センターポールで高さと水平の両方を調整できる、Leofoto LO-284C+LH-36。しかし、ネット上には口コミがなく、実際の評判が気になって購入を迷っている人も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、Leofoto LO-284C+LH-36を含む全カーボン三脚13商品を実際に使ってみて、安定性・使いやすさ・持ち運びのしやすさを比較してレビューしました。購入を検討中の人はぜひ参考にしてみてくださいね!
新卒でPC周辺機器・スマホアクセサリー・カーアクセサリーを取り扱うメーカーに入社。法人営業・広報を担当し、商品開発にも携わる。2023年2月にマイベストに入社し、モバイルバッテリーやビデオカメラなどガジェットやカメラの比較・コンテンツ制作を経験。現在では、家電・カーバイク用品など幅広いジャンルのコンテンツ制作に携わる。「専門性をもとにした調査・検証を通じ、一人ひとりに合った選択肢を分かりやすく提案すること」ことを心がけて、コンテンツ制作を行っている。
すべての検証は
マイベストが行っています
Leofoto LO-284C+LH-36は、安定性を重視したい人におすすめです。検証した結果、カメラと三脚のどちらに衝撃を与えてもほとんどブレませんでした。検証したほかの三脚と比べても安定していて、微小なブレもすぐに収まります。
脚パイプ・雲台ともに扱いやすく、使い勝手も良好です。レベリング付きのため、脚を調整しなくても多少のズレは修正できます。雲台も高精度で、ロックしても構図のズレはほとんど見られませんでした。
ただし、堅牢な設計ゆえに重量があります。縮長も56.3cmと大きく、持ち運びやすいとはいえません。携帯性より写真のクオリティを追求したい人向けです。
メーカーの希望小売価格は、税込108,900円(公式サイト参照)。比較したなかでは高額な商品ですが、構図を微調整したい・ブレのない写真を撮りたい人は、ぜひ手に取ってみてください。
実際にLeofoto LO-284C+LH-36 Mr.Oシリーズと比較検証を行った商品の中で、各検証項目でNo.1を獲得したものをピックアップしました。
Leofoto LO-284C+LH-36 Mr.Oシリーズよりも高い評価を獲得した商品も!ぜひこちらも検討してみてくださいね。
今回紹介するLO-284Cは、Leofotoのカーボン三脚。Mr.Oシリーズとして販売されていて、水平をとるためのレベリング機能を搭載しているのが特徴です。
本体内蔵のボールにセンターポールを通していて、高さだけでなく水平方向の調整も可能。±30度の幅で角度を変えられるので、不整地での撮影がスムーズになりますよ。
センターポールの抜き差しができるのもポイント。パーツを付け替えてローアングルしたり、逆向きに挿したり、自由な構図で撮影を楽しめますよ。
脚の開き具合は23度・55度・85度の3段階、高さは178~1,540mmの範囲で伸縮します。別途アクセサリーを購入すれば、さらに自由度はアップ。スマホやタブレットの取り付けも可能です。
脚には、堅牢な10層カーボンチューブを採用。望遠レンズなどを載せてもブレないように、パイプ径は1番太いところで28mmもあります。
脚の固定方法は、節目の部分を回して締めるナット式です。内部のロック機構が1つの部品になっていて、セルフメンテナンスがしやすいですよ。地面に直接触れる石突というパーツは、ゴム製のものを標準装備。砂地・岩場などの不安定な場所で使える、スパイクタイプの石突も同梱しています。
付属品は取扱説明書を除いて5点です。上述したセンターポールの付け替えパーツとスパイク石突のほか、手入れに使う工具×2・専用バッグが同梱しています。
もう1つ重要なのが、カメラに取り付けるクイックシューというパーツ。事前に取り付けておくと、毎回ネジを締めて固定しなくてもワンタッチでカメラがセットできます。雲台メーカーのアルカスイス社の規格に合わせてつくられているため、他社製品とも互換性があって便利ですよ。
購入してから1年間は無料保証が受けられます。対象商品にはシリアルナンバー入りの保証書が同梱されているので、忘れずに保管しておきましょう。
今回はLeofoto LO-284C+LH-36を含むカーボン三脚全13商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
検証①:安定性
検証②:使いやすさ
検証③:持ち運びのしやすさ
まずは、安定性の検証です。
ミラーレス一眼カメラと超望遠レンズを載せて、実際にカメラと三脚に衝撃を加えながら撮影します。ブレにくさ・ブレの収まりやすさの2点に注目して、撮影した写真を評価しました。
【検証条件】
安定性は、比較した三脚のなかでもトップクラスでした。固定用雲台の白塗り線を見るとわずかにブレていたものの、カメラ・三脚のどちらに衝撃を与えてもほぼ影響はありません。
ブレが微小なうえにすぐ収まるため、像が2つに重なることもありませんでした。実際の撮影においても、ブレは気になりにくいでしょう。
次に、使いやすさの検証です。
脚の伸ばしやすさ・脚の調整のしやすさ・雲台を動かしたときのなめらかさ・雲台のロックのしやすさの4点を確認するため、実際に以下の動作を行いました。
脚パイプの伸縮はスムーズで、ほとんど引っかかりを感じませんでした。ロック操作もしやすく、ラバーが手のひらに吸い付くような快適さです。
Mr.Oシリーズの特徴である、レベリング機能も高評価。少しくらいのズレなら、脚を調整するまでもなく水平がとれますよ。
雲台の精度も非常に高い印象です。抵抗感を生むためのトルクをかけても、挙動はなめらか。ロック時のズレも微々たるもので、拡大しないと気づかない程度でした。
ロックノブは少々痛みを感じやすい金属製ですが、大きめにつくられていてスムーズに操作できます。総合的に満足度の高い商品ですよ。
最後は、持ち運びのしやすさの検証です。
評価基準を以下に設定し、重さ・大きさ・収納のしやすさの3点で総合的に評価しました。
今回検証したなかでは比較的サイズが大きく、やや重さもある印象でした。雲台に大型ボールが採用されているため、総重量は約1.75kgと重め。全商品の平均1.63kgを上回りました。
持ち運び時に脚が逆にならないのも惜しい点です。縮長も56.3cmと大きめで、平均より7cmほど大きめでした。ただし、持ち運びがしやすい商品は、安定性に欠ける傾向があります。ブレにくさを重視するなら、第一候補となる商品です。
三脚タイプ | 中型三脚 |
---|---|
全高 | 162.3cm |
縮長 | 56.3cm |
重量 | 1.75kg |
段数 | 4段 |
パイプ径 | 28mm |
一脚機能 | |
---|---|
耐荷重 | 12kg |
全高(センターポール除く). | 132.2cm |
最低高 | 17.8cm |
パイプ素材 | カーボン |
水準器搭載 | |
三脚ケースあり | |
石突の種類 | ゴム(付属:スパイク石突) |
クイックリリースあり | |
エンドフックあり |
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最後に、持ち運びがしやすい商品のおすすめをご紹介します。
GITZOのトラベラー三脚GT1545Tは、安定性と携帯性を両立した商品です。脚も雲台もストレスなく扱えて、ロックも軽く操作できました。スリムで軽量な設計ですが、カメラや脚への衝撃もしっかりと吸収します。本格的な撮影を楽しむなら、ぜひ選んでほしい商品です。
ベルボンの小型トラベル三脚 UTC-63II ASは、伸縮比に優れた商品です。縮長35.7cmとコンパクトなので、さまざまなカメラバッグに収まります。5段タイプですが堅牢な構造で、衝撃を与えたときのブレもほぼ見られませんでした。価格も比較的安く、手に取りやすいですよ。
三脚タイプ | トラベル三脚 |
---|---|
全高 | 163.5cm |
縮長 | 42.5cm |
重量 | 1.45kg |
段数 | 4段 |
パイプ径 | 25.3mm |
一脚機能 | |
---|---|
耐荷重 | 10kg |
全高(センターポール除く). | 140.5cm |
最低高 | 32.4cm |
パイプ素材 | カーボン |
水準器搭載 | |
三脚ケースあり | |
石突の種類 | ゴム |
クイックリリースあり | |
エンドフックあり |
ジッツオ GT1545T+雲台GH1382TQDキットをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
三脚タイプ | トラベル三脚 |
---|---|
全高 | 152cm |
縮長 | 35.7cm |
重量 | 1.53kg |
段数 | 5段 |
パイプ径 | 30mm |
一脚機能 | |
---|---|
耐荷重 | 4kg |
全高(センターポール除く). | 132.6cm |
最低高 | 27.3cm |
パイプ素材 | カーボン |
水準器搭載 | |
三脚ケースあり | |
石突の種類 | ゴム |
クイックリリースあり | |
エンドフックあり |
UTC-63II ASをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
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