専用袋不要の真空パック機のおすすめ人気ランキング【2025年】

専用袋不要タイプの脱気方式には、主にノズル式とチャンバー式があります。それぞれの特徴を詳しく解説するので、重視点に合わせて選びましょう。

鮮度をしっかり保ちたい場合は、脱気力が80kPa以上のモデルがおすすめ。一般的に、家庭用モデルは50〜90kPa程度が主流です。数字が大きいほど脱気力が高く、特に80Kpa以上のモデルは食品の酸化や冷凍焼けを防ぎやすいといえます。長期保存する場合や、塊肉など大きい食材の鮮度も保ちたい人に適しているでしょう。

一方で、保存期間が1週間以内の場合や、小分けして冷蔵保存する場合には、60kPa程度のモデルも十分候補になります。3,000円前後で買えるモデルが豊富なので、コストを重視する人もチェックしてみてください。

なお、動作音の大きさは脱気力に比例する傾向があります。夜間や早朝に使用する場合、80Kpa以上のモデルだと騒音が気になる可能性があるでしょう。時間帯を問わず気軽に使用したい人は、脱気力が控えめのモデルを視野に入れてください。

商品によって使用できる袋の種類や厚みに制限があるため、購入前に必ず確認することが大切です。指定された仕様以外の袋を使うと、空気が十分に抜けなかったり、圧着が上手くいかず真空状態にならなかったりすることもあるため注意してください。

指定される仕様は、主に厚みや素材、エンボス加工（凹凸の加工）の有無です。例えば、「厚み0.07mm以上」「圧着部がビニール素材のもの」「エンボス加工がされたもの」などの指定が見られます。指定の袋を定期的に購入できるか、低コストでまとめ買いできるかといった点を、あらかじめチェックしておくと安心です。