点です。ワンタッチタイプなら、つま先側を金属のフックで、かかと側をレバーで固定する方式で簡単ですよ。きちんと合わせれば、安定性も比較的高いと感じています。
重量と防水性もチェック。軽いほど保温性は控えめ
長時間歩く予定なら、登山靴の重量を確認しましょう。靴が重いほど1歩ごとの負担が積み重なり、長時間の行動では疲れやすくなる傾向があります。とくに歩行距離が長いルートでは、軽量なモデルを選ぶと快適に歩きやすいでしょう。
また、雪解け水や踏み抜きによる浸水を防ぐためには、防水性も重要なポイントです。ゴアテックスなどの防水透湿素材を採用したモデルなら、靴内への水の侵入を抑えて足の冷えを軽減できます。
ただし、軽量なモデルほど保温性やソールの剛性を抑えた設計の場合もあるので注意が必要です。重量だけで選ばず、歩く山の環境に合った性能とのバランスを重視しましょう。
最近では保温材も進化し、600g台の軽い厳冬期用モデルも販売されているので、私も実際に使っています。ただ、従来の重い靴と比べると保温性は少し落ちる感覚があるので、軽さと保温性のバランスも考えて選んでくださいね。
予算に迷うなら、5万円台の入門者向け定番モデルを視野に
ひとつの目安として、迷ったときは5万円台を最低ラインと考えて選ぶと失敗しにくいですよ。入門者向けだと、モンベルの「アルパインクルーザー3000」あたりが定番ですね。
個人的には、性能は価格と比例しやすいと感じています。たとえば、ジップアップ式の外側カバー(ゲイター)付きでは10万円以上するモデルもありますが、そのぶん足をしっかり守れるので、保温性や安全性はより期待できますよ。

予算に迷うなら、5万円台の入門者向け定番モデルから検討するのがおすすめです。一般的な雪山であれば、必ずしも高価なハイエンドモデルを選ぶ必要はなく、定番モデルでも十分対応できるケースが多くあります。
上位モデルになるほど保温性やソールの剛性などの性能は高い傾向がありますが、そのぶん価格も高くなるのが留意点。厳冬期の高山やバリエーションルートに挑戦する予定がなければ、必ずしも上位モデルが必要とは限りません。行く山の難易度や使用頻度に合わせて、必要な性能を確認しましょう。
初期費用を抑えたい場合は、レンタルやアウトレットを利用するのもひとつの方法です。ただし、価格だけで選ばず、保温性やアイゼンとの適合性など、安全に関わる性能は妥協しないようにしてください。

雪山用登山靴全12商品
おすすめ人気ランキング
商品 | 画像 | 最安価格 | 詳細情報 | |||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ライニング素材 | アッパー素材 | 片足分の重量 | アルパインタイプ | コバあり | ||||
1 | SCARPA マンタテックGTX |SC23260001390 | ![]() | ゴアテックス インシュレーテッドコンフォート | 耐水スエード3.0mm | 約880g(EUR42) | |||
2 | LA SPORTIVA NEPAL EVO GTX|21M | ![]() | ゴアテックス インシュレーテッドコンフォート | ペルワンガー防水レザー3mm | 約1040g | |||
3 | SCARPA モンブラン GTX|SC23216001370 | ![]() | ゴアテックス インサレーティッド | アッパー3mm 防水スエード | 990g | |||
4 | LA SPORTIVA ネパール キューブ GTX|21S | ![]() | ゴアテックス インシュレーテッドコンフォート | ペルワンガー社製防水レザー3mm | 約950g | |||
5 | SCARPA モンブランPRO GTX | ![]() | ゴアテックス インシュレーテッドコンフォート | 3mm 防水スエード | 約900g(EUR42) | |||
6 | Zamberlan ブレンヴァGT RR|1120170 | ![]() | ゴアテックス インシュレーテッドコンフォート | マイクロファイバー | 約774g(EUR42) | |||
7 | Zamberlan マウンテンプロ EVO GT RR|1120128 | ![]() | ゴアテックス インシュレーテッドコンフォート | ペルワンガーレザー(約2.6~2.8mm) | 約945g(EUR42) | |||
8 | LOWA アルパインエクスパート GT WMN|L220022 | ![]() | ライニングゴアテックスパフォーマンスコンフォート、プリマロフト400g/m2 | ペルワンガー、スウェードレザー | 750g | |||
9 | ZUTOS トレッキングシューズ | ![]() | 不明 | 化学繊維 | 不明 | |||
10 | Zamberlan バルトロGT|1120105 | ![]() | ゴアテックス パフォーマンスコンフォート | ハイドロブロック ペルワンガーレザー(2.6~2.8mm) | 約800g(EUR42) | |||


Zamberlanマウンテンプロ EVO GT RR | 1120128
| アッパー素材 | ペルワンガーレザー(約2.6~2.8mm) |
|---|---|
| コバあり |
- ライニング素材
- ゴアテックス インシュレーテッドコンフォート
- 片足分の重量
- 約945g(EUR42)
防水加工を施した2.6〜2.8mm厚の堅牢なペルワンガーレザーを贅沢に使用した、雪山登山にも対応するアルパインブーツです。足首周りにはコーデュラナイロンを部分使いし柔軟性を高める仕様に。ミッドソールは衝撃吸収に優れる2重構造のポリウレタン、アウトソールはヴィブラムPeniaを採用し、歩行性能も強化しています。
| アルパインタイプ |
|---|
ZamberlanバルトロGT | 1120105
| アッパー素材 | ハイドロブロック ペルワンガーレザー(2.6~2.8mm) |
|---|---|
| コバあり |
- ライニング素材
- ゴアテックス パフォーマンスコンフォート
- 片足分の重量
- 約800g(EUR42)
岩稜帯にも対応する、ハードトレッキング向けのテクニカルブーツです。2.6〜2.8mm厚の堅牢なレザーをアッパーに採用しているほか、足首周りにはコーデュラナイロンをスリット状に入れ足首の可動域を広げる仕様に。アウトソールには岩場でもグリップ力を発揮するヴィブラムMulaz EVOを採用しています。
| アルパインタイプ |
|---|
キャラバンキャラバン | C1_02S | C1_02S
| アッパー素材 | メッシュポリエステル、合成皮革(トゥガード、TPU補強) |
|---|---|
| コバあり |
- ライニング素材
- ゴアテックスメンブレン
- 片足分の重量
- 590g
履き口まわりに柔らかな生地やクッション材を採用し、足首を優しくホールド。指先まわりはゆとりを持たせ、アキレス腱部分は足首が動きやすいよう浅めにカットするなど、登山ビギナーでも違和感なく履ける設計です。悪路でもグリップ力を発揮するソールや、着地時の衝撃を吸収するインソールなど高い歩行性能が魅力です。
| アルパインタイプ |
|---|

登ってみると初心者でも履きやすい

今年から登山を始めたため購入。 登山靴は置いてある種類もそう多くはないため、スポーツショップの登山コーナー、登山ショップ等5店舗程まわり、店員さんに相談しながら探しました。 こちらの登山靴は、初心者には特に定番、慣れた方にも定番、とのことでどの店舗にも必ず1~2色は置いてありました。 最初は見た目もごついし重いしで好みではなく、もう少しスマートなのが良かったのですが、1つのショップで坂道、デコボコ道が用意されていてΓ普通の靴とこの登山靴で登り比べてみてください」と言われてお試しさせていただきました。 すると足首がしっかり固定されるのでとても楽に感じ、重いと感じてた靴底もそのおかげで足場の悪いところは不安定にならずしっかり乗れました。 サイズは少し大きめが良いとのことで、普段23.5なので24にしようかと思いましたが、まだ2月で寒かったためかなり厚手の靴下を履いてみると、24.5の方が良いようだったので、24.5にしました。 薄手の靴下になると大きすぎるかも?と心配してましたが、この夏、薄手の靴下を履いて登山しても靴ひもで足首を固定しているため、特に気になることもなく足首を痛めることもなかったです。 唯一、マイナスなのは、靴ひもが上から3つが通るのではなく引っかけるタイプのため、しっかりと、というより、きちんと引っかけないと登ってる途中に留め具から外れてしまいます。 最初の頃、自分ではしっかりと締めたつもりでも、登山の途中にどうしても外れてしまい、何度も座って締め直すのは本当に面倒でした。 しかしYouTube等で、外れにくい締め方、というのがあり、ここは上から引っかける、ここは下から、というように、普通の靴とは違うような方法で締めることで、全く外れなくなりました! 使用される前にそうしたサイトで確認したり、店員さんに詳しく教わるのがおススメです。
オフシーズンの手入れ・保管はどうすればいい?
オフシーズンに保管する前は、汚れや水分をしっかり落とし、風通しのよい日陰で十分に乾かしましょう。濡れたまま保管すると、カビやにおい、素材の劣化につながる恐れがあります。
中敷きは取り外して靴の内部までしっかり乾燥させ、防水性能が低下している場合は防水スプレーや撥水処理でメンテナンスしておくと安心です。革製モデルは、保革クリームで手入れしておくと、乾燥やひび割れを防ぎやすくなります。
保管場所は、高温多湿や直射日光を避けられる場所がおすすめです。暖房器具の近くで急激に乾燥させると素材を傷める原因になるため、適切な環境で保管しましょう。
靴下やゲイターなど、一緒にそろえるべきものは?
雪山用登山靴とあわせて、登山用靴下・ゲイター・アイゼンもそろえておきましょう。これらは雪山を安全かつ快適に歩くために欠かせないアイテムです。
登山用靴下は、厚手のウール素材がおすすめ。保温性に優れるだけでなく、汗をかいても冷えにくいため、雪山でも快適に歩きやすくなります。一方で、気温が高い時期や運動量が多い場面では暑く感じることもあるため、歩く山や気温に合わせて厚みを決めましょう。
ゲイターは、靴の履き口から雪が入り込むのを防ぐ装備です。雪山では、足首までしっかり覆えるロングタイプを選ぶと、雪の侵入を防ぎやすくなります。アイゼンは靴にしっかり固定するために、コバの有無やソールの剛性に対応したモデルを選びましょう。以下のコンテンツも、あわせて参考にしてください。
近年は、ゲイターを一体化したジップアップタイプの雪山用登山靴も増えているんです。外側をファスナー付きのカバーが覆う構造で、雪の侵入を防ぎやすく、保温性も高い傾向があります。ここ数年でいろんなメーカーから出ているので、足元の冷えをできるだけ抑えたい人はチェックしてみてくださいね。
履き慣らし(慣らし履き)は必要?どうやるの?
雪山用登山靴は、本番前に履き慣らしをしておきましょう。冬用の登山靴はソールやアッパーが硬いため、履き慣れないまま雪山へ行くと、靴ずれや足の痛みが起こりやすくなります。
まずは室内や近所を歩いて履き心地を確認し、慣れてきたら積雪の少ない低山や日帰り登山で試すのがおすすめです。違和感や痛みがある場合は、早めに専門店で調整してもらいましょう。とくに剛性の高いモデルは、足になじむまで時間がかかることがあります。本番直前ではなく、日数に余裕をもって履き慣らしを進めておくと安心です。
アイゼン・ピッケルなど雪山装備全体のそろえ方
登山靴だけでなく、山のレベルや積雪状況に合わせて、アイゼン・ピッケル・冬用ウェア・ヘルメットなどの装備全体をそろえることが大切です。積雪の少ない低山と厳冬期の高山では必要な装備が異なるため、登山計画に合わせて準備してください。
アイゼンは登山靴に適合することを前提に、歩く山の積雪量や斜面の状況に応じて選びましょう。ピッケルも山の傾斜や用途によって適した長さや種類が異なります。具体的には、なだらかな雪山なら入門向けのストレートシャフト、本格的なアルパインルートや急斜面では、操作性に優れたベントシャフトがおすすめです。
ウェアは、防水透湿性のあるアウターを基本に、気温や標高に合わせて保温性の高いミドルレイヤーやインナーを組み合わせましょう。急斜面や岩場を通るルート、落石や滑落のリスクがある山ではヘルメットも必要です。行き先に合わせて適切な装備をそろえ、安全で快適な登山を楽しんでください。
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