優れた光学技術を持ち、発売当初から小型軽量かつ高性能なカメラ・レンズを展開してきた「富士フイルム」。銘玉からクセ玉までさまざまなオールドレンズがありますが、M42マウントやXマウント、広角や望遠といった焦点距離など、選ぶ要素が多く悩んでしまいますよね。
そこで今回は、富士フイルムのオールドレンズの選び方とともに、人気のオールドレンズをランキング形式でご紹介したいと思います。富士フイルムならではの選び方もピックアップしているので、撮影シーンに合った魅力的なオールドレンズを見つけてくださいね!
徹底した自社検証と専門家の声をもとにした、商品比較サービス。 月間3,000万以上のユーザーに向けて「コスメ」から「日用品」「家電」「金融サービス」まで、ベストな商品を選んでもらうために、毎日コンテンツを制作中。
とくにプロ向けに開発された「フジノンシリーズ」では、高性能な撮影技術を堪能できるでしょう。当時は高価だったオールドレンズも、比較的リーズナブルな価格帯で購入できるのがうれしいですよね。
ただし、安さだけで決めると思うように撮れない可能性があるため、マウントの種類や焦点距離といったポイントを押さえることが大切。カメラ側のスペックも考慮しながら、撮影シーンに合ったオールドレンズを探してみましょう。
センサーサイズが変わると、同じ焦点距離でも実際に写る画角が異なるため注意が必要。レンズを選ぶときはフルサイズが前提になるので、フルサイズ以外のレンズやカメラで撮るときは換算しておきましょう。
【フルサイズ換算の焦点距離】
たとえば、富士フイルムのAPS-Cカメラで、焦点距離50mmのオールドレンズを使う場合、撮影時の焦点距離は75mmになります。センサーサイズによって1.5~2.0倍の画角になるので、フルサイズ換算の焦点距離を考慮したうえで選ぶことが重要です。
富士フイルムのオールドレンズを選ぶ際に必ずチェックしておきたい「6つのポイント」をご紹介します。
富士フイルムのオールドレンズは、代表的なマウントとして3種類が挙げられます。価格帯や選択肢の多さに傾向があるので、各マウントの特徴も含めてチェックしておきましょう。
バリエーションの豊富さで選びたい人は、フィルムカメラ時代のユニバーサルマウントである「M42」がおすすめ。選択肢が多いだけでなく、比較的安価な値段で売られているのが魅力です。
富士フイルムでは、「クセ玉」と呼ばれるプロ向けのオールドレンズも、M42マウントのラインナップにありますよ。価格帯とスペックのバランスを考慮しながら、こだわりのオールドレンズを決めたい人にも適しています。
ほかのマウントに比べると高価なものの、コンパクトかつ上品な外観はL39ならではの魅力。富士フイルムからは「fujinon 50mm」「fujinon 35mm」といったオールドレンズが選択できます。
商品名では「Xマウント」となっていますが、富士フイルムの現行モデルのXマウントとは別物になるため注意が必要です。ラインナップは少ないものの、一般的なカメラレンズでは見られない、個性派なスペックのオールドレンズもありますよ。
たとえば、ソニーの「α7」に富士フイルムのM42マウントをつけたいときは、Eボディ用のM42マウントアダプターを装着するのが適切。とくに富士フイルムは、Xマウントのように時代によって設計が異なるものもあるため、しっかり確認しながら選びましょう。
単焦点レンズが多いオールドレンズでは、焦点距離の見極めが重要です。センサーサイズも把握したうえで、撮影シーンに適した焦点距離を見つけましょう。
オールドレンズの操作感に慣れていない人や、構図を決めるのが苦手な人には、焦点距離35~50mmの標準レンズがおすすめ。視覚にちかい画角なので、ファインダーを覗かなくても仕上がりをイメージしやすいメリットがあります。
また、フィルムカメラのなかでも一般的な焦点距離なので、ラインナップが豊富なのもうれしいポイント。はじめてオールドレンズや単焦点レンズを使う人でも扱いやすい焦点距離といえます。
標準レンズで収まりきらない被写体は、焦点距離35mm以下の広角レンズを使うと撮りやすくなります。視覚よりも広い画角なので、目で見ている景色とは違った奥行きのある描写を楽しめますよ。
焦点距離が短いほど広い範囲を写せるようになるので、大きい建造物を撮ったり、空をダイナミックに表現したいときは、18mm以下の超広角レンズを選んでもよいでしょう。被写体と背景の遠近感を強める効果も期待できます。
被写体から離れた場所でカメラを構える場合は、焦点距離70mm以上の望遠レンズが便利です。とくに、70~135mmの中望遠域のレンズであれば、ほどよいボケ感を出したポートレート撮影で活躍してくれますよ。
中望遠域で寄りづらい被写体は、150mmや200mmといった望遠レンズを使ったほうがよいでしょう。人の動きに敏感な野鳥や、物理的に近づけない飛行機などの撮影シーンにぴったりです。
F値が小さいほどレンズは明るくなり、ボケ感を強く出せるようになるのが基本的な仕組みです。富士フイルムには「fujinon 55mm f2.2 」など、「バブルボケ」と呼ばれる、しゃぼん玉が飛んでいるような変わったボケ感が出せるオールドレンズもあります。
一般的な玉ボケとは異なり、輪郭線のはっきりしているバブルボケが表現できるのは、オールドレンズならではの魅力。フィルム時代特有の表現力を試してみたい人は、ぜひチェックしてみてくださいね。
また、カメラ本体に手ブレ補正機能が備わっている場合は、ボディ側で補正を有効にすると、レンズ側にも反映させることが可能です。事前に焦点距離を設定する必要があるため、使いたい機能の内容と、対応範囲を把握しておきましょう。
コーティング技術が高いレンズはフレアが発生しにくく、電灯や太陽光が多いシーンでもきれいに撮影しやすいのが魅力。レンズ本体に「EBC」の文字が刻まれているので、ほかのポイントと合わせてチェックしておきましょう。
オールドレンズはほとんどが中古品で販売されているため、レンズの状態を確認しておくことも大切です。レンズの表面に傷がないか、撮影に問題の出る故障がないかなど、事前にリサーチしながら選びましょう。
フォーカスリングや絞りリングの劣化具合は、撮影時の操作感に影響します。動かしづらくなっているものは、思うようにピントを合わせたり絞りを調整したりできなくなるため、リングがスムーズに動くレンズを優先したほうがよいでしょう。
また、バルサム切れを起こしてレンズ内の接着剤がはがれている場合、フレアやゴーストなどが写り込む原因になります。修理の内容や現状に加え、丁寧に保管されているかどうかも確認できると安心です。
とくに操作感やカビの有無は見た目で判断できないため、なるべく多くの情報をもとに決めましょう。購入後の劣化が不安な人は、カメラ用の防湿庫を備えておくのがおすすめですよ。
一部の商品データはAIで自動入力しており、現在のデータ正解率は平均約90%です。ご購入の際は必ず事前に各商品の公式サイトで内容をご確認ください。
軽量コンパクトで持ち運びに便利な、扱いやすいパンケーキレンズです。27mmに相当する視野により、風景・一般的なスナップショットに適しています。最小焦点距離は18cmで、クローズアップ撮影も可能ですよ。
対応マウント | Xマウント系 |
---|---|
レンズタイプ | 単焦点 |
対応センサーサイズ規格 | APS-C |
焦点距離(ワイド側) | 不明 |
焦点距離(テレ側) | 不明 |
換算焦点距離 | 不明 |
フォーカス | AF/M |
フィルター径 | 52mm |
重量 | 約116g(レンズキャップ・フード含まず) |
質量約78g・全長23mmと軽量・コンパクトでカメラに装着したまま持ち歩くことができます。焦点距離27mmという人の視野に近い画角で、見たままのシーンを自然に捉えることが可能。フジノン独自の多層コーティング処理「HT-EBC」により優れた反射防止効果を実現し、フレアやゴーストの発生を低減します。
対応マウント | キヤノンEF-Sマウント系 |
---|---|
レンズタイプ | 広角 |
対応センサーサイズ規格 | 不明 |
焦点距離(ワイド側) | 27mm |
焦点距離(テレ側) | 27mm |
換算焦点距離 | 41mm(35mm判換算) |
フォーカス | 不明 |
フィルター径 | 不明 |
重量 | 約78g(レンズキャップ・フード含まず) |
普段デジタルのカメラを使っている人や、オートモードで撮影する機会が多い人は、ピント合わせを中心に実践するよう意識してみましょう。はじめに絞りを開放しておくことで、被写体にピントを合わせやすくなりますよ。
ピントがしっかり合っていることを確認したうえで、絞りリングを操作してボケ感を調整します。また、カメラ側がオールドレンズを認識しないことがあるため、「レンズなしレリーズ」を有効にしてからシャッターを押しましょう。
以下の記事で、富士フイルムのミラーレス一眼について詳しくご紹介しています。用途や機能性の違いで選べるよう解説しているので、カメラが気になる人はぜひこちらもご覧になってみてくださいね。
コンテンツ内で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイベストに還元されることがあります。
各商品の紹介文は、メーカー・ECサイト等の内容を参照しております。
掲載されている情報は、マイベストが独自にリサーチした時点の情報、または各商品のJANコードをもとにECサイトが提供するAPIを使用し自動で生成しています。掲載価格に変動がある場合や、登録ミス等の理由により情報が異なる場合がありますので、最新の価格や商品の詳細等については、各ECサイト・販売店・メーカーよりご確認ください。
家電
パソコン・周辺機器
コスメ・化粧品
ビューティー・ヘルス
生活雑貨
キッチン用品
格安SIM
インターネット回線
クレジットカード・キャッシュレス決済
ローン・借入
脱毛
サービス
就職・転職
投資・資産運用
保険
ウォーターサーバー
ベビー・キッズ・マタニティ
食品
ドリンク・お酒
アウトドア・キャンプ
DIY・工具・エクステリア
住宅設備・リフォーム
インテリア・家具
ペットフード ・ ペット用品
カメラ
スマホ・携帯電話
車・バイク
釣具・釣り用品
スポーツ用品
趣味・ホビー
アプリ
テレビゲーム・周辺機器
本・音楽・動画
ファッション
靴・シューズ
コンタクトレンズ
腕時計・アクセサリー
ギフト・プレゼント
旅行・宿泊
その他