ズーム撮影と手ブレ補正にこだわり、静止画にも動画にも対応した、ソニー Cyber-shot DSC-HX400V。インターネット上の口コミでは高評価が多い一方で、「ノイズが多く、スナップ写真が限界」「重いのが難点」など気になる評判もあり、購入を迷っている人も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、ソニーのCyber-shot DSC-HX400Vを含むネオ一眼9商品を実際に使ってみて、オートフォーカスの優秀さ・画質のよさ・使い勝手のよさを比較してレビューしました。購入を検討中の人はぜひ参考にしてみてくださいね!
新卒でPC周辺機器・スマホアクセサリー・カーアクセサリーを取り扱うメーカーに入社。法人営業・広報を担当し、商品開発にも携わる。2023年2月にマイベストに入社し、モバイルバッテリーやビデオカメラなどガジェットやカメラの比較・コンテンツ制作を経験。現在では、家電・カーバイク用品など幅広いジャンルのコンテンツ制作に携わる。「専門性をもとにした調査・検証を通じ、一人ひとりに合った選択肢を分かりやすく提案すること」ことを心がけて、コンテンツ制作を行っている。
すべての検証は
マイベストが行っています
ソニーのCyber-shot DSC-HX400Vは、使い勝手のよさを重視する人におすすめです。モニターが使ってみたところ、掴みやすいグリップが人気を集め「かなりフィット感がある」「しっかり力をこめられる」とトップクラスの高評価を獲得しました。
ボタンやズームにも不満は見られず、操作のしやすさも良好です。「片手でも楽々持てる」「小型で持ちやすい」と、軽量でコンパクトな点も好評でした。実際の重量は1,095gと比較したなかでは軽いほうではありませんが、楽に握れるため扱いやすく感じられるようです。
明るい場所での撮影であれば、画質は良好です。広角・望遠・超望遠と解像度を保って撮影できました。被写体の質感もしっかり表現できています。ただ、暗い場所だと粗い写真になってしまうので注意が必要です。
オートフォーカス機能は、通常撮影であれば問題ありません。高速で動く被写体の撮影はピントが合わずに迷うことが多かったため、少し難しく感じるでしょう。明るい場所で、あまり動きの激しくない被写体の撮影に向いているといえます。
実際にソニー Cyber-shot DSC-HX400Vと比較検証を行った商品の中で、各検証項目でNo.1を獲得したものをピックアップしました。
ソニー Cyber-shot DSC-HX400Vよりも高い評価を獲得した商品も!ぜひこちらも検討してみてくださいね。
世界的に知られる総合電機メーカー、ソニー。映像・オーディオ・カメラなど、さまざまな分野で商品を展開しています。
そのCyber-shot DSC-HX400Vは、手ブレを抑えて高倍率のズーム撮影ができるよう考えられたデジタルカメラです。
光学50倍ズームのZEISSバリオ・ゾナーT*レンズを搭載。35mm判換算で、広角24mmから望遠1,200mmまで幅広い領域をカバーし、さまざまな撮影シーンに対応しています。レンズの明るさを表すF値は2.8~6.3です。
さらに、解像感を保ったまま最大100倍まで拡大可能な、全画素超解像ズームもできます。
また、手ブレ防止にも力を入れて作られました。ブレやすいズーム時もしっかり補正できるよう設計されています。カメラを構えると自動的に手ブレ補正機能がはたらきますよ。
イメージセンサーは、遠くのものを大きく映したい場合に適した1/2.3型センサーです。
自動的にピントを合わせるオートフォーカス機能や、動く被写体にピントを合わせ続けるロックオンAFも搭載しています。
動く被写体の撮影には、1秒間に最大10コマ連写できる機能も便利ですよ。
動画撮影も可能です。ソニーがハンディカムで培ったフルハイビジョンの技術を投入し、高画質での撮影を実現しました。
光学ズーム・全画素超解像ズーム・手ブレ補正・オートフォーカス機能・ロックオンAFなどの機能は、静止画だけでなく動画にも対応しています。
表示画面には、3.0型のエクストラファイン液晶を採用しました。上下に稼働するマルチアングル方式で、ハイポジションでもローアングルでも撮りやすいよう考えられています。
約92.1万ドットの高解像度なので、細かな部分まで鮮明に表示されるのはうれしいですね。
覗くだけでファインダー表示になり、液晶は消灯されます。ファインダーから目を離せば、再び液晶が表示されますよ。
絞り優先・シャッタースピード優先・マニュアル露出などを自分で設定できる、マニュアルモードもありますよ。
さらに、撮影準備をスムーズにする機能も搭載されています。いつも使う機能はカスタムボタンに登録しましょう。ワンプッシュですぐに利用できますよ。
好みの設定を保存できるMR(メモリーリコール)モードや、シャッタースピードや絞りをすばやく設定できるコントロールダイヤルもチェックしてみてくださいね。
色を細かく設定できるホワイトバランスシフト機能や、風景撮影などで水平出しが簡単にできる電子水準器もついていますよ。
また、自然な立体感を表現するディテールリプロダクション技術・光による不鮮明さを解消する回折低減処理・解像度を効果的に高めるノイズリダクションなども搭載。高画質な撮影にこだわっています。
撮影環境に合わせて設定を自動調整してくれる、プレミアムおまかせオート機能もついていますよ。
撮影後はWi-FiやNFC通信機能で、静止画や動画をスマホに転送できます。SNSなどへのアップロードや、家族や友達と共有するときに便利ですね。
今回はソニーのCyber-shot DSC-HX400Vを含むネオ一眼全9商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
検証①:オートフォーカスの優秀さ
検証②:画質のよさ
検証③:使い勝手のよさ
最初に、オートフォーカスの優秀さを検証しました。
外光のない部屋でおもちゃの電車を走らせます。離れた位置から10分間撮影し、合焦率とフォーカスが迷った回数をチェックし、評価しました。撮影条件は以下のとおりです。
撮影してみたところ、ピントが合わなかったのは29カット中3カットで、合焦率は89%でした。比較したなかでは中間程度の成績で、オートフォーカスの速度はそこそこといえます。
ただし、撮影中ピントが合わずに迷うことも多く、シャッターが切れないケースもありました。高速で動く被写体を撮るときは、苦労する可能性があります。
通常撮影や静止画などは問題なく撮影できるでしょう。
次は、画質のよさを検証しました。
外光のない室内で、以下の条件で被写体を撮影します。解像感・暗所耐性の2つをチェックし、評価しました。
広角から望遠・超望遠にかけて、解像度を落とすことなく撮影できました。広角では少しシャープな印象の仕上がりになっています。
検証した同等クラスのカメラと比べても、劣る部分は見られませんでした。糸や金属など、異なる被写体の質感もしっかり表現できています。
しかし、約20ルクスという暗所で撮影した写真は粗くなってしまい、色や質感の区別がつきにくくなりました。
暗やみでの撮影は難しそうですが、日中や明るい室内であればクリアに撮れるでしょう。
最後に、使い勝手のよさを検証しました。
mybestの男女5名が実際にカメラを使います。遠距離からさまざまな被写体を撮影し、握りやすさ・ズーム時の使いやすさをチェックしました。
モニターが使ってみたところ、「指にあわせた形状でかなりフィット感がある」と、掴みやすいグリップのデザインが人気を集めました。
「しっかり力をこめられる」と操作のしやすさも良好です。ボタンやズームにも不満は見られず、検証したなかでもトップクラスの高評価でした。
また「片手でも楽々持てる」「小型で持ちやすい」と、軽量でコンパクトな点も好評です。
実際の重さは1,095gと比較したなかではさほど軽くはありませが、しっかり握れるので楽に感じると予想されます。
2014/04/04 発売
重量(バッテリー込み) | 1095g |
---|---|
本体サイズ | 132.5×94.0×145.0mm(レンズ先端からファインダーまで)|132.5×94.0×127.4mm(レンズ先端からモニターまで) |
有効画素数 | 2040万画素 |
センサーサイズ | 1/2.3型 |
35mm判換算焦点距離 | 24-1200mm |
F値 | F2.8-6.3 |
光学ズーム倍率 | 50倍 |
マニュアルフォーカス | |
タッチパネル | |
GPS機能 | |
撮影可能枚数 | 約300枚 |
最短撮影距離 | 1cm |
記録メディア | SDカード、メモリースティック PRO デュオ<br> |
記録フォーマット | jpeg |
シャッタースピード | 30〜1/4000秒、BULB |
背面モニター | チルトモニター |
モニターサイズ | 3.0型 |
手ブレ補正機構 | 光学式 |
ISO感度 | ISO 80-3200 |
ファインダー方式 | 電子式 |
内蔵メモリ | |
連写速度 | 約10コマ/秒 |
USB充電・給電 | 充電のみ可能 |
Wi-Fi・Bluetooth機能 | Wi-Fi対応 |
動画撮影機能 | フルHD60p |
防水機能 | |
防塵機能 | |
耐衝撃機能 | |
耐低温性能 | |
自分撮り機能 |
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最後に、よりピントが合いやすいカメラが欲しいという人におすすめの商品をご紹介したいと思います。
画質もフォーカスも重視するなら、LUMIX FZ1000IIがおすすめです。被写体のディテールがしっかり写り、画質は良好。とくに望遠・超望遠での画像がきれいです。オートフォーカスも優秀で、ピントが合わずに迷うことはほぼありませんでした。大きめのグリップで持ちやすく、使い勝手も好評です。
動いているものもきれいに撮りたいなら、LUMIX FZ300を要チェック。オートフォーカスの検証では確実にピントが合い、トップクラスの性能を証明しました。画質は周囲の解像度がやや物足りなく感じたものの、中央部分の写りは良好です。しっかりしたグリップで、操作も問題ありませんでした。
重量(バッテリー込み) | 810g |
---|---|
本体サイズ | 約136.2×約97.2×約131.5mm |
有効画素数 | 2010万画素 |
センサーサイズ | 1.0型 |
35mm判換算焦点距離 | 25-400mm |
F値 | F2.8-4 |
光学ズーム倍率 | 16倍 |
マニュアルフォーカス | |
タッチパネル | |
GPS機能 | |
撮影可能枚数 | モニター使用時約440枚|ファインダー使用時約290枚 |
最短撮影距離 | 1cm |
記録メディア | SDカード |
記録フォーマット | jpeg・RAW対応 |
シャッタースピード | 60〜1/16000秒、BULB |
背面モニター | バリアングルモニター |
モニターサイズ | 3.0型 |
手ブレ補正機構 | 光学式 |
ISO感度 | ISO125-12800 |
ファインダー方式 | 電子式 |
内蔵メモリ | |
連写速度 | AF固定時約12コマ/秒|AF追従時約7コマ/秒 |
USB充電・給電 | 充電のみ可能 |
Wi-Fi・Bluetooth機能 | Wi-Fi・Bluetooth両対応 |
動画撮影機能 | 4K30p、 フルHD60p |
防水機能 | |
防塵機能 | |
耐衝撃機能 | |
耐低温性能 | |
自分撮り機能 |
パナソニック LUMIX DC-FZ1000M2をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
重量(バッテリー込み) | 691g |
---|---|
本体サイズ | 約131.6×91.5×117.1mm(突起部を除く) |
有効画素数 | 1210万画素 |
センサーサイズ | 1/2.3型 |
35mm判換算焦点距離 | 25-600mm |
F値 | F2.8 |
光学ズーム倍率 | 24倍 |
マニュアルフォーカス | |
タッチパネル | |
GPS機能 | |
撮影可能枚数 | モニター使用時約380枚|ファインダー使用時約360枚 |
最短撮影距離 | 1cm |
記録メディア | SDカード |
記録フォーマット | jpeg・RAW対応 |
シャッタースピード | 60〜1/16000秒、BULB |
背面モニター | バリアングルモニター |
モニターサイズ | 3.0型 |
手ブレ補正機構 | 光学式 |
ISO感度 | ISO100-6400 |
ファインダー方式 | 電子式 |
内蔵メモリ | |
連写速度 | AF固定時約60コマ/秒|AF追従時約6コマ/秒 |
USB充電・給電 | 不明 |
Wi-Fi・Bluetooth機能 | Wi-Fi対応 |
動画撮影機能 | 4K30p、 フルHD60p |
防水機能 | |
防塵機能 | |
耐衝撃機能 | |
耐低温性能 | |
自分撮り機能 |
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