【徹底比較】エンジニア向け転職サイトのおすすめ人気ランキング【2025年5月】

パーソルキャリアの運営する「doda」は、エンジニア転職をしたいすべての人におすすめ。どの職種の求人数も多く、使いやすさも高評価でした。転職サイトと転職エージェントが一体となった総合型の転職サービスで、希望すればエージェントからの支援を受けられる点も魅力。本格的な転職活動を前に、情報収集からはじめたい人にも向いています。

求人の豊富さの検証では、エンジニアの求人数が約4.8万件と中央値を大きく上回り、ほかの総合型の転職サイトやエンジニア特化型の転職サイトのなかでもトップクラス。フロントエンドエンジニア・サーバーサイドエンジニアといった領域ごとに絞り込んだ場合でも、十分な量の求人を掲載していました。

使いやすさも申し分なし。検索項目は18項目あり、使用言語では検索できないものの勤務地・年収などの基本的な条件はもちろん、こだわり条件もあります。サポート機能として検索条件保存や職務経歴書自動生成にも対応。希望の求人を探しやすく、転職先が決まっていない人にもおすすめできます。

転職人気企業の掲載の検証では、メルカリ・グーグル・LINEヤフーなど調査した42社のうち39社の掲載実績がありました。人気の大手IT企業はもちろん、ベンチャー・スタートアップ企業の求人も扱っています。幅広い企業の求人を見たい人におすすめといえるでしょう。

転職エージェントがメインで、キャリアアドバイザーは人によってよしあしがあるものの、経験の長さやスキルを問わずどのような人にもおすすめの転職サイトです。まずは、エージェント機能を使わずに登録して、情報収集や書類の作成などからはじめてみるのがよいでしょう。

マイナビの運営する「マイナビ転職エンジニア求人サーチ」は、ハイクラス転職をしたい人におすすめ。年収1,000万円以上の求人が約3.6万件と、中央値を大きく上回っていました。

ITエンジニアの求人数も約8万件と中央値の3倍以上。Webアプリケーションエンジニア・インフラエンジニアなどの専門職の求人も中央値を上回る結果でした。「マイナビ転職」から派生したエンジニア特化の転職サイトなので、エンジニア向けの求人のみをマイナビ転職から抜き出して掲載していることも魅力。希望条件を満たす求人に出会いやすいといえるでしょう。

一方、未経験・リモート可能・副業可能といった領域以外の絞り込みをしたときの求人数は少なめ。エンジニア以外からの転職を考えている人や、勤務場所や勤務形態を重視したい人にとっては、自分に合った求人が見つけにくい可能性があります。

サイトの使いやすさは高評価を得ました。とくに、java・Ruby・Pythonなど使用言語で検索できるので、特定の言語に自信がある人におすすめです。検索項目は17項目あり、サポート機能として検索条件保存や職務経歴書自動生成にも対応。さらにエンジニアが重視している検索条件のみを設定できるなど、エンジニアが使いやすいように工夫されています。

転職人気企業の掲載では、メルカリ・LINEヤフー・ソフトバンクなど42社中34社の掲載実績があるので高評価を獲得。さまざまな企業の掲載実績があることから、幅広く求人を扱っているといえるでしょう。年収アップを目指している人はぜひ検討してみてください。

ウォンテッドリーの運営する「Wantedly」は、多くの求人を比較したい人なら候補に入るでしょう。サイト企業と求職者をつなぐビジネスSNSという役割が強く、転職サイト機能がメインではないものの、エンジニア向けの求人は約4,7万件とトップクラス。領域別の求人数も中央値を上回っており、求人数は豊富といえます。

人気企業の掲載の検証では、42社中23社が掲載されており、IT・Web業界のさまざまな企業の求人が掲載されている可能性があるでしょう。とくに、ベンチャー企業やスタートアップ企業がミッションや価値観の発信の場として利用するケースが多いので、ベンチャー企業に興味がある人におすすめです。

しかし、転職サイトが主な機能ではないことから検索条件やサポート機能が少なく、サイトの使いやすさの評価は伸び悩みました。検索項目は10項目と多くなく、検索条件保存や職務経歴書自動生成にも非対応。書類作成には、ほかの転職サイトやインターネット上のテンプレを利用するのがよいでしょう。

企業や求職者がお互いの情報を深く理解するための情報発信が可能で、たとえば各企業のページには社内イベントや在籍社員へのインタビュー記事が掲載されています。転職活動でメイン利用するにはやや使いにくい点もありますが、求人数が豊富なのは大きな魅力。ベンチャー・スタートアップへの転職を目指す人は登録してみましょう。

Atraeの運営する「Green」は、リモートワークや副業が可能なエンジニア転職をしたい人におすすめ。リモート可能な求人数と副業可能な求人数が約990件以上と、どちらも中央値を下回っていました。勤務場所や勤務形態を重視したい人には向いている転職サイトといえます。しかし、ITエンジニアの求人数が1.6万件と中央値を下回っていたことは気になりました。

検索項目は14項目と多めで、サポート機能として検索条件保存や職務経歴書自動生成にも対応。完全週休2日・退社時間などのこだわり条件はないものの、基本的な検索は十分にしやすいといえるでしょう。

転職人気企業の掲載の検証では、サイバーエージェント・サイボウズ・メルカリ・LINEヤフーなど42社のうち28社の掲載実績があるとわかりました。大手・ベンチャーを問わず、IT・Web業界の求人であれば幅広く掲載している可能性が高いといえます。

なお、「IT転職はGreen」というキャッチコピーのとおり、IT・Web業界特化型の転職サイトです。エンジニアに特化しているわけではないものの、IT企業の求人を中心に掲載しているので、IT・Webエンジニアの転職でも有用といえるでしょう。リモートワークや副業にこだわって探している人は利用してみてください。

ワークポートの運営する「IT転職ナビ」は、領域での絞り込みはしにくいものの、ハイクラス転職なら候補に入る転職サイトです。スマホアプリエンジニアとインフラエンジニア・フロントエンジニアは検索条件がなく絞り込みができません。それに対し、年収1,000万円以上の求人は約1.5万件と中央値を大きく上回っていました。ITエンジニアの求人数はおよそ1.9万件と中央値と同等の数です。

転職人気企業の掲載の検証では、42社のうち27社の求人掲載実績があることがわかりました。富士通・ソフトバンク・ SmartHR・ゆめみなどのさまざまな企業との取引があるので、多くの企業を見られるでしょう。

サイトの使いやすさの検証では、エンジニア特化型ではないことから使用言語や領域で検索ができず評価が伸び悩みました。検索項目は11項目で、勤務地・年収・未経験歓迎など基本的な検索条件はあるものの、こだわり条件が少なく、希望に合う求人を見つけづらいでしょう。職務経歴書自動生成には対応していますが、検索条件保存機能はないので毎回検索し直す必要があります。

IT・Web業界に特化した本サイトは、独自の求人だけでなくほかの転職サイトから転載している求人があることも特徴。使いやすいほかのサービスと併用するなら、領域を絞って求人を探したい人も検討してみましょう。

ワークポートの運営する「ワークポート（旧：hello world（ハローワールド））」は、検索項目がやや少ないので、希望の条件で絞り込みたい人には不向きでしょう。副業やフレックス勤務が可能な求人の絞り込み条件がなく、自分に合った勤務形態の求人を見つけにくいことが考えられます。

完全週休2日・年間休日120日以上・残業時間などのこだわり条件で求人を探せないのも難点。検索項目は7項目と少ないうえに、検索条件保存機能がないので毎回検索し直す必要があります。職務経歴書自動生成には対応しているので、書類作成の手間は省けるでしょう。

ITエンジニアの求人数はおよそ2.8万件と中央値を上回る結果に。転職人気企業の掲載の検証では、42社のうち21社が掲載されており、LINEヤフー・パナソニックなどの大手企業からSanSan・ゆめみなどのベンチャー企業までさまざまな企業の掲載実績があることがわかりました。

エンジニア特化型の本サイト。運営会社のワークポートは、若手×IT企業に強みがある転職エージェントや、「みんスク」という無料のプログラミングスクールも運営しており、転職サイト・エージェント・プログラミングスクールと多方面からエンジニアの支援をしています。ノウハウが豊富な可能性が高く、ほかの転職サイトと併用するなら検討してもよいでしょう。

キャリアデザインセンターの運営する「type転職」は、どの領域でも求人数が少なめで、希望条件を満たす求人を見つけにくいといえます。ITエンジニアの求人は1,200件ほどと中央値を大きく下回り、そのほかの領域でも求人数は少なめ。フレックス勤務の条件で絞った場合も同様でした。ほとんどの求人が首都圏の募集で、対象が限られる点にも注意しましょう。

転職人気企業の掲載の検証では、求人数が少ないながらも42社のうち19社の求人掲載実績がありました。グーグルやLINEヤフーのような大手IT企業の求人を掲載していた実績があり、有名企業の求人が見つかる可能性があるでしょう。