ロードバイク用ヘルメットは、万が一の事故から身を守るために欠かせない道具。自転車事故の増加や道路交通法の改正にともない、注目を集めています。
オージーケーカブト・Bell・UVEXなどから人気モデルが販売されていますが、それらの機能や性能は様々。さらに「ヘルメットの着用は強制?」「見た目のカッコよさで選んでOK?」と、いろいろな疑問がありますよね。
東京大学工学系大学院都市工学科修了。博士(環境情報学)。自宅から会社までの通勤に自転車を使う“自転車ツーキニスト”の草分けとして、自転車の乗り方、楽しみ方、自転車行政の形、理想的な都市交通のあり方などを論ずる。著書『電動アシスト自転車を使いつくす本』(東京書籍)『自転車生活の愉しみ』(朝日新聞出版)『ものぐさ自転車の悦楽』(マガジンハウス)など多数。メールマガジン「疋田智の週刊自転車ツーキニスト」は、2006年のメルマガ・オブ・ザ・イヤー総合大賞を受賞。
アウトドア用品・自転車・スポーツ用品・PC本体・PC関連用品など、幅広いジャンルのコンテンツ制作に携わる。「専門性をもとにした調査・検証を通じ、一人ひとりに合った選択肢を分かりやすく提案すること」をモットーに、コンテンツ制作を行なっている。
フィット感が優れた商品としてユーザーがとても満足できる基準を「日本人男性のモニターが長時間快適に被れるフィット感であると評価したもの」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
重量の軽さが優れた商品としてユーザーがとても満足できる基準を「長時間のサイクリングで被っていても重さによる疲労を感じない商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
涼しさが優れた商品としてユーザーがとても満足できる基準を「ベンチレーションから十分な風を取り込み、効率的に頭を冷やせる商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
便利な機能が豊富な商品としてユーザーがとても満足できる基準を「日常的にサイクリングを楽しむ人が機能面で不足を感じない商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
すべての検証は
マイベストが行っています
監修者は「選び方」についてのみ監修をおこなっており、掲載している商品・サービスは監修者が選定したものではありません。マイベストが独自に検証を行ったうえで、ランキング化しています。
新商品の発売情報をリサーチした結果、検証しランキングに追加すべき商品はありませんでした。
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2023年4月から、自転車に乗るときのヘルメットの着用が義務化されました。あくまで努力義務なので被っていなくても罰則はありませんが、安全のために着用するのがおすすめです。警視庁のデータによれば、自転車事故の死亡者の約65%は頭部に損傷を受けており、ヘルメットの着用で死亡リスクが半分以下になります。
ロードバイクは速く走ることに特化した自転車なので、初心者でも簡単にスピードが出るもの。そのぶん事故の際のリスクは高く、些細なミスや不運で命を落とすこともあります。自分のため・家族のために、ヘルメットを着用して少しでもリスクを低くしましょう。
私は8年以上ロードバイクに乗っていますが、乗れば乗るほどヘルメットは必要だと感じるようになりました。それは、サイクリングに潜む数え切れない危険を目の当たりにしてきたからです。
遭遇した危険には、自分の未熟さが招いたものだけでなく避けようのないものもありました。交通ルールやマナーを完璧に守っていても、事故に遭うリスクをゼロにはできません。これは走り方や趣味歴を問わず、全員に等しく存在するリスクです。
私自身、ヘルメットで頭を守れた経験があります。「自分はそんなに本気で乗らないから」「自転車には乗り慣れているから」と慢心せず、ヘルメットを着用するようにしましょう。
ロードバイク用ヘルメットには、安全性の試験をクリアした認証があります。認証の種類は、主に次の5種類です。
・CEマーク:ヨーロッパ(EU)の認証
・CPSCマーク:アメリカ消費者製品安全委員会の認証
・JCFマーク:日本自転車連盟の認証
・JISマーク:JISマーク表示制度の認証
・SGマーク:製品安全協会の認証
街乗りやサイクリング程度の用途なら、どの認証を選んでも問題ありません。細かな試験内容は異なるものの、基本的には同じなので認証さえ受けていれば十分な安全性を確保しているといえます。
ただしレースに出る可能性があるなら、JCF公認のヘルメットを選びましょう。日本のレースはJCF公認のヘルメットを着用しないと出場できないためです(参照:日本自転車競技連盟)。JCF推奨という紛らわしい認証マークがありますが、こちらではレースに出場できないので購入の際にはよく確認しておきましょう。
ヘルメットは靴選びに似ていて、頭の形やサイズとの相性が重要です。形やサイズが合っていないと、頭が痛くなったり頭を十分に守れなかったりする可能性があります。
頭の形には個人差がありますが、日本人は欧米人に比べて横幅が広いのが特徴。海外ブランドのヘルメットは欧米人の頭の形に合わせて設計されたものが多く、見た目だけで選ぶと頭に合わない可能性があります。
サイズは頭囲(頭の周りの長さ)で決まるので、まずは自分の頭囲を測ってみましょう。測る場所は、眉毛から指2本分くらい上の位置~後頭部の最も出っ張っている部分を通るライン。自分でも測定できますが、誰かに測ってもらったほうが正確ですよ。
ロードバイク用ヘルメットを選ぶ際に必ずチェックしておきたい「3つのポイント」をご紹介します。
ロードバイク用のヘルメットを選ぶとき、最初にチェックしたいポイントは快適に使用できるかどうかということ。涼しくて軽いヘルメットなら、ハードなライドでも快適に使えますよ。
ロードバイク用のヘルメットには通気口(ベンチレーション)が設けられており、走行風で頭を涼しく保つ工夫がされています。日本の夏は高温多湿なので、快適なサイクリングには通気性がよく涼しいヘルメットが必須です。
どれも風通しがよさそうに見えますが、検証では空気の抜け方・頭の冷え方に違いがありました。実際に使ってみても風通しのよさには差があり、明らかに涼しさに違いを感じられます。
見た目で涼しさを判断するのは難しいので、ぜひランキングの「涼しさ」を参考に、快適なヘルメットを選んでください。
最近では、空力性能に優れたエアロヘルメットも増えています。エアロヘルメットのなかには、空気の流れをスムーズにするため前面のベンチレーションを覆っているものも。
確かにエアロヘルメットは速く走るのに役立ちますが、その効果は走行中に体感できるほど大きくはありません。
まずは熱中症などのリスクが低く快適に走れる涼しいヘルメットを使い、高速域を維持できる体力やフォームを身につけるのがおすすめですよ。
快適なサイクリングには、軽量なヘルメットが欠かせません。日常生活では頭に重りを載せないので、少しの重さでも疲労に繋がりやすいためです。
軽量なヘルメットの目安は250g前後。一般的にヘルメットの重量は、200gを切ると超軽量、300gを超えるとやや重く、350gを超えるとかなり重い部類です。軽さよりも空力性能を重視したエアロヘルメットにはさらに重いものもありますが、通常のタイプであればこのくらいでしょう。
軽量性がすべてではありませんが、なるべく軽いものを選んでおくのがおすすめです。
数字だけを見ると「たかが50g」と思いがちですが、被るとその差は案外大きく感じるもの。私はヘルメットにライトやアクションカムを取りつけて走行したとき、すぐに肩・首・頭が疲れて気分が悪くなった経験があります。
軽さだけがすべてではありませんが、ヘルメットを被り慣れていない初心者ほど軽量なものを選んでおくのがおすすめですよ。
検証の結果、日本人の頭に最もフィットした商品のブランドがオージーケーカブト。オージーケーカブトは日本人向けのヘルメットを開発・販売する日本ブランドで、欧米ブランドよりもフィットしやすい傾向がありました。中国で主にOEMを担うVictgoalというブランドの商品も、日本人が使いやすい形状といえるでしょう。
自分にフィットするものを選ぶには店頭で試着するのが一番ですが、難しい場合はオージーケーカブトを選ぶのが無難。ヘルメットの幅が狭いとこめかみが当たって痛くなりますが、逆に余裕があるならアジャスターの調整である程度フィットさせられます。「相性が悪くてまったく使えない」という事態を避けるなら、まずはオージーケーカブトを選ぶのがおすすめです。
残念ながら万人にフィットするヘルメットは存在せず、日本人でも欧米系のヘルメットのほうがフィットする人もいます。私自身、オージーケーカブトはジャストフィットしません。
頭の幅が狭い人におすすめのブランドは、Giro・Bell・Metなど。正面から見て頭が小さく見える人は、これらのブランドを選ぶとよいでしょう。
微妙にフィット感が物足りないときは、ヘルメットの下にサイクルキャップを被って調整する手も。サイクルキャップはファッションアイテムとしても人気ですし、汗止めとしても活躍しますよ。
ヘルメットの候補が絞れたら、細かなポイントもチェックしましょう。ここでは、インナーパッドとリアライトの2つのポイントをご紹介します。
ヘルメットの内側には、フィット感を調整し汗を吸収するインナーパッドがついています。
インナーパッドを面ファスナーで簡単に着脱できるモデルなら、サイクリングのあと手軽に洗って常に清潔に保てますよ。逆に洗いにくいモデルだと、夏場に汗臭くなりやすいのがデメリットです。
また、インナーパッドに虫よけネットがついているものなら、ベンチレーションから虫が入りません。河川敷や山間部は特に虫が多いので、自然の中を走りたい人や虫が気になる人はチェックしましょう。
夜走ることがあるなら、リアライト・反射材つきのヘルメットがおすすめ。
ヘルメットは高い位置にあるので、リアライト・反射材があればドライバーの目に留まりやすく安全性を高められます。
最近では、ヘルメットに元からリアライトや反射材がついているものが増えてきました。事故を未然に防ぐためにも、通勤通学やロングライドなどで夜に走る人は、ぜひリアライト・反射材つきを選んでください。
ただし、シールは長期使用で剝がれやすく、またなかにはライトが取りつけにくいモデルもあるので、付属しているモデルを選ぶのが無難でしょう。
商品 | 画像 | おすすめ
スコア | 最安価格 | 人気順 | ポイント | おすすめスコア | 詳細情報 | ||||||||||||
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フィット感 | 重量 | 涼しさ | 便利な機能 | 重量(公称値). | 重量(実測値) | インナーパッド取り外し可能 | 認証規格 | バイザー付き | 反射テープ付き | リアライト付き | リアライト取付可能 | 虫よけネット付き | |||||||
1 | オージーケーカブト OGK|REZZA-2 | ![]() | 4.55 | 軽く・涼しく・使いやすい。最初のヘルメットにおすすめ! | 4.32 | 4.75 | 4.43 | 4.65 | 215g | 215g | JCF公認 | ||||||||
2 | KASK RAPIDO | ![]() | 4.42 | 軽量かつ抜群の涼しさ!スピードを求める人におすすめ | 4.11 | 4.61 | 4.93 | 3.57 | 220g(Mサイズ) | 217g | JCF公認、CE認証(EN1078) | ||||||||
3 | オージーケーカブト RECT | ![]() | 4.36 | 1位 | 日本人の頭にフィット!低価格と高性能を両立したヘルメット | 4.43 | 4.11 | 4.50 | 4.65 | 245g | 250g | JCF公認 | |||||||
3 | UVEX BOSS RACE | ![]() | 4.36 | 7位 | 通気性のよさはピカイチ!機能が少ないのが惜しい | 4.15 | 4.18 | 5.00 | 3.82 | 280g | 246g | JCF公認 | |||||||
5 | BASECAMP 自転車ヘルメット | ![]() | 4.29 | 5位 | 機能が豊富で軽量。ただしフィット感や涼しさはまずまず | 4.11 | 4.36 | 4.07 | 5.00 | 267g | 237g | CPSC認証、CE認証(EN1078) | |||||||
6 | Victgoal 自転車ヘルメット | ![]() | 4.15 | 日本人にも合いやすい形状。機能も満載だが快適性はやや低い | 4.50 | 3.97 | 3.93 | 5.00 | 280g | 259g | CE認証(EN1078)、CPSC認証 | ||||||||
7 | Shinmax 自転車ヘルメット | ![]() | 4.11 | 3位 | シールド付属で機能満載のヘルメット。フィット感に難あり | 3.68 | 3.82 | 4.36 | 5.00 | 270g | 267g | CPSC認証、CE認証(EN1078) | |||||||
7 | ROCKBROS 自転車ヘルメット | ![]() | 4.11 | 機能が充実したヘルメット。しかしフィット感は低評価 | 3.86 | 3.93 | 4.22 | 4.65 | 280g | 249g | CPSC認証、CE認証(EN1078) | ||||||||
7 | Arvgreen 自転車ヘルメット | ![]() | 4.11 | 8位 | 機能が豊富でフィット感はまずまず。しかし涼しさは低評価 | 4.27 | 4.11 | 3.86 | 4.65 | 380g | 250g | CE認証(EN1078) | |||||||
10 | オージーケーカブト OGK|HIKE | ![]() | 4.08 | 6位 | 着脱可能なバイザーつきで、目の渇きに配慮したヘルメット | 4.53 | 4.13 | 3.67 | 4.82 | 249g | JCF公認 |
重量(実測値) | 215g |
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インナーパッド取り外し可能 | |
認証規格 | JCF公認 |
反射テープ付き | |
リアライト付き | |
虫よけネット付き |
良い
気になる
オージーケーカブトの「REZZA-2」は、日本企業が日本人向けに開発したヘルメット。エントリーモデルとして人気があったREZZAをアップデートし、より軽量でシールド(別売)に対応させたモデルです。
特徴のひとつが非常に軽量なこと。実測重量が215gとハイエンドモデルに引けをとらないスペックで、サイクリング中の疲労を防止します。
日本人の頭にフィットするよう設計されたヘルメットなので、フィット感も高評価。多くのモニターがフィット感が高いと答えました。
空気がよく通るベンチレーションが搭載されており、涼しさの検証でも高評価。蒸し暑い日本の夏でも快適にサイクリングを楽しめるでしょう。通気性の面では不利な虫よけネットつきにもかかわらず、涼しさで高評価を獲得している点は魅力です。
後頭部には反射材が備わっており、安全性にも配慮されています。JCF公認なので、レースでも使用可能。通勤通学や週末のサイクリングに使いたい人から自転車レースに出てみたい人にまでおすすめのヘルメットです。
重量(公称値). | 215g |
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OGK KABUTO REZZA-2をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
重量(実測値) | 217g |
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インナーパッド取り外し可能 | |
認証規格 | JCF公認、CE認証(EN1078) |
反射テープ付き | |
リアライト付き | |
虫よけネット付き |
良い
気になる
「RAPIDO」は、イタリアのヘルメット専門ブランドKASKのエントリーモデル。JCF公認のヘルメットです。
特徴は、軽量かつ抜群の涼しさを誇ること。エントリーモデルのなかではトップクラスの軽量性であるうえ、大きく空気の流れがよいベンチレーションでヘルメット内部を快適に保てるでしょう。ほかのヘルメットと比べてもよくわかるほど風が頭に当たりました。
世界各国の人の頭に合うというグローバルフィットを掲げるブランドで、日本人の頭との相性も悪くありません。欧米ブランドのなかでは比較的フィットする傾向があり、よくフィットすると感じるモニターも少なくありませんでした。後頭部のアジャスターを大きく上下に調整でき、自分好みにフィットさせやすいのも特徴です。
惜しいのは、虫よけネットやリアライトなどの付属機能が少ないこと。内側のパッドは簡単に取り外せますが、それ以外の機能は少なくシンプルなつくりでした。
どんな人にもおすすめですが、特に暑い夏でも妥協せずスピーディな走りを楽しみたい、レースに出てみたいという人におすすめのヘルメットです。
重量(公称値). | 220g(Mサイズ) |
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KASK RAPIDOをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
重量(実測値) | 250g |
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インナーパッド取り外し可能 | |
認証規格 | JCF公認 |
反射テープ付き | |
リアライト付き | |
虫よけネット付き |
良い
気になる
オージーケーカブトのエントリーモデル「RECT」。REZZA-2よりも低価格で、入門用のヘルメットです。
日本人の頭に非常に合いやすく、フィット感の検証では高評価を獲得。多くのモニターからとても高い評価を得ました。対応する頭囲は57~60cmですがやや大きめのつくりなので、頭囲が57cmジャストの人は合わない可能性があります。
ベンチレーションは空気がよく通り、涼しさの検証では高評価。暑い夏場でも快適に走行できるでしょう。
重量は実測で250gとまずまずですが、決して重いわけではありません。慣れれば重さは気にならないレベルでしょう。
機能も満載で、簡単に外せるインナーパッドには虫よけネットがついています。反射材も取りつけられており、安全性への配慮があるのもうれしいポイント。JCF公認なのでレースにも使用可能であり、最初のヘルメットとして不足ない商品でしょう。
重量(公称値). | 245g |
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OGK KABUTO RECTをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
重量(実測値) | 246g |
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インナーパッド取り外し可能 | |
認証規格 | JCF公認 |
反射テープ付き | |
リアライト付き | |
虫よけネット付き |
良い
気になる
ヨーロッパ最大のヘルメット・アイウェアブランドUVEXが手掛ける、エントリーモデルのヘルメットが「BOSS RACE」。JCF公認でレースでも使えるヘルメットです。
特に涼しいことが特徴で、涼しさの検証をしたところ中央にある大きなベンチレーションから大量の空気が流れ込み、頭の表面温度が下がりました。頭が蒸れにくいので、蒸し暑い夏でも快適にサイクリングを楽しめるでしょう。実際に着用し走行しても、空気がよく抜けて涼しさを感じました。
フィット感はまずまずで、やや欧米人向きの形状。極端に幅が狭いわけではないので、欧米ブランドのヘルメットのなかではフィットする日本人も多いでしょう。ある程度サイズに余裕をもって選べば、違和感なく使いやすいモデルです。
一方、便利な機能が少ないのが惜しい点で、リアライトや反射材がついていません。虫よけネットは前側にのみ付属するので、完全には虫の侵入を防げないことにも注意が必要です。
JCF公認なので、レースへの出場が可能。レースに興味があり、暑い夏でも快適に走りたい人におすすめのヘルメットです。
重量(公称値). | 280g |
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UVEX BOSS RACEをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
重量(実測値) | 237g |
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インナーパッド取り外し可能 | |
認証規格 | CPSC認証、CE認証(EN1078) |
反射テープ付き | |
リアライト付き | |
虫よけネット付き |
良い
気になる
BASECAMPの「自転車ヘルメット」は、機能が豊富なヘルメットです。安全面では、CE規格の認証を受けています。
リアライトだけでなく、虫よけネットも付属しておりインナーパッドは簡単に取り外して洗濯可能。ロードバイク用ヘルメットとして十分な機能性です。着脱可能なバイザーも付属するので、強い日差しや雨の中でも使いやすいでしょう。重量も軽く、リアライトがついているとは思えない軽量性でした。
ただし涼しさやフィット感は、まずまずの評価。風通しはあまりよいとはいえず、体感としても物足りなさを感じる涼しさです。フィット感については高評価の意見もあるものの、全体としては「おでこの辺りに当たる」「一部分に空間ができる」といったネガティブな意見が目立ちました。
機能が豊富なので、サイクリングや通勤通学で使用する人は検討してもよいでしょう。JCFの認証は受けていないので、レースに興味がある人にはおすすめしません。
重量(公称値). | 267g |
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BASECAMP 自転車ヘルメット BC-010をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
重量(実測値) | 259g |
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インナーパッド取り外し可能 | |
認証規格 | CE認証(EN1078)、CPSC認証 |
反射テープ付き | |
リアライト付き | |
虫よけネット付き |
良い
気になる
中国に拠点を置くVictgoalの「自転車ヘルメット」。Victgoalはヘルメットの製造を15年以上続けており、主にOEMを手掛けるメーカーです。
日本人の頭の形にも合いやすい形状で、フィット感で高い評価を獲得。きれいな丸形なので、頭に当たって痛くなりにくいのが特徴です。
重量や涼しさの検証ではまずまずの結果に。リアライトや虫よけネットなどの付属品が豊富なことと引き換えに、快適性はやや低いといえます。暑い夏にハードな使い方をするには少々物足りないかもしれません。
JCFの認証は受けていないのでレースでは使用できませんが、便利な機能が満載なので日常生活や手軽なサイクリングで使う人は検討してもよいでしょう。
重量(公称値). | 280g |
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重量(実測値) | 267g |
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インナーパッド取り外し可能 | |
認証規格 | CPSC認証、CE認証(EN1078) |
反射テープ付き | |
リアライト付き | |
虫よけネット付き |
良い
気になる
Shinmaxの「自転車ヘルメット」は、サングラス代わりに使えるシールドが付属するヘルメットです。ヨーロッパのCE認証とアメリカのCPSC認証を受けています。
機能が充実しているのが特徴で、インナーパッドが簡単に取り外せるほか、リアライトや虫よけネット、着脱可能なバイザーが付属します。涼しさも高評価で、比較的空気の抜けがよいヘルメットでした。
しかし、重量がやや重くフィット感に難があるのがマイナス評価。特にフィット感の検証では「アジャスターを締めても緩い」「前後に長い形で、ヘルメットが動いてしまう」といったモニターの声が挙がり、低評価となりました。日本人の頭にはあまり合わない形状でしょう。
重量(公称値). | 270g |
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Shinmax 069式自転車ヘルメットをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
重量(実測値) | 249g |
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インナーパッド取り外し可能 | |
認証規格 | CPSC認証、CE認証(EN1078) |
反射テープ付き | |
リアライト付き | |
虫よけネット付き |
良い
気になる
幅広い自転車ギアを手掛け人気上昇中のブランドROCKBROSの「自転車ヘルメット」。モダンなデザインを取り入れており、ヨーロッパのCE認証とアメリカのCPSC認証を受けています。
簡単に取り外せるインナーパッドや虫よけネットなど、便利な機能が盛りだくさんのヘルメット。顎ひもに片手で簡単に着脱できるマグネットバックルが採用されているのも特徴です。エントリーモデルながら、使いやすい機能がそろっています。重量はそこそこ・涼しさはまずまずで、悪くはないものの高評価には至りませんでした。
「頭に当たる」という意見が多く、フィット感は低評価に。サイズ表記よりもやや小さめに作られているように感じる人が多い印象でした。
重量(公称値). | 280g |
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重量(実測値) | 250g |
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インナーパッド取り外し可能 | |
認証規格 | CE認証(EN1078) |
反射テープ付き | |
リアライト付き | |
虫よけネット付き |
良い
気になる
Arvgreenの「自転車ヘルメット」は、シールドが付属した、セミエアロタイプの形をしたヘルメット。ヨーロッパのCE認証を受けています。
取り外し可能なパッド・虫よけネット・反射材など、便利な機能が豊富な点が魅力。サングラス代わりのシールドだけでなく、日よけのバイザーも付属します。
フィット感の検証はまずまずの評価。モニターからは「後頭部から前頭部までしっかり守られている感覚がある」という高評価の意見がある一方で、「側頭部が浮いてフィットしない」という低評価の意見もありました。重量は実測250gとまずまずで、同価格帯では軽量といえるでしょう。
評価を落とした点は涼しさの検証。ベンチレーションから風が抜けず、熱がこもり低評価でした。夏場に使う人や汗っかきの人は特に避けたほうが無難でしょう。
重量(公称値). | 380g |
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重量(実測値) | 249g |
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インナーパッド取り外し可能 | |
認証規格 | JCF公認 |
反射テープ付き | |
リアライト付き | |
虫よけネット付き |
良い
気になる
オージーケーカブトの「OGK HIKE」は、着脱可能なバイザー付きのヘルメット。風で目が乾くことを気にする人におすすめです。
日本メーカーの製品なだけあり、日本人の頭の形に合った形状で、フィット感は高評価でした。あご紐の肌触りがよく、肌に密着させても不快に感じにくい点もメリットです。重量は249gと、突出した軽さはありませんが、不快な重さを感じるほどではありません。
ヘルメットのいたるところに反射材が貼られており、夜間の安全性に配慮されている点も大きなメリット。あご紐にはYKK株式会社と共同開発のアンチスリップバックルを搭載しており、使用しているうちにあご紐が緩んでしまうリスクが少ないといえるでしょう。
懸念点は通気性。ベンチレーションが小さめであるうえ、虫よけネットがついているため、涼しさの検証では評価が伸び悩みました。
重量(公称値). |
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重量(実測値) | 252g |
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インナーパッド取り外し可能 | |
認証規格 | CE認証(EN1078) |
反射テープ付き | |
リアライト付き | |
虫よけネット付き |
良い
気になる
Metの「ALL ROAD」は、ロードバイクでの舗装路のサイクリングだけでなく、グラベルロードなどでの未舗装路サイクリングも視野に入れて設計されたヘルメット。
フィット感は日本人の頭に合わず低評価でしたが、インナーパッドが分厚くふかふかしているので、頭の形との相性さえ悪くなければ被り心地のよいヘルメットです。
前後に大きなベンチレーションが開いているので風通しがよく、涼しさの検証では高評価を獲得。蒸し暑い夏でも快適にサイクリングを楽しめるでしょう。
リアライトが付属しており、安全性に配慮されているのもよい点。付属するバイザーは簡単に着脱できるので、その日の気分やライドのスタイルによって着脱しながら使えます。
重量(公称値). | 265g(Mサイズ) |
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重量(実測値) | 250g |
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インナーパッド取り外し可能 | |
認証規格 | CE認証(EN1078) |
反射テープ付き | |
リアライト付き | |
虫よけネット付き |
良い
気になる
アメリカに拠点を置く、人気サイクリングアパレルブランドGiroの「REGISTER」。高価なヘルメットが多い同社のエントリーモデルで、ヨーロッパのCE認証を受けています。着脱可能なバイザーが付属するので、天候やその日の気分に合わせた使い分けが可能です。
コンパクトですっきりとしたシルエットですが、日本人の頭との相性はいまひとつ。フィット感の検証では、低評価でした。モニターからは特に「横幅が狭い」という意見が多く、頭の幅が広い人には相性が悪いでしょう。インナーパッドに虫よけネットはついていますが、リアライトや反射材はついておらず便利な機能も高評価には至りませんでした。
重量はまずまず、涼しさはそこそこの評価。決して悪くはありませんが、快適さを追求したい人は商品を検討したほうがよいかもしれません。
重量(公称値). | 280g |
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重量(実測値) | 283g |
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インナーパッド取り外し可能 | |
認証規格 | CE認証(EN1078) |
反射テープ付き | |
リアライト付き | |
虫よけネット付き |
良い
気になる
LAZER(レーザー)は、100年以上の歴史を持つ老舗ヘルメットメーカー。「TEMPO KC AF」は、同社のラインナップで低価格なエントリーモデルにあたります。
フィット感の高さが魅力で、日本人に多い幅広の頭にぴったり合う設計です。幅広な設計のシェルと、こめかみ部分から包み込むようなアジャスターの構造が、高いフィット感の秘訣。フィット感の検証では非常に高い評価を獲得しました。
涼しさの検証はまずまずの評価。高評価には至りませんでしたが、大型のベンチレーションから風が抜けるのを感じられました。
しかし、重量があるうえ便利な機能に乏しいことから、全体での評価はそこそこに。フィット感は高かったものの、評価を伸ばしきれなかったヘルメットです。
重量(公称値). | 290g |
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重量(実測値) | 276g |
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インナーパッド取り外し可能 | |
認証規格 | JCF公認 |
反射テープ付き | |
リアライト付き | |
虫よけネット付き |
良い
気になる
オージーケーカブトの「CANVAS SPORTS」は、街中になじみやすいカジュアルなデザインが特徴のヘルメット。私服でロードバイクに乗りたい人におすすめです。
多くの日本人の頭にフィットする形状で、フィット感の評価は悪くない結果でしたが、人によってはややグラつきを感じる場合がありました。重量は276gとやや重めなので、人によっては頭や首が疲れる可能性があるでしょう。
涼しさの検証では、ベンチレーションの数が少ないながらもそれなりに冷える結果に。極端に暑い日でなければ不快に感じることは少ないといえます。
後方には反射材が貼られており、夜間の被視認性にも配慮されている点はメリットです。クッションは外して洗えるので、清潔さを保ちやすいですよ。
重量(公称値). |
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重量(実測値) | 271g |
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インナーパッド取り外し可能 | |
認証規格 | CE認証(EN1078) |
反射テープ付き | |
リアライト付き | |
虫よけネット付き |
良い
気になる
Bellのエントリーモデル「DRAFT AF」。Bellは1954年の創業以来、長きにわたり様々なヘルメットを製造しているブランドです。
数の多いベンチレーションで空気が様々な箇所から入り、涼しさでは高評価を獲得。夏場でも快適に使用できるでしょう。
しかし、重量面・機能面ではいまひとつという印象です。リアライトや虫よけネットは付属せず、インナーパッドも一部取り外しできない部分があったのが惜しいポイント。
フィット感についても、欧米人向けの形状で日本人とは相性が悪く低評価となりました。幅が狭いだけでなく被りが浅いので、頭が小さい人向きのヘルメットです。もし選ぶなら、一度は試着し頭に合うか確かめてからのほうがよいでしょう。
重量(公称値). | 271g |
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BELL 自転車ヘルメット DRAFT AFをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
重量(実測値) | 261g |
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インナーパッド取り外し可能 | |
認証規格 | CE認証(EN1078)、CPSC認証 |
反射テープ付き | |
リアライト付き | |
虫よけネット付き |
良い
気になる
ROCKBROSの「自転車ヘルメット」。CE認証とCPSC認証を受けており、エアロヘルメットのような見た目が特徴です。
やや重量があり、空気の抜けもあまりよくないため重量や涼しさの検証では低評価に。インナーパッドを簡単に外して洗えるのは利点ですが、リアライト・反射テープ・虫よけネットがなく機能性でも不足が目立ちました。
ヘルメットの形状は悪くなかったものの、アジャスターの操作性が悪いので自分好みの締めつけ具合に調整するのが難しく、フィット感も低評価。心地よい使用感を実現するのが困難なヘルメットと感じました。
重量(公称値). | 250g |
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重量(実測値) | 364g |
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インナーパッド取り外し可能 | |
認証規格 | CE認証(EN1078) |
反射テープ付き | |
リアライト付き | |
虫よけネット付き |
良い
気になる
GIANTの「RELAY ASIA MIPS」は、脳震盪を防止するためのテクノロジーであるMIPSを搭載したヘルメット。安全性を重視する人におすすめのヘルメットです。
日本人の頭にフィットしやすい形状で、フィット感の評価は悪くない結果に。ただし、人によっては頭頂部に圧迫感を感じたり、グラつきを感じたりする場合があるようです。
大きなベンチレーションが設けられており、涼しさの検証は高評価。真夏の暑い時期でも、比較的快適に走りやすいといえるでしょう。
重量は364gとかなり重量級。長時間のサイクリングでは少し疲れやすい可能性があります。後頭部にはリアライトを取り付けるためのスリットがあり、別売りの専用リアライトを取り付けることで夜間の安全性が向上しますよ。
重量(公称値). | 不明 |
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mybestではベストなロードバイク用ヘルメットを「安全性が高く、被り心地がよくて、使いやすい機能があるヘルメット」と定義。
そんなベストなロードバイク用ヘルメットを探すために、人気メーカーの最新商品やAmazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどで売れ筋上位のロードバイク用ヘルメット17商品を集め、以下の5つのポイントから徹底検証しました。
検証①:フィット感
検証②:重量
検証③:涼しさ
検証④:便利な機能
今回検証した商品
フィット感が優れた商品としてユーザーがとても満足できる基準を「日本人男性のモニターが長時間快適に被れるフィット感であると評価したもの」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
各商品をモニターが実際にフィット感を評価し、各商品のおすすめ度をスコア化しました。
自分の頭囲にあったサイズのヘルメットを着用し評価
重量の軽さが優れた商品としてユーザーがとても満足できる基準を「長時間のサイクリングで被っていても重さによる疲労を感じない商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
ヘルメットの重量を計測。200gを下限に、重量が軽いものほどおすすめとしておすすめ度をスコア化しました。
複数のサイズをまたぐ場合の例:Mサイズ 55~58cm/Lサイズ 58~61cm
涼しさが優れた商品としてユーザーがとても満足できる基準を「ベンチレーションから十分な風を取り込み、効率的に頭を冷やせる商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
サイクルキャップの上からヘルメットを被り、大型扇風機で風を当ててキャップ表面の温度変化を計測。-3℃を下限に、温度が下がったものほど高評価としました。
風の当て方:ロードバイク乗車時を想定し、正面やや上方から45秒間当てる
温度の測定方法:サイクルキャップにマスキングし、おでこの上3か所を測定。3か所それぞれの温度変化の平均値を記録とする
その他:気温23℃の室内で測定
便利な機能が豊富な商品としてユーザーがとても満足できる基準を「日常的にサイクリングを楽しむ人が機能面で不足を感じない商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
テスターが各商品をチェックし、以下のポイントごとに点数づけをして、各商品のおすすめ度をスコア化しました。
ヘルメットは紫外線や雨などにより経年劣化し、いつしか本来の保護性能を失うもの。安全認証のひとつであるSGマークは有効期限を購入後3年としていて、一般的にも3年を目安とした買い替えが推奨されています。経年劣化は目に見えない部分でも起こるので、一見きれいでも古いヘルメットは使わないようにしましょう。
また、転倒などで強い衝撃を受けたヘルメットも交換が必要です。自転車用ヘルメットは壊れることで衝撃を吸収し頭を守る仕組み。そのため、一度でも強い衝撃が加わると本来の性能を発揮できなくなります。
車体の買い替えも検討しているなら、ロードバイクの選び方も要チェック。最新の規格や人気のメーカー・ブランドも紹介しているので、ぜひ参考にしてくださいね。
1位: オージーケーカブト|OGK|REZZA-2
2位: KASK|RAPIDO
3位: オージーケーカブト|RECT
3位: UVEX|BOSS RACE
5位: BASECAMP |自転車ヘルメット
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