今回はその実力を確かめるため、以下の6つの観点で検証・レビューを行いました。
さらに、人気のペトロマックスやキャプテンスタッグなどの薪ストーブとも比較。検証したからこそわかった、本当のメリット・デメリットを詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較も行いましたので、薪ストーブ選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。
キャンプ歴は10年以上でキャンプインストラクターの資格を保有。焚き火を囲んで料理を楽しむキャンプはもちろん、蛇や虫を食べるサバイバル寄りのキャンプ・秘境探検などの幅広いアウトドア活動を行なっている。自身の経験や知識を活かし、現在はマイベストにて誰もが知ってるメジャーブランドから、通好みなマイナーブランドにいたるまで、幅広い商品を徹底的に比較・検証している。「初心者から上級者まで幅広く楽しめるギア選び」をモットーに、ユーザー目線に立ったコンテンツ制作を心掛けている。
すべての検証は
マイベストが行っています
目次
良い
気になる
ogawa ワークタフストーブ380アカネは、バイクに積んで薪ストーブを持ち運びたい人におすすめです。収納時サイズが幅25×奥行39.5×高さ34cmとコンパクトなうえ、収納袋もついているので、あまりスペースを取らずに持ち運べます。幅38.5×奥行63×高さ34cmのホンマ製作所のステンレス 時計1型薪ストーブセットのような圧迫感もありません。
ストーブ内部の温度を効率よく上昇できるところも魅力。ダンパーが煙の流れを調節してくれるので、Gstove Heat Viewのようなダンパーがついていない商品に比べて熱気を逃さずあたたかさをキープできます。初心者でも扱いやすいので、薪ストーブを扱い慣れていない人にもぴったりです。
加えて、ステンレス製なので蓄熱性にも優れ、比較したチタン製のストーブよりも高い暖房性を発揮しました。氷点下でもアウターなしで快適に過ごせるでしょう。煙突の長さも2.15mと十分なので、火の粉がテントに落ちる心配も少ないですよ。
固定式なので、組み立ても簡単。脚部と連結式の煙突の準備だけですぐに使い始められます。灰が出る量も少なく、掃除もしやすいところもうれしいポイント。ステンレス製でサビにくいうえに、熱による変形がしにくいので、衝撃さえ与えなければ長く使い続けられます。
一方で、重量が10.34kgとやや重い点がネック。煙突のパーツも7個と多く撤収に少し時間がかかってしまいそうですが、暖房性の高さとコンパクトさは、冬のキャンプやバイクで移動するバックパッカーにぜひ検討してほしい商品です。
そもそも薪ストーブとは、薪を燃料とした煙突つきストーブのことをいいます。煙突から排気が出るので、テント内でも使える点がメリット。薪を燃やして発生した放射熱は長時間あたたかさをキープできるので、冬のキャンプにはもってこいのアイテムです。
ogawa ワークタフストーブ380アカネは、アウトドアライフを愛するブランド「Work Tuff Gear」と、クーラーボックスで評判の「Deelight」がタッグを組んで誕生した薪ストーブ。ただ暖をとるだけでなく、焼く・煮る・炒めるなどといった調理もこなせる万能型アイテムです。
さらに、フロント・サイドに配置された大きな耐熱ガラス窓からは、中の炎をゆったりと楽しめますよ。未燃焼の煙に空気を当て、二次燃焼を発生させる構造となっており、効率的かつエコな暖房・調理が実現します。
サイズは380と500の2モデル展開で、ユーザーのニーズにあわせて選べるところも魅力。持ち運びに便利な収納バッグもついていますよ。
今回はogawa ワークタフストーブ380アカネを含む、人気の薪ストーブを実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
ogawa ワークタフストーブ380アカネとほかの薪ストーブを比較したところ、以下のような6つのメリットがありました。一つひとつ紹介していくので、ぜひ参考にしてくださいね。
各商品のダンパーの有無と組み立て形式をチェックして、温度調節が簡単で薪の消費を抑えられる商品がどうかを比較した結果、内部の温度を効率よく上昇させることわかりました。
煙の流れを調節するダンパーによって熱気が煙突から逃げにくく、テント内の温度を高めやすいうえに固定式で、隙間がないのでテント内の温度を上昇させやすいところもポイント。初心者にとっても非常に扱いやすいでしょう。
一方で比較した商品のなかには、ダンパーがついていないものも。とくにGstove Heat Viewのようにダンパー自体が装備されていない薪ストーブは、熱気が煙突から漏れ出し、温度上昇がゆっくりになる傾向にありました。
それに対して本商品は、火力調整がしやすく、テント内の温度を効率よく上昇させやすいといえます。
ステンレス製で保温力も高く、形状はボックス型なので発熱する部分が多いところもポイントです。本体の3辺の和が90.8cmと大きく、薪が入る部分は53cmあるので、熱源として高い性能を発揮しました。冬のキャンプで薪ストーブを使用したい人にうってつけの薪ストーブです。
比較した商品には、保温性に欠けるものもありました。なかでもTOMOUNT チタン薪ストーブのようなチタン素材の商品は保温性能に欠け、氷点下ではアウターを着ていても寒さを感じるほどです。
本商品のように、蓄熱性の高いステンレスやスチール製の薪ストーブなら、氷点下でも快適に過ごせるでしょう。
各商品の総重量や収納時のサイズをチェックして、持ち運びやすさを比較したところ、すっきりとコンパクトに収納できました。収納時サイズは幅25×奥行39.5×高さ34cmとコンパクトで、車に積んでも場所を占領せず、ほかの荷物もしまいやすいですよ。
ほかの商品とも比べると、ホンマ製作所のステンレス 時計1型薪ストーブセット ASS-60のように収納サイズが幅38.5×奥行63×高さ34cmと、大きいものはトランク内を圧迫してしまいました。
キャンプの荷物を最小限にしたい人や、トランクスペースがあまり広くない人は本商品のように、収納サイズがコンパクトなものがおすすめです。
固定式の組み立て形式なので、脚部と煙突の準備のみですぐに薪ストーブを使用できます。薪ストーブがはじめての人でも難なく準備できるでしょう。また、煙突は連結式で、繋げるだけで組み立てられる点も手間の少なさに一役買っています。
底網がついており、薪がしっかり燃えきって、片付け時の灰の量が少ないというメリットもあります。
各商品の組み立て方式などを確認して、どれだけ使っても劣化しないかどうかを比較しました。組み立て形式が固定式となっており、高温によって形が変化する心配が少ないでしょう。さらに、本体の素材がサビにくいステンレスという点でも評価を伸ばしました。
各商品の煙突の長さと安全に使用できる工夫があるかをチェックしたところ、火の粉が落ちにくい設計といえました。煙突を固定するガイロープリングや火の粉の飛び散りを防止するスパークアレスターは備わっていないものの、連結方式の煙突は長さが2.15mとなり、テント内で使用した際に火の粉が落ちる心配が少ないでしょう。
また、連結式の煙突は風に吹かれても折れにくいので、テント内であたたかい時間を過ごしたい人におすすめです。
一方で、比較した商品のなかでとくに軽量だった薪ストーブがTOMOUNT チタン薪ストーブ。チタン製であるこちらの商品は、わずか2.8kgしかありませんでした。に自信がない人は、チタン製の薪ストーブを選ぶと持ち運びが楽にできるといえます。
急いで片づけたいときや、素早く撤収をしたい人にとっては、使いにくさを感じそうです。
素材 | ステンレス |
---|---|
本体の設営方式 | 固定式 |
総重量(実測値) | 10.3kg |
煙突の高さ(実測値) | 2.15m |
ダンパー付き | |
本体のサイズ | ミドルサイズ |
良い
気になる
煙突のタイプ | 連結型 |
---|---|
本体の形状 | ボックス型 |
ガラス窓付き | |
収納袋付き | |
サイドシェルフ付き | |
吸気レバー付き | |
スパークアレスター付き | |
ガイロープリング付き | |
調理用の穴付き |
※ランキングは、購入時に取得できるポイントを考慮した実質価格で作成しています。
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メリットが多い反面、衝撃に弱いなどのデメリットもあるogawa ワークタフストーブ380アカネ。デメリットが気になる人は、以下の商品もおすすめです。
軽さと頑丈さを求めるならカンセキ テンマクデザイン ウッドストーブがおすすめ。サビ・熱・衝撃にも強い、耐久性の高さ。そんな頑丈さに対して重量は6.3kgとかなり軽量なので、持ち運びにも便利です。
また、火力調整のしやすさも比較で高評価を獲得。スパークアレスターが付属しているので、火の粉の飛び散りが抑えられます。さらに円形の燃焼部は衝撃にもしっかりと耐え、長期間の使用にも耐えられるでしょう。
比較したなかで総合的にトップクラスの高評価で、頑丈な作りと高い耐久性、持ち運びやすさだけでなく火力調整のしやすさはogawa ワークタフストーブ380アカネに並ぶレベルでした。
CAPTAIN STAG KAMADO 煙突ガラス窓付角型ストーブ UG-75は、煙突のパーツが3個と最小限に抑えられているので、片手でも収納が可能です。ogawa ワークタフストーブ380アカネ同様に底網がついているので灰の処理も少なく済みます。
暖房性の高さも魅力で、冬の寒い山でもアウターを着なくても過ごしやすいでしょう。保温性もあり、一度燃焼させれば氷点下でも心地よい温度をキープできそうです。暖房性能の高さと、準備・片づけ・メンテナンスのしやすさが、比較した全商品のなかでトップクラスの評価でした。
手軽に薪ストーブを扱いたい人や冬でもアウトドアを楽しみたい人にうってつけの商品といえるでしょう。
検証に使用した薪ストーブの価格帯は、30,000~40,000円が多数。なかには最高額となるMt.SUMI Woodstove AURA ver.2の税込66,000円という高価格商品も。値段の高さにふさわしい暖房性で、アウターなしでも氷点下を耐えられるほどのあたたかさでした。
予算を抑えつつ、高いスペックも捨てられないという人は、中古品の購入も選択肢の一つ。安く高品質な薪ストーブが手に入る可能性もあるので、チェックしてみてくださいね。
薪ストーブの検証で上位を獲得した商品をご紹介します。ワーク タフ ストーブ以外にも、ぜひ以下のおすすめ商品も検討してみてくださいね。
素材 | スチール |
---|---|
本体の設営方式 | 固定式 |
総重量(実測値) | 11.9kg |
煙突の高さ(実測値) | 2.41m |
ダンパー付き | |
本体のサイズ | ミドルサイズ |
煙突のタイプ | 連結型 |
---|---|
本体の形状 | 丸型 |
ガラス窓付き | |
収納袋付き | |
サイドシェルフ付き | |
吸気レバー付き | |
スパークアレスター付き | |
ガイロープリング付き | |
調理用の穴付き |
ペトロマックス 薪ストーブ ロキ2の口コミ・評判は?実際に使ってメリット・デメリットを徹底レビュー!
素材 | ステンレス |
---|---|
本体の設営方式 | 固定式 |
総重量(実測値) | 6.3kg |
煙突の高さ(実測値) | 1.89m |
ダンパー付き | |
本体のサイズ | スモールサイズ |
煙突のタイプ | 連結型 |
---|---|
本体の形状 | 丸型 |
ガラス窓付き | |
収納袋付き | |
サイドシェルフ付き | |
吸気レバー付き | |
スパークアレスター付き | |
ガイロープリング付き | |
調理用の穴付き |
カンセキ テンマクデザイン ストーブSの口コミ・評判は?実際に使ってメリット・デメリットを徹底レビュー!
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