小学生向け読書感想文用の本のおすすめ人気ランキング

ある日山の向こうで大雨が降り続き、クマタは友達と一緒に絵本を贈ることを決めました。絵本を贈ったところ、お礼の手紙が届いて…。ほっこりとさせられるイラストも魅力的な、心温まるストーリーです。

近所の林で見かけた、寂しそうな栗毛の野良犬が気になっているたくと。家で保護しようとお母さんと一緒に貼り紙をするのですが、その貼り紙が感動のドラマを生み出します。2019年に福岡県であった実話を元にした感動の物語です。

アラスカに滞在して制作をする絵本作家のあずみ虫が描く、野生動物たちの物語です。小さな子どもから楽しめるストーリーで、動物への興味の入り口となる絵本。アザラシのあかちゃんが一生懸命に成長する姿を、親しみやすいイラストで描いています。

大人も子どもも読んでいる、絵本の本質をとらえた佐野洋子の代表作です。読むたびにちがう気持ちになるりっぱなとらねこの、ふしぎな物語。子どもが成長してからも繰り返し読める絵本を探している人にぴったりです。

学校の帰り道で見つけた、商品の見本もお金を入れるところもない変わった自動販売機をテーマにした物語です。一体、何の販売機…？秋篠宮悠仁さまの誕生をお祝いした童話コンテスト、創作童話コンテストの優秀賞受賞作です。

大好きなおばあちゃんと、少しの間いっしょに暮らすことになったはなちゃん。やさしいおばあちゃんと過ごす時間はとても楽しかったけれど、いつもと異なる生活にだんだんもやもやがたまってきてしまいます。「おばあちゃんなんて、きらい！」と言ってしまったはなちゃんの物語です。

主人公・達也のおねえちゃんは、6年生の運動会で思わぬ失敗をしてしまいます。落ち込んでいるおねえちゃんに声をかけられない達也でしたが、そんなとき、おじいちゃんから1本の電話がかかってきました。失敗しても大丈夫というメッセージが込められた、勇気のわいてくるストーリーです。

ある日、学校にマルくんという身体の小さな男の子が転校してきました。小さなマルくんにいじめっ子が近づきます。学校のいじめっ子に勇気を振り絞って大きな声をあげた、身体の小さな女の子テンちゃんのお話です。

どうぶつ島に捕まって逃げられないりゅうの子どもの話を野良猫から聞き、助けに行く決心をした9歳のエルマー少年。恐ろしい動物が待ち受ける島で、準備した輪ゴム・チューインガム・歯ブラシなどを使って知恵と勇気で立ち向かいます。出版から半世紀以上たつ今なお世界中で愛され続ける、エルマーシリーズ最初の1冊です。

本が大好きなチーターのチッタちゃんとカバのヒッポくんが登場する話です。読書好きは同じでも、はやくたくさん読むチッタちゃんと、ゆっくりじっくり読むヒッポくん。正反対の2人が本を通して友情を深める物語です。

原料のカカオから板チョコレートができるまでを、豊富な写真としかけ画面を使いながら、順を追ってみていきます。原料が変化して食べ物になるふしぎ、そして社会の仕事にも目が向きます。ひさかたチャイルドのしぜんにタッチ！シリーズの絵本です。

ばあばは近頃ケーキも焼かないし、部屋もほこりだらけで元気がありません。孫娘ファーンはばあばの人生に喜びを取り戻してあげようと、素敵な幸せを探しに出かけます。わたしたちに喜びの意味をやさしく教えてくれる、おばあちゃんと孫娘のあたたかな物語です。

ある日出会ったのは、9歳のおばあちゃんでした。いっしょに町を歩きまわり語り合った、わすれられない夏の一日を描いています。第70回青少年読書感想文全国コンクールの課題図書に選ばれた、山本悦子さんによる作品です。

ゲームをしてばかりの悠斗は、2学期に体育でやるさかあがりを夏休み中にできるようになるため秘密の特訓中。帰り道に偶然ばったり出会った同じクラスの時生君は、サッカーチームに入るためにリフティングを10回続けられるよう努力しています。小学校中学年あたりからおすすめの一冊。

ウソをつくならばれないように、楽しいウソをつきなさい。えりこ先生は、宿題を忘れてしまったゆうすけくんにそう言いました。次の日から子どもたちは宿題ができなかったわけを考えてきて発表することになるという、ユニークな物語です。

4年生の夏休みにやりたいことを宣言した、筋ジストロフィーの親友。その願いのもと一致団結した少年たちは4人で冒険に出かけます。夏の匂いが濃く立ちこめる山あいの村で、死という確かで曖昧なものを共有しながら、めいっぱいいのちを謳歌する少年たちの夏の日をみずみずしく描いたさわやかな作品です。

1954年に誕生してから長く愛される絵本です。時の流れとともに移りゆく風景を、詩情ゆたかな文章と動きのある美しい絵でみごとに描きだしています。アメリカの絵本作家、バージニア・リー・バートン氏による傑作絵本です。

約5千年前に発明されたストローは、なぜ今、問題になっているのだろう。ストローの発明と改良の歴史・使い捨てプラスチックが環境や海の生き物に与える影響・解決策など、SDGsを考え行動するためのノンフィクション。ふりがなつきのため、幅広い年齢が読みやすい本です。

気が強くて優等生である小学4年生のおねえちゃんと、マイペースでちょっと不器用な小学2年生の妹つくしちゃん。妹の視点で、姉妹の日常を切り取った5編の物語。やさしく温かみのある挿絵がたくさん入った、小学校低学年にぴったりの読みものです。

ヒキガエルのウォートンが恐ろしいミミズクにつかまり、誕生日のごちそうとして食べられてしまうのか、という物語。小学校の国語の教科書にも、長い間取り上げられている作品です。1人で読むなら3年生ぐらいから、読んで聞かせてあげるなら5歳ぐらいからおすすめの1冊。