市販の袋が使えてコスパがよいの評判の、エラスティック フードシールド(JP 290)。ネット上の口コミでは高く評価されていますが、なかには「ボタンがわかりにくく、操作に戸惑う」「2日くらいで空気が入ってしまう」などの声もあり、購入すべきか迷っている人も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、エラスティック フードシールドを含む真空パック機8商品を実際に使って、密封性・真空性・使いやすさ・袋のランニングコストを比較してレビューしました。購入を検討中の人はぜひ参考にしてみてくださいね!
製菓・コーヒーの専門学校卒業後、スペシャルティコーヒー専門店にてバリスタとして7年間勤務。店舗ではハンドドリップやラテアートの講師も務め、味や香りへの繊細な感覚を磨く。マイベスト入社後はカフェで勤務していたこれまでの経験を活かし、コーヒー器具をはじめ、調理器具やキッチン雑貨、食品・ドリンク、ギフトアイテムなど、食まわり全般の商材の比較検証を担当。「ユーザーの立場に立って考える」をモットーに、日々の業務に取り組んでいる。また、焙煎士・バリスタとして現在も現場に立ち、実体験に基づいたリアルなレビューを届けている。
すべての検証は
マイベストが行っています
エラスティック フードシールド JP290は、ランニングコストを抑えたい人におすすめです。市販の袋が使えるので、1回約13円と高コスト。頻繁に使う場合でも、気軽に使えますよ。
ただし、ノズル式なので使用方法にはコツがあります。検証でパッキングしたステーキ肉と切り餅は、どちらも完全には空気が抜けませんでした。日数が経過しても袋内の空気量は増えませんが、傷みやすい食材の長期保存には不向きです。
ボタン表記はわかりやすく、操作自体は簡単なので、しっかり確認してから使用しましょう。操作手順は、写真付きの説明書や動画で確認できます。
価格は執筆時点で税込13,980円(公式サイト参照)。今回比較した商品のなかでは高額な部類に入りますが、袋代が安いので長く愛用するなら経済的です。低温調理や食材のまとめ買いなどで使いたいなら、ぜひチェックしてみてください。
エラスティック フードシールド JP290は、水分分離容器を内蔵し、水物・粉物・油物など幅広い用途に対応できる真空パック機です。
-80Kpaの吸引力で、より高い真空度を追求。専用の袋ではなく、真空ナイロンポリ袋やアルミ蒸着袋が使用でき、ランニングコストを抑える工夫もしています。
使い方は公式サイトに動画で掲載されています。食材ごとのコツもわかるので、使い方をチェックしてみてくださいね。簡単にまとめると以下のような流れになります。
奥行き14cm、重量2kg以下のコンパクトモデルなので、キッチンに置いても邪魔になりません。
清掃用チューブ・ノズル清掃具は付属しています。定期的に手入れをして、ノズル内に汚れが溜まらないようにしましょう。
購入後は1年間の保証つき。通常の使用での不具合は無償で修理・交換してもらえます。修理用パーツも通販で販売しており、長く愛用できますよ。
今回は、エラスティック フードシールド JP290を含む真空パック機全8商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
検証①:密封性
検証②:真空性
検証③:使いやすさ
検証④:袋のランニングコスト
まずは、密封性を検証します。
ステーキ肉を真空パックし、1日目・7日目・15日目の状態をチェック。袋が開いていないか、どの程度空気が入っているかを調べました。
ノズル式のため、完全に空気を抜くのが難しい印象です。最初からほんの少し空気が入ってしまい、7日後・15日後と日が経つにつれ密封性が低下していきました。
セット後に袋のなかで空気の通り道を作り、しっかりノズルが脱気できるように調整しましょう。生鮮食品の長期保存は避けたほうがよさそうです。
次に、真空性の検証です。
切り餅を真空パックし、1日目・7日目・15日目の状態を観察。空気の入り具合やカビの生え具合などを調べました。
パックしても多少空気が残りましたが、15日経過してもカビは一切生えていません。7日後・15日後に経過観察しても、初日より空気量が増えた感じはなく、湿気を避けたい乾物系の保存には向いているといえます。
次に、使いやすさを検証します。
mybestスタッフが実際にすべての真空パック機を使用。簡単に操作できるか・説明書はわかりやすいか・稼働音はうるさくないかなどをチェックしました。
使いこなすには慣れが必要ですが、操作説明はとても丁寧でした。説明書がカラー写真とイラストでまとめられていて、解説動画へ飛ぶQRコードも印刷されています。ボタン表記やシール完了までの時間を示すランプもあり、操作自体は簡単にできました。
ただし、慣れないうちは少し難しい印象です。食材をノズル付近に持って行く・袋を縮ませるなど、セット後も人の手が必要になります。食材ごとのコツも違うので、動画でよく確認するのがおすすめです。
最後に、袋のランニングコストを検証します。
付属の袋または規格袋の1枚あたりの値段を計算し、どのくらい経済的に使い続けられるかを調べました。
市販の規格袋が使用できるため、1枚あたりの値段は13円ほど。専用袋が必要な商品は安くても30円台なので、ランニングコストを抑えたい人におすすめです。
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エラスティック フードシールド JP290は、空気を抜くのに手間がかかるのが難点。慣れれば問題はありませんが、不器用な人でも簡単に真空状態にできる商品をご紹介します。
コールマンジャパンのフードセーバーは、密閉性・真空性に優れた商品。パックして15日が経過しても、空気が入らず食材にカビも生えませんでした。専用袋は75.3円と割高ですが、キャニスターなどの付属品も充実しており、幅広い食材を新鮮に保存できますよ。
オーム電機の密封パック器は、脱気からシールまで自動でできます。日数が経過するとわずかに空気が入りますが、生鮮食品でも10日程度なら問題なく保存できるでしょう。ボタン3つのシンプルなデザインなので、操作に手間をかけたくない人におすすめです。
サイズ | 幅41.3×奥行16.4×高さ10cm |
---|---|
本体タイプ | 吸引溝タイプ |
幅 | 41.3cm |
奥行 | 16.5cm |
高さ | 10cm |
本体重量 | 2kg |
容器タイプ | ロール、バッグ、キャニスター |
集水タンク搭載 | 不明 |
ロールカッターあり | |
ロック操作 | 片手でロック可能 |
専用袋サイズ | バッグ:20×28cm、ロール:28cm×3m |
モード種類 | その他(汁気を含む食品、汁気の少ない食品、飲みかけのワインなどのボトル)、脱気・シール(自動)、脱気(手動)、シールのみ、キャニスター |
シール時間調整機能 | |
専用袋幅 | 不明 |
専用袋長さ | 不明 |
専用袋素材 | バッグ、ロール:ポリエチレン/ナイロン/ポリオレフィン |
シール可能幅. | |
液体対応 | |
粉物対応 | |
油物対応 | 不明 |
脱気力 | 不明 |
シール可能幅 | 不明 |
袋1枚あたりのコスト | 81円(バッグSの場合)、98.8円(28cmロールタイプの場合) |
操作音 | 不明 |
特徴 | 不明 |
フードセーバー V2240をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
サイズ | 約38.8×14.5×7.7cm |
---|---|
本体タイプ | 吸引溝タイプ |
幅 | 38.8cm |
奥行 | 14.5cm |
高さ | 7.7cm |
本体重量 | 約1.15kg |
容器タイプ | ロール、バッグ |
集水タンク搭載 | 不明 |
ロールカッターあり | |
ロック操作 | 両手でロックする必要あり |
専用袋サイズ | 20cm×3m、28cm×3m |
モード種類 | 脱気・シール(自動)、シールのみ |
シール時間調整機能 | 不明 |
専用袋幅 | 不明 |
専用袋長さ | 不明 |
専用袋素材 | ポリエチレン、ナイロン |
シール可能幅. | |
液体対応 | 不明 |
粉物対応 | 不明 |
油物対応 | 不明 |
脱気力 | 約50kpa |
シール可能幅 | 28cm |
袋1枚あたりのコスト | |
操作音 | 不明 |
特徴 | 不明 |
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