ナポレオンがよく分かる本のおすすめ人気ランキング

ナポレオンの生涯や著者の松嶌明男によるナポレオン論を、図を交えながら紹介。ほかにも、フランスに栄光をもたらし、新たな時代を切り拓いたナポレオンの伝説も収録しています。ナポレオンの出現によるフランス人の心性の変化についても学べるのが魅力です。

数々の研究によって明らかになったナポレオンの統治システムや、当時の社会の様相などについて解説。フランス革命が泥沼化するなか、救世主的に現われて瞬く間に権力をその手中に収めた彼の事跡を、歴史的背景とともに検証していますよ。あまりにも鮮やかな手腕に神格化されていたナポレオンの実像に迫ります。

時代に遅れているとも時代を先駆けてもいるとも評されるナポレオンが実際はどういった人物だったのか、その真実の姿に迫ります。若かりし頃の革命人士としての行動やエジプト遠征、プロバガンダのやり方なども解説されているのが特徴。ナポレオンというひとりの人間について、その生涯を多角的に辿れます。

ナポレオンが書いた書簡・布告・戦報のほか、語録などを集めた言行録です。長いとはいえないナポレオンの生涯ですが、彼はその人生のなかで多くの言葉や手紙を残しています。そんなナポレオンの言葉のなかから意味の深いものを選び、年代順に紹介しているのが特徴です。

革命と旧体制の対立として描かれることの多いナポレオン戦争について、異なる観点から追及しているのが特徴。ナポレオン戦争とフランス革命戦争を統一し、長期的な視点からナポレオン戦争を読み解きます。最新の考え方や知見なども用いつつ、ナポレオン戦争がはじめての世界大戦、総力戦であったことについても解明していきますよ。

「英雄」が指揮した戦闘のすべて。天才的軍事指導力で世界史の流れを決定づけたのがナポレオン・ボナパルトです。フランス革命戦争を皮切りに、52年の生涯で戦った数々の戦闘を合戦図を交えて詳述しています。

栄光を求め戦いつづけ、その名前から「荒れ野のライオン」とよばれた英雄、ナポレオンをメインに描いた1冊です。革命後のフランスを救い、ヨーロッパを征服していく様を学べます。巻頭8ページのカラー口絵には、博物館から取り寄せた所蔵資料や貴重な映像も掲載されていますよ。

劇を見ているように歴史がわかる人気のシリーズの第8弾です。ナポレオンの生涯を通して16世紀後半から17世紀前半のヨーロッパ史を紹介。革命後のフランスで彼がどのように皇帝になったのか、失脚に至るまでを含めて辿っていきます。

19世紀の文豪アレクサンドル・デュマ・ペールの父親であり、モンテ・クリスト伯のモデル、アレックス・デュマの伝記です。異色の将軍の数奇な人生を、綿密な調査で精細に描いた歴史読物。革命の理想を生きた軍神アレックスと、利潤追求のため奴隷制を復活させた独裁者ナポレオンという2人の将軍の対比が鮮やかに描かれています。

ナポレオンの治下において暴力はいたるところにありました。彼の時代に整備された秩序と、殺人者・泥棒・贋金造り・盗賊・密売人など、陰謀や無法者の世界が対立。ナポレオン自身が狙われた事件をはじめ、当時の犯罪事件を詳細に分析し、ナポレオンの時代を解き明かした1冊です。

18世紀末、コルシカ島出身の一軍人から皇帝にのぼった英雄ナポレオンと、その子どもたちについて描いた1冊です。2組の父子、そして一族は栄華と没落という数奇な運命を辿ります。革命と激変の時代に「ナポレオン」はどう生き、民衆に求められたか、ボナパルト家から近代史を読めますよ。

美貌と完璧なプロポーション、多くの愛人、エキセントリックな行動。皇帝がその奔放さにてこずり、そして最も愛した妹ポーリーヌの波乱の生涯を追います。もうひとつのナポレオン史です。

経済的に貧しい家から身を起こし、フランス革命後の混乱する情勢をまとめあげ、欧州全土の征服を試みた皇帝ナポレオンを描いた1冊です。世界一有名な「英雄」の波瀾に満ちた一生を、まんがで紹介しています。

フランス革命から続く動乱時代に数々の戦功をあげた、ナポレオンのすべての戦争を収録しています。詳細な戦闘地図や解説も載っており、彼がどんな戦いをしていたのかを詳しく知ることが可能。文章ではもちろん、視覚的にも理解を深められる1冊です。

1789年の大革命から1815年のワーテルローの戦いまで、ナポレオンの熱狂情念が巻き起こした相次ぐ戦争による混乱と怒濤の30年を描いた1冊です。情念史観の立場から、交錯する三つ巴の心理戦と歴史事実の関連を丹念に読解し、活写します。革命とナポレオンの時代を、情念史観で読み直せますよ。

ナポレオン没後200周年である2021年に刊行された、ナポレオンと柳の関連について書かれた本です。ナポレオンが生涯を終えるときにいたセントヘレナ島や、埋葬場所に植えられていた柳について解説。さらに、ナポレオンから視点を拡げ、西洋人と柳との関わりや田園墓地について触れています。

国家と宗教がせめぎ合う世俗化の時代、人間の最期をみとったのは聖職者か医師か。フランス革命以後、宗教が政治との緊密な関係を解かれ、文化へと接近していく過程を、鋭利な作品分析を通して明らかにしています。宗教社会学・歴史学・法学との対話から導かれる、近代ヨーロッパの批判的考察です。

ナポレオンI世の生涯や業績から、ナポレオンⅢ世の挑戦やI世との関わりを収録。フランス革命やヨーロッパ統一など、ナポレオンが抱いた夢やロマンについても描かれています。巻末に年表やボナパルト家系図を掲載しており、時系列を把握しながら読み進めたいときに便利です。

政治家や学者、冒険家に芸術家など傑出した人物たちの活躍により形成されてきた歴史を、人間ドラマを通して紹介。登場人物の視点から見るスリリングなストーリーが歴史ロマンへと誘います。議会と国王が争い、現在のイギリスの基を作ったイギリス革命、自由を求める市民が王政を倒したフランス革命を描いた1冊です。

革命によって傷ついたフランスをわずか15年足らずで再建したナポレオン。偉大な英雄と現在でも讃えられる彼の没落までの生涯を、豊富な図版とともに紹介しています。多面的な性格と歴史的位置とを、一面に偏ることなくバランスよく解説しているのが特徴です。

欧州を席巻した、ナポレオン軍の軍服をイラストで紹介している図版集です。軍服研究の集大成といえる1冊で、見て楽しむもよし、資料として手元に置くのもよし。軍服や軍帽だけでなく銃や小物入れ、馬具など細部まで描かれているのもうれしいポイントです。